| 夢のよう憧れていた西丸.東丸を擁する尾根を抜けて.直接.大棚沢林道の起点に下る カヤトの伐採地跡から860m圏コブ南尾根を経て東海自然歩道へ―大棚沢林道.新大棚沢林道から切通沢橋・新道終点にでる 山伏峠から大棚沢ノ頭.要所小屋ノ頭.西丸.東丸と甲相尾根越え カヤトの伐採地跡から大棚沢林道と新道終点の二又・・まだ通行止の東海自然歩道 新道の起点から丸尾山をピストン.切通峠の点線県道を越える 東丸の下り.11:19植林帯に入ると闇とは云えぬものの更に薄暗くなり.南面に下る尾根は2つの大きな支尾根を派生させている。 左に巻き気味みに水ノ木方面への主尾根に乗る。右手の南尾根は境小屋沢左岸尾根に当たり大棚沢林道沿いに没している。 南方に向かい急な樹林帯を下ると尾根状になり.小コブを越えると傾斜は緩み.尾根筋がやや左に変って.突然右手に視界が開かれた。 カヤトの原から見る大展望 右上は860m圏コブ.11:24前方は南東に掛けてカヤトの尾根からの大展望が広がりを見せている。踏み跡は左の自然林.右はカヤトの原,カヤトとの境を縫うよう下りている。 又この伐採地跡には前回の小さなカヤトの原と同様に何本もの鋼ロープが放置され.薄い刃型のような金属の部品が幾つも残されていた。 ここで大展望を楽しんだ後.940m圏付近より左の植林帯に入り.910m圏からは南の尾根に移り.先の撮影された風景を横切り.860m圏コブを越えている。 西丹沢世附の山々 ![]() 中央を横切る尾根は織戸峠上部の980m圏から南西に延びる尾根(水ノ木沢左岸尾根)で水ノ木に没している この2年歩んできた山並の山座同定を楽しむ。正面のこんもりした頂が椿丸の稜線. 左手が織戸峠になり.椿丸 重なる右奥が世附権現山. 更に右は丹沢湖の奥.伊勢沢ノ頭や高松山方面を指している。 世附川本谷流域 ![]() 三国山からの駿相国境尾根・・三国山から続く明神山.湯船山〜不老山.日影山.六郎小屋山へ続く。 末端は丹沢湖三保ダムにでる。 中央に霞む遠方は足柄方面の山々.更に朧に明神ケ岳や箱根の山々が重なる。 本谷左岸尾根は椿丸南西尾根. 右岸上流側(手前)の尾根は丸尾山.橡ケ丸を擁する尾根の末端で大棚沢右岸尾根にあたり出合に没していた。 下流側は橡ケ丸から南東に派生する尾根.尾根末端700m点コブから土沢出合へと急激に高度を落としていた。 860m圏コブ南尾根 上左景アップ860m圏コブの南尾根は右斜面に長く落ちる尾根で.大棚沢の大棚橋付近に没している。860m圏コブの頭に重なるのが 椿丸南西尾根から延びる鞍部にあたるのが今年4月に訪れた山ノ神峠。今年の春に山神沢から遡り峠越をし水ノ木へ下りている。 前半は変化に富むが後半は丹沢湖まで長い林道歩きが待っていた。更に翌5月には熊沢からの中間尾根.椿丸南尾根を詰めている。 南西尾根の奥に広く覆う山容は不老山. この林道は番ケ平から先は今だ通行止で.正月に芦沢から登り不老ノ活路から駿河小山駅に直接下りている。 何処もがまだこの1.2年に訪れだした山域で調べれば調べるほど奥深く面白い山域だが.東京上野からは如何しても遠いいアプローチになっている。 大棚沢右岸上流流域 左景・・手前を横切る尾根は東丸南尾根切通峠の南方.1110m圏コブ(赤頭石杭,赤帽白柱659がある)から東方に派生する橡ケ丸や丸尾山を擁する尾根。 欲をかき足元の尾根と合わせ.大棚沢を囲む2つの尾根を少し齧ることにした。 三国山からの甲相尾根 右景・・中央が鉄砲木ノ頭(明神山)左手前が丸尾山.右奥が駿相尾根と甲相尾根を結ぶ三国山。北上すれば甲相尾根の鉄砲木ノ頭.切通峠.高指山。 更に進めば入山した大棚ノ頭に至る。右肩の鉄塔は高指山の北肩に建つ天竜南線の鉄塔で.山梨県白根変電所から 静岡県の新富士変電所を結ぶ送電線鉄塔群。 940m圏から植林帯に入る.11:38この一週間天候の不順が続いている。降雨のあった日が10日も続き.14日から曇天の予報も崩れている。 今朝も昨日の濡れた大地を歩んでいた。今降り出しても可笑しくない嫌らしい雨雲に覆われている。夕方4時には再び 降雨になる予報がだされていた。 それ故ルートを少しカットすることを朝方から考えていた。今までの濡れてもよいという考えは歳と共に夏場を過ぎると消え伏せている。 それでなくとも持続力が目に見えて衰え.気力だけで登れなくなってきた。それでいて古希を越えても登りたい贅沢さは今だ持ち続けている。 一番のポイントだが東丸から水ノ木に下らず.大棚沢林道に方向転換する。又右岸尾根は丸尾山までとし橡ノ丸は諦めた。 カヤトの展望を終え左手の林間に入ると陽光は出ていぬものの一瞬にして明るい台地と離れ.薄暗くなる。 それでも植林帯としては今までより明るく穏やかな尾根が続き.踏み跡もマーキングもはっきりしていた。 940m付近.11:46940m付近から東南東に延びる尾根に乗り.910m付近で南尾根に乗り換えている。本来は南東尾根に入り.水ノ木山の神に降りる予定でいた。 860m圏コブを越え.そのまま尾根を南下する。そして最後は上流(西)側の小沢に入り.大棚沢林道にでることにした。 踏み跡らしさはなくなっている.11:46枯カヤトにでてから地表の笹類は全く消滅している。間伐してから時間も経つも.小枝が絡むだけの歩き易い尾根伝いになる。 860m圏コブ 940m付近からの南尾根.11:51急斜面を下り鞍部が近づき飽くまでも真南へ下っている 860m圏コブの背は相駿国境尾根に乗る湯船山稜 右奥の尾根は丸尾山から延び.918m点コブから落ちる尾根の末端になり.林道にでてからはこの右岸尾根に取付くことにした。 860m圏コブ北側の肩辺り.11:56 見出境界標と思われるが標識あり.11:57 この先は再び急な荒れた斜面に向かい突入した.11:59 南方に修正しつつ枝尾根を選んでいる.12:02 綺麗に間伐されていた斜面.12:03 南尾根正面,足場が悪く枝打ちも多いズリ落ちる急斜面.12:07 12:07傾斜が緩むと尾根の右脇(西側)は浅い窪地状の台地に変わり.更に広めの窪状から小沢に変わっている。 細い尾根筋から林道が見定められるようなると末端は擁壁のため降りられず.尾根を少し戻り気味に沢底から林道に降りている。 大棚沢沿いの小沢と大棚沢林道との出合.12:15大棚沢林道 窪状の小さな涸沢出合,直ぐ下に大棚沢林道のゲート杭があり.12:19大棚沢林道の下降地点確認のため少し林道を下りている 大棚沢林道の起点 水ノ木幹線林道の分岐.12:21下流の大棚橋には3分ほどで下りている。そして確認してから上流に戻っている。ここで甲相尾根から下ってから初めて道標らしい道標を見る。 「←切通峠5.0km.浅瀬入口バス停11.1km→」と示され.甲相尾根の取付きと同じ型の道標には「東海自然歩道」とあった。 直進して下れば大滝から水ノ木へ。 大棚橋東詰・・中央が「109/114」林班界水ノ木から続く水ノ木幹線林道は大棚沢橋を渡り.丸尾峠越えをして土沢の各支流を横切り.詰めると約7.5km先で 駿相尾根の明神峠に辿り着く。明神峠は静岡県道147号(切通峠麓で分かれた山梨県道730号とは一連の路線)と交差していた。 次回下るコースになる。今回は点線県道を越え.山梨県道側の730号線沿いに下りる。 大棚沢林道 下降地点に戻り.東海自然歩道(林道)を遡る.12:30東海自然歩道(浅瀬〜切通峠)通行止め解除について. 平成22年9月の台風9号等による土砂崩れのため.浅瀬から切通峠までの区間は長く通行止となっていましたが. 平成30年8月28日に東京神奈川森林管理署が所管する水ノ木幹線林道及び大棚沢線林道は全線開通した。 その為10月1日をもって.神奈川県が所管する大棚沢線林道終点から切通峠までの歩道の通行止を解除している。 それでも今回歩んで根こそぎ倒れた立木が数ケ所.ガレ落ちた地点が1ケ所,起きていた。ただ歩行に支障はなかったが。 尚世附不老山線の浅瀬から世附峠については引き続き通行止めとしていますが.山市場と世附峠区間は通行止は解除されている。 玄倉林道は全線において落石が多発し.特に石崩隧道(3号隧道)〜洞角隧道(6号隧道)の間は非常に危険でで. 平成30年1月から歩行者を含め通行止。・・自然保護公園部自然公園課. 林道出合の滝.手前の堰堤で.12:37「14ね登り口」とあり? 確りした印のテープに経路の取付きが付いているが先は分からず。 又林道の向かい谷側には「世附猟区」の標識があった。ここも東丸の稜線にでることができるのだろうか? 浅い踏み跡はこの先も.尾根の先端や小沢口に踏み跡を見付けている。 小沢を横切る.12:43 ガレ落ち塞がれた林道.12:53開通もそこそこに世附川流域は地盤が緩いことを示している 大棚林道支線の起点 バラジマ沢(茨島沢)の出合先に架かる切通沢橋北詰.13:03大:25北詰の右脇はバラジマ林道が延びる起点 「昭和55年.大棚沢林道.新設工事起点.平塚営林署」と大棚林道支線の起点がある。 切通沢橋は以前.土砂の流失で大分激しく寸断されていた。ここから見渡すと今は綺麗に取り払われ.昔の姿を知ることはできなかった。 この銘板を背に昼食を摂っている。少し間が空き過ぎたのか? 食欲は余りないが妻の手弁当とからザック手に取ったドライフルーツに湿気た海苔煎餅を。 林道に入っても人に会わぬのは乙なもの。浅瀬への下山ではよく釣師と出会い.釣場の河川状況を聞き.渓相の良さを語ってくれていた。 近くにあった金山歩道第一歩道の取付きは切通沢橋の手前300mほどに倒れたカーブミラーが目印になる。イバラや倒木が多く最初のルート探しが大変らしい。 東丸の北側の鞍部にでる。又少し上部からは反対側の金山沢側に入る径路からは第二歩道口と結ばれている。尾根上でその地点を確認し下っている。 又バラジマ沢対岸の切通沢橋を渡ると直ぐ右手の尾根末端に.高指山東尾根(バラジマ沢右岸尾根)に取り付く踏み跡があった。 林道伝いにそのまま大棚沢林道の支線に入り遡れば切通峠にでる。バラジマ沢出合を過ぎ.Uターンする形で切通沢橋を渡ったため. 新大棚沢林道に入ると浅くなった渓谷は流水が逆流している錯覚を覚えさせられていた。 簡単にウマで塞がれたバラジマ林道バラジマ沢流域 切通沢橋の右脇には通行止示すウマが1つ.バラジマ林道口にポッンと置かれていた。林道はバラジマ沢の左岸沿いに綴られている。 バラジマ林道はバラジマ橋を渡って.2ケ所崩れ落ちたバックミラーの所に鉄塔管理道の分岐があり.ガレ場は浅く高度感が少なく危険度は薄い。 起点から50分でバラシマ沢を渡り管理道分岐に繋がれ.300号鉄塔へと尾根伝いに詰めれば東尾根から高指山に至る。訪れたいルート. 又管理道から301号鉄塔を目指しバラジマ沢沿いに進み小尾根に乗れば.50分ほどで富士岬平(バラジマ沢ノ頭)の北側. 1182m峰との間の分岐にでる。東海自然歩道高指山の北肩には道標と東電の巡視路標柱があり.今回は大棚沢を取り囲む尾根を周遊していた。 次回はバラジマ流域のルートを目指すことになろう。 山伏峠から大棚沢ノ頭.要所小屋頭.西丸.東丸と甲相尾根越え カヤトの伐採地跡から大棚沢林道と新道終点二又・・まだ通行止の東海自然歩道 新道の起点から丸尾山をピストン.切通峠の点線県道を越える |