三ッ森東峰から西権現山稜端の南面に延びる麻生沢中間尾根を下る
    権現尾根を西方へ綴り.三森東峰にでて麻生沢730m圏麻生沢中間尾根を下降―林道.街道駒宮から奈良子入口 bs

     大入沢二俣の1240m圏.中間尾根―三ッ森北峰
     麻生沢二俣.東峰中間尾根から富岡bs・・県道から望む大ぞうり沢と奈良子入口bs

    730m圏.麻生沢中間尾根
   見上げている灌木帯のツメ.11:50

   中間尾根から七久保へ
     11:00三森東峰:50⇔11:23北峰:40 一12:35南西の尾根に乗る:45一12:50(1000m台地)一13:18右俣河原
     一13:23麻生沢二俣一13:54小ゴルジュ帯一14:25右岸高巻き一14:35右岸崩壊地.ガラ場一14:50林道終点
     一14:55林道口.長尾根登山口:15一15:26七久保駒宮入口.富岡bs.

     麻生沢は三ッ.麻生山を源となし.北峰鋸尾根(楢尾尾根)と麻生山長尾根に挟まれた河川で葛野川に流れ込む小沢。
   三森北峰をピストンし眺望を楽しんだ後.麻生沢二俣の730m圏中間尾根を下降した。

    麻生沢中間尾根を下る
   ハングで細長く横切る露岩帯を見上げると踏み跡はない.12:03

    尾根のツメ
     先程確認した地点に戻り.三ッ森北峰から南東に位置するコブの北側肩から中間尾根に取り付く。
   南面のツメは急斜面の壁のような灌木の樹林帯。地肌に体を向け三点確保でこの樹林の藪絡むジャングルを下降した。
   立木を利用し這い下る。距離は短いが足元が崩れ.この登りを考えると馬力ばかり必要とするうんざりする所だった。

     踏み跡は分からず,露岩の帯の下はハング気味の所にでる。
   右手に回り込むところ下り易い左手に回り込んでいる。そこは起伏の起き上がった小尾根上で,尾根を1本間違えていた。
   可笑しいと磁石の針を見ると南方を向いていた。本尾根の1本左側の枝尾根を下ってしまったようだ。

     右手にやや大きい尾根筋が走っている。今度は急斜面のトラバース.幾らか河原状に窪んだ大地を丁寧にトラバースした。
   出来るだけ真横に切り.斜め下へ横切っている。途中でサンショウの茎を掴んだのか? 手に芳ばしい香りが鼻に付く。
   そして右尾根に乗り.北西に延びる本来の尾根に乗る。取付きからここまで40分ほど費やしている。

    二俣から突き上げる主尾根
   西側にトラバースし本来の中間尾根に乗る.12:35

     ここで1本取る。仄かに流れる風が心地よい。まだ下草は生えず.木洩れ日が差し込み心を休ませる所だった。薄い踏み跡が残されている。
   ここからは支えはバランスが中心になり.三点確保の必要はなかった。足だけの動作が多くなり.先は露岩の細尾根に変わる。

    1050m付近の広い台地
   気を安らげる広大な台地.12:51

     1100m付近で急に尾根幅が広がり.植林された台地にでる。新緑の美しい台地が右手に大らかに広がり.散策的になった尾根筋を歩む。
   日の差し込む青葉の清々しさ. 想像できぬ地形に美林が並び.夢見るような明るい大地が広がりを見せていた。

    麻生沢右俣
   右下の日差しの境が二俣.13:15

     丸みを帯びた尾根は再び扇状の急斜面を迎える。落葉を蹴り.ずり落ちながら枝木を支えに下るのみ。
   二俣の左斜面には緩やかに広がる河原が見下ろされ.新緑の中にただ1本の桜色に染まるミツワツツジが彩りを添えている。
   そこを目指し.ガラ場の麻生沢二俣から少し右俣寄りの河原に下り着く。

    麻生沢二俣
   二俣に立ち老樹を振り返る.13:21

    麻生沢左俣
   右俣は樹林に深く被わている

     麻生沢二俣中央にはデンと大きなブナの木が君臨するが如く聳えている。森の主のような雰囲気をかもちだしていた。
   その木には古い「山火防止」の丸いプレートが掛かげられていをり.新緑の若葉に流水が美しい。一時我を忘れ唯ずむ私。

    本流の小さな廊下状
    13:50

     麻生沢はできるだけ高巻きせず.水線の水際沿いに下る。短いゴルジュ帯を迎えても.高巻きせず小滝群をヘズり.
   足場の苔むしる濡れた岩場を下る。1ケ所.ロープが垂れ下がった所は少し登り.振り子のスタイルで左岸に渡り助けられていた。
   その下の右岸にも針金があるがここは触れなかった。

    麻生沢道中最大の滝
   右岸の植林帯を大きく高巻く.14:23

     小さな廊下を過ぎた後の渓谷の一番の大滝は右岸を高巻いている。植林帯の中をヘズっている。
   水線を進むこともあるが左岸に踏み跡らしき所が現れ.再び流心に入ってからは明瞭な道形に戻っていた。

    崩壊現場・・2ケ所
   林道起点より.14:35

     本流右岸のこの付近は全体的に山腹の傾斜はきつく崩壊現場を幾つか持っている。その中でここはきつい。
   左岸に取水タンクを見て.堰堤手前で右岸に進み.再び取水用水道管が現れると駒宮からの林道終点にでる。

     渓谷の流心が左に大きくカーブする右岸側が大きくザレた地点。ここから左岸に上がると林道終点がぶち当たっていた。
   下流へ綴る峡谷はこの先踏み跡がなくなりカットした。ここからは土道のやや幅広い林道に導かれると駒宮の集落上部に下りている。

   渓谷を抜け.極端に変わる左岸の植林帯と林道.14:46

     地形図「大月」の右上.麻生沢沿いの破線路が本沢沿いから左岸(南)に分かれると大地は開け.ここから幅広い整備された林道が始まっている。
   直ぐ左手に林道の支線を分け.枝沢を大きく右に回り込むと流心から遠のき.林道は山腹の丘陵のような高みを綴るようなった。

     そして植林帯に覆われ.た麻生沢南岸を遠巻きにする縁沿いを歩む。すると再び本流に近ずき.大きくガレ崩れる窪む斜面に突き当たる。
   麻生沢本流は流心を右手に変え蛇行し.小姓の集落に入り.葛野川に流れ込んでいる。その対岸は草木地区.

   林道起点脇の崩壊地.14:52
    麻生沢の林道. 先の日当たり場所が林道口であり.長尾根の登山口.その直前がガレ場。

     林道最後のガレ場・・富士浅間神社を経て麻生山に向かう長尾根の登山道と合わさっる直前の大きなガラ場に出合う。
   林道は大きく口を開け刻まれたガレ場にぶち当たり.通ることができなくなっていた。大きく林道は山腹に抉り取られ道形は失われている。

     高巻きの小径は確り踏み固められていた。ただこのガレは思うに少なくとも数年前に起きたガレ場のようだ。
   ガレた現場は林道の起点. ガレ落ちた後の林道はその後徒歩以外では全く利用されていないことになる。

     高巻きし出た所に登山口.「←長尾根.麻生山. 富岡.駒宮↑」の道標が立ち.舗装された里道とも.ここで合わさっている。
   道標に沿い石階段を登ると「下のスナップ写真」にでる。右手に落ちる谷間は樹林に隔てた藪下で麻生沢本流の流れになる。

    右奥が尾越山1098.8mと水無山1139m
   日当たりの登山口脇に咲くニリンソウ.14:17
    麻生山長尾根登山道の尾根末端・・猪棚に囲まれた最も高い所にある畑から葛野川を隔て.

      左隣りがやや広い墓地. 駒宮の集落から里道が登っている。里道の終点は.中央が麻生山長尾根の登山口でもある。
   その右脇には麻生沢沿いに走る林道の入口が繋がり.登山道の取付きと並ぶ所に造られていた。

     光養寺の墓地の真横,ここで1本取る。昼食はサンドイッチで休む都度食べている。ビールは北峰で呑もうと決めていた。
   それを忘れザックの中にまだ納まっていた。麻生沢に入ってから気が付くも.呑む雰囲気ではなかった。根株に坐り最後の妻作のカツサンドと
   一緒にビールを味わう。風はなく暑い日差しをもろに受け.帽子にサングラスを掛け.生ぬるいビール.それも旨い。

     この高台からは駒宮の集落が見下ろされている。正面には楢ノ木尾根から続く瀬戸境越えの水無山とオゴシ山が聳え.
   水無山から尾根筋を変えながら南下した瀬戸境は目の前を横切り.小俣川と葛野川の合流地点に没している。

     展望はこの上もなくよい。朝方入渓してから権現尾根にでて麻生沢を下ってきた。
   その間.谷間も尾根筋も新緑の樹林に覆われ.日差しは閉ざされがちでいた。ここにきて雲は切れ強い日差しを浴びていた。

   道標から境の西側を望む.15:12
    瀬戸.草木の集落. 葛野川手前は駒宮地区

   七久保駒宮の集落.15:12
    坂道を下へ.下へと向えば自然と駒宮橋にでる

   葛野川駒宮橋上流側の河原.15:22

     妻に里にでたと連絡する。その脇に「富岡まで45分」の道標を見て.慌てて今度は舗装された道路を里へと早足で歩む。
   時折道標があるが坂道を下に向かい下ればよかった。

     集落の軒下を抜けて.駒宮からの道が左手から合わさると葛野川に架かる駒宮橋にでる。
   橋上から足元を覗き込むと葛野川本流の河原は広く.長閑で緩やかな流れに見える。
   この直ぐ本流上流側の小姓の集落に.先程下って来た麻生沢が入り込んでいた。

     橋を渡った所には「駒宮入口」の大きな看板があり.富士急富岡のバス停のある街道にでる。時間を短縮し.
   慌しく出た割には次のバスまで45分程も時間があった。待つ間もなく街道を南下した。先を改めて決めず歩くことにする。

      街道を歩む・・15:26七久保駒宮入口.富岡bs一16:00奈良子入口bs=jr猿橋
    麻生沢源流を綴る山稜
   吉平より.15:47
   左鋸尾根.中央が三ッ森.右が麻生山と長尾根

     吉平に入り.左後方の谷間を見上げると新たな展望が開かれた。
   左.鋸尾根と右.麻生山長峰との挟まれているのが三ッ森。左端の小さな尖ッ突きが北峰であり.麻生沢の中間尾根になる。

     浅川入口までの間.街道沿いは右後方に麻生沢源流の山々が紺碧の快晴の中.屏風のよう君臨している。
   波流れるが如く曲線を描き望まれる山々。下ってきた中間尾根の頭は小さなコブとして.尾根筋が手前へと小さな粒のよう落ちていた。

     間を空けず.浅川入口付近に入るとコタラ山西尾根が歩む正面に望まれ.裾野へと新緑の壁となり延びている
   今年1月の山行はこの尾根を省いた形で.扇山の古道,逢坂峠を訪れ.後半は葛野川左岸古道を歩んでいた。
   jr大月駅からの下り路線バスと擦れ違う。このバスは終点上和田でUターンする。下りの奈良子入口で乗ることになる。

    大きく崩壊する大ぞうり沢とその後の上部工事
     
   大ぞうり沢.15:51と上部
写真・2022.07.02
  
     街道下瀬戸より葛野川のに対岸に見上げられた大ぞうり沢の堰堤。右上が800.1m三角点のコブ
   前回は葛野川左岸古道を歩み.コンクリートで白く固められた堰上の残雪を踏みしめ横断している。

     又右の写真はヤマレコのsrdisia氏が小寺bsから猿橋えきまで街道を徒歩で下った折.撮影されています。
   「斜面が大崩壊している箇所は対岸からワイヤーで資材を運んで工事していました。」とあり.記載させて頂きました。ありがとうございます。

     浅川入口からは葛野川対岸の川沿いに古道が綴られ.その裾野を見つつ右岸の街道沿いを下っている。
   下瀬戸の集落から入ると1月と云う季節がら積雪に埋まれられ.葛野川左岸古道の大きなポイントとなっいた。
   その大ぞうり沢の全体像が見定められ.純白の雪の白さのような巨大な堰堤上部を横切っていた。

     今年の1月.沢沿いは積雪に広く覆われ.堰上を横切るのに苦労させられている。大同山から北西に延びる尾根の谷間は削り取られ.
   抉り落ちていた。その堰堤付近は古道が途切れ.中途半端な積雪で苦労させられ降り口を見付けている。
   下流側も以外と大きく.抉られていた。ここだけで葛野の集落までの山道は下り一方だった。

   奈良子入口バス停.16:00
   小俣川出合.手前に小俣橋が架かる.
      16:00奈良子入口bs¥320. :18=jr猿橋17:09=17:42高尾快速:45=18:58お茶ノ水.

     田無瀬のバス停まで行けるがここ奈良子入口でバスを待つことにした。ここは昨年1月に田無瀬から大岱山を周回した折.
   下った街道。当時は奈良子入口まで通っている。バス停だけで目立つものはない所。久し振り早い時間にバスを待つ。
   猿橋駅までの帰路は私を含め乗客2人だけだった。

   地形図「「上野原」「七保」「大月」.山と高原07「高尾.陣馬」. スカパ登山靴・・24.425歩
   大垈山の分岐から権現尾根南面の尾根と谷.写真・・2012.01

     大入沢二俣の1240m圏中間尾根―三ッ森北峰
     麻生沢二俣.東峰中間尾根から富岡bs・・県道から望むぞうり沢と奈良子入口bs