| 旧秋山村.端奥の低山3・・前道志山地Top 高柄山と御前山・新矢ノ根峠と田野入林道 2017年02月. 落合から田野入林道を右に見て.左の金山川側から高柄山中尾根に乗り.北尾根からは杖穴を経て里道を綴り.久保からjr四方津 2019年04月. 落合から犬鳩神社の裏から新矢ノ根峠・東尾根に乗り.鶴島御前山・栃穴御前山から牧野を経てjr四方津・・鶴島法性寺と下谷燈明寺 2019年05月. 田野入林道に入り新矢ノ根峠から高柄山―大丸・矢平山・丸ツヅク山・727m点コブ北尾根・鳥屋山北尾根からjr梁川 安寺沢川・綱子川流域 2017年04月. 釣場bsから御牧戸山北尾根に立ち.大タギレを経て金波美峠―阿夫利山から金剛山北東尾根を経て富岡.奥牧野bs 2017年04月. 奥牧野から綱子峠・平野峠にでて綱子川両岸尾根を周回―峯山から舟久保.十一面観音へ.林道・県道を綴りjr藤野 旧秋山村の東端奥の前道志.低山・・秋山川金山川から高柄山東尾根から北尾根で桂川に没す。 落合から高柄山中(東)尾根を詰め高柄山に立ち.北尾根の鶴島・杖穴と御前山を越え.桂川左岸からjr四方津駅 2017年02月26日.松村 落合から高柄山中(東)尾根を詰める・・頂でコーヒーの茶会に誘われる 高柄山北尾根から桂川沿いに杖突・久保.四方津へと抜ける 今週は上信の草津.嬬恋山域に入り.雪山の懐から帰宅し週を待たずして.再び前道志.旧秋山村の低山に出向く。 白根の嬬恋山行では新雪に翌日は降雨と情けないOB親睦ハイクになり.先輩の新築祝いに誘われ.3日間.酒に浴びる日々が続いていた。 2度目の正月を迎えたようで.体はアルコール漬けのだるさが残されている。 体には汗を掻くのが一番よいと考え.前回桂川対岸の寺山から遠望した高柄山を選び.旧秋山村の里山を目指す。 午前中に曇天に変わる予報がでていたが展望は二の次. 寺山に続き.その対岸の高柄山山域に初めて訪ずれる。 高柄山は山梨県上野原市の東端に突き出す部分に属し.前道志の東端に位置して神奈川県相模原市と山梨県大月市と接している。 標高は733mと山梨百名山の中でも最も低い山域に入っている。ただ以外に藪絡みが多く.短い距離の割には複雑に絡み合う枝尾根を多く持っていた。 2日前に急に決めた山行。下調べもそこそこに紀行文を読み.6.7年前に奈良倉山に登って以来.初めてjr上野原駅ホームに降りる。 扉が開いた下り線ホームから見上げたのが御前山。その裏に聳えるのが道志最東端の高柄山になる。 鶴島御前山と栃穴御前山 jr上野原駅下り線ホームより.8:43予想は外れ晴天に恵まれた。鶴島御前山484mと右手に連なるのが栃穴御前山431m。 その裏側が杖穴地区で.尾根末端は栃穴地区に下りている。栃穴御前山に登るには杖穴橋を渡って登った三差路を左に折れ. 杖穴沢を渡り.栃穴集落への坂道を辿れば取付けられる。 左側の高台は桂川を隔てた駒門地区. 見ずらいが.その上部.左側の尾根上から正面の尾根を横切る鉄塔群は秋山川の吉原(きっぱら)を繋ぐ. 道志第一発電所からの送電線。桂川鶴川出合脇にある八ッ沢発電所と結ばれ.そこで昇圧されている。 先月,桂川の対岸の寺山に登るまでは上野原駅ホームから望む御前山を高柄山と勘違いしていた。 高柄山はホームから望めぬが鶴島御前山の裏側に聳えている。それほど東京近郊の山々は山音痴だった。 2月26日(日)快晴後 jr御徒町.¥1144. 6:49=6:53神田:55=8:01高尾.甲府行:07=8:25上野原北口.無生野行:30=落合入口バス停・・本来は! 高尾=西八王子.大月行:8:13=8:41上野原.タクシー.¥1540=8:55落合入口バス停. 電車がjr高尾駅ホームに入線する前に車内放送は「電車を乗り継ぐには向い側ホームから甲府行の列車に乗車する!」と何時も道理案内されていた。 それが下車し.行先を見定めずに電車に乗った途端.扉は閉ざされ.戻る中央快速に乗ってしまう。 改めて西八王子駅から折り返す破目になった。上野原駅では当然.無生野行の路線バスを逃し.慌てて北口駅前でタクシ-を拾い落合へ。 落合入口バス停 右上に県界尾根(山梨県上野原市と神奈川県藤野町).8:55バス停を振り返り.左側が高柄山域.右側には藤野丘陵が広がっている 右後方が秋山街道(無生野へのバス路線)の道路になり.右前方が上野原から登ってきた田野入峠(新天神トンネル)方面になる。 バス停手前左後方に枝分かれする県道は秋山トンネルを潜り.県内から街道沿いの桜井.富岡へ直接入り.手前で落合から金山への里道をも分けていた。 秋山街道 タクシーは駅前からバス路線沿いに桂川橋で右岸に渡り.秋山街道(県道35号線.四日市上野原線)に乗り.新天神トンネルを潜り秋山山稜に入っている。 秋山村と上野原を結ぶ天神峠(田野入峠)の隧道を潜ると街道の左側には県界尾根が併走し.越えた東側には奥相模湖南岸の低山へと繋がれる。 ・・前道志からの東端の尾根. 無生野行の路線バスは一度.県境を越え神奈川県側の相模原市奥牧野に回り込み.秋山川沿いに上野原市側の道志地区へ再び戻る形を取っていた。 無生野から更に街道を西へ進み.雛姫峠を潜れば朝日川大旅川沿いに下り.終点は道志みち(国道139号線)の禾生と結ばれている。 数年前に無生野から秋山二十六夜山に登ったがその折は穴路峠.寺下峠越えをしていた。今日は初めて無生野線の路線バスに乗車する積りだった。 落合の集落を歩き東尾根に取り組みたく.越境する前に田野入を過ぎた所にあるバス停「落合入口」でタクシーを捨てている。 下田野入に向う左手の秋山街道を分ければ.落合の里道にでた。 高柄山の稜と桜井地区 同年04.05/15:56安寺沢左岸尾根末端からの展望 遠方に聳えるのは大丸から千足峠越えの高柄山への稜。又高柄山からは前回入山した東尾根が延び. ホウジ丸552m峰を従えている。大丸から南東に長く延びる金山川右岸沿いの尾根は奥牧野に没している。 金山峠からデン笠618m.金ピラ560m圏.桜井峠.都留線鉄塔が建つ440m圏コブ。 鉄塔コブの右脇下には秋山トンネルと並行する桜井隧道(廃道)が潜り.尾根下を横切っている。隧道の南詰は右端下の桜井地区東端。 桜井峠へは左端付近のバス停「桜井」。秋山トンネルを潜った北詰めが落合地区になる。 高柄山中尾根 落合の集落内より.9:06中尾根末端に架かるのが矢ノ根沢落合橋. 民家の尾根上の右上がホウジ丸640m 落合の集落から高柄山東稜 8:55落合入口バス停一9:28東稜の取付一10:10(500m圏コブ):20一10:52金山への分岐一11:25次の道標 一11:27ホウジ丸一12:00高柄山:52. 途中で奥牧野への街道を分け.南西方の舗装道路を進む。落合集落の入口で.右上の高みに犬嶋神社が建立されている。 元和元(1615年)の創建.祭神は大己貴命(おおまむちのみこと).小彦名命(すくなびこなのみこと)であり.老巧化した本殿は平成12年再建された。 上野原市内には同名の神社が数多くあり.旧甲州街道沿いには犬目.野田尻に棡原。この周辺には鶴島の犬島神社と.ここ落合にある。 金山川左岸の里道は車の往来は殆どなく.日当たりがよい左岸沿いの里道。周りには展望もあり明るく.空は蒼さを増し. 見るからに小春日和の中を歩んでいる。それに比べ秋山トンネルに繋がる田野入トンネルができたためだろう。 奥牧野に迂回せず直接抜けられる県道は朝方からマイカーの往来が以外と多い。騒音と車のわずらわしさを避け. 静かな山村の小道を求め.少し遠回りになるが右手の落合の里道を辿っている。 右手に矢ノ根沢林道(田野入林道)を分けると落合橋が架かると直ぐ上流で二俣になる。 左側に流れる金山川とその支流の矢ノ根沢(右手)との出合が集落の西側外れとなり.抜けた正面に高柄山の中尾根の末端が望まれている。 「甲斐の山山」小林経雄著によると高柄山の東南東.ホウジ丸を擁する尾根を中尾根とも呼び.旧上野原町と旧秋山村の境界尾根。 矢ノ根沢左岸尾根は高柄山北東尾根に続く矢ノ根峠を擁する尾根で.中尾根の取付きは金山川に入った左岸寄りの植林帯から綴られていた。 田野入トンネル西詰.9:13先程は田野入トンネルの東詰口前を右折している。そして落合の集落を抜け.落合橋を渡ると西詰口にでる。 この西詰手前を右手に折れる広めの一車線の車道は金山へ繋がる里道で.又秋山トンネル口と桜井隧道口が少し離れて併行し. 秋山トンネルを潜れば秋山街道と結ばれた県内側のルートになる。更に西奥の隧道口前を横切れば金山(かねやま)の集落へは1本道になっていた。 中尾根末端南面 金山川沿いの取付き地点.9:28田野入トンネルの西詰と合わさると秋山トンネル北口前にでる。潜れば桜井.富岡から奥へと秋山街道に戻っている。 右脇の道標には「かなやま金山→」とあった。舗装された一車線の道幅に変わり.更に左手に回り込めば.並行して桜井隧道が街道と繋がる。 この隧道は既に閉鎖されていた。 直ぐ短橋で金山川を左岸に渡ると左手の河原沿いに古い廃材置き場があり.今は産業廃棄物が放置された所を過ぎている。 左岸のやや高みの擁壁沿いに回り込む。ここは430m圏コブの南枝尾根の末端を回り込み.窪状に広がりを見せる所で東尾根の取付きだった。 踏み跡があるもののマーキング類は全くなし。 舗装された金山川沿いに直進すれば金山の集落に入る。金山神社手前からは南東尾根を登ると高柄山へでる登山口がある。 又金山川の源流は大地峠730m圏内へ遡っている。 中尾根末端のコブ 430m圏コブ.9:47踏み跡は左手に.或いは真っ直ぐ薄くあるものの.約30m先で右後方からの踏み跡があり.ここを辿り支尾根に乗っている。 この方が無難だった。歩きずらければ支尾根に向い適当に植林された斜面を詰めても距離は短い。尾根にでると踏み跡は更に確りしていた。 植林が途切れ.430m圏コブの頂まで北方へたどると灌木の絡みは殆どなくなり.更に高木も少なくなり. 自然林に変わり朝陽を浴びるようなった。風もなく.防寒具の必要はなくなっている。 「静かな尾根歩き」松浦本では430m圏コブ前後で灌木の絡みが酷く苦労させられたとあるが10年も前の話。 今はすっきりとまでは云えぬも殆どが雑木に被われ藪絡みはなくなっていた。それでも枯れた立木が多く.途中2ケ所で.左鞍部への巻き道があった。 高柄山中(東)尾根の下半 矢ノ根沢左岸尾根.490m圏コブより・・2019.04.22/11:57左端の立木に隠れる末端430m圏コブから2つの450m圏コブと平坦状の台地の先が552m点峰。 尾根末端のコブからの拡大展望は下2枚の写真・・金山川本流両側の山稜が共に望まれている。 田野入峠と秋山川の支流.金山川下流流域 中景・・中尾根末端コブより.10:00430m圏の中尾根末端コブから見下ろす谷間は先程歩んできた手前側から落合と田野入の集落。 左端に連なる尾根筋は高柄山を頂点に北東へ延び.新矢ノ根峠から矢ノ根峠擁する東尾根で.田野入峠(新天神トンネル)を越えると 先の尾根筋は県界尾根に突き当たる。藤野町葛原(とずら). 田野入峠の先は西側の金剛山から高倉山878.3の山々へと続き.前道志をしめくくる低山になり.その周辺は相模湖南岸の藤野丘陵と呼ばれている。 左遠方は藤野中心部から北側の藤野丘陵を越えた奥高尾.陣馬山方面に至っている。正面は都県界尾根(藤野町と八王子市)に当たる南高尾の低山。 足元の中尾根末端で矢ノ根沢と金山川とが合わさり.日当たりがよく.落合の集落は金川本流の左岸沿いの南面にに集まっている。 本流は県境の集落.相模原市緑区に流れ秋山川に合流している。 又秋山沿いには秋山街道が並行し.写真から見るとUターンする形で上流側に向うと金山川右岸尾根を大きく回り込んでいた。 秋山川の下流は大刀(おおたち).日連(ひづれ)地区へとたどり相模湖に流入し.その対岸は藤野。この後.数回の探索山行で廻るようになる。 金山川右岸尾根末端 右景・・末端コブより金山沢右岸尾根.10:01末端のコブからの展望・・背は石老山(せきろう)694.3m.石砂山(いしざれ)578m.峰山570m。 手前に延びる尾根は金山川右岸尾根で.新大地峠から金山峠を越え.金ピラ山とデン笠を乗り越え.桜井峠から県境を越えた奥牧野に落ちる尾根。 尾根末端は三角形の形をなす424m圏峰・・両麓は落合と一古沢集落に挟まれていた。右手の尾根下には秋山トンネルと桜井隧道が潜っている。 大室山 東尾根から左手を垣間見ての展望.10:27大室山までの山並 左手手前を横切る尾根は金山川右岸尾根. 新大地峠から金山峠を越え.写真の金ピラ山とデン笠を乗り越え.桜井峠から末端は奥牧野に没している。 その背は道志主稜の・御牧戸山(鳥井立から大タギレを越えて阿夫利山を擁する安寺沢左岸尾根で.長尾(長尾山)・細茅ノ頭.赤鞍ケ岳へと高みへ登っている。 金山川右岸尾根の2峰の間が御牧戸山と長尾。左の鞍部が厳道峠で.1番奥が丹沢の大室山になる。 前回,寺山から高柄山を望み.高柄山中尾根からは阿夫利山を望んでいた。翌月には御牧戸山北尾根を詰め.まだ遠望の大室山を山越に眺めている。 そして更に綱子川の両岸尾根を周回した時は道志川を隔てた前真向かいから大き過ぎる大室山を仰いでいもいた。 これから何度か挑むことになる旧秋山村の幾つも なる尾根筋を歩むことになる。その全貌がここ高柄山東尾根から望まれた。 これらの5本の尾根を越えるのに.抜かられぬ山行もあり.4月一杯掛かってしまっていた。 旧秋山村を代表する尾根を1本づつ綴り.甲相尾根に擁する大室山が次第にその山容の大きさを示していた。 高柄山中尾根の430m圏コブからはその間々.尾根筋を詰めるようなった。ただここからの取付きは北側を少し巻いてから西側の鞍部にでている。 尾根伝いの灌木帯は以外と枯れた立木が多く.触れるだけでボリボリ折れている。それでも足元の踏み跡は確り残されていた。 今回は積雪期用の登山靴を張り替え.靴底は厚く.地表の荒れ具合を気にすることもなく雑に踏み込んでいた。 東尾根に乗ると確りした踏み跡が続き.両手で掻き分けることも少なくなった。梢越えにの北方には矢ノ根沢沿いの林道がチラホラ見下ろされ. 高柄山から矢ノ根峠へ派生する山稜とその先に鶴島御前山が見渡せられた。駅ホームから仰いだた山. 左手には金山川を隔て.金ピラ山を擁する尾根が併走し.後方には阿夫利山の尾根が重なり合っている。 又奥道志に擁する山稜とも重なり.連なる山々の頭が次第に競り上がり.その上に雄大に聳えるのがやはり丹沢の大室山だった。 初めの500m圏コブ 10:10〜:20 やや藪ぽい鞍部.10:28 10:36500m圏コブを過ぎると尾根筋は直角に右手に回り込み.更に500m圏コブを越えて鞍部を下り返すと平坦になった。 更に展望の利かぬ552m点コブを登り詰める。自然林と植林との林層の境を綴る552m点コブ周辺の地表はすっかり踏み固められ歩き易い。 コブと云うより通過点に過ぎない感じを抱かせていた。 山中,初めての道標 金山集落からの登山道と合流振り返る.10:52552m点コブを越えた鞍部 登山道・・頂稜を綴る踏み跡は確りしていた。325mコブを越えた西側の鞍部で左後方から金山集落からの登山道が合わさると更に確りしている。 「↓高柄山,秋山村金山→」と上野原市の道標が立ち.この先は更に確りし迷う恐れもなくなった。通称昔は中尾根コースと呼ばれている。 金山の地名は付近に金の採堀穴があっとことによる。600年ほど前に星野正美と言う人物が金鉱を発見し.金山集落は金採掘で栄えていた。 星野家の子孫である五俊氏は現在.馬小屋を改装し金山資料館として.金採掘に関わる道具などを展示している。バス停から40分ほど, 金山大社前から高柄山の596m点尾根へは奥山沢左岸から右岸に移り.左岸のフェンスと擁壁の間を攀じ登る。 竹林からモミの大樹が聳え.596m点に石抗があり.秋山山稜からの洗足峠にでて一時の植林から縦走路690m圏コブにでる。踏み跡で1時間. 洗足峠越は千足沢沿いの柿の木林道と結ばれている。・・登山道 中尾根の上半・・ホウジ丸と高柄山 新矢ノ根峠の東屋前から矢ノ根沢を隔て・・2019.04.22/11:57ホウジ丸への登り 急斜面の落葉径.11:03ホウジ丸640m 登ってきた中尾根を振り返る.11:23ホウジ丸の登り,コナラの細い立木が増え.急斜面に入ると所々にロープが固定されていた。ここは乾ききった硬い土壌に足場が斜めで.やや危なかしい。 危険はないが滑る。明瞭な巻き道もあるが今の時期は乾燥し過ぎ.その上に枯葉はが乗り.斜めの浅い足場は却って滑り易すくしていた。 私はロープの直登に頼った方が楽だった。 今回は取付きからストックを利用している。急登になればストックを畳むが.この尾根ではその間々使用している。 片手にストックを持ち.右手を支えに動作を加え.ホウジ丸にでた。ここは双耳峰の片割れになり.尾根上の尖がった1峰になる。 高柄山中(東)尾根の上半 尾根の下半の展望と同じ地点から高柄山 小高柄(塚).道標脇より.11:27左奥が1690m圏コブ.右手が新矢ノ根峠に至る尾根 再び道標を見ると更に固定ロープが設けられた急登が待っていた。登り詰めると肩のような690m圏コブにでる。 尾根筋は直角に左に折れるとベンチがあり.真近正面に高柄山を見上げる。左手(南面)には道志から丹沢山塊に至る大展望が開かれる。 丹沢の山々が競り上がり.その手前にはデン笠.金ピラ山を擁する尾根と阿夫利山を擁する尾根がここでも重なり眺められた。 峰山から主道志山稜に延びる尾根も大きく.その上を跨っている。 この辺を1つのブロックとするならば.私にはまだ遠望するだけの未知の山域になっている。道志の主稜.大旅沢流域に至るまで. 広い山域が空白で残されている。そこを埋めるための山旅が今年の課題かも。高柄山でゆっくり展望を楽しみ.午後は北尾根を下る。 朧に霞む黍殻山.袖平山.檜洞丸 頂の左景・・左手南方の眺め.11:26遠方は丹沢主脈 写真で綱子峠から始まる綱子川左岸尾根は入道山を越え平野峠で安寺沢右岸尾根と繋がり.ムギチロから厳道峠に至る。 手前に重なるのは安寺沢左岸尾根。阿夫利山に繋がる尾根で.更に秋山街道を挟み手前には新大地峠からの金山川右岸尾根が横切っていた。 頂の右景・・左上は大室山この遠望は中尾根を登りつつ眺めている。その時の記憶から4月に主稜の御牧戸山(鳥井立)北尾根から安寺沢左岸尾根を末端まで下っていた。 大タギレから山之上.金波美峠から阿夫利山を越え金剛山北東尾根を選び.富岡地区に降りている。 まだ春雪が残り.大タギレの大ギャップにも驚かされていた。 上アップ高柄山中尾根・・中尾根は踏み跡と云うより山道に近く.半ばで金山の集落からの登山道が合わさり.更に確りした尾根径が示していた。 尾根末端のコブの灌木絡む藪は消え伏せると.マーキング類は少ないがマーキング類は要らぬほど確り固められていた。 鞍部からの登山道は頂まで固定ロープが何ケ所か設けられていた。ただ呆気ない登りになり.左右の展望もよく. 梢越えに望められている。又尾根筋は全体的に鹿の糞を幾度も見ている。上部ホウジ丸を過ぎた少し先では熊の糞も残されていた。 ここではまだアブラチャンの黄緑色の花は早々かも? 見られず。 高柄山 ![]() 奥側にある道標 頂の崩れ落ちた木祠.12:00〜:51 高柄山々頂・・樹間越しの右手に桂川の河川段丘を見下ろしながら.ひと登りすると高柄山の頂に立つ。 改めて周りを見渡し.山頂を遠望していた里からの眺めを連想すると余りにも狭過ぎる細長い小平地の頂。南端に3等三角点標石と古い道標があった。 真新しい大月市の道標は西側の檜林がある境に登山道分岐点があり.更に杉板の道標が登山道口にある。 展望は南北に開かれている。北側は檜の植林に覆われるも.その東寄りから三頭山笹尾根と並行する桂川の広大な河川段丘が広がりを見せている。 南側の背丈の低い灌木の先は霞が強く.青白いシェルエットとなった道志の稜線に重なる蛭ケ岳,檜洞丸.大室山と北丹沢の山波が遠望された。 西は檜の植林が茂り富嶽は望めにも.頂から少し金山方面に移れば眺められたらしい。ただ殆どが逆光でおぼろにしか望めずにいる。 三角点標石の右脇に小さなコナラの根残りのような突起がある。その裏側には上野原の市街地に向い.朽れ形を失った小社の残骸が残されていた。 木祠の輪郭もなく.赤い屋根と崩れた土台に.鳥居は脇に転がっている。それを添えて写真を撮った。以前は2基の小祠が安置されていたらしい。 その後2019年3月に新矢ノ根峠を訪れた。その折18年6月には綺麗に作り直され.大きな赤い祠に収められたと聞いている。 私に取ってのおやつ 頂に辿りつくと10名ほどのハイカーが丁度.昼食を摂っていた。裏側から入り込む形で.その真中を通され.「ありがとう!」と礼を延べている。 小学校幼学年の男の子が1人.その中に加わっていた。その子が私の顔を見て.小さな70%のチョコを私に差しだす。遠慮すると更に背がむ。 念を押して私にですかと尋ねると周りから「どうぞ!」.「とうぞ!」の声。全員が1組のパーティだった。頂で茶会に招かれた。 食後のコーヒーが私の所にも届けられ.断るも頂いた。深い香りと更なるチョコは不思議なことに.我が夫婦の何時ものおやつと同じセットだった。 コーヒー味も慣れ好む香り.家で飲むのと同じ感覚を受け.何とも云えぬ贅沢さを味わっている。 お礼にと桂川を背に記念撮影を3枚ほどアングルを変え撮り.上野原へ下りると云う彼等を見送る。頂は急に静けさを取り戻していた。 三角点標石の周りは日当たりがよい。木祠前の平坦地にコンロを点け.たぬき月見うどんを作る。 麺がやや解れたところで油揚げ.野菜類に鳥肉.汁を足し.生卵を落せばでき上がる。テーブル類がなく.石コロもない平頂. アルミの鍋は熱く.失礼して三角点標石を鍋置場に使わせて頂いた。熱くフーフー云いながら食べる味は格別だった。 桂川流域の展望・・上野原の流域 右景・・左端奥がが大岳山.山ノ神.醍醐丸.大岩山.陣馬山一ノ尾尾根・奈良子尾根。 展望 笹尾根が桂川左岸沿いに壁のよう横切っている。左側から浅間峠.熊倉山.三国山.生籐山.茅丸1019m.連行山.右に下って山ノ神.醍醐丸。 鶴川大橋の真上が熊倉山. 中央下の430m圏コブの真上が三国山と生籐山. 右端の頂が醍醐丸になる。 大ツイジと鶏冠尾根.その先が陣馬山に高尾山となる。 左端が八ッ沢発電所で北側にある白い建物が上野原リサーチ&テクノパーク。 目を右に追うと中央高速道沿いの鶴川大橋を渡れば市街地に入り.jr上野原駅北側には,高速道が並行するよう延びている。 上野原の市街地.新田は一段上がった台地の中心部として広がり.本町・原へと西北部へと更に街並の広がる強大な街並みを持つ台地。 手前の山並は鶴嶋御前山から連なる栃穴御前山。左奥下.小さな鉄塔は秋山川の吉原発電所からの送電線鉄塔。八ッ沢発電所と結ばれている。 又鶴川出合から八ッ沢発電所付近の河川を対象に.今年5月に区釣連のヤマベ大会が催された。山だけでなく再び渓流釣りに竿を持つようになった。 その裾.桂川右岸側は見えぬが栃穴の集落になり.その左隣りは下山の予定をしている杖穴の集落がある。 上野原の河川段丘に広がる市街地 左景・・右下が相模湖桂川.上野原周辺 手前の山並は鶴島御前山484mと338m圏コブ. 上野原駅は御前山の山陰になり望めぬが.駅舎隣りに近い桂川橋が細い白線として見下ろされた。 この上流が昔からの川遊び場。渡った右岸が鶴嶋地区。県道506号から続く35号線で.無生野に至る秋山街道が通っている。 朝方タクシーに乗り.鶴嶋地区を横切り.新天神トンネルを潜って落合で下車した。今は高柄山の頂に立っている。 桂川鮎狩 明治の頃から桂川橋上流側は東京近郊で最も人気のある鮎釣場として知られ.「鉄道名所」明治43年によると「桂川に産する鮎は肥大にして. 玉川産に比べ倍の殊味あり.上野原駅を流るる辺りには最も川狩に適する。」とあり.又鵜飼いも人気を呼び.駅前の旅館はかなり繁盛したという。 大正14年の「山梨編」によると「毎年6月1日漁の解禁を待ち.釣又は鵜飼の客群集し.駅の旅館は案内に忙殺されていた。 河岸には数隻の遊覧船設備を整える」とある。 釣り仲間の先輩.宮本町の関口氏は船釣りと鮎釣りを好み.若い時は大分通ったと聞いている。 現在は3月1日が解禁日.桂川釣り情報を観光協会が流している。終盤の尺鮎狙いも。 右手の相模湖の上流側.中央右の細い湖幅に.小さな橋が架かり.見付けたのが県道520号線を走る境川橋。 その上の大きな橋桁はjr藤野駅の北側を走る中央高速道。その間に甲州街道.国道20号線が通っている。 桂川左岸沿いの点々と建つ送電線鉄塔群には2つの送電線が綴られている。1つはjr八王子-上野原線。66KV. もう1つは明治時代に開設された送電線八ッ沢線。現在は鶴川出合近くの八ッ沢発電所(国登録有形文化財)から本橋変電所まで24kmを結ぶ送電線。 66KV.2回線の送電線。・・当時は淀橋変電所まで63kmで結んでいる。 落合集落から高柄山中尾根を詰める・・頂でコーヒーの茶会の誘われる 高柄山北尾根から杖突桂川沿いに・久保・四方津へと抜ける |