ハチザス沢から大沢山東尾根を詰め.三頭山西峰越の玉川ナメリ沢を下降. アプローチは旧街道の玉川橋から甲州街道.峰谷橋へでる。
      再びハチザス沢に入渓.久し振りに三頭山北側のナメリ沢へ下降して.三頭山を南北に横断する・・三頭山周辺Top

  石原小屋窪左岸尾根からハチザス沢ノ頭東尾根を越え.日陰三頭ノ沢を横切り大沢山東尾根(日陰三頭ノ沢左岸尾根)を詰めて三頭山笹尾根へ
     西峰に立ち.北側を巻く経路を経て玉川メリ沢を下降・・玉川橋から雨宿りの後は青梅街道を東進し峰谷橋バス停へ. 2018年09月08日.松村

    石原小屋窪左岸尾根から大沢山東尾根・・ハチザス沢ノ頭東尾根から入山
    三頭山玉川ナメリ沢を下降.玉川橋から峰谷橋

     三頭山の南面. ハチザス沢から入渓して御堂峠から北面に下る中尾根を経て.ヨシタキ沢を下る予定をしていた。
   ただ三頭山北面に流れるナメリ沢に気が惹かれ出してからは気持ちが衰えず膨らむばかりで..先に三頭山ナメリ沢に出向くことにした。
   一度ハチザス沢ノ頭東尾根に乗り.日陰三頭ノ沢へ下り返し.大沢山東尾根から笹尾根に乗っている。三頭山西峰ナメリ沢の沢底を下ることにした。

    鉢指沢ノ頭東尾根の1149m点峰南東尾根
   奥多摩周遊道路終点.九頭龍橋.8:20

     今年の夏は「大雨特別警報」が1つの災害として4都道府県に出さた「平成30年7月豪雨」に続き.連日夏日の記録ずくしの猛暑が続いている。
   非常に強い台風21号の影響で.関西空港の浸水し.最高潮位は329mm.達し最大瞬間風速は58.1mと観測史上の新記録を樹立している。
   その後も猛暑はぶり返されている。全国的には崩れ気味.その隙間を狙い熱帯夜が続く中.熱中症も治まり1ケ月振りに山へ入る。

    9月08日(土)曇・・朝晩小雨
     jr御徒町.¥918. 5:11=5:18東京5:18=6:16立川.五日市行:29=6:58武蔵五日市.¥940. 7:10=8:10数馬690m.
   日の出5:18.東京駅ホームで迎えている。立川駅では進行中に「停止ボタン」が押され.駅手前で停車させられ.一時動かぬトラブルを受けている。

     武蔵五日市駅のバス停前には多くのハイカーが群れ列をなすも何か銚子抜けした感じを受けている。数馬行バスの乗客は私を含め6名だった。
   通学の子供達の姿も見られず.終点.数馬で下車したのは私とトレイランナー1人だけだった。

     途中で.路線バスが本宿に入ると街道は採石場の脇を抜け笹野に入る。今年2月に藤倉から浅間尾根を縦走して下り.バケモンから笹野へ下りていた。
   その時は短いが旧道の法面が崩壊し通行止だった。それから初めて檜原街道に入り.見る限りでは今もその抉り落ちた壁は改修はされずにいる。
   恐らく街道と並行し距離が短すぎ.改修は後廻しされているのだろう。

    ハチザス沢左岸道
   古い登山道の案内看板.8:29

     数馬からハチザス橋までの街道沿いは.今までこの時間帯はサイクリング車が多く見られていた。今回はグループによるはバイクのツーリングが多い。
   ハチザス出合付近ではカメラを構えるバイク仲間達が私を前後するよう屯っている。

     蜂巣沢橋を渡った左端からハチザス沢左岸道に入ると直ぐ「観光のみなさん・・」と古い大きな看板を今回も見ている。
   前回は右岸の踏み跡を求め川底の簡易水道施設へ降りて対岸に渡っている。槙寄山大平への尾根を少し齧っていたが.今回は道標に従い左岸の右上の
   踏み跡を辿り.都民の森へ。左下の河原には大きな廃屋が見下ろされ.小さな石積みのある小沢を横切ると石原小屋窪左岸尾根に呆気なく乗っている。

     ここからは昔の「深山の路」コースを選び.「石山の路」から日陰三頭ノ沢を横切り.大沢山東尾根に乗るルートに選んでいる。
   小滝の左岸から這い上がると枝木の張り出し方は見る限り.一昨年の同じ時期に登った右岸尾根より.入山者は少ないよう思われた。

   台地状の山腹を回り込み小沢を横切る.8:34

    石原小屋窪左岸尾根
   810m圏・・尾根末端の取付き.8:42

     取付きの左下がハチザス沢. 沢沿いは緑一色で木陰も深い。ここで道は尾根を横切っている。
   尾根末端の取り付きから植林は途切れ.自然林に囲まれた急登の浅い踏み跡を辿っている。

   直ぐ植林は切れ雑木へ.8:47

     尾根に乗り傾斜が落ちると踏み跡の右脇にビンの破片が散りばめられ埋められ.更に細い鋼製ロープ等が踏み跡にも放置されていた。
   張り出す枝木が少々煩かった。幾らか右へ右へと尾根筋を回り込み.暫くして900m付近で右下から枝尾根が合わさると尾根幅はやや広くなる。

   自然林との林相の境を登る.9:14

     再び植林帯に入ると点々と白テープが付き.植林の立木には鹿害用に透明テープが巻かれていた。
   又930m付近で尾根筋としては初めて黄色いプラ杭を足元に見ている。

   傾斜は緩み.多種の巨樹が現れだす.9:23

   根元から5つに分かれる大ブナ1100m.9:39

   穏やかになった尾根筋で.9:47
    左側からも植林の尾根に突き上げ合わさる所にでる。ここだけに「丸+」の木の屋号が示されていた。都林ではなく公益地なのだろうか?

   再び右手に変わった植林帯.9:49

    1149m点付近
   ゴロ石混ざりの尾根.9:51

     ゴロ石の手前に古い欠けた境界を示すプラ菅が立ち.越えた1149m点付近の左脇にGPS側位点を示す目立つ赤いプラ杭が
   立てられていた。「平成24年度森林再生.字数馬7143-2」と表示されている。

     アセビに雑木が交わりだした尾根筋. この直ぐ隣り先でハチザス沢ノ頭東尾根に乗る。
   東下へ延びる東尾根の末端は旧道と分かれ.奥多摩周遊道路のハチザス沢の出合の少し上部に降りていた。
   その上隣りの井戸入に落ちる尾根を間には北側に延びる枝尾根には地図に破線「深山の路」が記されている。閉鎖され.伐採用の作業道か?

     1140m辺りの立木に赤い標板「鳥獣保護区」が付けられ.破線が北側に付けられ.1つ尾根を越して.
   奥多摩周遊道路の「ケヤキの路」口に下りている。過っての「深山の路」だろうか.尾根伝いに作業道が下りてもいた。

     「石山の路」の分岐の手前.1190m付近からは右前方に向かい薄い山腹道が延びている気がするが.
   取付きは藪絡みで分からなかった。「石山の路」へ続く「深山の路」だと思われるが先の確信が持てず諦めている。

     少し予定を変更し.ハチザス沢ノ頭東尾根の1310m圏の分岐から「石山の路」を選び.日蔭三頭ノ沢へ下りることにした。
   渡って大沢山東尾根から笹尾根にでて.三頭山に回り込む。途中で「深山の路」の道標を見ている。

    ハチザス沢ノ頭東尾根
   3つの急斜面の1つ。崩れかけた丸太の階段.10:07

     北東に延びる尾根を分け.西側に回り込むと古い小丸太に支えられた階段が以外と長く尾根伝いに綴られている。
   ここは雑木の尾根. 直ぐ上で植林との林相の境になるが.刈り払われた枝木に敷き占められ.忘れられた里山のよき趣をを創り出している。
   たどれば左後方から前回登り詰めた石原小屋窪右岸尾根と合わさり.植林帯に入ると熊倉山にでる。

    熊倉山
   更に上の平坦地1300mにでる.10:20

     ここは笹尾根ハチザス沢ノ頭から延びる東尾根で.右側は落葉松林で.道標がある熊倉山1305mに至る。
   交わる左の支尾根が石原小屋窪右岸尾根。又1334m点は地図によっては熊倉山とも呼ばれ.ここはお山らしくない。

   ハチザス沢ノ頭に至る分岐裏にでて.10:22

     熊倉山から尾根筋は平坦になり通行止のロープを潜ると「石山・深山の路」の分岐にでる。
   ここは大沢山東尾根の末端台地.1106mの分岐から破線路がハチザス沢東尾根に乗り.笹尾根へと続く都民の森遊歩道が延びている。
   大沢山東尾根に乗るために.直進するハチザス沢ノ頭東尾根を分け.右下の日陰三頭ノ沢へ.名もない小尾根を下って行く。

     標高差200mの急坂を下り返す。右後方下に折れると同時.今までは遠雷だけで済んでいたものの.急に薄暗い雨雲の中に突入した。
   谷間は霧雨に見舞われ風も出てきた。そして下る対岸に見える筈の大沢山東尾根も次第に霞み.沈みがちになりだしていた。

    見上げる大沢山東尾根
   降り始めての霧雨.10:31

     遠方から轟く雷鳴とは似つかわしくない.モヤのような細かい霧雨が「石山の路」に入ると舞いだした。
   下りで右に少し突き出す山道は「深山の路」で廃道になっていた。ここは日陰三頭ノ沢左岸尾根とは異なる。六四郎ノ沢左岸尾根。

     1210m圏からは名もない尾根に変わり.「深山の路」の破線を横切って.都民の森からの旧登山道に下りている。
    そのまま尾根を直進し.下った突き当りが日陰三頭ノ沢。

   まだまだ瑞々しい青葉を仰ぐ.10:33

    日陰三頭ノ沢
   下って日陰三頭ノ沢に突き当り.渡って左岸の天道へ.10:37

     日陰三頭ノ沢を飛び石伝いに横切り.左岸沿いに少し下ると左前方に薄い踏み跡が登っているのを見付けている。
   そのまま少し「石山の路」を下ってみると直ぐ「落石注意」の看板があった。そこから戻り.大沢山東尾根に取付いた。
   足元の日蔭三頭ノ沢と日傭小屋ノ窪を隔ててる大沢山東尾根(日蔭三頭左岸尾根)に乗る。

     時期が時期だけに藪絡みの猛烈な斜面を両手で枝木を掴みよじ登り.尾根にでてからの藪絡みは以外と多かった。
   今の時期登るハイカーは少ないようだ。以前2016年2月に尾根末端の積雪を掻き分け登り.短いトレースだが横断して.「ブナの路」からムシカリ峠に抜けていた。

   大沢山東尾根の枝尾根に乗る.10:53

     対岸に渡り東尾根の南山腹を登り返す。風は更に強さを増し.東尾根に乗ると小雨混ざりに変わっている。
   上カッパを被るも中途半端な蒸す暑さを感じていた。それに張り出す枝木が更に煩わしくなり.視界は目の前の灌木群のみに限られた。

     時折.品を変え巨樹を迎えるがガスは更に濃さを増している。一歩.一歩前進するのみ。
   雷鳴は途切れては轟き続けていたのが遠去かり.幾らかホッとさせらていた。

    大沢山東尾根
   東尾根から見る対岸のなだらかな熊倉山の尾根.10:55

   11:00小:15

     倒木の大ブナの根元で1本。わざわざ藪絡みの尾根を選んでいるが.本来は積雪期に登る積りでいた。それが以前周遊道入口バス停から
   三頭沢に入り.沢沿いは積雪深くルートが分からなくなった間々.再び周遊道にでて「けやきの路」を詰め時間をロスしている。
   二俣から東尾根末端に取付くも途中で.三頭沢に下り.ムシカリ峠に回ってしまっていた。その因縁も今回の山行の切っ掛けになっていた。

   展望は殆どない。合って樹間越えの朧な姿.11:23

   11:34

    三頭山
   如何にか望められた三頭山.11:34

   1307m付近.11:44

   霧雨に戻り気味に変わり気分は楽になる.11:57

   東尾根の源頭近くの倒木.12:02

    1460m圏コブ
   笹尾根の大沢山の頂.手前の小コブ.12:07

     小コブのツメに出た感じだが先は閉ざされていた。大沢の頂まで突き上げていると思われたが先がない。
   左に回り込む感じで肩から下り返すと大沢山東側の登山道にでた。何か手品でもあった気持ちで.頂に立っている。
   ここは直進できず.直ぐ合わさった所に横枝が置かれ.笹尾根の登山道は南東へとハチザス沢ノ頭方面へ延びていた。

   笹尾根に乗り.登ってきた処を振り返る.12:16

     如何なることもないような所と思われるが尾根筋から直接.大沢山の頂にはでられなかった。ミズナラの雑木から小さなコブを越えてひと息.
   左に綴られた踏み跡へ回り込むと笹尾根の登山道が直角に曲がる角にでた。道標が「L字に槙寄山.西原峠」と指す裏側から出ている。

     写真の左後方の登山道を70mほど進めば大沢山の頂に立つ。右手に下るとハチザス沢ノ頭(金山).「深山の路」の分岐に至る。
   逆に頂から下る場合は手前に小コブがあることを知っていなければ.冬季でなければ視界も利かず.登りより分かりずらく悩むかも。

    大沢山(ブナ山・オオナギタ)
   裏側が側が日陰三頭ノ沢側になるのだが.12:20

     大沢山. この頂には何度訪れたことだろう。前回大沢山大茅尾根を下り.今回東尾根を詰めたことで.大沢山の山頂を十字に横切ったことになる。
   頂南面の切り開きから朧に桂川.笹子川出合付近を取り囲む山々が見下ろされていた。展望ならぬ風景になるがそれもガスの切れ目から。
   ここで昼食と思うも.まだ小さい雨粒が落ちている。避難小屋にお世話になることにした。

     小屋に着くと雨は止み.薄日が差す明るさに戻されていた。小屋の周りには中高年の団体が群がるよう陣取り休んでいる。
   何処に居ればよいのか分からぬほどハイカーは多かった。1パーティ2人だけが居たガラガラの小屋に入る。室内の温度計は19℃を指していた。
   ここで昼食を摂る。お茶漬け弁当は素と茶を注ぐだけできあがる。.ゼザートは蜜柑と質素。・・12:24避難小屋の滞在は.12:50.

     石原小屋窪左岸尾根から大沢山東尾根・・ハチザス沢ノ頭東尾根から入山
     三頭山玉川ナメリ沢を下降.玉川橋から峰谷橋