| 暮秋に彩られた華麗なる水源林巡視路から更に北面の寂びの利く作業道を経て北側の丹波の里へと降りる。 ノーメダワから丹波大菩薩道・追分を経て.サカリ山大指尾根の末端.高尾天平へ・・丹波山温泉「のめこい湯」 中黒茂沢から小菅川左岸中腹道ノーメダワ 丹波大菩薩道からサカリ山大指尾根と藤ダワ.越ザワ・・思い深まるノーメダワに立ち.「のめこい湯」へ 丹波大菩薩道 ノーメダワ側を振り返る.12:5311:56ノーメダワ.大12:45一13:11石仏一13:30追分:40 丹波大菩薩道 丹波大菩薩道は古くは甲州と武州を結ぶ街道で.今は水源巡視路として.又登山道として活用されている。 私の歩んだルートとしてはまだ荷渡し場からノーメダワの間が途切れている。今回も変わらず.戻り気味にノーメダワから前回の逆尾根を歩む。 赤沢ブドウ沢源流 丹波大菩薩道.12:55牛ノ寝通り北側の山腹 南方に並行する牛ノ寝通り.13:00ノーメダワから歩んで10分ほどの距離.倒木が大きく径を塞いでいた。倒れた枝絡みを巻いて.元に戻っている。右手に垣間見る 牛ノ寝通りが小菅川を隔て対峙し並行して望まれた。大ダワ.ショナメ.狩場山.1352mコブの頂稜が連なり.右奥が米代長峰になろう。 右後方に下る.13:09丹波大菩薩道からE地点へ下る分岐 路肩の改修工事.13:08道肩の改修工事. 道脇には丸太が何本も積み重ねられ道を塞ぎ.測量棒にハンマー.ツルハシ.バール等小道具が纏まり備えられていた。 その100mほど先には超小型の運搬機が置かれている。モノレールで運ばれたものだろう。丹波大菩薩道はそれだけ幅広く. 馬の通う古道だったことが伺える。 花ノ木沢からの分岐.13:11C.D地点へ下る白糸沢左岸尾根沿いの下り口 石仏と林班界標柱.13:11奥に林斑界標「小菅分区3|2」が立つ 白糸尾根沿いの分岐.13:12上の分岐と同じルートになる 白糸沢源流.13:31追分 巻道から尾根沿いに戻ると追分にでる。小菅川上流の左岸域や追分付近は山道が縦横の走り.枯葉の舞い落ちるのがこの時期。 足に優しい落葉道を歩む。追分には林斑界標丹波区分「52|小菅2」があり.その前の道標には「大菩薩峠」.「山道」.「丹波」.「小菅村」とある。 標柱には丹波村十文字とあった。「大菩薩峠」は今通ってきたノーメダワへの径. 奥へ綴る山道はここから下る水源巡視路. 泉水谷出合にでている。 「丹波」へは山葵谷を下り藤ダワにでて.更に丹波に続く丹波大菩薩道に導かれる。 「小菅村」へは村界尾根になる。前回は川久保から中指山に立ち.ここ追分を経て.小室川へ下っている。 又境界尾根に入ると直ぐ下流の中腹道が合わさり. 朝方のA.B地点からのコースと結ばれ.下れば小菅林道にでる。 この周辺の山腹は作業道が網に目のように多く縦横に綴られていた。更に先へと延びる境界尾根の東方は 中指山から大丹波峠を経て.林道化して鹿倉山.大寺山へ至り.末端は奥多摩湖の西端に没している。 遥か雲取山石尾根 北東を望む.13:31三ッ山,雲取山.七ッ石山.千本ツツジ.高丸山.雲に霞む日陰名栗山.頭を隠す鷹ノ巣山.水根山.離れて六ッ石山 サカリ山大指尾根 13:30追分:40一14:05大指尾根鞍部林斑界標「52|53」一2つの1370m圏コブ一14:39(1246m圏コブ) 一15:25藤ダワ:30一高尾天平一16:06越ザワ一16:20丹波山「のめこい湯」 南面からのサカリ山大指尾根 追分十文字より.13:351370m圏コブ.1350m圏コブ.離れて1300m圏コブ. 手前がマリコ川山葵沢. サカリ山は幾つもの呼び名を持つ山. 小菅川の今倉沢の頭でもあることから今倉山。マリコ川の山蓌谷につめであるため山蓌谷山。 北面からのサカリ山大指尾根 大菩薩嶺北尾根を下り丹波の集落で振り返る.2015.10.18/14:20翌年の晩秋に中沢の桟道に再び訪れるも,崩壊した間々で下れず。再び大菩薩嶺北尾根に戻り.大丹波川・甲州街道へ下っている。 その時は丹波の街道の北面からカカリ山大指尾根を見上げていた。高尾天平と芦沢山に挟まれた貝沢川からの撮影 ・・1246m峰.1300m圏コブ.1350m圏コブ.サカリ山1510m 追分で3本目の休みを取る。トマトに塩粒を掛けほうばると肉汁が溢れ美味かった。日差しは見た目より弱く寒い。 薄日も隠れ勝ちになり.既に高い台地でも陰り始める気配が見えていた。道標「山道」へルートを取る。 山陰の山葵谷源流を回り込む.13:47 2つ目の小尾根を越え.13:50葉が落ち残り少なくなった紅葉 3本目の小尾根を乗り越え.14:00追分から綴る巻き道は山陰に入り.薄日も遠のき黄昏だす。以外に長い距離.時折小石片が混ざり. 被さる落葉に足を取られ勝ちになるが楽なコース。カリ山の東側を巻く径は山葵谷に落ちる小尾根を綴る水源巡視路の径。 山葵谷の源流は既に冬木に覆われ見通しはよかった。 サカリ山大指尾根取付き ![]() 肩で丹波山分区の林班界標柱.14:05 1370m圏コブ.14:13 サカリ山1541.7mの山名は小室川のサカイ沢の頭なのでサカリ山と呼ばれ,南側の今倉沢のツメにあたることから今倉山とも呼ばれている。 又山葵谷から山葵谷山とも呼ばれていた。地形図「丹波」ではサカリ山と表示されている。貝沢側とマリコ川を隔て. サカリ山の北側の小コブ1510m圏から北東に延び.丹波川高尾に没するのがこれから下るサカリ山大指尾根。 小コブの肩に巡視路が横切っている。肩には林斑界標「丹波山分区52|53」と石標があり.ここが大指尾根の取付きになる。 巡視路を先に進むと砥沢山(とのさわ)1271.9mの南鞍部にでる。林斑界標「丹波山分区55|53」を越え.北西に回り込めば 丹波川三条新橋にでる。ここ泉水横手山林道の起点があり.鶏冠山.及び大菩薩嶺北尾根の取付きにもなっていた。 鞍部の標柱より右手に折れ.尾根伝いに下るとガラッと様相は変わり.硬い地層で踏み跡は薄れている。 枯葉が絡み歩き易きところを選び.又尾根筋から外さぬよう歩む。 枝絡みを避け.難なく2つの1370m圏コブを越えた。その下で主尾根は南東側に大きく尾根を派生させていた。 植林の幹に白いペンキの帯が塗られ.赤テープが.それに続くよう点々と付けられている。ルートとは異なる誘いが尾根の大きさを示している。 1300m圏コブと石柱.14:33マーキングは丸っきりない。ただ尾根筋には石柱が綴られている。これが一番の確認になる。 地図を読むとはっきりしているが踏み跡はなく.北東へ踏み込むに少し度胸がいた。 藪樹を切り一気に短い急斜面を下り.直進すと1300m圏のコブにでる。上部から見ると本当に小さなコブだった。 コブ裏に石柱を見付け.尾根は左右に分け派生させていた。周りを偵察し左尾根を取る。ここがこの大指尾根のポイントだった。 落葉の2度目の急斜面.15:00尾根筋がやや右に曲がる所に石柱があり.ホッとして尾根を末端へと綴って行く。 立木を支えに急斜面を2ケ所.蹴り下りている。 樹林の陰りに入る.15:07 15:09灌木帯に入り.やや空の明るさが顧み.雑木から落葉松林に入ると更に雑木になり.先の台地を見付けては先へと下るようなる。 1100m付近を過ぎると末端への先が怪しくなってきた。この辺の立木は大分樹葉を落としている。 それ故.先を探す苦はなかった。ただ樹葉が茂り被われると尾根筋を探すのに苦労するだろう。時折見る石柱が心強い。 尾根末端の急斜面にでてルートは全く分からなくなっている。踏み跡ではなく.起伏がなくなり一線で落ちていた。 尾根末端の急斜面と思い下るのみ.歩き易い斜面を見付けては立木を支えに下る。 そして樹間を透し.白く林道が横切るのが見下ろされた。右に折れれば山葵谷から追分へと丹波大菩薩道へ。 左に折れれば数分も経たずして.開かれた台地の藤ダワにでた。 丹波山の林道終点が見下ろす手前が奥の縦道の林道終点で繋がるのが遊歩道。マリコ川山葵谷沿いに下り. 林道三又路から越ダワへ下っている。足元が丹波大菩薩道。直ぐ左脇が藤ダワの分岐になる。 藤ダワ 忍び込む黄昏と賑やかな看板並ぶ峠路.15:25藤ダワ 藪尾根を下り.丹波大菩薩道に入ると直ぐ.右下に林道終点を見て.すっきりした形の藤ダワにでる。 ここは四差路の峠. 右手がマリコ川沿いに下る林道. 左手が貝沢川沿いの谷間を右岸沿いに辿ると丹波のバス停にでる。 直進は峠を下り返す尾根伝いのコース. 高尾天平(たかおでんでいら)越しで尾根末端へ。何処を下っても丹波にでられる。 藪斜面を抜け,周りは明かすさを増すが黄昏だしている。後1時間強で日が落ちる。 ベンチに坐り1本取り下山のコースを考える。食器に大福を入れてきたのを思いだし.口にほうばった。 最短は林道コースだが舗装され味気ない。直接丹波に下る谷沿いの径は陰り,既に暗くなっている筈だった。 結局.もうひと踏ん張りしなければならないが尾根伝いの方が明るく.又丹波温泉に直接寄ることができる。そこでバスを待つことにした。 夕暮れの高尾天平 朧に暗さが増す北側端の畑より.15:44翌年の晩秋に丹波の集落から見上げる北側からの高尾天平・・2015.10.18/15:13 高尾天平 黄昏の薄明かりに照らされ.高尾天平の登りにつく。ゆったりした起伏の尾根に. これ又道幅広いゴロ石混ざりの道が綴られている。最近登山道はブルドーザーで慣らし整地されたらしい。 最初のコブが地図の高尾天平1036m. 直ぐ先に東屋がある。 更に辿ると1024mの東側の広い台地には標柱「←藤ダワ」.「越ダワを経て丹波→」・「丹波山村,高尾天平」とある。 又掘立小屋のような東屋があり.この東端の台地からは展望が開け.見渡せば最後を飾る紅葉が斜陽した夕日を浴びていた。 残照と陰絵・・天平尾根(でんでいろ)に乗る丹波天平1342.9m 高尾天平東脇より.15:44天平尾根と中央右奥が雲取山石尾根に乗る七ッ石山と高丸山 集落を外れ改修された青梅街道で.右下が押垣外 天平尾根とは懐かしい言葉. 突き上げるサオラ峠には昔.学生時代の大常木谷を遡行した折.前飛龍からサオラ峠を抜け丹波に下りている。 運悪くバスはなく,雨の中街道脇で野宿した。更に入渓しても強弱の雨に叩かれ続け.更に野宿を強いられていた。 ずぶ濡れで丹波に下った覚えがある。又小常木谷の遡行では最後にエレキが故障し.闇夜の渡渉をしていた。今思えば懐かしい想い出に。 晩秋の落ち行く紅葉を見つつ綴って来たが.昨年より頂稜の紅葉はやはり沈み気味。まだ黄葉は残るも大部分が落ち始めていた。 日差しに照り付けられる中.今だけの紅葉に染まる樹葉を見詰めている。ただ面としては乏しかった。又北面の低山でも裸林が進んでいる。 丹波川流域と大寺山と鹿倉山1288.2m 同上.鹿倉山の右裾が小菅川.15:45赤指尾根と御前山. 御前山手前の谷間が奥多摩湖の湖畔 越ダワへの下りで初めてストックを使う。足の痛みはないが何時も持参するだけのストックを。枯葉で敷き占めたられた歩き易い径を蹴り下る。 高度差300mの急斜面だがジグザグ径ではなく.緩やかにうねり降りている。速足で歩み20分強で越ザワの林道にでられた。 サカリ山大指尾根の末端 16:05越ザワの林道と合わさり「のめこい湯」へ 高尾地区 ![]() 越ザワ.16:07 左コブ奥がサオラ峠(竿裏峠) 高尾地区とサオラ峠(竿裏峠)から続く天平尾根. 裾のは丹波地区になり.右下流先に丹波山「のめこい湯」がある。 越ザワ 高度差300mを一気に下り.石階段で林道,「高尾天平登山口」にでる。先程の藤ダワからの山葵谷沿い下る舗装された林道にでる。 右に折れ直ぐ左に折れればマルコ橋からの大丹波峠.鹿倉山.大寺山への登山口にでられる。左手は押垣外(がいと)からは丹波山温泉に繋がっていた。 ここは切り通しで丹波の南側の玄関口. 土手の上に祀る祠があり.「右だいぼさつ.左こすげみち」と刻字されてをり.分岐点だったのだろう。 現地案内板には「ダワ」ではなく「ザワ」.「休猟区」の標柱にも「越ザワ」とある。村の発行しているパンフレット類は「ダワ」は「タワ」に統一されていた。 HP「峠のむこうへ」氏によると「ダワ」とは峠を意味していると述べている。 開けられた間々の大きな林道ゲートを過ぎ.右手上にローラー滑り台全長247m.高低差43mの看板を見て.そのまま高尾地区の中央部を抜ける。 地区中心部に鍛冶屋があり.溶接していた主に温泉を尋ねると外まで出て指で案内して下さった。 鍛冶屋脇の路地を抜けると住宅群がある。その裏側の森を抜けた真下の河原台地に丹波山温泉があった。日没20分前に着く。 丹波川沿いの「のめこい湯」へ・・向いは青梅街道.16:17下山アプローチ 16:20丹波山「のめこい湯」bs.西東京バス¥1009. 18:20=19:14jr奥多摩:26 =20:01青梅:06=8:36立川.快速:39=21:04三鷹.特快:05=21:26お茶ノ水. 丹波山温泉「のめこい湯」・・夕暮れから日没へ 単純硫黄泉で「のめこい」とは丹波山村の方言で「ツルツル」「スベスベ」」というほめ言葉。実際に入ると確かに肌がつるつるする。 村営で源泉は43.3度で熱め.ほのかな硫黄臭に淡い白濁色の湯。丹波川を吊橋「ふれあい橋」で対岸に渡ると道の駅「たばやま」にバス停あり. 10時~20時/定休日は毎週木曜日(祝祭日の場合は翌日)料金=大人3時間¥600 湯上がりは生ビールと天婦羅蕎麦を摂り.最終バスの座席が埋まってはと早めに待つが乗客は7名。「小菅の湯」とは大分違っている。 80歳になる老人が4時間歩き落葉狩りに訪れ.温泉があることから若い女の子が単独で雲取山から丹波に下りた勇ましい人達と同乗した。 道の駅は静かな夜を迎えている。対岸を振り返ると「のめこい湯」の頭上高くい丘の台地には丹波城山が照明を浴び.闇夜に光々と浮き出されている。 古城かと尋ねると先程通ってきたローラー滑り台250mのスタート地点にあるレジャー施設と聞き.驚き唖然とするばかりの私だった。 今回は遠さに加え.乗り換えの数多い山行になる。往復でjr8回.バス3回になる。歩いた行程は8時間 帰宅して.下山してから入浴したせいか.翌日はふくらはぎの張りもなく.2日後左足首に少し違和感を感じる程度だった。 その後はジワジワと治まるのでもなく.愚図ついくはは再び不安が募りださせていた。 西東京バス及び小菅村の村営バスのダイヤ改正に伴う一部変更・・2014年10月01日 西東京バスはjr奥多摩駅からの小菅線について.終点を「小菅の湯」まで延伸し.新設バス停は「田元」.「小菅の湯」と二ケ所増設。 「小菅役場前」=「小菅の湯」間に.バス停「田元」を新設する。又終点だったバス停「小菅」は「大菩薩峠東口」と改名した。 小菅系統の始発のバスは「留浦」経由とし.終点は「小菅の湯」。後の3便が小菅川沿いに綴り.大菩薩峠東口経由になる。 又今月の17日には大月線が開通する。富士急山梨バスの大月駅発竹ノ向線の路線が「小菅の湯」まで延伸され運行されている。 それに伴い村営バスはダイヤ改正され.「金風呂」と「田元」「小菅の湯」.「役場前」で西東京バスと接続することになる。 今回は大菩薩峠東口に入るには「金風呂」で乗り換え.バス停「大菩薩峠東口.橋立下」から更に終点「橋立上」まで入ることにした。 山麓の風情を感じるのも.運転手とのの会話を含め.時にはよいものだった。 地勢図「丹波」.山と高原08「大菩薩嶺」.小菅川左岸中腹道zzz56.サカリ山大指尾根zzz55. スカパ登山靴・・3ガネ 10/29.ダブルストック¥11.340.ARTソポーツ 小菅川左岸中腹道.ノーメダワ 丹波大菩薩道からサカリ山大指尾根と藤ダワ.越ザワ・・思い深まるノーメダワに立ち.「のめこい湯」へ |