| 川苔山の南面を取り囲む尾根と谷.北側の鋸尾根と逆沢流域へ下降 ・・川苔山とその周辺Top 鋸尾根からウスバ林道・ウスバ尾根南面の下部経路 北稜から舟井戸にでて.鋸尾根から大ダワを経て.ウスバ尾根南面の巻道下部・・藪山腹道を斜下し.造林小屋跡から川乗谷.竜王橋にでる 北稜雁掛ノ峰雁掛沢から雁掛ノ峰・川苔山肩 鋸尾根.大ダワからウスバ尾根南面逆沢下段の山腹道から川乗谷・・川乗林道.竜王橋~川乗橋 川苔山 曲ケ谷北峰より.11:5712:12昼食:30一旧舟井戸12:47一13:18Ⅲ峰1165m一13:51大ダワ一14:24逆沢木橋一14:32ウスバ乗越への分岐 一14:48水平歩道一16:34小屋跡一16:54川乗林道.竜王橋一17:25川乗橋bs18:04. 川苔山は10年ほど前に再び山登りを始めた折.東京近郊の日帰り山行の山々は殆ど知らずして奥多摩の初めて登った山。 子供達と登った御岳山・高水三山以外は殆ど知らぬ山域だった。酷い話だが川苔山の山名は知っていたものの.高尾山と同じように考えていた。 地図も持たず頂に立ち.親切な方に川苔山周辺の頂を. .奥多摩三山の説明を受けている。 又期待していた川苔小屋は既に廃墟し残骸だけが残されていた。それもかなり前のようだ。今にも崩れそうな廃屋だった。 その東肩の残骸地で昼食を摂った所に今回再び訪れている。今は奇麗に片づけられていた。今日は川苔山に寄らず南下する。 馬鹿にしているわけではないが日帰りの山は殆ど計画したことがなく.あって谷川岳周辺を2夜行で往復する位で. 低山とは言え全く無知の山域だった。それでいで出向けば無知への好奇心に湧き上がっていた。 旧舟井戸 川苔山肩で.12:47舟井戸 旧川苔小屋跡から南東へ逆沢左岸沿いの巻き道を下り.舟井戸にでる。右足元は逆沢の源流で.左側は入川谷に当たり.源頭は曲ケ谷北南峰。 下ってきた山道は足元が悪い抉れ落ちるガレ場の逆沢の源流。確り踏み固められた登山道だが見下ろせば剣峡たる側壁はガレ落ちるている。 その後.逆沢中流でウスバ林道に入り.狭い木橋を渡り.本流の急流を横切ることになるとは全く想像すらしていなかった。 「右.水場」の道標を過ぎる。曲ケ谷南峰を回り込むと1240m点手前の鞍部にでる。舟井戸と呼び. 「水の湧き出る舟のような窪んだ地形」を意味している。又曲ケ谷南峰から防火帯として延びている尾根は狼住所からの登山道と合わる。 下ってこの鞍部にでている。舟井戸を横切り.東側の入川谷に入り込むと上段の作業道を踏むようなる。 旧峰歩道で入川谷左岸の山腹道を綴れば旧峰集落跡にでられるらしい。 先程の真名井沢ノ頭から見下ろした沢底源流の山道はこの作業道と繋がり.20分ほどで上流側の植林帯を抜け.舟井戸に下りられる。 1240m圏コブの東側を回り込む作業道はクマタカラ沢上流の源頭を回り込み.本流の入川谷を木橋で右岸に渡れば.旧峰集落から古里符橋にでている。 又旧峰集落の作業道を下れば大根山ノ神を経て.林道下の山道から鳩ノ巣駅に至り.幾つものコースが選べられるようだった。 その分岐下の防火帯には「奥多摩区分1-3.水道水源林」の林班界標柱がある。下山は鋸尾根と舟井戸コースに分けていた。 川苔山の肩で昼食後,私は大ダワへと鋸尾根の下りを選び.舟井戸へのコースを分けている。 舟井戸コースは1240m点コブの東側を巻き.入川西斜面の植林帯. やや高みの山腹を進み大根山ノ神にでる。川苔山から鳩ノ巣へ初めて下山したコース。 川苔山ウスバ尾根と鋸尾根西面 右端下は大ダワ鋸尾根を下り大ダワにでる。そこで悩んだ末. 下山は西山腹の水平歩道を綴るウスバ林道が横切り. 林道からウスバ尾根南面下部の作業道を巻いている。逆川を隔てる鳥屋戸尾根八丁山付近より撮る・・2016.12.03/12:10 川苔山鋸尾根 鋸尾根に取付きから下降.13:11登山道は尾根筋のほぼ東側を巻き気味に綴られている 鋸尾根 舟井戸から分岐を右手に折れ.逆沢と峰入川谷とに挟まれ.分水する痩せ尾根が鋸尾根。 1240m点コブを越えて鋸尾根に乗ると変化に富んだ起伏の急稜を下り.痩せ尾根は本仁田山までを通常.鋸尾根と呼ばれていた。 越えれば花折戸尾根.権指尾根から多摩川日向で延び多摩川に没している。対岸に対峙するのも町界尾根の同名の鋸尾根。 尾根を突き上げれば.ここにも大ダワがある。不思議な感覚を憶え.下る鋸尾根の取付きの道標に「この先岩場.通行注意」の表示があった。 直ぐ固定されたロープが続き.滑り落ちそうな土道の足場に.尾根筋はズリ落ちそうな.荒い土壌の地形を絡めていた。ロープに岩場の巻き道があり. 大岳山.手前の天地山と御前山 右景・・川苔山鋸尾根より.13:06町村界尾根・・奥多摩町と檜原村 川苔山鋸尾根を下る正面の背は多摩川を隔てて並行し聳える市町界尾根。大岳山から御前山に至る間に尖き出すのが天地山。 天地山の右手奥が浅間尾根.小さなコブが浅間嶺。更に頭上奥の笹尾根には熊倉山と土俵山に挟まれた浅間峠がここからはっきりの望まれていた。 向かい合う2つの鋸尾根と大ダワ 天地山の右奥が鋸山.正面手前(北側)にもう1つ多摩川右岸側から鋸尾根が下りている。末端はjr奥多摩駅近くの多摩川. 中畑に没している。又頂稜の鋸山の西側鞍部には大ダワがあり.北秋川からの水ノ戸林道・鋸林道とが結ばれている。 今いる足場は川苔山から下る鋸尾根で.樹林の隙間から見渡している。こちらにも瘤高山との鞍部に大ダワがあり. 下山するウスバ林道と結ばれていた。望む展望の手前に横切るのは瘤高山杉ノ戸尾根。 中間は大仁田山花折戸尾根に乗る築魔山。築魔山は2つの支尾根を派生させ.真南に延びる権指尾根は多摩川日向に没している。 その途中から屏風岩を下りjr奥多摩駅に直接下るルートを最初は予定していた。 三室山.高峰.日の出山.御岳山.奥の院.鍋割山.大岳山 左景・・鋸山から下部で境界尾根.左・・奥多摩町.青梅市とあきる野市・日の出町 奥の院.鍋割山.大岳山 左景の右アップ上アップ.13:42手前は瘤高山杉ノ戸尾根で古里附に落ちている 数年前.忘年会山行と称し.学生時代の仲間達と海沢から北石尾根を詰め大岳山鍋割尾根を下りている。その折は鍋割山の縦走路から 少し外れた所で酒宴を催し.摘みはオデン.ゼザートは善哉だったと思う。後は青梅の宿で反省会と謳い.再び酒宴になった。 又昨年師走には大岳鍾乳洞から入山し.大岳山御坂尾根を越えて三ッ合鍾乳洞に下りている。信仰路と古い作業道が絡む山だった。 市界尾根3・・青梅市と日の出町 左景中央アップ・・御岳山左肩下は宿坊日の出山北尾根. 大塚山境界尾根と丹三郎尾根. 御岳山 左前方手に望む日の出山は数年前.夏山トレーニングで九竜山江戸小屋尾根から縦走し.北尾根から御嶽駅に初めて下り.山名を知った山。 青梅線の車中から通う都度.必ず御岳山の空を見上げ.奥多摩に入る時はその日の天候を観天望気していた。 最近では臼杵山グミ尾根や馬頭刈尾根にも入山するようなり.境界尾根から南側の遠望も愉しめるようなってきた。 2週間後には秋のOB親睦ハイクが催されjr御嶽駅に集合する。御岳から日の出山・三室山を越え梅郷の里から青梅の宿で終結. その時も今日のような晴天であればベストだが。 鋸尾根Ⅲ峰 鋸山1165m.この後岩場の痩せ尾根が続く.13:18北面の瘤高山 瘤高山から左の尾根を詰めると裏側の本仁田山に立つ.13:19地盤の緩んだ岩稜帯の樹間から覗き込んだ本仁田山。少し東側を巻いたが.この尾根は降雨でもあれば泥だらけの悲惨さは免れないだろう。 東側に巻き込むと岩稜帯になり展望に優れる.13:31脆い土砂で崩れそうな登山路 瘤高山と本仁田山 本仁田山の頂へは逆沢左岸沿いを廻り込む.13:42本仁田山からは扇状に権指尾根と平石尾根が開かれ.手前の瘤高山から杉ノ殿尾根の斜面が延びている。 バテる 余りにも体力の消耗が激しく.考えていないほどのショックを受けている。大ダワから瘤高山を仰ぎ.それだけで登行意欲を失い. 素直に諦めている。まだ時間があるにも拘らず.余りにも単純で素直過ぎる自分に驚いてもいる。疲れが積み重なったのだろうか? まだ下るだけの気力は距離に係わらず残されていた。ただ過って通った大根山ノ神から鳩の巣への下山路は敬遠しなければ。 コースは幾らでもある。前日HPでウスバ林道の改修が終わったと頭に閃く.全くの無知でありながら地図を読み考える。 大ダワ・大根山ノ神口 大根山の上側の登山道分岐.13:51乗越東面 大ダワから東面. 左に下ると瘤高山から南東に延び荏ノ久保山672mに乗る杉ノ殿尾根のコースと合流し.大根山ノ神からjr鳩ノ巣駅にでられる。 過って初めて川苔林道から足毛岩ノ肩を経て川苔山に立ち.杉の樹林帯を綴る舟井戸コースを下っている。その折は道標だけが頼りで. 導かれるよう鳩ノ巣まで歩んでいた。この反省から地図を買う情けなさ.1/5万地図から1/2.5万地図に変えた時でもある。 又大ダワ直ぐ手前の道標分岐は舟井戸からの山腹道が853m点尾根に乗る鋸尾根の巻道にもなっていた。 岩ダテ沢.蛯岩沢の源流を回り込み.「東の巻道」とも云われ.荒れた桟橋が幾つもあり.登山道としては注意を要するらしい。共に25分. 大ダワ 通行止のウスバ林道口と祠1000m乗越西脇 ウスバ林道は足毛岩ノ肩~ウスバ乗越~逆沢合流点~大ダワ間。6325m. 登降差70mの水平歩道が延び.両方向共に1時間10分. ウスバ乗越北方逆沢合流部南方に2ケ所で崩壊箇所かあり通行止めになっていた。 「この工事は鹿の食外と平成16年7月の大雨によって.山腹の土砂が流出したものを止める目的で行われています。中略. ・・平成17年10月~18年6月12日まで」東京都森林事務所とある。今だ通行止めのロープが両側に張られていた。 又大ダワからウスバ乗越までの改修工事が終了したことを知り.まずは選んでみた。この決断が又仇をも生んでいる。 大ダワ・・後方の鋸尾根の鞍部 手前はウスバ尾根の中段鋸尾根の鋸山1165mと1110m圏コブ.で手前が逆川。・・鳥屋戸尾根から撮影.2016.12.03/12:11 上部で薄く横切る溝がウスバ林道で奥側の谷間が逆沢。中央が950m圏の平坦地で通常.右尾根を登降してい。 石尾根北面の尾根群 日原川に没する北尾根を望む.14:02林道に入り.逆川大ダワ沢合流点を見下ろす台地からの展望 絶景・・狩倉山日陰指尾根と山ノ神尾根. 鷹ノ巣山稲村岩尾根. 日陰名栗山ヤマト尾根。 逆沢合流点 大ダワの西斜面は明るく開かれている。水平歩道に入ると直ぐ伐採地が広がり.逆沢の谷間が更に大きく開かさせていた。 逆川本流二俣から大ダワへの右俣が大きくV字形を描き.絶景となる展望の広がりを見せている。 何時の間に層雲に覆われ,時折切れ目から薄日に照らされている。斑な厚みを持つ層雲が雲取山を覆い.遥か遠方まで高みを見せている。 その石尾根の大きな山並が.それぞれの支尾根を北側に派生させ.重なり合う姿。画像一杯に広がり.山の大きさを見せ付けている。 手前は逆沢出合.対岸に突き上げるのが狩倉山山ノ神尾根。一段低く重なり合うのが日原集落に没する3つの北尾根。 更に見ずらいが稲村岩尾根が落ち.ここからでも望める末端に切れ落ちる極小のコブは稲村岩だろう。 その頭上に乗るのが巳ノ戸尾根から延びる.小コブの八丁山。更に鷹ノ巣尾根の一辺が遠望された。 尾根の肩の小さな小コブに見えるのは日陰名栗山か.高丸山。尾根はヤマト尾根になる。今年の奥多摩一番の目標はその裏に並行するツバノ尾根。 体慣らしを終えれば入山する。更に遥か先は雲取山に至る幾つものコブと云うべきか? 頭の数を幾つも石尾根に乗せている。 ウスバ林道取付き 最近綺麗に刈払われた林道口.14:03右俣の源流に廻り込むと水平道は更に広がりを見せ.伐採地は畑のような緩やかな斜面に変わっていた。 ここは刈払いが綺麗にされていた。地形的には今日一番の長閑な風景を見せている。 落葉松の巨樹2本が根元から崩れる.14:09水平歩道が西側から北方に向きを変えると灌木帯に入る。2本の落葉松が根元から崩れるよう揃い倒されていた。 落葉の土壌の下は岩混ざりの斜面なのだろうか?緩い傾斜の割には巨大な倒木が根こそ横たわっている。 崩壊し改修られた2ケ所のガレ現場 1110m圏西斜面涸れ沢・・ロープの補佐あり.14:11林道伝いに更に半円を描き.東寄りに食い込むよう山腹を廻り込むと鋸尾根1110m圏コブ西面を横切る斜面に入る。 岩混ざりのザレ落ちた窪状の広い谷間に導き込まれている。補強がなされていたがここは足元が崩れ落ちる不安定な土壌。 この先1165m点コブからの西斜面のガレ場も改修がなされていた。根のよく這った硬めの土壌に細い踏み跡が築かれている。 共に長い固定のトラロープが設けられていた。通り抜ければ逆沢の縁にでる。 1165m点コブ西斜面.14:21 逆沢に架かる木橋855m.14:24川苔山の南面に広く源をなす逆沢とは全く異質の雰囲気を持つ狭くなった渓谷になる。 逆沢二俣下.3mの滝とF6.10m大滝との間に架かるウスバ林道の桟橋。 ワラビ田跡 HP「時空散歩」氏の逆沢遡行文を読まして頂くと驚くことに.この直ぐ下流側に山葵田跡の石積みがあるという。 逆沢出合543mから遡り.大ダワの出合803mを過ぎて.21分ほどで岩場を縦横無尽に流れ落ちる3mナメ滝を越えている。 更に10分ほど進むと突き上げていた谷間は開け.そこの左岸に山葵田跡の石積みが残されていた。当然林道から降りたのだろうが 驚くべき所まで山葵田は作られていた。土地がないのは分かるが作る以上頑張るのが日本人の気質なのだろうか? 山葵田を越えるとトロ状の3段10mの滝の左岸を高巻き.3mの滝は釜を避け巻いていた。 ウスバ林道真下の10m大滝.948mは右岸の崖を這い上がるとウスバ林道にでる。スナップの木橋を渡った右岸の左端にでている。 ウスバの水平歩道 逆川西方分岐は改修られていた.14:32木橋から直ぐ現れる分岐はウスバの林道と作業道との分岐で.前方右上に登るのがウスバ林道。 山道に変わり.斜面沿いに真新しい鹿柵が備えられていた。西面コースの合流点から川苔山.或いはウスバ乗越.1102m点にでて足毛岩肩1330m圏にでる。 この分岐から東面にトラバースしてウスバ尾根に乗れば右上の乗越からの分岐にでて.防火帯の落葉松林の中を綴り川苔山に立つ。 25年振り奥多摩に入り.初めて百尋ノ滝から川苔山に登った時のルート。足毛岩肩からは足毛沢.横ケ谷を横切り.足毛岩分岐を経て火打ち石沢を渡り, 北斜面を進んで南西寄りの鞍部にでている。962m点は北に巻き.百尋ノ滝の分岐からは川乗谷の登山道にでていた。 直進する左下の水平歩道はウスバ尾根南面の巻道になり.遡行時の下山用に用いられているようだ。 水平歩道は完全に改修され.丁寧に造られていた。それが却って私を惑わせ.目ではよいと思われたコースが先で大変なことを起こさせていた。 (後に.この左先を林道と考えてしまったことが間違いのもとになる。その間々直進しても自然とウズバ尾根に乗っていた。林道は右上の道。) ウスバ尾根の南面巻道の南尾根 南尾根下降地点より.14:48ウスバ尾根 問題はこの先ウスバ尾根の下りに掛かっている。逆沢の左岸を下ると考えたものの.全く予備知識は持ち合わせていなかった。 無謀にも林道も作業道も分からぬ私。その上ウスバ乗越への踏み跡も多く.最初は下降地点を決めるのに苦慮している。 ウスバ乗越への大分手前. 作業道に入り南尾根を越える直ぐ北寄りの971m付近に物置小屋があり.「E1」の木杭が立てられていた。 2時40分.その真向かいの太い南尾根に乗る踏み跡を下りている。当然ウスバ乗越の尾根とは違うのは分かっていた。 感覚的には尾根の北側寄りを綴るところ.南側から下降.尾根の乗越から続く営林署の赤プラ沿いに下りてしまっている。 本来の下降地点は更にズッと先.足毛岩よりのウスバ尾根筋で.下山せぬようトラロープも張られているようだった。 14:53後調べ 帰宅して調べると作業道をトラバースしつつ登り終えた平坦地の標柱の多い所から.逆沢左俣右岸尾根を下降している。 道形は明瞭になり.940m付近から急下降し.ウスバ尾根南面の遡行者下山用の巻道から山腹を巻く作業道に入っている。 そしてウスバ尾根南面巻道(径路)の下段の枝尾根を延々と斜下しながら横断し.黙々とトラバースを繰り返していた。 目指す基本は営林署のテープなりプラ杭を。馬力がいるが忍耐も必要としたルート。 一般的なウスバ尾根のルートは川乗谷竜王橋から巻き道分岐・ウスバ乗越・足毛岩からの合流点を経て川苔山。 3090m登り2時間半.下り1時間40分林道のバックミラー裏手608m点が登る取付になり作業道が延びている。 立木や根を支えにジグザヅに切り.700m付近で作業道を離れウスバ乗越にでる。 この作業道がジグザヅに切る手前の右に分けた水平作業道(横小枝で閉ざされている)が.ウスバ尾根南面の山腹を巻く.沢屋さんが下るルート。 このルートに入る積りが取付きで更に下段の巻道を選んでしまっていた。そして災難を生んでいる。 下りから上下のトラバース 右岸尾根は薄い踏み跡の斜面を目指すことになる。820mの岩は右側を960mで左後方の踏み跡 (細倉橋からの北西尾根)を990~1070m急登。1102m付近の点々とある赤プラ線に沿い下っていた。 そして赤プラがなくなるとやや踏み跡らしくなるも,いい加減で途切れては再び藪絡みになる始末。足元が浮き枝木に乗ることも暫し。 意を決し沢底近く見える所まで斜下している。急斜面を斜めに切っていた。 最初に選んだ太い南尾根を下降している.15:48 この後以外と細い流心ある枝沢.16:27藪絡みのない小窪の中で小休止.その先も藪絡みのトラバースが続く。ある1点から踏み跡は着実に太まり.安心感をもたらすようなった。 それと同時.樹林は密度を増し.薄暗さは陰りを増している。もう4時半近くを回っていた。計算では川乗林道に. 下りていなければならない時間帯だった。腿が少し疲れを感じてもいた。何度目か腿に微妙な痙攣の兆しを起こしている。 新木場材木組合所有 ここだけは整然とした場所のポイント.16:27小窪右岸から始まる踏み跡がやや形になってきたと思えると突如.「平成7年度.分収育成契約地.土地所有者氷川保護会」の 看板が現れた。左脇にも「東京都木材問屋組合」と馬鹿に確りした木柱が立てられている。 綺麗に間伐され周りは見通しのよい本谷右岸の丘陵台地にでた。土地所有の看板はよいとしても, 「何故ここに!」と思う場所に立てられていた。踏み跡はここを抜けると再び荒れ途切れている。 帰宅して調べてみると所有地は新木場にある材木組合で.明治39年9月に設立とある。 知り合いの木材銘木店で尋ねてみると下部組織があり.裏高尾にも同じような植林地を持ち.何処も綺麗に間伐されているらしい。 詳しい場所は聞き忘れている。 一時,踏み跡と分かる所にでる.16:31 崩壊した造林小屋跡.16:36この小沢の左手の尾根を左に回り込むとウスバ尾根末端の取付きの最初のジグザグ斜面にでる 植林帯が切れると森の林層が変わり.明るく開かれた緩やかな谷間を横切り.骨組が崩れ.積み重なれた残骸の残る小屋脇を抜けている。 残骸の量から見て.間々の大きさがあったようだ。小沢対岸の山腹に入ると再び薄暗さが増し.暗過ぎる満る植林帯の陰に入り込む。 作業道はまだ踏み跡としては薄く途切れ気味の所もある。一方.既に踏み跡らしさはなくなった作業道の平坦地を綴ってもいた。 そして「登山詳細図.奥多摩東編」の竜王橋から345m点から山道とを分ける東面の「X」記号の先から繋がる踏み跡にでる。 作業道を塞ぐよう小枝が何本も置かれ.通行止めを示している。そこを跨ぎ逆沢下段の山腹道と登山道と合わさり.ウスバ尾根の取付きに降りている。 暗く密る樹林帯.16:45ウスバ尾根の登りは700m付近で作業道から離れ斜面上をジグザグに登る。と云うことは小屋跡からの距離として. 1/3位の所だと思われる。遡行用の下山路.尾根南面の巻き道の南面に並行している薄い踏み跡を繋ぎ繋ぎ下ってきたことになる。 ウスバ林道の取付き 中央右下が川乗谷竜王橋.16:54川乗林道 川乗谷に架かる竜王橋の上部.2目のカーブ地点の右手に川乗林道のバックミラーが立つ地点で.最後に両手で捩り下りている。 足元の岩場が作業道の取付きになっていた。ここ作業道口の608m点は地形図「武蔵御岳」に表示されている。 ウスバ尾根末端を回り込む川乗谷北面はウスバ乗越1102m点から北西に延びる枝沢の出合付近では川苔山登山道の橋が崩壊していた。 ・・2015.04. 林道への迂回路が取られている。今年4月には見聞のためと隣りの倉沢谷から棒杭ノ頭南尾根を詰め. 松岩東尾根を横切った折.その間々迂回路の小尾根に好奇心を持ち川乗谷を下りている。 ウスバ尾根南面下部 左景・・林道より下ってきた山腹.17:07HP「時空散歩」氏からの検証 ウスバ林道の960mから970mの等高線にそって山腹をトラバース。南に突き出た尾根を廻り込んだ辺りから等高線980と990mと少し上り. 等高線1000m辺りで「ウスバ乗越・川乗山」(14時32分)の標識があった。道標にはここを右上に折れるとある。 ただ左手(直進)は綺麗に改修された作業道が尾根を巻き進んでいた。ウスバ乗越経由の尾根道をパス.作業道をそのまま進んでいる。 ウスバ乗越の尾根を巻く作業道を進む。途中の物置小屋から下降せず.直進するべきだった。竜王橋まで倍の時間を要していた。 或いは道標通り右折して.峠に一度でるべき所だった。 等高線を1000.990.980.970mと下げ気味に尾根を巻き.等高線960m付近では「ウスバ乗越」の尾根筋にあたる。 平坦となった尾根筋を下り.等高線930m付近で平坦な尾根筋は終了。先は急坂になる。 作業道は踏み跡が明瞭であり.迷うことはないと謳っていた。 逆沢右岸沿いの山腹 右景・・ウスバ尾根南側の荒れた山腹道.17:08川乗橋バス停 大丹波林道に繋がる筈の川乗林道に下り立つ。川乗橋バス停へ.川乗谷沿いの林道を下りながら見上げる 下ってきた山腹は尾根伝いでないルートを取り.見ているだけでも疲れる斜面が壁のよう帯をなしていた。 黄昏時.日原街道との出合に早足で歩む。もう日が暮れるだろう。林道終点.川乗橋バス停に着き.作業車が3台通り過ぎると日没を迎えた。 静まり返りひっそりする谷間. 鹿の威喝する鋭い声を聞く。そして静けさが戻ると橋下に落ちる滝の轟音が再び強く響き伝わってきた。 少し離れれば日原川本流のせせらぎをも耳に付く。静かだ。 着替えと共に急に肌寒くなった。25分待つも他のハイカーとの出会いもなく帳だけが進んでいる。気が付くと街路灯が新たに設けられていた。 橋先にもあった。この林道の起点には7.8年前にも下りている。経験から考えると数は少なくとも.あるとないとでは気持の持ち方が断然違っていた。 17:25川乗橋bs18:04=18:18jr奥多摩:26=19:01青梅.快速:08=20:12お茶ノ水. バテバテの山行になった。1ケ月振りの山行がここまで体力を衰退させるとは思いもしなかった。 頂は最初から二の次と考えていたのの.手の抜けぬ藪山腹に入り込み.体力の消耗が激しく最後まで気を抜くことができなかった。 1時間弱の登りも後半を考えると悩み.大ダワでは見上げただけで本仁田山を諦め.急遽ウスバ尾根に変更している。 それも無謀な未知のルート。体力はなくとも藪山へのファイトに掻き立てられていた。根気と粘りの探りで川乗谷・竜王橋に下りている。 終えて.急に軽くなった林道歩き.藪の達成感い酔い始めていた。やはり藪はいい。 今回の地形図 地形図「武蔵日原」.zzz1141川苔山.・・スカパ登山靴.27544歩 昼食弁当.ポカリ500cc+お茶500cc.バナナ.蜜柑.トマト 北稜雁掛ノ峰雁掛沢から雁掛ノ峰・川苔山肩 鋸尾根大ダワからウスバ尾根南面逆沢下段の山腹道から川乗林道.竜王橋~川乗橋 |