| 西権現山稜南面の2つの沢と2つの中間尾根で繋ぐ。オクノ沢ノ嶺から麻生山.三ッ森北峰から丸山を下る ・・権現山陵Top 雨上がりの大入沢と麻生沢と南面のを各々2つの中間尾根を登り下りする。 浅川大入沢670m圏二俣中間尾根から三ッ森北峰へ―葛野川麻生沢730m圏の中間尾根を下り.富岡.奈良子入口bs 2013年05月17日.松村 浅川bsから大入沢二俣の1240m圏.中間尾根を詰め.権現山稜.三ッ森北峰・・イワカガミ 麻生沢二俣.東峰の中間尾根から奈良子入口bs 下町下谷神社の御祭礼も滞りなく終わり.その締めの行事に追われ.このところ土.日曜はつぶされている。 この時期は常に新緑のチャンスを逃し.長沢脊稜や秩父へ抜ける山行はアプローチの便を考えると土.日以外に日程は取れなかった。 又できるだけ早い時期に若葉萌える大地を踏みたく.再び手近な中央線沿線の葛野川の支流.浅川流域に入る。ルートとしては今年1月に登っている 扇山の曽倉山東尾根から眺めた権現尾根を左に見つつ登る。その時の印象に絞られた中間尾根の2つのルートを選ぶ。 権現山を中心とした吊尾根は桂川の支流,鶴川と葛野川を隔てる分水嶺になり.浅川峠東面は北面及び南面は鶴川が入り込んでいる。 又西側に面するのが葛野川左岸支流の浅川流域の源をなす権現山。その西方へに延びるのが今回訪れるオクノ沢ノ嶺と麻生山へ繋がる山域。 権現尾根の南面には多くの支尾根を派生させている。その中大入沢(おくり)と麻生沢を派生させている西側権現山稜の両脇端を 締める中間尾根にルートを求めてみた。地形図の「大月」図幅.右上には.麻生沢の高度600m付近まで左岸に破線路が記され.その林道を利用し下山した。 眺望は既に覆い被さる若葉で閉ざされているものの.若草色に茂る新緑を一目見て.春のうぶ気を堪能させられている。その若葉溢れる森と渓に入る。 遠方は権現尾根 花咲山手前の620m圏コブより北側を望む端倉峠から花咲山へ向かい620m圏コブ北側より撮影.2013.08.30/8:40・・権現山から北峰へと背稜を散策する。 浅利川を隔てた大垈山から天神山に至る深城線鉄塔群。その背には市界尾根(大月市.上野原市)の権現山稜が綺麗に並び横たわっている。 右手の浅川の浅川大入沢中間尾根から権現山稜にでて.鋸尾根と長尾根に挟まれた三森北峰手前の麻生沢中間尾根を下り富岡へ。 5月17日(金).晴 jr御徒町¥1450. 4:46=4:39神田:41=5:42豊田.大月行.:48=6:34猿橋:53=7:30終点浅川bs. 今回は猿橋駅北口から女子中学生が1人増え.4人と私が共に大月駅始発の浅川行路線バスに乗り込む。 運転手によると名勝猿橋を横切る先の高台に中学校があり.そこへ通う女学生達。 何時も女子ばかり乗るので女学校と思っていたが市営の中学校らしい。彼女達が下車すると今回も車内は私独りになった。 私が行先を知らせる前に運転手から「浅川までですか?」と言葉を掛けられている。。「ハイ!」と答え.バスは浅川流域に入る。 「新緑の山々は素晴らしい山登りになるだろう!」と運転手は絶賛した。私もそれを狙っての山. 今回も一人旅.山中で他のハイカーと擦れ違うことはないだろう。贅沢過ぎる山が待っている。 路線バス・浅川線の終点.浅川バス停.7:29正面が土道で浅川峠への峠路. 左手は舗装された林道で横島に至る。左上の茂みがオクノ沢ノ嶺南尾根末端になり. その裏側が大入沢が入っている。バス停周辺は家屋等何もない殺風景な所だった。 大入沢中間尾根から三森北峰 浅川bs7:30一8:00大入沢二俣一8:50露岩帯一9:27主稜一9:35道標「←麻生山.権現山方面→」:45 一10:20コブ(43の標石)一10:29麻生山.三角点峰一10:35尾名手峠一11:00三森東峰:50⇔11:23北峰:40. 終点浅川バス停(大入)で運転手から「何処へ行くの!」と尋ねられる。バスの終点は丁度.横島の集落へ遡る舗装された林道と 土道の龍滝沢沿いに遡る浅川峠への峠路の分岐点にあたっていた。その間に流れる「大入沢を辿る!」と指で先を指し伝えている。 昨夜の降雨は朝露を多く残していた。彼から「朝露に濡れるだろうが気を付けて!」と言葉を付け加えて下さった。 私は「ありがとうございます!」と降りている。 浅川川北側源流の大入沢 大入沢に入り2つ目の堰.左岸をヘズる.7:41 踏み跡は直ぐ谷間へ.7:52葉の一葉一葉は昨夜の降雨で雨雫を樹葉に留めさせ.渓谷は若葉溢れる清々しい姿に変えていた。 谷間を埋め尽くす樹葉は新緑の色淡さを増させ.苔むしる転石が更に沢底をも緑で埋め尽くしている。 汗がでても暑苦しさはない。流れる風が爽快さを呼び.緑の豊かさが緑の香りをも運んでいた。 大入沢二俣 中間尾根の末端から取付く.7:54右俣は伏流している。 バス停前に「相模川水系大入沢」の標識があり.大入沢に架かる橋から上流を臨むと出合から堰堤3基が狭い間隔で臨まれた。 何処かにルートがあるとオクノ沢ノ嶺南尾根に入らぬよう右岸のヘチにルートを探り求めている。 ここ大入沢は又オクノ沢ノ嶺南尾根と麻生山南尾根に挟まれた渓谷。1020m圏から南東へ派生する尾根の末端にあたり. 麻生山南尾根は別として.オクノ沢ノ嶺南尾根の末端を越えている。漠然と何も考えず踏み跡を辿るとオクノ沢ノ嶺南尾根に入ってしまう恐れがあり。 このルートから逃れるには大入沢右岸沿いの作業道を探すしかない。 登らず出合から右岸沿いの竹藪の中に入ると薄い踏み跡が残されていた。好天にも係らず日は全く閉ざされている。 湿り荒れる踏み跡.径があるかないのか分からぬ踏み跡に.黒いホースの水道管が走っていた。 朝露付く竹藪を抜け堰堤の右岸を越えると踏み跡は消え.細過ぎるが流心に沿い歩き易い所を選び選び遡る。 殆ど傾斜はない。その上の堰堤は左岸のヘチを越していた。歩き易い所が薄い踏み跡で.ただ流心を探れば30分ほどで藪濃い.二俣にでる。 二俣手前にコーラの空缶が転がっていた。 浅川川大入沢670m圏二俣中間尾根 尾根に乗り細尾根へ.8:12二俣中間尾根 二俣出合には綺麗な丸みを帯びた大木が頭上高く空に突き上げていた。その裏側が尾根への直登のルートになる。 この尾根は大入沢670m圏二俣中間尾根で龍滝沢右岸尾根とオクノ沢ノ嶺南尾根(オクリ沢右岸尾根)に挟まれ.真っ直ぐ北上し登る尾根。 龍滝沢右岸尾根に取付くには先程の峠路に入り.直ぐ左手の御堂を経て.墓地の中を進み尾根に取付いている。 大入から権現山への最短距離にあり.主稜上の取付きには2年前だが沢山のマーキング.テープ類が多く立木に付けられていた。 二俣から最初の急斜面は薄暗い杉の植林帯.下枝の絡みは少なく.それ程掛からずして尾根に乗る。 長い細尾根になる.8:21全体的に尾根幅はあるものの尾根筋は幾らか突き上げる細尾根になっている。左手からは沢音が瀬々らぎとなり聞こえてきた。 右手は伏流した沢筋が見下ろされ.暫くして共に瀬音を聞くようなる。尾根上の藪の絡みは殆ど見られなかった。 8:54木漏れの大地に茂りだした若葉とツツジ 15分ほどで左前方に作業道を分け.尾根の左側は自然林.右側は杉の樹林帯.その境を詰める。 植林帯を抜け自然林に入ると木漏れの大地に変わり.こぼれ日が裸の地肌に照り付け.尾根伝いに野草を見るようなった。 日当たりがよく.高度を稼ぐにつれ.下草が目立ちアセピが茂りだす。 それに引き変えに裾野は既に濃い緑の森で覆われていた。灌木が現れだすと淡い若葉の新緑は目でも楽しめるようなった。 露岩帯 ![]() 9:00と9:11 露岩帯でも危険な所はなかった。距離的には丁度よい変化をもたらしている。 露岩帯を抜ければ明るい灌木帯に尾根は丸みを持ち.喘ぐ間もなく主稜にでる。ただ尾根筋の眺望は若葉に覆われ望められず。 仰げば頭上も緑豊かな樹葉.9:05木漏れの陽光溢れる権現山稜 出た所が1240m圏.左に折れオクノ沢ノ嶺1252mへ西進.9:27権現山稜の西方 権現尾根は一昨年の1月.権現山北尾根から尾名手沢を取り囲む尾根を周回している。その折は落葉し冬木の尾根に覆われていた。 尾根筋の裸林の枝越えからは天空に繋がる蒼空と梢越えに漠然とした山容を見定めるだけだった。それ程冬季でも尾根筋の枝絡みは濃い。 それが5月になると青葉溢れた樹林に大地は変わり.木々は競うよう若葉の枝々に付け.緑濃くしていた。 遠望できれる所は少ないが.あれば向かいの山肌も瑞々しいまでの若葉溢れる山肌を山腹に染めていた。それを肌で感じる季節になった。 眺望は全く見られなくなっている。そこもよい。麻生山の北側に多いと云う熊棚も若葉に埋まり見付けられなくなった。 「←麻生山,権現山方面」の道標があり1本取る。支柱下には幾つもの横枝が置かれ.北側の尾根道へ入るのを止めさせていた。 ここから先も眺望は全くと云うほど若緑の色彩で閉ざされ.瑞々しい雰囲気に酔い.気にすることもなかった。 富士山の残雪の白さだけが尾名手峠に至るまでの間に灌木絡みの隙間から如何にか望められている。春霞強く.ただ白さのみを見る。 それ故三ッ森北峰の丸山まで急遽出向くことにした。そこには西側の斜面が開かれた展望台があった筈である。 権現尾根の山花 10:03 ミツバツツジ.10:41麻生山(栗干場) 権現尾根にでるとまだ背丈の低い小さなススタケが時期相応に点々と尾根筋に茂り始めていた。 オクノ沢ノ嶺1252mを過ぎ.赤松林を見て.1230m圏コブは左手に巻く。そして麻生山三角点峰1267.5mの南東よりの道標のない. コブ(43の標石)にでている。こからは尾根を2つに分け.南西に延びる長尾根と.南へ延びる南尾根を分け派生させている。 沢山なマーキングがあるのが長尾根の取り付き。南尾根は長尾根に入らぬよう左寄りにほぼ真南へ下る。取付きのマーキングはなかった。 又南尾根は1020m地点付近で南南西と南東に尾根は分け.裾の取付きは県道511号線の春日神社と上流側の神社に分け落ちている。 尾名手峠 ![]() 長尾根巻き道の道標.10:53 左後方から長尾根の巻道を合わせると尾名手峠にでた。やや小広い緩やかに窪む峠。 小さな起伏の多い山域の中では広い窪みの峠だった。今日は尾根上は何処も雑木の若葉萌える美林に覆われている。 陽光を透す色合いが葉脈を描き出し重なり合う淡い若草色。何処を見ても足を止めてしまう所だった。 尾名手峠には古い道標が多い。地面に置かれた「←三森」.「麻生山→」に離れて.地面に寄りかかられた長尾根へと 「駒宮→」道標がある。立木の赤リボンの脇には古板に「尾名手峠」.古くて読みにくく.「落部掛腰」の道標もあった。 ![]() 三ッ森に入り.まだ早く咲き始めたばかりのイワカガミ.11:06 この処暖かい日が続き.5月初めには尾名手峠から三ッ森の間や中間尾根上部にヒカゲツツジの群落が茂り. 楽しめると期待していたが残念ながら終わり.それに変わりイワカガミがちらほら咲き始めていた。 麻生三山の先.峠からは露岩とツガが茂る三ッ森の山になる。岩の隙間にイワカガミを幾つも見付けている。 三ッ森の南東に位置する小コブ(東峰)の北側肩で.麻生沢中間尾根の取付き地点を確認し.岩稜を綴り北峰の展望台へ出向く。 三ッ森北峰 鏡に映る私と「三森」の山名標がある北峰.11:23モミの木に付けられた鏡から岩殿山と高川山. 中央は朧すぎる富士. 一昨年の正月明けに冬木一色に覆われた権現山稜を訪れている。 冬木林を透す明るい尾根筋からは権現山を始め.前方に聳える3つの麻生山などの展望に優れ. 各コブ毎に裸木の枝越えから見渡せられていた。その眺めも今は全てが若葉が覆い隠されている。 三ッ森北峰にでて.初めて南西面にストレートに展望が開かれる。遠くには丹沢山塊に道志山地.御坂山地が開け. 足元には扇山と百蔵山が肩を並べ.特に扇山の雄姿がドンと構え眺められていた。 丸山の展望台からの眺望は素晴らしい。ただ午後近くなり春霞は強くなる。遠望まで見渡せる割に霞みある中. よく望めぬ山並が連なっていた。今回は写真の画像を小さく組み込んだ為.尚更ボケてしまっている。 扇山と大久保山 北峰の鏡から左景.11:27浅川源流の扇山南面と地獄谷流域 扇山の背景の遥か先.雲の掛かる道志越えの丹沢山塊. 正面は大室山だろう。 南大菩薩連稜東面の山並み 右景・・背は滝子山と破魔射場丸左上が御坂山地・・三ッ峠山.鶴ケ鳥屋山と本社ケ丸 左下が草木の集落 セイメイバン南東尾根から大垈山―宮地山を周回.2012年01月のルート写真 葛野川中流流域と集落 左下景・・下が葛野川支流浅川出合付近南東面の大展望が絵地図の如く足元に広がりを見せている。開かれた葛野川中流流域は幾度となく歩み続けた山並に囲まれていた。 セイメイバンから宮地山.瀬戸境と楢ノ木尾根に長峰.牛寝通りにと山並を連ね.その山並を綴る渓谷には幾つもの集落を絡ましている。 松姫峠の源流付近から遠くは岩殿まで続き.南大菩薩連稜の東縁を形どった渓谷になっている。 ここだけは前回と同様に強い日差しを浴び.展望よいポイントになった。ただ今回は霞みが強い。・・尾名手川を取り囲む山々.2011.01 これから又.麻生沢に入れば眺望は失われる。 岩殿山とセイメイバン南西尾根と瀬戸境 葛野川中流流域をアップ駒宮砦の裏側が上平の集落 街道.国道139号線 ここから見下ろせる草木.矢坪の集落は2010年11月.米代長峰から街道を下り.近年では珍しくヒッチハイクした地点。 それから3年経ち.葛野川流域の山々を歩み.米代長峰からの街道歩きを加えるとトータルして歩む距離は矢坪〜駒宮間になる。 路線バスの田無瀬〜下和田間だけが欠けた形になっていた。 浅川bsから大入沢二俣の1240m圏.中間尾根を経て三ッ森北峰・・イワカガミ 下路・・麻生沢二俣の東峰中間尾根から奈良子入口bs |