猛暑の藪ルート.汗滴る藪山
    尾名手川左岸道を諦め尾名手尾根1098mコブに逃れ.尾根筋を阿寺沢へ下る。阿寺沢入口バス停と県道擁壁新設工事現場

   初戸bs.腰掛林道から藪ルートの左岸の尾名手峠道
   尾名手尾根.1098m圏コブ南尾根から平野田へ中退.少し高みを探り迷う。・・阿寺沢入口bsに回り込む。完了した阿寺沢バス停前の擁壁工事V

   13:26

      尾名手尾根1098mコブ南尾根から阿寺沢
    12:37竹林一13:26綺麗に手入れされた植林帯一13:34下草生える植林帯一13:50自然林帯一14:15(1098m圏コブ):41.大
    一15:12尾根分岐一15:29腰掛林道一15:31阿寺沢橋一15:48阿寺沢入口bs.

     竹林を抜けると踏み跡は怪しくなり.灌木や藪を潜るようなる。やや登り気味に先を探って.先が分からなくなる。
   ここだけは水平に先を見定めるよう気を配った方がよかったようだ。

    尾名手尾根1098mコブ南尾根
   884m・・13:26

   915m・・13:34

    中退
     探索をするうち高度を上げ過ぎていた。時間を使い過ぎ.更に時期的な急な暑さに体が追い付かずバテ始めている。
   今回は峠越えは2次的なもので.青葉を求め.地形図で想像した廃屋と比べることを主に考え入山していた。

     再び峠道を探し河原に向かい下るか? それとも明るいうちに下るか? 阿寺沢に下ると最終バスは4時28分発になる。
   汗を吸収するタオルは汗を掻き続けているにも拘らず.乾きゴワゴワになりだしていた。それほど暑さは強く気は参りだしている。
   焦燥したような雰囲気でもないが更に探る意欲を失い.暑さも加わり諦めだしていた。

     又来た径を戻るのは詰らないと尾名手尾根にルートを取った。
   南尾根を200mほど詰めれば尾名手尾根1098mコブにでる。中半山腹は植林帯.それほど時間は掛からぬだろう。

    尾名手尾根1098mコブ南尾根
   諦めた地点,.3:40

   尾名手尾根の右山腹は植林帯に

   左側は林層の境

     1098mコフ南尾根を詰め北上する。
   植林帯から素直に殆ど同じ傾斜で延びる南尾根。低地は倒木混ざりの植林帯。やや傾斜が増し地表は雑草にと小枝混じりの根土になる。
   登りだして直ぐ植林が切れ.自然林に変わっている。大きな障害物もなくなり.落葉に枯れた大枝.小石混ざりで.踏み跡はないが歩き易い。

     周りを臨むと程なく左手は林層の境を迎え.自然林に。右手は更に檜林が密生し重なり合い.整然と高木林が天高く伸びている。
   その間の斜面を一歩.一歩踏み締めて高度を稼いで行く。

   喬木帯974m.13:50

    1098mコブ手前の尾根筋
   灌木帯1059m.14:07

    蜘蛛
     途中で70pほどの大きさの蛇が足元を横切る。種類は分からぬが前回丹沢で見たのと同類で.比べればやや小さく思えた。
   そう云えば今年は蜘蛛の巣に掛かる機会が少ない。前半は誰も歩まぬ藪の作業道をトラバースしてきたが.そこでも何度かだけだった。

     蜘蛛の仲間には夜間だけ網を張るものがいるそうだ。夕方に網を張り.明け方には片付けてしまう。
   この時網を張る手順のほぼ逆の手順で.規則正しく蜘蛛は網を片付けている。その種の蜘蛛ばかりいるとは思えぬが。

     何か条件があるのだろう? 蜘蛛の巣が群がる尾根をよく歩んでいる。その場を抜けるのが大変だった。
   それに比べ今回のルートは余りにもすっきりし過ぎている。

     灌木帯の中を歩み傾斜が落ちだすと尾根のツメが見上げられ.更に樹間を通し蒼空を覗むようなる」。
   右奥には更にコブの頭らしき起伏の頂点があるようだ。傾斜が落ち付くと.びっしり詰まる落葉松帯に囲まれた。

     距離は短いが抜けるとブナが現れ.尾名手尾根に乗る。
   右奥がやや高みの1098mコブにでた。溢れる陽光が若葉の樹葉を透し.若草色に輝く淡色のカーテンに引き占められる。

    尾名手尾根1098mコブ
   14:15大休止1098m.14:41

     広い大地のコブに立ち.改めてゆっくり昼食を摂る。
   蜘蛛に変わり頂では蠅が多い。蠅が何匹もまとわり付き煩かった。手で払っても.その手前から回り込まれまとわり付く。

     蠅除けに煙草を吸うと蠅の群は遠ざかる。それを見て落葉を払いのけ.煙草を風上に立て.紫煙が流れ込むようにした。
   群は私の周りから少し離れ.如何にか食にあり付けた。ただ残る1匹の小さな蠅が煩く.払っては戻ることを繰り返す。

    尾名手尾根を下る
   坦々下る.14:43

     下山は思いの外早かった。先が読め,腕を大振りして自然の歩みに任せている。前回は権現山稜から走り下っている。
   最終バスと時間を競っていた。乗れなければ大変なことになる。ただどうしようもない状態になると意が通じるのか走れるものである。
   バス停手前の鶴川の登り200mほどが一番苦しかった。

     15:00
    赤松.落葉松.ブナの巨樹

    尾根末端上750mの分岐
   阿寺沢と腰掛との分岐.15:12

     尾根上の分岐.右前方の小尾根の取付きには赤字の×の印がある。下れば入山時.別れた尾名手沢左岸の踏み跡と合流し腰掛の集落に戻る。
   左(北)側に入る尾根の取付きには2本の小木立に赤.ピンクに黄色のテープが幹に幾つも巻かれ.目立つマーキングだった。
   そこを下ればテレビアンテナを見て.平野田の畑を抜け.阿寺沢の集落に下りている。

   平野田休暇村.15:28
    右下は腰掛林道

     平野田への尾根末端で直進せず右寄りに下りてみた。下りた所が平野田休暇村。
   腰掛林道にでて右に折れ直進すれば鶴川沿いに下り.朝方歩んだ腰掛の集落に繋がっている。
   左折して直ぐ尾根末端のルートの取付きにでた。畑の中も通らず楽なコース.時間的には変わらないだろう。

    中群南東部・・鶴川下流側
   林道より.15:28

     右上が中群から南東に延びる727m.尾根上に車道が通っている。東西に長く延びた尾根の北面に路線バスが通り.
   T字路の南面には腰掛林道が抜けている。中央の真南に延びる尾根の末端には鶴川沿いに腰掛の集落がある。

     平野田休暇村・阿寺沢とは腰掛林道で繋がれていた。
   右尾根は先程通った769m点から東へ延びる尾名手尾根の末端で.今日の尾名手沢左岸道の取付きになる。

    阿寺沢川出合
   阿寺沢の集落.15:31
    左側が尾名手尾根.右手が坪山1102.7mから延びる東尾根

     腰掛林道にでてからは前回と同じアプローチを取る。阿寺沢川を挟んだ集落が阿寺沢。
   阿寺沢大橋で阿寺沢川を渡り.突き当たりのT字路を左に折れれば阿寺沢川右岸道への道。詰めは大ダルミ.西原峠にでる。

     右折して,民家で洗顔をお願いする。「どうぞ!」と云うもジャグチを捻るも水はでなかった。
   ポンプに水が溜っていなかったらしい。「この先に犬小屋があるので.そこの水を使って下さい!」と云われた。

    猟犬小屋
     林道の右手沢沿いに.5つほどに仕切られた長屋のような立派な犬小屋がある。前回は通る間.何頭もの猟犬に吠え掛けられていた。
   北欧の猟犬は人には吠えないと聞いたことがある。躾もなく激しい吠え方にビビリ.通り過ぎたの時のことを想い出していた。

     今回も通り過ぎる前から吠えだしている。ジャグチは犬小屋の手前中央にある。今回は気が張っていたのか?
   洗顔し水を呑む。けたたましく吠え続けていた猟犬も諦めだした。もうこちらの方が勝っていた。
   改めて呑み直した水. 気が落ち付いていたのか? 2度目の方が美味い味があったような気がした。

   馬頭観音.15:38
    左に坪山への登山口を分けると右手角に前回見過ごした馬頭観音があった。5尊の石祠があり.馬頭尊などと刻字されている。

    尾名手尾根末端
   阿寺沢入口バス停から林道を振り返る

     バス停から尾根末端上の750m分岐が見上げられた。左の枝尾根は腰掛の集落へ。右下の枝尾根は今下ってきた阿寺沢へでる尾根。
   以外と遠くに望めるが麓の平野田までは下り15分ほどの距離。

    阿寺沢入口T字路の擁壁
     バス停阿寺沢入口.15:48
    上野原丹波山線の上流側から右折して阿寺沢へ。先にあったバス停は手前の元の場所に戻っている。

      15:48阿寺沢入口bs¥970. 16:28=17:15jr上野原:26=17:44高尾快速:45=18:58お茶ノ水.
    擁壁工事現場.三度
     阿寺沢入口バス停からは2回乗車している。3年前になるが2011年1月に.今回と同じルートで権現山北尾根から尾名手尾根を下りていた。
   翌月2月には三頭山から茅尾根を下り西原を抜けて.このバス停で乗車した。

     当時この上野原丹波山線とのT字路で側壁の新設工事が行われていた。一度目は本体工事がほぼ完成した時だった。
   二度目に訪れた時は化粧の為.路面に沿いに長い溝を掘り.路面に驚くほど大きく頑丈な防御壁が建てられていた。
   工事中の通行車保護の為の壁だそうだ。コンクリートの拭き付けが終われば防水され撤去すると云う。その為の大掛かりな壁.

     その都度遇ったガードマンと色々語り.工事が終わる前に「もう1度,訪れるよう!」.別れ言葉を頂いていた。
   完成され擁壁は規模的には大した大きさには見えぬが膨大な労力と資金を費やしている。その完成した真新しい側壁を繋ぎ見ている。

    通学
     路線バスの時刻表を見ると今日から夏ダイヤに変更され一日5便から3便に減便されていた。16時28分発最終便に今回も私一人が乗車する。
   前2回は西原小学校の児童が5.6人が通学し一緒に乗っていた。一言.二言声を掛けていたが今は何故か寂しい気持ちに掻き立てられた。
   そういえばバス停の向かいにスクールバスの看板があったような気がする。

     日が大分長くなった。前2回は1月.2月の山行でも.同じ最終便で.jr上野原駅に着く頃は常に帳を迎えていた。
   今日はまだ明るい陽射しの下.汗を拭き拭きホームに立ち列車の入線を待っている。

     東京都心も30℃を超えて3日連続の真夏日となる。この時期の暑さは1987年以来27年振りとのこと。
   11時に山梨県に高温注意情報を発表・・勝沼で35.1℃.九州北部.南部は梅雨入り. 5日に関東甲信地方は気温も戻り梅雨入り.

   ほうじ茶500cc+300cc.お茶漬け+サンドイッチ.キューリとトマト.間食.
   地形図「猪丸」.「七保」.山と高原07「高尾.陣馬」.尾名手沢上流zzz43.峠付近アップzzz46.下流zzz42. 新レザー登山靴スカパ・・19.815歩

     鶴川尾名手川周辺の山々地形図・・2014.06.02

   初戸bs.腰掛林道から藪ルートの左岸の尾名手峠道
   尾名手尾根.1098m圏コブ南尾根から平野田へ中退.少し高みを探り迷う。・・阿寺沢入口bsに回り込む。完了した阿寺沢バス停前の擁壁工事V