| 浅間山の外輪山稜. 黒斑山・・上信.奥上州周辺Top 北軽を起点に車坂峠から浅間山外輪山稜の黒斑山を周回する。翌日は北軽で薪作り. 2010年07月18~19日. L見.m鈴木.黒岩.松村. 車坂峠で合流.北軽通いも今年で3年になる。北軽ではS邸を中心にして黒岩嬢に合わせ.何時も4~5時間ほどのハイキングを楽しんでいる。 今回は見城先輩と車坂峠で落合い.浅間山外輪山稜の黒斑山に登ろうと提案があり.北軽へは蛇骨岳の裏コースを下ることにした。 山行後のファイヤーは何時もながら心地よい。山中のエピソードが話題となり.何時も酒盛りは呑み飽きるほど続いている。 梅雨明けから3日目.強い陽射しを浴びた上信の黒斑山に登り.下りは落葉松林の美林を抜ける素敵なコースで変化にも富む。 又翌日は冬期に備え薪割りに専念した。 西面からの裏妙義山塊 右景.下り横川(松井妙義)PAより.7:50表妙義山塊 左景7月18日(日).快晴 jr御徒町5:07=東武池袋.急行5:30=6:18若葉.St氏と合流=鶴ヶ島IC=小諸IC.チェリーパークライン=9:00車坂峠. 碓氷峠周辺 何時もより早めに東上線若葉駅で同期Sと合流.滝島先輩から野菜の差し入れを受け取る。ダンボール2箱に畑から採りたての野菜が色々詰っている。 美味い野菜があれば炊事は如何にもなる。山行後の湯舟とファイヤー.日が傾けば酒を片手に炎を囲む姿も乙なものである。 順調に信越道横川PAで1本。PAの南南東方面には昨年の春に訪れた裏妙義山塊が姿を現し.丁須の頭が鋭利な角度で望まれた。 何時ものメンバーで登った頂稜には相変わらず朝霧が漂い岩峰の風格を現わしていた。 PAから碓氷峠越えの高速道は送電線西群馬幹線と暫く並行するよう走り.50号鉄塔付近で強大な送電線が驚くほど真近から仰がれた。 弛む送電線は車窓からは圧巻する近さだった。何時ものことだが何故だが判らぬが.この巨大送電線に惹かれ感動させられている。 西群馬幹線は奥多摩.上信国境尾根沿いに佐久を抜け北上してゆく。高速道は妙義山を左へ大きく回り込み.小諸から千曲川沿いに抜け分かれている。 幾つか隧道を潜ると赤岩.烏帽子岳と裏側からの側稜が見上げられ.谷急山が近づく。ここは赤岩の上で山径を塞ぎ昼食を摂り. 谷間を覗き込んだ高速道だった。今朝は車坂峠を目指し.小諸へと抜けようとしている。 高速道から裏妙義山と西群馬幹線の鉄塔群八ヶ岳連峰から北八を越えての山並 チェリーパークラインより.8:53小諸ICの十字路を左折し広域農道の浅間サンラインに入り.軽井沢方面に戻り気味に向かっている。 小諸,佐久の街並が八ヶ岳の東側山麓に広く眺められ.連なるのは北八の峰々。 高津屋隧道を潜った所に車坂峠への標識があり.従い右折さえすれば県道チェリーパークラインに入いり.車坂峠に登り辿り着く。 既に多くのハイカーで車坂峠の駐車場は満杯だった。狭い路肩に駐車を求めるほど混んでいた。 車坂峠へはそれぞれのシーズンにJRバスと千曲バスのバス路線があり.(しなの鉄道佐久平駅=高峰高原間)を1時間05分で結んでいる。 高度を上げても朝方の陽射しは強く.舗装された路面の照り返しは更に茹だる暑さを伴なっている。車外で待つと眩みを感じさせられた。 真ともに路面を見詰められぬほど喉が渇く。30分程待ち.程なく見城先輩と黒岩嬢が峠の向い信州側から登り詰めてきた。 浅間連峰案内図 車坂峠にて車坂山へ 峠から車坂山へ.9:46黒斑山表山道・・蛇骨岳の裏コース 9:00車坂峠.K氏.K嬢と合流:40一10:10車坂山:20一10:50槍ヶ鞘11:00一11:35黒斑山一11:40大13:00 一13:30蛇骨岳.裏コース一14:30水平道.落葉松の森:35一14:45中コース分岐一14:50車坂峠=買物16:00北軽井沢S邸 ・・車坂峠へはJR.千曲バスで(しなの鉄道佐久平=高峰高原)1時間05分. 入山 樹林帯の表稜線コース. コブの車坂山を越え.2本目で槍ヶ鞘にでる。木洩れ日を綴る尾根の陽射しは強い。 その灌木帯を潜り抜け登る。陽溜りとの明暗が眩し過ぎサングラスを掛けた。数年振りに掛けるサングラス.度入りのサングラスは新調したばかりだった。 年の割に近眼も老眼も進んでいる。これから釣行に山行へと頻繁に使うことになろう。強い陽射しに凄く楽になる。 西北西の上信国境を望む ![]() 高峰山.三方ヶ峰.晴見岳.遠く烏帽子岳と微かに見える湯ノ丸山. 水ノ塔山.龍ノ登山. 手前が車坂峠.右が高峰高原.アサマ2000スキー場・・10:21 鞍部からガレ場となり尾根伝いに登ると背景に目を向けるなら.開かれた眺望は遥か遠く.上信国境の円やかな山々が連なり望まれる。 高峰山と篭ノ登山(かごのとやま)の双耳峰の間に湯ノ丸高原が同じような丸みを持ち.重なり広がりを見せている。 その左肩にちょこんと頭をもたげているのは烏帽子岳。 一昨年丁度同じ頃に登った池ノ平も.高峰高原よりの中央の左片隅に姿を現している。 あの日も高原に涼を求め.林道上のスキーゲレンデを縫い登っている。その奥の湯ノ丸山との鞍部に.山陰で見えぬ登山口の地蔵峠にでる。 槍ケ蛸で1本.10:51トーミーの頭と浅間山 分岐から巨大な浅間山2568mを仰ぐ.10:55第一火口壁 車坂峠から連なる尾根径の背の低い黒木林を抜けると左手には外輪山山稜が連なり.若い針葉樹林に被われる狭い尾根径を辿っている。 右手に倒木帯が広がり.抜けたその先の避難用シェルター2棟脇を過ぎれば赤ゾレノ頭にでる。 長閑な山肌に思われた黒斑山は赤ゾレノ頭に立つと頂稜の東面は非対称山稜となり.また別の山の顔をも見せていた。 第一火口壁の鋭い岩壁群が垂直に落ちる谷間を築き.帯となり連なっている。頂稜は荒々しい外輪岩稜の山肌を構え屏風がそそり立つ。 視界が一気に開けた。第一火口壁の対岸には外輪山に囲まれ.更に大き過ぎる浅間山の雄姿が君臨し仰ぎ見上げられた。 浅間山の頂台地には大空に白雲を棚引かせ.湧く積雲が盛り上がりを見せている。中央左肩付近からの噴煙と交わし.更なる膨らみをもたらしていた。 よく見詰めると小さな噴煙の塊りを巻き上げる上昇現象が眺められ.積雲も少しずつ膨らみを持たせている。雄大積雲になりそうだ。 穏やかで大きな起伏の剣ヶ峰.前掛山.浅間山と南北に連なる山波が目の前に開かれた。外輪の山稜と並行して連なり望まれた。 その間には深く第一火口の谷底が見下ろされていた。賽ノ河原から池ノ平へと大きく広がる谷底には夏草と緑深い樹葉が山裾が染められ. 広い平地に見えるパッチワークの笹原が埋め尽くされていた。 黒斑山西面の落葉松林 槍ヶ鞘.避難用シェルターより.10:58落葉松林 シェルターの手前から仰ぐ黒斑山西面の山肌は穏やかな落葉松林の深い森の斜面に覆われいた。 樹林被う落葉松林のびっしり詰まった緑の絨毯が黒斑山の山肌をも覆っている。それも一面に敷き占められた落葉松林.驚き見上げる私がいる。 頂点からこれだけ広い範囲に落葉松だけが一面に覆い茂っている。 岩稜の例えでなく.又ブナの森でもない。落葉松林に圧倒される風景だ。アップすれば1本.1本の立木はかなり大きい。 その落葉松が絨毯の如く緑の斜面を築き.気にすれば唖然とするばかりの風景が広がりを見せていた。 下山ルートではこの斜面の裏側中腹を絡むよう.落葉松林に綴られた山径を延々とトラバースして下っている。 今見下ろしている落葉松林のこの雄大な帯が裏側の西斜面にも連なり.落葉松の樹海から見上げながら歩むことになった。 トーミーの頭2298m 北面から臨むトーミーの頭. 賽ノ河原にでる蛇堀川の谷間.11:14高山植物 山径には所々.アヅマシャクナゲが群生している。5月の開花時期にはさぞ華やかに咲き競っていたのだろう。 今は既に咲き枯れた無残な姿で残されている。強過ぎる陽射しに高山植物は数も少なく影を潜めているようだった。 夏花の開花が遅いのか.変わり目か。 足元には黄色に白い花弁を添えた小さなハクサンイチゲが.間を開けるよう小さくまとまり咲き添っている。 浅間山が大分見下ろせるようなる 外輪山稜.11:29トーミーの頭で中コースと合わさり.灌木混じりの外輪山稜を歩む。 右手に分ける草すべりの山径は急激に高度を落としている。外輪の壁岩を見下ろすと深い鉢の谷底には湯ノ平の笹原を覗き込む。 緑深い樹海に草色に変えた笹原が点々と広がっている。対岸は樹海から岩石の山肌を積み重ね.頂点の浅間山と結ばれていた。 梅雨明けの紺碧の空. 閉ざすもののない広さに大空は両手を広げるよう横たわり.仰ぐ空は夏色の淡い蒼さで深く染め尽くされていた。 豪雨続きの梅雨前線で開けた空。今年初めて見る入道雲が白雲を湧.噴煙と重なるよう望まれた。 刻一刻と更に膨張した積雲は雄大さを増させ.湧き上がる白雲には白過ぎる光煌めきが放された。
黒斑山 黒斑山は第一火口壁の中では一番高く.目の前に聳え立つ浅間山も.ここからは以外と高さを失っている。 と云うより黒斑山の方が以外と沢底が足元に深く開け見下ろされるためだろうか? 高度を稼ぎ.頂点に立つ気分を味わさせていた。 この小広い頂には大勢の登山者が陽射しを避け木陰に寄り添い.グループ毎に食事の輪を描いている。 朝4時に朝食を摂り空腹感を感じ始めていた。もう11時半になる。 人で溢れる頂から少し黒斑山を越え.径脇外輪山側の岩壁上に憩いの場を見付け.その場から逃げている。 ここは立木1本もない陽射しの強い場所.真向かいには壮大な浅間山。足元は外輪の壁が谷底までストレートに岩肌を落としていた。 猛暑に耐えなければならない場所だった。ただ折角訪れている。浅間の外輪山でゆっくり展望を楽しめる場所が欲しかった。 今日は北軽泊まりで初めての浅間山.2時間休んでもよい場所にいる。最初はコンビニの結飯で済ませる積りがコンロを持ち込んだ。 結飯だと30分程で下ってしまう恐れがあり.蕎麦が駄目だと云う彼女に合わせ.うどんを調理した。 今回は力うどんに生卵と揚げ玉.それ以外にほうれん草とネギを加えた。近頃うどんも飽き始めていたがそのためコンロを持参した。 次回ソウメンにしようか? 適当な所があればよいが。 嬬恋のキャベツ畑 蛇骨岳山頂より.13:21蛇骨岳で最後の浅間山を望み.裏コースにルートを取る。浅間の広大な山容が積雲を呼び込み。入道雲が山との大スペクタルを描き出していた。 又その背の山麓に広がる嬬恋のキャベツ畑も見応えがあった。夏雲湧く大地に見渡す限り.キャベツ畑が広がっている。 一昨年は嬬恋のキャベツ畑の中を抜け.湯ノ丸高原池ノ平を往復している。その印象が強かったせいか? バックに選び写真を撮ってみた。 ![]() 山頂の整備が遅れ閉鎖されていた奥コース口.13:24 入口に通行止めの板切れとロープ2本が渡っている。登山道は2009年12月現在.整備不良で通行止になっている。 ただ想像するに表コースの整備を基準にしているらしい。登山道は小径で窪地の橋が幾つも崩れ改修されず通行止になった模様。 その2本のロープの間を潜り下山した。 落葉松林に入る.13:48癒しの蛇骨岳の西山腹 落葉松林と笹覆う森.14:29落葉松の森 14:29どうと云うことのない登山道だが表コースと比べれば荒れている。他のハイカーと擦れ違わぬのが1番よい。 又入山と対比できる登山道だった。本当の私の希望は大岩に潜むヒカリコケを見定めたかったが分からなかった。 水平道にでて笹被う山腹の落葉松の森に出会う。下って登りと違う風景を見付けだしていた。広大な原生林の落葉松林が車坂峠まで続く。 落葉松林の斜面は黒斑山の頂へ.又裾の斜面も更に延々と麓へ広がっている。そこは癒し憩う山腹道が綴られていた。 車坂峠の信越道から吾妻街道へ 峠から登りとは対面になる火山灰が被う裸土の林道を下る。東京は今日36℃を記録した。 朝方信越道.佐久で25℃.チェリーパークライン上部で23℃まで下がっている。ただ陽射しは強い。じっとしているだけで汗が垂れ落ちた。 田代湖への下りでは土塵舞うも窓を開けた。埃が舞い.車体を火山灰の塵砂が被うも.自然の風の方が時として心地よい。 (車坂峠=浅間広域農道=大笹北軽井沢線=R146.北軽)・・山と高原10「浅間山.軽井沢」 S邸にて.19:59北軽 夕方.47年度卒の北軽に住む立松君を誘い訪れている。田島.金城.大原君と同期.私が卒業してからの後輩になる。 東京での用事を終えと.とんぼ返りで帰ってきた。嬬恋村インターブリター会に属し.明日は万座へ登山の下見にでると云う。 酒とギターを好む好青年でもある。 雷雨でファイヤーも早めに諦めたが山荘では又榛名の蔵「船尾ノ龍」と云う紫崎酒造の清酒を呑む。 生酒を呑む間もなく.岩魚の骨酒に全部が替わってしまっていた。黒岩嬢の近く吉岡市の酒.やや辛味のある酒のようだ。 彼女の隣住まいの主人は毎年.秋田へ渓流釣りに出掛けている。今年も岩魚のお裾わけを頂いた。今日の為冷凍した魚を下ごしらいし焼いて頂いた。 今回も2度手間で私の口に入ったと聞かされた。頭から齧る岩魚と骨酒を呑む。嬉しい贅沢な口となる。 骨酒の熱燗は強い香りの酒に浸っている。1升呑み.後はほぼストレートの角ビンが添えられた。 真水も飲まず.ただでる酒を口に運んでいようだった。コップに酒がなくなれば又でてくる。山より酒にバテた? 7月19日.快晴 北軽山荘11:50一高崎IC=鶴ヶ島IC=14:50若葉.急行15:01=15:45池袋. ![]() 別荘裏での薪作り.10:08 テラス下の薪置き場.11:00 チェンソー 一宿一飯の恩義を感じ.今回は鈴木が薪割り用にチェンソーを持参した。 燃料はオイルとガソリンを1/25に調合.幹20㎝前後の半ば涸れた立木を白樺と共に2本切り倒す。小さなチェンソーは馬力が弱く生木に苦労するも 切る心地はよい。タンクが小さいのか燃料は以外に早く消失した。ただ鋸.鉈より薪作りの能率は抜群によい。 昔吾妻「家形ヒュッテ」では営林署の許可をもらい.積雪期用に前もって赤ペンキの印を付けたツガの生木を何年も鉈で切り倒していた。 立木に向かい交代で鉈を持ち.掛け声と共に谷間に切り倒す。最後の一撃に感動させられている。 押すと根元が軋み.ドーンと倒れた倒木は地響きと共に土埃を上げバウンドした。その後は人海戦術で鋸と小鉈が活躍した。 全てが手作業.薪になるまでが長い。その時とは全く違った感覚が電動を持つと体を動がしていた。 何しろ電動の切れ味は早い.労力も省けスカッとする。一度チェンソーを持ったなら誰もが鋸は使わなくなるだろう。 3連休で昨日の午後は軽井沢ICを降りるのに大渋滞したとT君は高速道から降りえず.佐久ICに回り道をしながら北軽へ戻っているた。 二度上峠を下ることを薦められ.早めに正午に山荘を発つ。烏川を下るにつて気温は上昇し暑くなった。 クーラーを点けるも車内は利かなくなる程暑い。東京に近づくにつれ気温は益々上昇し.花園付近では瞬間39℃を記録。 往路は鶴ヶ島ICから小諸ICまで料金¥1100.復路は高崎ICから鶴ヶ島ICまで¥900に減額されている。 昨年は確か通勤時間帯で¥1000だった。運転するSも料金計算が分からぬと確か一昨年も違っていたと思ふ。 何故だが分からず.暑く蒸す東上線.若葉駅で解散する。 |