ブッシュ峠から鹿柵と素朴な起伏の緩い平尾根を詰め.「秦野峠分岐」から林道秦野峠にでて.西ノ尾へ町界尾根を南下
     山北町の山並に入り.蒼天井の極寒の列風の中.高松山に立ち北尾根に乗る。

    玄倉から日影山北西尾根を詰め゙プッシュ峠・886m点コブから幡野峠分岐
    林道秦野峠から高松山北尾根に立ち.新秦野線29号鉄塔から西ノ尾
    ヒゴネ沢乗越から高松山南西尾根からビリ堂.南西の経路から田代幹線357号鉄塔.旧巡視路を抜け滝沢林道へ・・jr山北駅

   868m点峰
     11:38

     「秦野峠分岐」から道標に従い痩せ尾根を下り切り.更に急な痩せ尾根を詰めると狭い868m点コブにでる。
   地形図「山北」ではこの先秦野峠まで破線路が繋がれている筈。868m点峰の裏側で「←林道秦野峠・ジダンゴ山」の道標にでている。
   左上に踏み跡を僅かに進めば秦野峠. 右下の水源管理径路を下ればジダンゴへ繋ぐ.林道秦野峠に至る。町界尾根を西ノ尾へ南下。

     11:43
    868m点コブの登り              868m点に立つ道標

    境界尾根(松田町と山北町)
   先の鞍部が林道秦野峠.11:48

     高松山,前の平頂は西ケ尾. その間にはヒネゴ乗越があり.右手(西)に長く人遠尾根(657m峰と465m点峰)を延ばし下りている。
   更に手前には左側に連なるダルマ沢ノ頭への三叉があった。

    
    鹿柵のフェンス.11:53                    林道秦野峠線にでる木段

     先にも同じような道標を見て痩せ尾根を進むと尾根筋の右手には有刺鉄線が絡む鹿柵のフェンスが現れる。そして更に左手からも鹿柵が迫り.
   狭い所では1m程の隔路に挟まれ歩かされている。そして土のうと木段の下りに変わると秦野峠林道が下方に現れた。

     昔東丹沢の山に登り始めた頃.鍋嵐から鳥屋待左岸尾根(惣久経路)を煤ヶ谷へ下った時のことを想いだした。
   物凄い鹿柵に被われた尾根筋で.フェンスが縦横無尽に張り巡らされ.切れたと思うと現れて.とうとう尾根が終わるまでパズルのよう下っていた。

    林道秦野峠
   鞍部手前の.虫沢林道の坂道に入り.振り返った林道分岐.12:29

     正面が868m点峰. 下ってきたコブから南西に延びる鞍部が林道秦野峠。右肩上が1086m峰になる。
   峠の左右に延びるのが林道秦野峠線. 右手奥は杉ノ沢沿いに下り寄沢の寄大橋に下りている。

     左手の林道先は先程横切ったブッシュ峠を経て.小菅川から丹沢湖東岸の玄倉林道の起点に下りている。
   手前に迎える林道虫沢線は道標三叉付近からジダンゴ山の西南側を通り.林道宮地線と分岐してから虫沢に下りている。

    平成26年度ニホンジカ管理捕獲実地位置図
   林道秦野峠にて.12:03

  

    鍋割山南尾根と鍋割山稜
   道標三叉路手前より北面を望む.12:35
    大丸の奥に鬼ケ岩ノ頭.棚沢ノ頭.不動ノ峰

     昼食を終え境界尾根沿いに林道虫沢線に入り.僅かに南に下ると右手にジダンゴ山への道標が現れ登山道に入る。
   植林帯の中.木段の急登が続き.樹間の切れ目からは鍋割山から派生する鍋割山稜に幾つもの支尾根を付けているのが望まれた。

     檜山南東尾根越の鍋割山稜・・鍋割山南山陵.丸萱尾根.小丸尾根.大倉尾根
   手前の谷間.杉ノ沢は鍋割山稜を隔てる寄沢と合流して中津川と名を変え.酒匂川を下り河口は小田原市内を流れ込んでいる。
   又頂点の鍋割山から延びる南尾根.市界尾根(秦野市と松田町)は四十八瀬川と寄沢を分けている尾根。左奥は丹沢山.

     南尾根は後沢乗越を下り返し.右端に聳える栗ノ木洞908.3mに至り.先は中山峠へと。右端手前はダルマ沢ノ頭になる。
   中央上部側に聳える鍋割山稜は手前から丸萱尾根.小丸小丸尾根.大丸と延び.重なる塔ケ岳大倉尾根は更にヤビツ峠へと右に延々と表尾根が続く。

    樹間からの富士
   三叉路を右に折れての展望.12:55

     尾根に登り詰めた所がT字路分岐。左手に折れれば「ジダンゴ山1.8km」へ。右に折れれば「高松山方面」.
   今来た道は「林道秦野峠0.4km・雨山峠5.9km」とある。道標三叉路からは暫くはなだらかな尾根になり.
   尾根筋の北側は雑木に覆われる。途切れば見晴らしはよくなり.今度はすっきりした秀麗たる富嶽が姿を現していた。

    小毛坊ノ頭から東隣りの小コブ
   左景.更に三叉路から2つ目の小コブより西方.12:56

     830m圏コブから尾根伝いに左に回り込み.下り始めると皆瀬川ヘイソ沢に隔てられた山並の展望がパノラマの如く広がりだしている。
   富嶽が姿を見せると次の830m圏からは下り始め.日影山から綴ってきた右後方お山々が姿を現し始めている。
   日影山の西方に当たる小毛坊ノ頭から日影山を経て.馬蹄形に歩んできたヘイソ沢を囲む対岸の山並として望まれた。

    日影山
   中景.同北西方.13:00
    日影山右脇のの鞍部が林道秦野峠線が通るブッシュ峠

    境界尾根
   右景.左が山北町.右が松田町で北方を望む

     868m点峰と植林帯のピークが1068m点峰. 三叉路からは右手に折れると更に町界尾根が続く。
   北面にはケボラ頭.日影山.ブッシェ峠.868m点峰に1086m峰と連なる。

    おぼろに映る高松山
   北方.ヒゴネ沢乗越への径.13:05
    817m圏コブより直角に左へ折れ.左前方にダルマ沢を隔てる高松山を望み.檜の植林帯に入り込む。

    新秦野線29号鉄塔基部
     13:32

     817m圏コブを過ぎて急下降るとコルに新秦野線の「←29..28→」の巡視路鉄塔標板があり.登り返すと731m鉄塔基部の台地にでる。
   以前は巡視路標柱から見ると28号鉄塔と直接繋ぐ.トラバースの巡視路があったらしい。

    新秦野線
     日影山の下りガラ場から初めて望んだ高松山。その左方に凛々しく建つ新秦野線の29号鉄塔を先程から望んでいる。
   ヘイリ沢源流を忠実に回り込み.町界尾根に乗る巨大鉄塔の基部に今立っている。基部からの眺望はないが鉄塔の頭は首が痛くなるほど高い。

     越後,群馬に信州南部から発電された電力は足柄の新富士変電所に集められて新秦野線に乗り.首都圏の大消費地に送られる送電線。
   それを支える巨大鉄塔を仰ぐ。

     新秦野線は新富士変電所から新秦野変電所を結ぶ500KVの超高圧送電線。57基.昭和62年12月完成.
   国立公園を通過するため鉄塔.電線は低反射塗装で環境緩和塗色鉄塔に最近変えられていた。ガイシも茶色に.

    1086m圏コブと伊勢沢ノ頭
   西ノ尾手前の高みから先程の鉄塔を振り返る.13:53

     巨大鉄塔を見下ろすと今朝登り詰めてきた日影山が左脇に望まれた。29号鉄塔の頭上に817m圏コブと830m圏コブが乗る
   町界尾根を横切り.右方に延びて三叉道標からダルマ沢ノ頭.ジタンゴ山へと続く。左遠方が檜山山稜.右端は桧岳。

    西ノ尾805m
   頂は斜陽を受ける樹林帯.13:59

     更に南下して緩やかな小コブを越えると100mの急傾斜が待っている。805m点で檜の幹に張られた白い道標には「あと12分.
   西ノ尾805m」とある。西ノ尾の文字の下には辛うじて.薄れた赤字で「ストウ山」とも読み取れている。
   コブというより.登り詰めれば駄々広い檜林の平頂。山名標はなく.何処が頂だか分からなぬ檜林の森の平頂だった。

     玄倉から日影山北西尾根を詰め゙プッシュ峠・886m点コブから幡野峠分岐
     林道秦野峠から高松山北尾根に立ち.新秦野線29号鉄塔から西ノ尾
     ヒゴネ沢乗越から高松山南西尾根からビリ堂.南西の経路から田代幹線357号鉄塔.旧巡視路を抜け滝沢林道へ・・jr山北駅