| 玄倉山神峠で濃霧に遭遇し下降ルートを考える? 見上げる上部はに゙スが舞い.伊勢沢ノ頭の登り返しが億劫で.近場の鉄塔管理道へ下る―伊勢沢を下り.落合林道から玄倉集落に戻る。 白井平から玄倉ノ野を経て山ノ神峠 鉄塔管理道から伊勢沢を経て.送電線落合線から落合林道.玄倉へ・・峠で出会った青年 玄倉山神峠.落合線41号鉄塔 大垣から下り.41号鉄塔と真下が山神峠.12:40鉄塔管理道.落合林道 12:40(41号鉄塔)大13:10一山神峠13:15一13:48(39号鉄塔横)一13:56伊勢沢の沢底一14:10伊勢沢出合 一14:25蕗平橋:40一集落経由一15:40玄倉bs. 大ブナ954mから落合線(玄倉川第二送電線の管理道路.鉄塔巡視路の41号鉄塔にでて.足元の薄暗い山神峠で休まず. 明るい視界の利く基部で昼食を摂り.峠に下りている。鉄塔真下の基部.木留め段に坐り.左右に架かる送電線を見渡す。 .アッチ沢と小菅沢を見下ろしながら贅沢な展望を得て.遅い昼食を摂っていた。 プラ容器にご飯とレトルトカレーを詰めてきた。空腹感を感じ.まず食わねばと。ポカリから茶に飲物も変え.気分だけ少し贅沢に。 過って雨山峠から鍋割山に立ち.後沢中間尾根を下っている。山神峠にでるまでの玄倉経路では巨樹の崩落に伴う土砂崩れに出合い散々な目に合っている。 漸く山ノ神峠にでたものの.峠からの展望は霞み強く望められなかった。今回山神峠に降り.幾らかだけでも視界に恵まれた。 低山でも深い山並の豊かさを改めて知ることもになった。玄倉川第二発電所からの送電線の鉄塔が点々と眺められもした。 玄倉川及び支流上流側 玄倉沢上流を望む・・41号鉄塔基部より.12:43アッチ沢と上流側の板小屋沢.ツメは檜岳。中央正面は伊勢沢ノ頭北尾根の末端台地.698m点コブ。 コブの右肩を越えた裏側(北)が玄倉湖.玄倉ダムになる。その右脇に建つのが玄倉沢第二発電所。遠方は霞む丹沢山. 久し振りの山登りで.行程は捗らなかった。その上.天気は崩れ気味.南東尾根を下る積りでいたが伊勢沢ノ頭は既にガスに包まれ灰色の世界。 馬力で後一頑張りれば踏み跡は確りしている。寄に下るか? それよりゆっくり西側の谷間を見下しながら鉄塔管理道を下り. 落合林道から玄倉へ戻るか? 思案のしどころ。食事を摂りながら下るルートを考える。そして山神峠に降りる。 アッチ沢源流側 左半分アップ・・698m点コブと42号鉄塔.玄倉第二発電所 送電線落合線はこの鉄塔基部から北上し.698m圏コブで右肩を越え.コブの裏側の玄倉湖.対岸にある玄倉第二発電所と結ばれている。 玄倉第二発電所(神奈川県企画庁)の出力は2900KW。熊木ダム(堰高14.9m.重力式コンクリート)の貯留水を利用。 水路式で水圧鉄管は有効落差175.55m。 送電は6.6KVから66KVに昇圧され.玄倉線(玄倉第一発電所の電力)と21号鉄塔で合わさり.落合発電所に送電さ. .東電の落合線送電線網と繋がれる。放流水は玄倉ダムから導水管に乗り.玄倉第一発電所で再び運用されている。 又玄倉第一.第二発電所ができる以前にはユーシンに農林省管轄の丹沢治山水力発電所.28KVがあったらしい。 伊勢沢ノ頭・・小菅沢源流側 山神峠,南側の鉄塔群.12:45逆の送電線の霞む遠方は秦野峠林道が横断するブッシュ峠と日影山 鉄塔管理道の上部中腹には伊勢沢ノ頭西斜面旧径路あり.山神峠直前の右俣は崩壊が激しいガラ場で.大きく欠け落ち,通行は不能。 鉄塔管理道を辿り.伊勢沢左岸よりから大菅沢左岸の巡視路を巻き.旧径路に戻るか? 鉄塔管理道沿いに下るルートになる。 山神峠からの鉄塔管理道 小菅沢源流の左岸より手前の30号鉄塔は山神径路と鉄塔管理道の分岐 落合線(玄倉川第二送電線)の41号鉄塔から40号.39号.38号鉄塔が見下ろされる。38号.37号鉄塔間に伊勢沢が流れ. 横切れば35号鉄塔からは真下に蕗平橋が見下ろされた。伊勢沢を詰めると伊勢沢ノ頭. 越えれば裏側の寄沢へ下りられる。 山神峠 短い参道階段上の木祠.13:11巨木の御神木に守られている山神様と水神様 玄倉山神峠 峠にでて木祠をお参りしていると寄から登ってきた単独行の青年に出会う。 彼は山神径路から雨山沢に出向く予定でいたらしい。それが最初のガラ場でつまずき峠に戻ってきた。 西側に下るのは初めてのようだ。小菅沢右岸径路を尋ねられた。戻ってきた力量だと少し難しく思われた。 山神径路(右岸径路)は規制になってからは入るハイカーも少なく.ガレ場の崩壊は更に進み荒れ模様。最近何度か通った人の記録を読む。 下るべきルートではなくなったとある。又ルートは沢底に取った方が楽だとも。山神径路を希望する彼に.そのまま説明した。 私は伊勢沢ノ頭を越える積りだったが眺望が利かなくなり.諦め鉄塔管理道に入り蕗平橋に下ると説明する。 谷沿いに下るのは私が選んだ鉄塔管理道以外見当たらなかった。私も初めてのルート.共に下ることになる。 青年を見ていると改めて若さの素晴らしさを肌で感じている。況して私はこの頃急に体力が衰え始めていた。 言葉数少なく語る彼。同行を求めた訳でもないがその言葉を信じ.私に付いてきた。彼をトップに立たせ.私が後を選ぷ形を取る。 小菅沢源流 落合線鉄塔巡視路に乗る.13:3640号鉄塔基部で右手に蕗平橋に至る小菅沢右岸径路を分け.基部の左端から鉄塔管理道に入る。初めは取付きが分からず. 分岐を少し右を取り.対岸に刻まれたルートを見付けだし.左岸源流の小沢をパイプ階段で下り返し.長い階段を登っている。 小菅沢上流側左岸に建つ39号鉄塔.13:43「本流は源流の下部から程よく下っていれば堰堤は多いが楽に下れる沢。枝尾根も上手く利用すれば簡単に本流から蕗平橋に下りられるだろう。」と 彼に伝えると彼は頷いた。それを見て35号鉄塔まで至らなくとも.途中から下ると判断し.彼に任すことにした。 伊勢沢左岸尾根に建つ38号鉄塔.13:46彼は黙々と進み.悠著に写真を撮る間もなくなった。緩やかな水平歩道に入り.右下に39号鉄塔を臨むと続く38号鉄塔が前方に現れる。 次に伊勢沢を横切るのが一番のポイント.流心が落ちる沢底に降りている。時折立ち停まっては進んで行く。 間が空き立ち停まると.私は「上!左へ!」と声を掛けた。 38号鉄塔から伊勢沢への下り.13:53伊勢沢の沢底 背の小尾根は屏風の側壁.13:56伊勢沢 38号鉄塔基部の伊勢沢右岸尾根にははっきりした踏み跡が付いている。下れば尾根末端は小菅沢と伊勢沢の出合にでる。 彼はそこを通過し伊勢沢を横切っている。尾根を越えた伊勢沢は上流側が扇状に広く塞がるよう岩壁を築き.幾つもの細い美滝を抱えていた。 1/5万地形図に描かれた850m付近のガラ場。見惚れて運悪くカメラに納めるのを忘れている。この上を横切るのが伊勢沢ノ頭西斜面経路になる。 沢底へは南側に偏り.急段地から沢底に下るとパイプ階段が現れる。一見何ともない階段だが途中で途切れ.下段のパイプは中に浮く感じで切れていた。 彼の指図で左に巻き.残置ロープで降りる私。距離は数mと短い。降りた沢底は対岸に側壁が連なり.幾らか沢沿いから下るようなる。 結局35号鉄塔まで行かずに彼は降りた。更にコースを短縮することになるがもう私もどっちてもよかった。 残置ロープあり.13:58左岸尾根の山腹を大巻きし.左岸沿いの小起伏を下る 明るくなった伊勢沢下部 右手に落ち込む伊勢沢に入る.14:09伊勢沢左岸の側壁が切れ.尾根を巻き気味に残置ロープに揺られ登り.小豆畑沢右岸尾根を越さず.伊勢沢側に西北西に膨らむ枝尾根に入っている。 そして谷底へ下れば草付きのモーレンにでて.伊勢沢本流に合わさった。急に明るさを増し.本流には堰堤が幾つも高度を示すが如く階段状に横切る。 伊勢沢の堰堤群 中間の堰堤は右手から下り着く.14:12伊勢沢本流に立つ 下流正面が小菅沢との出合.二俣河原歩き 上部の暗い谷間から抜け.伊勢沢下流の中央堰で右手から入る小菅沢と合わさっている。一度右岸に渡り,左岸にでて二俣にでた。 其のまま本流の河原を歩む場合は小菅沢左岸径路に入らず.左岸の縁を進み.ほぼ半ばで右岸に移り蕗平橋の西側にでる。 二俣左岸には踏み跡の巡視路が綴られている。歩き易い土道の植林帯の中.薄日が漏れる明るさで,左岸の丘陵帯を横切っている。 更に明るく開かれると目の前に赤く塗られた蕗平橋が姿を現した。それも突然現れる。小豆畑沢右岸尾根の末端にでた。 蕗平橋 出合からの巻き道を抜け.河原に出た地点.14:23以前は右岸の玄倉径路を綴り山神峠にでている。その時確認した左岸の巡視路に今降りてきた。 小菅沢本流の堰堤群 蕗平橋上より.14:40突き当たりが小菅沢と伊勢沢出合二俣. 二俣から手前の堰堤まで左岸の森の中に迂回する巡視路がある。 蕗平橋 二俣からのほぼ平坦な左岸径路が右手の植林帯を綴っている。鉄塔管理道を下る場合は35号鉄塔を越え 蕗平橋東端に降りることになる。河蕗平からは頭上に35号鉄塔が見上げられた。 互いに「お疲れ様!」と言葉を交らせ.彼はこれから寄に置いたオートバイを回収に.ブッシュ峠.秦野峠を越え淡々と 秦野峠林道を歩むようだ。私は反対方向へ玄倉まで1時間ほどの距離。比べようもないがトマトを分け合い.彼は清々しく過ぎ去った。 昔の私を想い.懐かしい青年に出会えた気がした。 落合林道 3つの内,最大の斜面崩落現場.14:48私は蕗平橋を渡り.トマトを齧りながら落合林道を歩む。前回は旧道に入ったので見慣れた林道を進む。 そして最初のカーブで崩壊し堆積した斜面に出偶わした。車の轍跡が残されている。この程度でよかったと思うもカーブ毎に現れる堆積。 2つ目のこの写真の場所が一番大きかった。ここも路面は全て塞がれている。 と云うことは寄方面は更に難渋するものと思われる。苦することなく抜けられればよいが。 小菅沢を隔てた対岸の日影山の稜は今にも雨の降りそうな雲の下に淀むよう望まれた。 彼は今.あの峠を目指し歩いているのだろう。少しでも障害物がなければよいが。流れるガスは更に暗くなる気配を示している。 ・・青崩隧道のユーシン側出口付近で斜面崩落が発生.又台風11号の影響で土砂崩れが起き.仲の沢林道は通行止。 塔ノ平付近 S字カーブを直下し旧道を横断.14:55塔ノ平でS字状カーブを割り.旧道を横切って.31号鉄塔基部にでる。林道にでると路面が楕円形に一部剥がされ. その部分だけに岩屑が散らばっていた。大雨に弱い丹沢山塊は谷沿いは更に崩壊し磨かれ.今でも鋭い山形に変貌しているかも知れない。 落合線24号鉄塔 落合林道.秦野峠林道の閉鎖ゲート.15:13肉離れ 締めの写真をと構えた折.肉離れが右足のふくらはぎに起きる。右足を地面に膝ま着こうと曲げた折.微妙な違和感に襲われた。 何か変と間が空く時が一瞬過ぎるとジワ〜と引き吊るような兆しが現れ.弱い痙攣が起き筋が切れだした。 猛烈な痛さ。地面にケースを置き.カメラを乗せるの精一杯だった。 路上に転がるよう倒れたいが切れ刺す痛さに我慢ができず.中途半端な姿勢で膝を着けている。否その余裕もない。 倒れたいが息ができず.切れる連鎖が終わるまで.転がることもできぬ間々.ジッと治まるのを待つしかなかった。 骨心に近ずいた処に起きると後は動くこともできず大変だと聞いている。私のはこれでも軽い方らしい。 激しいのは数年に一度の割りで起きている。もう治まったと思った矢先.先月寝床で珍しく朝方二度続けて起こしていた。 癖になるらしい。今日は足慣らしが無念な姿で終えることになった。5分ほど経ち.そろりと歩きだしている。 集落を見下ろしながら下れば気も紛れたのか.不思議なほど違和感は感じられなくなっていた。 玄倉の道租神 玄倉の集落に入り道租神 林道ゲートから少し下り.小菅沢橋へ向かわず.右に折れ玄倉の集落に入る。集落へ下ると高台に道租神が集落を見下ろし安置されていた。 小正月の「どんどん焼き」の神でもあり.「寒の神」とも云われ.村の災害が入り込むのを防ぐ神。男女二像が双躰に彫られている。 立派ながっちりしたブロックの囲いの中にあり.道租神さんに無事下りたことを報告した。 落合線21号鉄塔 玄倉の集落と被さる日影山北西尾根.15:26玄倉の集落 左路肩に立つ落合線21号鉄塔から送電線は集落を横断し.ビジナーセンター裏へ横切っている。送電線を潜り民家前で. 丁度お会いした主に.洗顔をお願いした。蛇口から威勢よく水が跳ね.顔を洗う爽快感.潤う快感を何度も味わさせて頂いた。 集落内の実相寺.15:27中央がケボ沢で.実相寺の陰にビジターセンターと売店.バス停「玄倉」がある。右脇が湖畔道からの神縄神山線. 玄倉線 落合線は玄倉第二発電所から永歳橋付近にある落合発電所を結ぶ送電線。写真ではビジターセンター裏の18号.17号鉄塔と右上に15号鉄塔を望む。 実相寺の左側下には真近に20号分岐鉄塔が建ち.玄倉線が私の頭上に架かり.朝方訪れた玄倉第一発電所へと延びている。 村道を下って更に湖畔に向かうと.その下に奥畑沢の取水施設があり.やや狭い旧径路の起点を右後方に分けている。 前回はこの旧径路に下りる積りでいた。当時は蕗平橋から旧径路を尋ね.林道ゲート前で落合林道にでて.小菅沢橋に回っている。 今回は集落に入り.分線した玄倉線の4号鉄塔脇を抜け.朝方の玄倉林道起点の十字路まで戻り.湖畔から玄倉バス停に戻る。 東京では猛暑で暑い一日だったらしい。丹沢では大気の不安定さが一日中曇天をもたらしていた。 それでも風がないと蒸す。洗顔したばかりだがバス停にたどり着くとバス停前の「玄倉商店」で分けて頂いた.コップの水を一気に呑み干した。 アルコールは新松田駅まで我慢した。と云うより販売していなかった。それに変わり久し振りアイスクリームをほうばる。 午後になると山々はガスに霞み.寄への下山を諦めたが体慣らしとしては程よい疲労感を味わった。 15:40玄倉bs16:08=16:56新松田17:01=18:28jr新宿. ポカリ500cc.茶500cc.クリーニングクロス.マフラータイプ12p×101cm.CCT開発冷感生地.三層構造inUSA.特価¥700. 地形図「山北」「中川」.zzz109玄倉ノ野.zzz110伊勢沢ノ頭南東尾根. スカパ登山靴.・・・20.777歩 7月07日.静止気象衛星「ひまわり8号」は正式に運用を始める。 可視画像の解明度がこれまでに比べ倍にアップし.カラーでよりきめ細やかな雲画像が見られるようなった。 7月19日.関東甲信地方で梅雨明けを宣言した.気象庁11時41分, 白井平から玄倉ノ野を経て山ノ神峠 鉄塔管理道から伊勢沢を経て.送電線落合線から落合林道.玄倉・・峠で出会った青年 |