玄倉川上流左岸流域の尾根と谷・・小丸北尾根
      四十八瀬川二俣から鍋割山稜を越え.小丸北尾根を下り.玄倉川上流の鍋割沢の広大な河原.尊仏ノ土平を周回

    大倉から西山林道を抜け丸萱尾根から鍋割山稜
    小丸北尾根からの玄倉川の源流へ下り尊仏ノ土平・・最奥にある広い河原
    鍋割山北尾根を越え栗ノ木洞南西尾根から寄大橋

    玄倉川箒杉沢出合付近の鍋割山稜の北尾根群
   竜ノ馬場と丹沢山の鞍部.アザミ平からの遠望

     後山乗越から甲相尾根へ縦走の折.箒杉沢が突き上げる出合には鍋割山稜の北尾根群が朧に見え隠れしていた。
   その山稜のブナの森で当時.昼食を摂っている。・・2008.10.30/14:30

     谷間下流正面は玄倉川の尊仏土ノ平付近に没している。左岸沿いには玄倉集落からの玄倉林道が綴られているが今だ荒廃が甚だしく.
   人も車両も今だ通行止になっている。河原の突き当りの終わり.左岸奥から落ちているのが塔ヶ岳西尾根。

    小丸北尾根
     小丸北尾根は鍋割山稜の小丸から北北西に延び.高木の檜林に広く覆われる支尾根で玄倉川源流の鍋割沢左岸枝沢と中鍋沢を隔てている。
   下調べ以上に薄暗い植林に覆われていた。尾根末端では幾らか明るるみが現れたものの.尾根筋は深い林相に被われ殆ど眺望はない。
   鍋割沢側の一部分だけしか望めず.河原に降ると急に明るく開かれた感じを持っている。

     又楽なルートだった。ポイントは2ケ所だが明瞭に分かり.間違えれば危険だが直ぐ分かる地形になっていた。
   赤ペンキやテープ類のマーキングはやや多く.予想を遥かに超えた早さで.鍋割沢左岸沿いの河原に下りている。

    鍋割山稜の小丸北尾根
   尾根筋の鹿柵を潜る取付き地点.10:42
    小丸の手前.西側の鹿柵脇より北尾根に入る

       小丸北尾根
    10:35鍋割山稜一10:42小丸北尾根取付き一11:05(1070m)左枝尾根一11:29西に延びる尾根分岐一11:36残置ロープ
    一11:42尾根末端一11:44中鍋沢出合一11:54尊仏ノ土平.大

   北尾根を下る.10:49
    左側が中鍋沢.右側が鍋割沢の枝沢になる。予想していたより大らかで下枝もない林床で高木の樹林帯寄りに踏み跡が続いている。

   陽を閉ざす薄暗い檜の植林帯.10:52

   林相の境になる鍋割沢側の斜面.10:55

   大らかな尾根の迷い易いポイント.11:08
    この尾根のポイントは1170m地点で北北西へ.1120m地点では左の支尾根に乗る。

   尾根後半は一時.自然林を抜けた.11:16

    不動ノ峰南尾根と塔ケ岳西尾根
   右手鹿柵越しの鍋割沢.11:20
    この南尾根の樹部には「不動の清水」があり.甲相尾根に縦走した折.翌日の飲水を求め,過ってK先輩と訪れたことがある。

    塔ケ岳西尾根に乗る1234m圏コブ
   右奥が塔ケ岳.11:20

   鍋割沢左岸のガレ場かより.11:27
    この枝沢は左岸で一番大きな枝沢で本流.鍋割堰堤の直ぐ上が出合になる

   尾根末端近くの木材運搬用の残置ロープ.11:36

      尾根末端は最悪の壁で鍋割川の河原に落ちていた。西側のルンゼより尾根に接続し.下れば250mほどで河原に降りられた。
   途中に残置鋼製ロープがあり.尾根を横にに張ったまま横切り残されていた。前方を見ていれば転ぶことはないと思うが跨ぐので要注意。
   踏み跡は確り踏み固められていた。下枝の絡みに.下藪はなく.思いのほか歩き易い。

    尾根末端は中鍋沢出合少し上
   下降地点・・右手が直ぐ出合850mになる.11:42
    尾根末端から中鍋沢側に降りている

    中鍋沢出合
   ゴーロ状の河原出合.11:47

    中鍋沢と小鍋沢との中間尾根
   出合から望む中鍋沢.11:44
    二俣右俣が小鍋沢になる。

    玄黒川の河原を見下ろす
   河原のゴーロ帯を歩む.11:50

     中鍋沢出合から玄黒川の河原下流を望む。ここから望む左正面が鍋割山北尾根で.向かい合わせの右の尾根末端が塔ケ岳西尾根になる。
   玄黒川左岸.越場沢第二堰堤と第一堰堤の中程手前.写真の中間の茂みの境が待望の尊仏ノ土平。

     塔ケ岳へは鍋割沢を渡れば塔ケ岳歩道(西尾根)を辿りことになる。この「付近を尊仏ノ土平」と呼ばれ.「尊徳仏」とは塔ケ岳を指し.
   「塔ケ岳の登り口にある平坦地」という意味を持っている。又ここまでのアプローチは玄倉川の最奥の箒杉沢出合にも位置し.
   長く時間を要する玄倉林道起点からは小丸北尾根か.塔ケ岳西尾根が日帰りルートになる。

    蛭ケ岳
   尊徳仏の河原から下流側を望む

     左手は鍋割山北尾根末端の山ノ神. デン平942m峰.その左方のコルは昼食後に登った鞍部。
   下の緑の濃い方が針葉樹で.若草色が自然林.その境の涸沢を詰めてみた。

     中央右が棚沢ノ頭南東尾根.その手前に箒杉沢出合があり.玄倉林道を下れば右に箒杉沢出合を過ぎて.
   山ノ神を左へ回り込めばオガラ沢出合にでて箒杉沢出からユーシンへ。オガラ沢出合から遡れば源は鍋割山。
   出合直ぐ左のルンゼに入れば鍋割山北尾根に取り付き.鍋割山西に山稜乗る。

     玄倉林道沿いに更に下り右手に熊木ダムを見ると手彫取りとりのトンネルがある。ここも北尾根谷ルートの尾根末端になる。
   更に林道を下ればユーシンにでて.その先で古道寄ユーシン線と合わさっている。入れば雨山峠越で寄沢を下り宇津茂.寄バス停に至る。
   又玄倉林道を起点まで下れば丹沢湖々畔にでて玄倉バス停へ。

   尊仏ノ土平の道標.11:54

     鍋割沢少し下流側の左岸の広大な河原
   鍋割山稜北面の尊仏ノ土平・・玄倉川の山懐深くにあり.鍋割山稜から謳歌する広大な河原。

     5月も半ばを過ぎと五月晴れどころか真夏を思わす陽射しが.この深い玄倉川流域の河原を照り付けていた。
   河原の石コロも眩いばかりに陽光を跳ね返えしている。気持ちでは広い河原の真中に立ち.昼食を摂りたかったが余りにも強い陽射し。
   河原沿いの一番先端の木陰に坐り込み.少し遅い昼食を摂っている。

     円筒形の弁当箱には久し振り.お茶漬けの食材が詰め込まれていた。鮭に鱈子,梅干しと我が家のフルコース。
   それにお茶漬けの素と今回はほうじ茶を加えればできあがる。山とはいえ少々.具の贅沢さが辛みを増させていた。
   飯は倍あってもよさそうだった。食後のデザートは塩をまぶしながらトマトを齧る。

     コンロを使わぬと炊事が省け食事も早い。後は河原に寝転ぶ。
   藍色の大空が谷間の広い河原大地を覆っている。広過ぎる天空.浮かぶ白雲が絵になっていた。

     西尾根1.234m峰と金冷し.大丸小丸北尾根
   下ってきた北尾根末端から 振り返る

     左手が塔ケ岳西尾根.正面奥が金冷しから延びる西北西尾根.
   鍋割沢を隔て右の崖のような樹林の末端が先程降りてきた小丸北尾根。二俣でその右側が中鍋沢流域になる。

     先程ここで擦れ違った玄倉からのトレイラー4人が戻ってきた。玄倉林道10km走り.今は歩み戻ってきた。
   ルートを聞かれ.指をさし帰路は裏山を登ると伝える。鍋割山北尾根の取付きは反対側のオガラ沢出合から登ると考えていたらしい。
   彼等も結構調べて来ているようだった。そのコルの反対側が正式? の取付きが.ここから見る裏山のコル。直接登るとコルを指し伝えている。

     大倉から西山林道を抜け丸萱尾根から鍋割山稜
     小丸北尾根から玄倉川の源流へ下り尊仏ノ土平・・最奥にある広い河原
     鍋割山北尾根を越え栗ノ木洞南西尾根から寄大橋