・・奥多摩.奥秩父東部概念図 ・・奥秩父連峰Top

      笛吹川源流と支流の琴沢と荒川. 雁坂から国師岳の甲武.甲信国境尾根 ・・甲斐側国立公園概略図
    金峰山周辺Top 

    奥奥千丈岳
      1967年07月. 増富から金峰山.朝日岳.奥奥千丈岳.甲武信ケ岳への山稜―千曲川源流歩道から梓山・・一年女子企画
      2017年06月. 大弛峠から北奥千丈岳石楠花新道―ゴトメキからトサカ.大ダオを経て東奥山窪を下降し徳和林道から徳和

      2018年05月. 国師ケ岳から北奥千丈岳石楠花新道ゴトメキを経て遠見山―鳥ノ尾根から東御殿南尾根を経て東沢を下降し杣口林道
      2021年06月. 焼山林道ゲート.塩平尾根から小楢山をピストン―幕岩・大沢ノ頭から妙見山南西尾根を下る・・コロナの鼓川温泉

    甲武信ケ岳
      2008年04月. 両神山八丁尾根から笛吹川中流の西沢渓谷を散策
      2012年09月. 笛吹川右岸・・徳和から道満尾根を詰めての乾徳山―黒金山.牛首ノタルから笛吹川天科
      2015年09月. 落合hから墨川山拝殿尾根.伝通院の水源林巡視路.防火帯を綴り.倉掛山西尾根から峠沢左岸旧道

    水ケ森・帯那山付近
      2020年11月. 焼山峠からヨモギノ頭で方向音痴に陥り.乙女高原を探索し.乙女高原自然観察路から塩平・ほうき窪へ
      2021年06月. 乙女高原からヨモギ頭に立ち水ケ森林道の長城山.ソッタ頭,黒平峠.水ケ森.弓張峠と1410m圏コブ北西尾根から高成林道
      2020年10月. 奥帯那山天神峠尾根―帯那山から脚気石神社に下り.穴口峠から興因寺山南尾根を経て北山園地から塚原

    玉宮周辺の山
      2014年11月. 左岸上・・柳沢峠から鈴庫山―藤谷ノ頭市境界尾根.赤岩御殿から三富.笛吹ノ湯
      2016年06月. 重川右岸の室床川中間尾根から高芝山―鉄塔尾根から180号鉄塔南東尾根に下り塩山平沢へ.座禅草の里を散策

    笛吹川の右岸支流.青笹川を取り囲む囲む山々・・乾徳山.笠盛山.黒金山と牛首ノタル

   笛吹川右岸支流.徳和川と青笹川に囲まれた森林.草原.岩場と展望に恵まれた山域
     徳和から道満尾根を詰め乾徳山・笠盛山―黒金山から牛首の南東尾根へヴァテイケーに縦走し青笹川の里. 青笹天科へ下る 2012年09月16日.松村

     徳和から乾徳山道満尾根・・南面に開かれた大展望
     黒金山・牛首の南東尾根から青笹

   北面から望む乾徳山から綴る山稜
   国師岳山頂より・・2018.06.04/5:47
    牛首.黒金山と乾徳山と大ダワを隔てたトサカで.隔てる谷間は笛吹川西沢

    乾徳山道満尾根.黒金山.牛首南東尾根.花尾尾根
   棒杭より笛吹川を隔て
    左岸の市界尾根に立つ東西に細長く整地され1363.6mの小コブ.三角点。棒杭からの展望・・2014.11.21/12:46

    乾徳山
     乾徳山は奥秩父山域の中核南部に位置し北奥千丈ケ岳から連なる石楠花新道を南下るとゴトメキで2つの尾根を派生させている。
   南西へ延びる鳥ノ尾根を分け.東方へ石楠花新道から大ダオ・黒金山と繋いでいる。更に牛首ノタルで西沢渓谷に落ちる北東尾根と
   南方に派生する尾根を分けている。その手前から南下して聳える岩峰が乾徳山。

     甲府盆地の北側に位置し.原生林にカヤトの原. 頂は巨岩群を持ち.奥秩父の前衛として特徴ある山が乾徳山。
   元徳2年(1330年).塩山の恵林寺の庭園は夢窓国師が築造し修業した山でもある。恵林寺の乾(易学で北西を示す)にあり.
   裾に徳和村があるので乾徳山と名付けられたらしい。又乾徳山は女子禁制の信仰の山で.昭和の初期に女人の登山が解禁されている。

     この乾徳山は昔RHCの創立期に初代小林会長らが乾徳山々行を企画し私にとって.新人を集めた山として知る限りだった。
   乾徳山と直ぐ山名は憶えたものの未だ登ることすらなかった。初代の先輩達にとっては今でも語る因縁のある山のようだった。

     北側から流れ込む西沢渓谷を始め.東沢などの源流の水を集めた笛吹川は乾徳山の東側から甲府盆地に流れ込み.釜無川と合わさり富士川へ。
   乾徳山の西側にはこの支流の徳和川がゴトソキ周辺を源流に控え.南東部に位置する乾徳山の里に流れ込み.笛吹川本流に合わせている。

     徳和川の中流の北斜面の海抜800mに徳和の集落がある。ここから入山し.道満尾根から乾徳山.青笹川を囲む山々を周回して雁坂みち,天科に下りた。
   黒金山を越え手首ノタルから南東尾根を下り青笹川を下れば里は青笹・天科に下りられ.笠取山の県界尾根南部の山々の展望も楽しめられている。

    徳和の集落
   徳和乾徳山登山口バス停.9:06

    9月16日(日)晴後曇
     jr御徒町5:31=5:34神田:43=6:38立川:43=8:12塩山南口.山梨貸切バス¥660. :30=9:02徳和乾徳山登山口bs:10.

     連休の半ば大型台風16号が今日沖縄に上陸. その影響で前線は刺激されている。
   明日の甲信越地方では今日以上に天候の悪化が予想されていた。前半は汗ばむが午後から崩れることを覚悟して入山した。

     塩山駅からの路線バスは満杯. 重荷を背負う山岳部のグループもいる。ヘルメットが見えることから東沢に入渓するのだろうか?
   乾徳山は日帰りのハイカーが多く.我々中高年に混ざり親子連れも目立っている。

     路線バスが秩父往還.R140号線に入ると窪平付近でトレイルの大会か? 国道を走り.歩むランナーが点々と続いている。
   小さなザックを背負い.上流に向かい走るランナーを何人も追い越していた。胸には300台のナンバーが打たれていた。

     又今日は巨峰ノ丘マラソン大会がこの地で重なるよう催されている。まだスタートはこれからで.参加するランナー達が列車に何グループも同乗していた。
   大きな道角には地元の人がその準備に精をだしていた。参加賞は巨峰のようだ。バスは馬込を過ぎ.徳和川出合から乾徳山線に入る。

    鳥ノ尾根東御殿
   徳和集落からトサカと徳和川上流の奥山窪.9:15

     獣棚・・右下が徳和の集落.9:18
    
    林道下徳和釜口線の徳和峠の閉ざされたゲート             峠の林道ゲート.左脇からの登山口

     道満尾根から乾徳山
       9:02徳和乾徳登山口bs:10一9:18徳和峠一10:08道満山一10:23(←徳和 大平.下釜口→)一10:30小:40一11:32扇平
       一11:58髪剃岩一12:25乾徳山:45.

     乾徳山の登山道は4つのコースがある。1つは東面の大平牧場から扇平に入る登山道。
   又徳和集落からは残る3つの登山口があり.1つは徳和川を渡り.左岸沿いに辿り.オツバ沢出合から入山する登山道。
   銀昌水.錦昌水の水場を通り国師ケ原へ登るコースで.途中はダートの徳和林道を幾度が横断し尾根上にでている。

     もう1つはそのまま徳和川沿いに遡り.東奥山窪から大ダワにでて黒金山に回り込むコース。
   更に徳和峠から道満尾根をダイレクトに登るコースは国師ケ原へ登るコースと月見岩で合流し扇平にでている。
   無料駐車場は15台で満車だった。マイカー族のコースは判らぬが路線バスの乗客の中では集落を抜ける道満尾根コースを選んだのは私独りだった。

    道満尾根
   道満尾根へ山道に入る.9:21

    徳和峠
     徳和川に架かる橋を渡り.斜め右上にある民宿「山吹荘」の角坂を登ると集落の真ん中を歩み抜けるようなる。
   右手に県文化財「旧坂本家」の朽かれた屋敷前を通り.道標に導かれ舗装された徳和林道を辿って徳和峠へ。

     やや高みにでて集落が見下ろされる高台にでてる。確りした立派なフェンスの獣棚が設けられた閉ざされた林道のゲートにでた。
   棚扉を開けると左の石垣に付けられた道標に「←乾徳山登山口.道満尾根」とある。
   道伝えに石垣を越え小径になり.直ぐ樹葉の茂げ潜るトンネルに被われた。そして徳和峠北側の肩.道満尾根に飛びだし乗っている。

    道満山
   丘のような頂1314.1m.10:08

     尾根上にでると明るい木洩れ日の尾根が続く。傾斜は緩み程よい登りの幅広い尾根径。
   杉林が覆う尾根伝いに赤松が混ざり.その茂みが多く目立つようなると広葉樹に被われた4等三角点標石がある道満山1314.1mにでる。
   頂とは思えぬ小高い緩やかな小平地。森の中.古い木片の山名標「道満山」が頂であることを示していた。

    道満尾根
   尾根下半は杉林に混ざり赤松林が目に付く.10:16

    乾徳山(南)林道
   乾徳山の東麓の登山道に接線した林道.10:21

     平坦になった登山道。絡み合う樹林も尾根筋は疎ら,北側の細長いコブは左側を巻いている。
   すると歩む間もなく前方に乾徳山林道のガードレールが接するよう突き当たった。

    林道
     登山道に沿うよう接した林道はスナップ写真を見るとカードレールの左端は道満尾根から徳和へ下る分岐にもなっている。
   又林道と尾根筋側には新たに道標が立てられ.「大平・下釜口方面」の分岐と付け加えられている。徳和への踏み跡は樹林が絡みで荒れていた。

     この林道は乾徳山(南)林道で三富村釜口にある大平牧場から乾徳山の東側を廻って広瀬湖北側へ続く林道。
   完抜.延長7564m.幅員4m.冬季閉鎖12/10〜4/25. 大平高原Pから牧場を横切った丘の上に登山口があり.登りは最短のコースで50分程の距離。
   道満尾根沿いに南下すれば徳和地区へ。分線の塚本線近くには先程歩んで来た徳和林道の登山口があるがその間は今だ繋がれていず。

   古い道標は「満道尾根から徳和」とある

     右方面へ延びる林道は北東へ大平高原(大平荘.P¥500)を経て.南下し道満山の東麓を横切り.街道の下釜口へ至っている。
   ここは又道満尾根末端でもあり.笛吹川と支流徳和川の出合にも当たっていた。

     林道の左方は乾徳山東麓を回り込み青笹川を渡って.牛首の南東尾根に乗り,尾根上の林道広場から赤ノ浦川の源流に延びている。
   今回の下山登山コースは最後に林道広場から青笹川へ下るよう取っていた。

     クリスタルラインとは山梨県北西部へ。東方は山梨市牧丘窪平から西は高根町清里まで主に林道を連ねた標高1000m以上の
   道路群を繋いだ道路の愛称で東部は林道乾徳山線=乾徳山(南)線=徳和線=塩平徳和線・・と総延長は68.1kmと長い林道。
   県道.林道.農道.市道等の舗装20路線を結び構成されている。

    痩せた露岩帯
   この先で草原にでる.10:58

     分岐から再び急斜面の登りが続く。右手に絡む鹿棚は如何にも古い.その脇筋を抜けている。
   錆びた鉄条網が4面.古過ぎて確りした形を成しているのは殆どなく.崩れ.倒れ落ちているものばかりでかなりある。
   そう云えば鹿が多くみられると云う割にはコース上に新たに設けられた鹿棚なり.改修はされていなかった。

     鹿棚の終わりで1本取った。10時半.少し時間に追われる形になっている。蜜柑をかじり.目に付いた小さなチョコを1粒ほうばる。
   後は頂まで歩むことにした。林道から分けられた荒れた作業道の尾根上をジグザグに横切っている。以外に道幅は広い.。
   そのうねりを4回ほど゙習い綴ると巻かずに直登する登山道を進んでいる。汗が程ほどに萎むころ.傾斜も穏やかに治ってきた。

   甲府盆地山梨市方面を仰ぐ
  国師ケ原から鳥ノ尾根を望む.11:09

     中央を横切る鳥ノ尾根大久保峠を越えた鼓川の先に望まれる山並は塩水山・倉戸山から水ケ森・帯那山に延びる尾根。
   金峰山からの八幡尾根が並行して下りてをり.尾根末端は偽称・偽八ケ岳。甲府盆地の対岸は南アルプス北部。

     灌木の切れ間から草原が広がり.甲府方面の展望が仰がれる広大な天空の下.盆地越えに遠方の山並みが広く開かれていた。
   短い灌木帯を抜けると初めて.山を下ってきた親子連れに出会っている。国師ケ原から回り込むよう下ってきた。
   見守る母親に優しく教える父親がいた。傍で挨拶を交わすと仄かな心地よさが伝わってきた。

     笛吹川左岸尾根の下部・・藤谷ノ頭・ハンセンノ頭・柳沢ノ頭・高芝山
   背は霞むのは大菩薩から・雷岩・妙見ノ頭・・丸石峠.11:20

      大平牧場を隔てた梢越えに大菩薩連嶺の西面が仰げるようなる。笠取山からの緩やかに境界尾根が塩山盆地へ延び落ちている。
   倉掛山を越すと藤谷ノ頭・ハンセンノ頭・柳沢ノ頭・高芝山と峰を連ねて.中央少し手前に鋭角に見える小さなコブは鈴庫山1600mだろう。

     笛吹川左岸沿いは2014年11月に柳沢峠から鈴庫山を詰め.藤谷ノ頭市境界尾根を下り赤岩御殿から三富に下りている。
   又倉掛山からは2015年09月に丹波川落合から墨川山拝殿尾根.伝通院の水源林巡視路を詰め.倉掛山西から峠沢中間尾根を下ってもいた。

    白沢左岸尾根と倉掛山の下流は峠沢中間尾根
   中央右下は峠沢出合で対岸は芦沢・天科の集落

     遠方は奥秩父・・唐松尾山.大洞山方面。その間手前に石保戸山1672.8mが聳えている。
   左中央は花戸尾根と牛首南東尾根は1504m点下で尾根を2つに分けている。赤ノ浦川と青笹川を隔てる中央下の尾根。
   南東尾根をその間々下れば青笹川の沢底に下り.末端は円山と青笹の集落に至る。

    正面が道満山
   同じ場所からの道満尾根を見下ろす.11:21
   右上が大久保山1487.0mと東御殿147.0m

     北側のコブを西側に巻き込み樹林帯の登山道を詰める。この上で左手に斜上して一段と高く見えるカヤトの原が扇平(おおぎぴら)。
   横切り頂に向かうが.直進するコブは小屋沢ノ頭。再び急登になる。小屋沢ノ頭の直ぐ南側下で左に斜上し.林を抜けるとカヤトの中に月見岩という大岩があった。
   (旧三宮町の乾徳山案内板より)・・無雪期に登るルートではないようだ。

  ゴトメキから大鳥山.小鳥山を擁する鳥ノ尾根・・中央から末端は大久保山.大久保峠.杣口山(大明神山)
  半ば左背が甲府盆地越えの御坂山塊・・月見岩.扇平より南西の方角を望む.11:28

     左側から北側のコブと道満山. 尾根の間が鈴庫山からの南西尾根末端・・滝沢山と扇山(恵林寺山)
   ・・その右脇.塩山盆地に小さく望めるのが塩ノ山

     手前の徳和川と琴川を隔てる写真中央を横切るのが鳥ノ尾根。
   奥秩父背稜の北奥千丈岳から南西に延びる長大な尾根で.裾野の塩山盆地北側の笛吹川.三富上に没している。
   ・・ゴトメキから黒金山への石楠花新道を分け.遠見山.大鳥山.小鳥山.西御殿.東御殿.大久保山と下り.大久保峠から杣口山を経て牧丘.窪平へ。

     登っているハイカーの頭上が鳥ノ尾根の大久保山を下って大久保峠。小さなコブは杣口山。上流側の頂が大鳥山.
   その間奥が琴川を隔てて聳える小樽山1712.5m.その先が水ケ森林道が綴られている尾根になるのだろう。

     扇平(月見岩分岐)からは国師ケ原経由で.徳和川左岸のオソバ沢登山口に下りられる。
   徳和渓谷の遊歩道が下りた左岸にあり.上流で右俣の東奥山窪を詰めれば大ダオの笹原にでられる。

    髪剃岩と甲府盆地全景
  
    重川と笛吹川河口流域・・晩夏の強い陽射しが照り付け跳ね返えす積雲の群れ.向い遠くは御坂山地。

   髪剃岩・・右中腹は国師ケ原のカヤト.谷間の徳和川を隔てての鳥ノ尾根
    山頂直下の岩場が最も手強いが鎖が付けられていた

    鳥ノ尾根東御殿1536mと西御殿
   更に右上アップ・・笛吹川河口と塩山盆地

     左上遠方は本社ケ丸辺りから御坂山地主稜へ.甲府盆地を隔てる手前は水ノ森・帯那山へと連なる尾根で尾根伝いには水ノ森に林道が延びている。
   左端が鈴庫山から南西に延びる尾根末端。恵林寺山(扇山)の西側.牧丘の窪平になる。牧丘町杣口地区.

    笛吹川下流左岸の山並
  
   幾つもの西尾根を横切るのが市営林道鈴庫山線と県営鈴庫山線で.中央の藤谷ノ頭市境界尾根上が林道の境界にもなっている。

     笛吹川対岸の山並は鈴庫山から南西に延び坂脇峠越で滑沢山.扇山(恵林寺山)へと綴られるのが竹森川右岸尾根。
   この奥に重なる山並が重川右岸沿いの尾根になり.藤谷ノ頭山からハンゼンノ頭.柳沢ノ頭.高芝山と続き竹森川出合に没している。

    竹森川・・平沢.玉造地区
   左景アップ・・笛吹川流域と右手が道満尾根

     背は最菩薩山稜で中央の尾根は竹森川右岸尾根。塩山盆地に飛んで塩ノ山・・その左肩奥がjr塩山駅
   奥に霞む背稜は恩若ノ峰南西尾根と甲州高尾山の尾根。更に南方は日川沿いから御坂山地北限に入っている。

    扇平と大平高原
   陽当たりの扇平下にコブ横に大平牧場が見下ろされる.11:59
    背は笛吹川.対岸は鈴庫山から滑沢山.高芝山.更なる山並みの奥に大菩薩嶺

     大平高原からの小径が右前方から合わさる。この山径は最近大平高原(大平牧場)への林道が開かれ.乾徳山までのアプローチが極端に短くなっていた。
   下釜地区で下乾徳釜口線と乾徳山南線が繋がれ.下釜口からの林道でマイカーによる入山が多くなる。大平荘P¥500. 塩山駅からタクシーで¥5400

    展望
     そして又直ぐ左側から国師ケ原からの山径が合わさり.傾斜も落ち,カヤトの広い草原に変わると展望が開かれた。
   朝方から雲が湧き始め,眺望は10時頃までと思っていただけに幸運に恵まれている。
   甲府盆地が眼下に見下ろされ.小さな塩ノ山の先に塩山の街並が広がり.その右中央にぶどうの丘が肉眼でも以外に大きく望まれた。

     霞んでいる仄かな展望でも開かれると閉ざしているとでは段違いの違いを感じ取っていた。この眺望を観るために登ってきた感があり。
   霞み雲落ちる広大な甲府盆地が見下ろされた。秀麗たる富士は裾野のみで.霞みが更に強く被いだしている。

    盆地に入る笛吹川
   天狗岩.頂まで最後の鎖場20m

     扇平からは針葉樹林を綴る登りとなり.最後のツメは露岩混ざりの灌木が絡む痩せ尾根は,突然巨岩に先を塞れた。
   岩峰群が頂の前衛として構えている。まず最初の鎖場,岩壁に触れる。確りしたクラックが壁を切り.その間に鎖が固定され連なっている。

     硬い花崗岩の岩盤は時にはクッションを利かせ.差し込みクラック沿いに登っている。
   山頂まで5分位の所には鎖場と山頂直下の16m程の一枚岩が最後の核心部として構えていた。

     三点確保さえ丁寧に行えば案ずることもなかった。今回は鎖も少々利用させて頂いた。
   その奥は岩片や大岩の積み重ねられた岩場の頂に立っ。頂は狭過ぎて三角点測量ができず.設置ができなかったとされていた。
   まずは山座同定を楽しむ。

    乾徳山々頂
   角石多く座るも狭い頂.12:23

     山頂は照り返しがあり陽射しは強く.風は囲む岩石で遮られている。祠の左横に狭い憩いの場を見付けている。
   記念撮影に私も入ってしまうかも知れないほど狭い。東奥山窪からの吹き上げる谷風が心地よかった。

     冷凍ビールもまだ冷えていた。まずは一口.ゆっくり深く呑む。喉越のよさは云うまでもない。立てつづけに三口呑む。
   体に沁み流れ込むと喉こしを体で味わっていた。昼食は今回もお茶漬けに。弁当箱にはシャケにタラコ.梅干しのフルコースが入り.お茶漬けの素に
   お茶を加えればよかった。少し塩分が強いが暑さにはそれが味噌.掻き込むよう流し込む。

     徳和から乾徳山道満尾根・・南半球を越えた大展望
     黒金山・牛首の南東尾根から青笹