草津白根山. 吾妻山・・火山噴火情報

    草津白根山噴火情報
   南西方面から小坂丈予氏撮影.1982.12.29

    草津白根山
   北側から気象庁撮影.2010.04.13
    手前から水釜.湯釜.涸釜

    湯釜全景
   同南側から.背は横手山.遠方は岩菅山

    噴火状況
     草津白根山では気象庁が運用を開始した2007年12月01日から噴火警戒レベル1が設定されている。
   2011年(h23年)03月11日の東北地方太平洋沖地震以降.湯釜の北側3kmで地震活動が活発化。

     2014年(h26年)3月から湯釜周辺で火山性地震が増加し.4月頃から僅かではあるが山体の膨張を示す変動が観測されている。
   4月10日に半径500m域内のごく小規模な火山灰の噴出がでて.警戒を呼びかける噴火予報が気象庁により発表された。
   そして6月03日には草津白根山噴火警戒レベル1(平常)レからベル2(火口周辺規制)に引き上げられた。

     草津白根山では火口.湯釜から1km以内の立ち入りが制限される。
   即日群馬県は国道292号の草津町殺生河原駐車場前から嬬恋村万座三叉路までの8.5kmを通行止めにし,
   草津町と嬬恋村は第2次規制区域内の登山道を立ち入り禁止にした。

    草津白根山周辺.国道29号線通行規制
  

  
    2007年(h19年)12月01日より草津白根山.噴火警戒レベルに対応した規制開始。

  

    草津白根山周辺の酸性河川
   火山土地条件図
    気象庁人地震火山部火山課火山監視,情報センター

     1964年より湯川及び谷沢川の中和事業が開始される。この中和工場の稼働により.早くも湯川下流で水中昆虫やウグイの生息が確認されている。
   更に中和された水を利用した発電や灌漑も可能になっている。1985年には香川中和工場も完成し.大沢川にも石灰の投入を行っている。

    2014年の夏山・・鳥海山→上信岩菅山→本白根山登山

    上信岩菅山
     今年に夏は貿易風の南下が続き,日本上空は全土で前線が居座る気圧配置を示していた。日毎に変わるゲリラ豪雨は鳥海山を断念させている。
   この豪雨のニュースは後日草津温泉のテレビで知り.鳥海山に入山して入ればこの災害に遭遇していたことになる。
   それではと見城先輩に宿を頼み込み.昨年の4月.豪雪で登山口までも行き届かなかった岩菅山に目標を改めた。

     ただ先輩の情報によると気象庁は今年6/3日に.草津白根山は火山周辺警報(レベル2)の規制を発表。
   7/28日現在.草津市は国道292を歩行を含め全面通行止。白根山レストハイスは閉鎖.駐車場を含め駐停車全面禁止区間を設けている。

     岩菅山には前線による雲が掛かり.登山口まで国道の規制は現地に入り.9時〜17時に緩むが再び望む岩菅山は時間的に変更せざる得なかった。
   頂を踏むだけの山行は可能だろう。ただもう皆若くない。焦る山行を諦めている。

    上信越本白根山
     当日8時に規制は緩和されたが他の規制は変わらなかった。規制看板は目立つよう登山口だけでなく,幾つの山径にも掲げられていた。
   最後のルートはその境の自然歩道から22日は芳ケ平湿原をピストン.翌23日は殺生Pから大きく山腹を巻き.本白根山を周回することにした。
   そして一昨年登った四阿火山帯を登った裏側から望む。芳ケ平湿原と本白根山

   2014年11月17日.木曽御嶽山で火山噴火する。レベル3を記録し.観光客,登山者に甚大な被害をもたらされた。平成26年10月・・御嶽山噴火
   2016年06月・・草津白根山では地殻変動などが観測さて.噴火レベル1から2に引き上げられる。

   2018年(h30年)01月23日午後・・本白根山の鏡沼付近.少なくとも2ケ所から噴火.水蒸気噴火の可能性強し。
   1月23日14時頃テレビの臨時速報最初の映像

     1月23日,本白根山鏡池北火口(鏡池北火砕丘)付近で3000年振りに水蒸気噴火。
   陸上自衛隊員が訓練中.噴石の強打を受け死亡.隊員7名に.スキーヤー4名が雪崩に遭い負傷.レベル3に引き上げられた。

     ・・この山域には2014年8月23日に殺生河原Pから本白根山を周游している。その折鏡池の東側山腹を巻き.
   背稜を北側から北火砕丘付近を回り込み.中央火口から本白根山に回り込んでいた。

     本来なら当日は鳥海山を目指していたがゲリラ豪雨の予報を聞き.出発前日に急遽草津の別荘から岩菅山山行に変更している。
   現地草津に入り火山周辺警報レベル2から道路通行止が時間規制の9時〜17時と緩むがも山と時間との競争になるため再び諦めている。
   そして登山規制の外枠の境をなす芳ケ平湿原ピストンと殺生河原Pから鏡池を回り込み本白根山に至るコースを改めて選んでいた。

    噴火地図
   早川由紀夫氏の火山ブログより

     紫着色は火砕流. 振子沢から青葉山に駆け上がったのち.入道沢に入って1.8kmまで到着した。直径1mの噴石も草津白根山駅.
   小さな太いオレンジ線は火山弾の到着は範囲。500mまで。黄色い線は火山灰が降った範囲。
   2つの大きな細い円は割れ目火山の東西両端から半径2kmで入山規制がなされている。外側の天狗山.御成山のゲレンデは再開している。

    災害対策用図(草津白根)
   国土地理院が災害用に作成

     「湯釜」ではなく.気象庁は3000年間活動していなかったと考えられる2km南の「鏡池」付近に事前の現象もなくレベル1としていた。
   2014年の御嶽山の噴火を契機に「噴火速報」が導入されたが発表できず。

     吾妻山火山噴火情報
  

    噴火状況
     2014年(平成26年)12月12日.吾妻山に火口周辺警報「噴火警戒レベル2 火口周辺規制」を仙台管区気象台が発表。
   小規模な噴火の可能性。大穴火口から500mの範囲では警戒が必要。噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げる。

     吾妻山では本日(12日)06時21分頃.継続時間のやや長い火山性微動が発生し.火山性微動発生後,火山性地震は増加傾向となっています。
   また浄土平観測点(大穴火口の東南東約1km)に設置している傾斜計では.火山性微動に伴って西(火口方向)上がりの変化がみられました。

     以上のように、吾妻山の火山活動は活発化しており.今後小規模な噴火が発生する可能性があります。
   大穴火口から概ね500mの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要。

           

  

  

     2014年12月12日.吾妻山大穴火口で34分にわたり火山性微動が発生し.マグマ.水蒸気噴火の恐れあり.噴火警戒レベル2に引き上げる。
   今年に入り6/3日草津白根山.11/20日阿蘇山はレベル2に引き上げられ.9/27日には木曽御嶽山噴火.甚大な被害をもたらしている。
   蔵王でも兆候がでてきた。更に12/16日には十勝岳がレベル2に引き上げられている。

     2015年05月07日には気象庁地震火山部は箱根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2.火口周辺規制)を発表。
   火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性が大であり.冠ケ岳大涌谷の半径約300mの範囲に避難指示した。
   今日現在.日本列島はレベル2.3の火山が10存在し.2011年03月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響によるものか? とも考えられている。