続名郷へ. 郡界尾根の「ウノタワ」を訪れ.今回は大持山西尾根を下る・・奥武蔵山地Top

  再び名郷に入る。「ウノタワ」の言葉が耳に付き忘れられず.先月の中山林道山中まで戻り.横倉林道から市界尾根の秘境たるウノタワを尋ねる。
     大ブナの市界尾根を詰め.大持山からも枯葉に埋まる大らかな深みの台地. 西尾根から廃鉄塔.16号鉄塔と越え川俣へ。
                                                  2023年04月01日.松村
    名郷から横倉林道を経てウノタワ・・ハシリドコロと蟻の収集場
    横倉山を経て大持山西尾根.旧342号鉄塔
    西尾根末端を経て川俣.毛附.金倉地区

     初めて山らしい山を自ら企画し.登り詰めたのが.正丸峠から伊豆ケ岳。それから丁度60年の月日が経ち.先月はその当時のコースを
   東尾根から名郷へと歩んでいる。コースは地図を見て驚くばかりで殆どが忘れられた山域だった。それでも何か.懐かしさを蘇りみて楽しい山行だった。
   そして改めて奥武蔵の秘境とも云うべき「ウノタワ」を知り.今回の出掛ける切っ掛けにもなっている。もう1つ私の秘密の場が増えればと。

   前武川岳南尾根(天狗岩コース)の尾根末端
   県道53号線の名郷バス停.8:19

     正面が名栗川二俣では右俣湯ノ沢川沿いの県道53号線は旧名栗街道となり.山伏峠・新田へと抜けている。旧正丸峠へコース.
   左俣は入間川(名栗川)沿いの県道73号線で.その直ぐ先の二俣で.右俣の山中入沿いの山中林道と左俣の白岩入沿いの
   旧白岩林道とを分けている。左又は又.県道73号線で鳥首峠へと点線県道で浦山大日堂へと越える。右俣は妻坂峠に至る。

   4月1日(土).快晴
     jr御徒町5:31=5:49西武池袋.準急.¥870. 5:59=6:55飯能北口ターミナル.3番乗場7:16=8:11名郷bs326m.
     ・・朝方.新宿駅で人身事故が起き中央線.総武線は上下線不通。飯能駅では桜満開.

    桜と笑美山の肩に乗る大持山
   名郷から向河原へと抜ける名栗川左岸道.8:20

   私は左に直進し.そのまま県道53号線を歩む.8:23
    笑美亭と右に折れれれば天狗岩コースの分岐.前回は伊豆ケ岳から武川岳を越えている。その途中の前武川岳に至るコースがある。

   山中林道と県道73号線(旧白岩林道)の分岐
   T字路.大場戸橋を右岸に渡り県道73号線から鳥首峠へ.8:34

    T字路の左方は鳥首峠に至り.点線県道の峠路から秩父浦山へ抜けている。鳥首峠からは過って左の背稜に折れ.
   有間山方面の蕨山縦走路を綴り金比羅尾根を下りている。又峠の市界尾根を右に折れればウノタワから大持山に立つ。

     今回は直接ウノタワに立つため.起点の右側.山中林道から妻坂峠方面に回り込む。前回伊豆ケ岳東尾根から綴っていた。
   前回の帰路で.ウノタワへは一度は尋ねなければとならぬと知り.山中林道から横倉林道に移るため右の本流の林道を折れている。

    山中林道
   二俣の左俣白岩入を分け.右俣の山中入沿いに入る..8:35
    前回の山行と同じ再び林道を遡る

   謎の建造物.炭焼き小屋?.8:41

   山中林道5号橋
   崩壊し再建されたばかりの5号橋を今回は遡る.8:51
    山中林道の開通は丁度.来年の今頃の予定.

    焼石入林道の起点
   右俣の山中入を右岸に渡る.8:56

     向かい左に折れる所が焼石入林道の起点410m.左脇には大きな山「火事注意」の看板と「保安林」の標柱は立ち.
   又道標とその奥に黄色い鉄パイプの鞍が1つある。右角には「 雲幹線329・30号に至る」の鉄塔標柱と「名栗 森林組合」の焼けて
   読めぬ濃い藤色ぽい標柱が立つ。又取付きの焼石入左岸尾根を詰めれば市界尾根の天神山1130mの東尾根に乗る。

   更にゴロ石に灌木が転がる山中入左岸の林道を遡る.9:06

    湧水?と起点
     二俣から落ちる右俣の山中入に入ると直ぐ左岸に水場とも記されていた。この辺の植林帯の高みの法面から
   何本もの水抜きパイプが刺さり.地層の崩落を防ぐよう設置されていた。側壁の石ブロックから押し出された水で.元は雨水の可能性も高い。
   1ケ所にマグカップ.が置かれていた。

     右俣の堰堤が見える対岸からは「一級河川.入間川起点」の立派な石碑が立てられていた。
   入間川(名栗川)はこの起点から始まり.真坂入→山中入→名栗川→越辺川→入間川→荒川へと飯能・入間・狭山・川越・川島と
   約63kmを下り.上江橋の下(しも)で 荒川と出合していた。

     堰堤の直ぐ上.左俣から横倉沢(ヤギノ入)が山中入に入り込み.その上が林道の起点が山中。
   山中林道は右岸から左岸に移り標高点は542m点地とある。又起点とはお役所の管理言葉で.水源とは異なるそうです。

     この辺の水源源流としては前回訪れた名栗川奥の二俣真坂入の水源地の湧水。又今回はは左俣の横倉沢(ナギノ入)の源頭に当たる
   横倉山になる。一昨年は長尾丸山南尾根を綴り.新秩父線50号鉄塔から日向沢の源流を下り.有馬川沿いに林道を下りていた。
   名栗湖の上流を流れる名栗川左俣の有馬川の源流を日向沢ノ頭を源とする日向沢の水源地を抜けて有馬林道に下りていた。

    山中林道と横倉林道のT字分岐点
     横倉林道口.9:12

     山中542mT字の分岐点にでる。直進は林道終点660mにでて.山道に変わり妻坂峠へ。横倉林道の起点でもあり.
   左に入れれば.林道の終点750mにでて.山道に入ればウノタワコースが綴られている。左俣の谷間は横倉沢(ヤギノ入)で.
   この先右岸に跨ぐ所が林道の終点だった。起点の左端には道標群が備えられ.右端には林道名が「横倉線」と立つ。

    横倉林道
   左に折れ林道に入り直ぐ.左のヤギノ入側にあった廃軽トラ.9:15

   間々の広さがある分らぬ建造物.ポストがあり.カーブ1・・9:19

   林道に入り整理された最初の崩落地.9:26
   2019年の19号台風による

   滝ノ入手前にあった保安林区域図.9:28

     水平の河川がヤギノ入(右俣の本流)で.ウノタワへは左俣沿うに登っている。林道の途中が滝ノ入.
   緑線は滝ノ入右岸尾根で焼石入左岸尾根に合わさり.市界尾根の天神山へ突き上げている。

   滝ノ入・・林道のUターン地点2.9:29

   急カーブで写真上に乗る.9:29

   細かく林道が地割れした部分.9:33

   標高684m点手前.木製で装う巨大な堰堤.カーブ3・・9:40

   落石の林道.9:43

   750m圏.横倉林道終点広場.9:49
   「ウノタワ入口」の道標が立ち.左奥のナギノ入を遡る

   ナギノ入の取付き.9:57
    山道に変わりナギノ入を飛び石伝いに渡り.右岸沿いに登る。

   ナギノ入の二俣
   二俣?10:06
   このコブの左俣がウノタワ方面.右俣は横倉山.大持山.妻坂峠に至る背稜を取り囲む方向の分岐点。踏み跡はない。

    
    二俣の足元に立つ注意看板と生い茂るハシリドコロ.10:07

   左俣からウノタワへ0:14

   石積は炭焼き跡.10:17

    まだ裸の渓畔林にむかいあわせの植林
   緩やかで大らかな沢底と不思議な林相の境.0:27

   枯葉に埋まる足元.10:35

   横倉沢(ヤギノ入)左俣.10:37

   標柱の注意情報.10:40
    このL字の型の道標は何度か通過していたが「歩む時はラジオを聞くよう」伝えている。熊対策のよだ。

    苔石むしる台地
   一面に苔むしたる礫地帯.10:44

   苔石の群生地

   HP「あんつべ」
     アリの飼育.収集家のHP「あんつべ」氏は苔むすこういう所は1年中湿度が高い証拠ですからアリもいそう。
   この山域ではいろいろなアリが生息しています。

     この日(2020年1月24日)はまだ涼しかったため.見かけたアリの種類は多くありませんでした。
   登山口付近で7種類.稜線付近で3種類。特徴あるアリの写真がHPに記載されている。分かり易い解説に人を引き付ける会話が面白い。

  

   4月も1日の苔むしる風景

   10:45

    武川岳と前武川岳
   横倉沢(ヤギノ入)左俣の右ツメ.11:02

    市界尾根の1990m圏肩.北東尾根(中間尾根)
   ブナ.ミズナラ多い源流部の尾根に乗る.11:02

   尾根に乗る道標から南下しトラバース.11:13

    抜けだした市界尾根
   ウノタワの東側肩にでる. 11:17

     ウノタワの端に着き.現れた道標はこの腕木のみ確り認められた。ウノタワコースのナギノ入を登ってきた。
   振り返る対岸は天狗岩がある前武川岳南尾根だろう。この後は木々に」囲まれた窪んだ広場のような台地.
   深い枯葉に覆われたウノタワの不思議な空間にでた。

    名郷から横倉林道を経てウノタワ・・ハシリドコロと蟻の収集場
    横倉山を経て大持山西尾根.旧342号鉄塔
    西尾根末端を経て川俣.毛附.金倉地区