| ・・新蔵指ノ丸Top 奥武蔵・都県界尾根Top 大丹波川流域・・都道.上成木川井線と大丹波川林道.登山道と作業道 右岸流域・・右岸流域概念図 2016年10月. 大丹波川・雁掛林道から雁掛ノ峰を経て川苔山肩―鋸尾根を南下しウスバ林道.ウスバ尾根南面下段の旧経路から川乗林道 2019年10月. jr鳩ノ巣から峰歩道を経て入川谷を横切り.エビ小屋山南南西尾根―赤杭尾根から曲ケ谷沢を下り林道・県道‥清東橋bs 2009年12月. 終点清東橋bsから真名井北稜を経て陽溜りの曲ケ谷北峰―防火帯から鳥屋戸尾根に入り桂谷・川乗林道.日原街道を経てjr奥多摩 2020年07月. 清東橋bsから大丹波林道.44号鉄塔尾根を経て真名井沢ノ頭―赤杭尾根.赤杭山東尾根から越沢へ・・真名井林道・左岸道.上日向bs 2022年08月. jr川井駅を起点に蝉沢左岸尾根から峰三ノ戸山―頭窓山から570m圏南尾根を下り.崩壊地から鉄塔尾根の御伊勢山に立つ。 左岸流域 1990年07月. jr川井駅集合・・家族で大丹波川国際虹マス釣場でキャンプ 高水三山Top 2010年04月. 春雪残る名栗ダムから棒ノ嶺―都界尾根を南下し黒岳を経て岩茸石山から惣岳山神塚尾根・・御嶽駅 大丹波川左岸の大左名無し尾根 2019年05月. jr川井駅から輪光院ツガ尾根―馬仏峠から岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾・玉指左岸尾根・平溝尾根を経てjr軍畑駅 2020年06月. 馬沢林道から馬仏峠熊沢栗ノ沢中間尾根―惣岳山青渭神社の参道から沢井尾根・jr軍畑駅 2024年03月. jr川井から名坂林道.観音沢左岸尾根を経て逆川ノ丸―常陸林道で境界尾根を越え.柳沢左岸尾根.名栗川の町道と県道に黒指bs 2024年04月. jr川井駅から岩茸石西尾根.名坂峠から成木川二俣.常盤林道.長久保山南尾根。北尾根から和泉入.名栗諏訪神社.名栗川右岸.黒指bs 2019年07月. 小山bsから黒山南西尾根・都県界尾根を経て小沢峠―大峰山北尾根.大仁田山。丸屋から堂平沢左岸尾根―細田林道―間野黒指 2019年10月. 清東橋bsから槙ノ尾沢左俣右岸尾根を経て都県尾根を綴り棒ノ嶺・黒山―常磐尾根から岩茸石山・馬仏山沼沢尾根・・jr川井 2019年11月. 上日向bsから逆川ノ丸南西尾根・逆川ノ丸東尾根―常磐林道から境界尾根にでて長久保山北東尾根を下降・下名栗諏訪神社 2022年04月. 清東橋bsから長尾丸山南尾根にでてクロモ山・山なし山・50号鉄塔―日向沢を下り有間・大名栗林道・有間湖南岸道・・さわらびの湯 大丹波川.雁掛沢流域から川乗谷の逆沢流域へ 雁掛沢を詰め.曲り尾根を舐めるよう乗り雁掛ノ峰に立つ。真名井沢北稜から川苔山肩からは南面の鋸尾根を経て.大ダワへ ウスバ林道に入り.ウスバ尾根南面の逆沢右岸下段の経路を繋ぎながら下り..川乗林道にでる。 2016年10月06日.松村 雁掛林道から雁掛ノ峰・川苔山肩・・渋い雁掛林道・・農夫 鋸尾根からウスバ尾根南面の逆沢に入り.下段山腹道から川乗谷 盆堀林道から倉戸山域を横断し醍醐林道に下る予定を組んでいたものの.平日はダンプの往来が激しく.諦めている。 変わって10年ほど前.再び山に登り始めた折.初めて訪れた川苔山周辺の作業道.雁掛林道へ.ちょっとした切っ掛けから訪れることにした。 青梅街道の川井.大丹波川出合から都道202号線に入り.雁掛歩道・鉄塔巡視路を経て雁掛ノ峰に詰めて真名井沢ノ頭に至り.赤杭尾根から川苔山へ。 下りは鋸尾根を南下し大ダワからウスバ林道に回り込み.薄い踏み跡を綴り返し.ウスバ尾根南面の下段作業道を斜下し川乗林道に降りている。 多摩川を挟んだ真向いの鋸尾根は過って再び山登りを始めた折.川苔山から続く次の山行として登り.大ダワから御前山を越えていた。 予定とは少し見通しが狂っている。1ヶ月振りの山行は体をヘトヘトまで追い詰めている。大ダワで瘤高山を見上げるも足が向かず諦めている。 大ダワからウスバ尾根へ下るルートに変更した。これ又大変な所で腕力と気力を必要とする古い作業道だった。・・川苔山には寄らず. 台風18号が関東北部を横断し.予報通り関東甲信地方は5日夜半から南風の暴風雨が強まり.海上は非常に強いヒケに襲われる。 そして翌6日は蒼く澄んだ台風一過に変わるも.鵜原沖の大陸棚釣りはまだ波浪が高く出船できずに中止。それに引き換え山懐は秋空に恵まれる。 都道上成木川井線 大丹波.清東橋バス停.7:3810月06日(木)快晴後曇 jr御徒町.¥1080. 5:00=10:06東京:10=6:08立川:10=7:19川井.東東京バス.¥180. 7:20=清東橋bs. 笹尾根大沢山を横断してから1ケ月経ち.日は大分短くなる。自宅を出たのは夜明け前の真暗い闇の中だった。 京浜東北線2番電車に乗車.中央線に乗り換え信濃町付近で薄っすら街並みが白みだし.東空には朧に朝焼けを描き始めている。 そして中野駅を過ぎる頃には新宿の高層ビルを背に日の出を迎えている。5時40分. 何時もは車内でうつらうつら寝ている時間帯. 気が付くと吉祥寺に至る手前で.既に奥多摩の山並が澄んだ輪郭を描き.遠望され驚かされていた。 台風一過で大気が入れ替えられたことがこれだけ都心近くでも.目指す山並がはっきり望まれた。 jr川井駅 奥多摩線の川井駅ホームには7時17分入線. 乗り換える清東橋行路線バスは20分発と3分の余裕しかなかった。 車内放送では電車が遅れ気味と報じていた。ただ単線で幾らか時間を戻し.19分台に川井駅ホームに入線する。 駄目で元々と扉が開くと同時.改札を飛び出しJRのガードを潜り.青梅街道を走り.通りにでた途端.バスを見て両手をバタバタ振っている。 バス停に待つ路線バスにホッとした一瞬。乗車は私一人. 運転手に「何時も電車を確認してから発車しますか?」と尋ねると時刻を見て通過すると。 今の状況を説明すると驚いていた。以前訪れた時は国道と折れたT字路角にバス停があった。・・川井駅前交差点を右折した角. 今は青梅街道に移し歩道もあり安全性が増しているにも関わらず.もう少し心使いが欲しいバス停だった。遅れれば1時間強歩くことになる。 大丹波線 路線バスは青梅街道から分かれ左折し都道202号に入り.高水三山惣岳山の谷間に挟まれた大丹波川沿いを遡る。 フロントガラスから赤杭尾根の末端に建つ新秩父線35号鉄塔から4つの巨大鉄塔が見上げられ.大丹波川の右岸沿いを北上した。 36号鉄塔は三ノ戸山蝉沢左岸尾根に建ち.37号38号鉄塔はその尾根のコブ730mから南東に延びる支尾根に建てられている。 更に次の39号鉄塔は真名井沢に架かる真名井北稜の下端に移り.送電線は真名井北稜伝いに延び秩父へ抜けている。 過って2度の山行に分け.39号鉄塔の鞍部から.北稜を経て長沢脊稜を綴り.秩父へと仙元尾根に回り秩父浦山にでていた。 この時は誰とも会わぬ静かな山旅だった。ただ下山してから5月の連休で.秩父「雁坂みち」は大渋滞に巻き込まれたことを想いだす。 38号鉄塔の麓の南平にある大丹波川国際虹ます釣場を過ぎる。30年ほど前に家族全員でキャンプした所。電車と車に別れ現地集合。 この時は一日中薪を燃やし.虹マスは釣れず.許可をもらい釣場で川遊びをした覚えがある。 「大左名無し尾根」 「奥多摩の尾根歩き」氏のブログに「大丹波川左岸名無し尾根」は略して「大左名無し尾根」と呼び. 北側に至るまで詳細に尾根名が記されている。川井駅近い南方から順番に列記すると駅に近い「惣岳山神塚尾根」. 「710m圏コブからの沼沢尾根」は別として.「熊沢右岸尾根」.「栗ノ沢右岸尾根」.「上雲川右岸尾根」.「雨ノ沢右岸尾根」. 「逆川ノ丸南西尾根」.「黒山南西尾根」.「笹野沢右岸尾根」.「槙ノ尾山南尾根」.「槙ノ尾沢左俣右岸尾根」とある。 南平は大丹波川左岸の支流栗ノ沢と熊沢に挟まれた位置にあり.大丹波川左岸の名も無き尾根シリーズでは熊沢右岸尾根と栗ノ沢右岸尾根. (輪光院ツガ尾根)になり.共に馬仏峠に突き上げている南西と北西の尾根。北西尾根の取付きは名坂林道が末端を回り込んだ途中にある。 又名坂峠への峠路の北側.上雲橋を渡った北側が上雲川右岸尾根は749m点コブの西側肩にでる。 真名井沢北稜末端手前の左岸には支流雨ノ沢が流れ,雨ノ沢右岸尾根が突き上げる。 その対岸に真名井沢北稜があり.県道と分かれて左手に真名井沢橋を渡れば真名井沢林道から直ぐ取付けられる。 この北稜の末端を廻り込み.都道が左にカーブする先の対岸が逆川ノ丸南西尾根。そしてバスのバックガラスに北稜が見え出すと 深い谷間の終点.清東橋バス停にでる。丁度足元の対岸は黒山南西尾根の末端になっていた。 林道大丹波線と札橋 右岸には取水場と沈砂地あり.7:54多くの陽光が差し込む谷間の切り開きから見上げる天空は雲1つ望めぬ蒼空が広がり.台風一過の登山日和を約束させていた。 路線バスは清東橋で右岸に渡って下車した。百軒茶屋を過ぎると奥茶屋キャンプ場の前に右手に苔むしる細長い木橋が架かっている。 長沢脊稜への登山口.権次入沢沿いから西側の南尾根を詰めて棒ノ嶺に至る登山道。・・関東ふれあいの道. 取水場 左手へ都道伝いに回り込むと植林帯に入り込む。綺麗に管理された杉林に囲まれ.迫る薄暗い谷間が心地よい。 競り上がる最初の登りになった。左手に大丹波浄水所を過ぎ.更に登り込むと朴橋(ほおのきはし).並ぶよう取水場が設けられている。 取水場からは導水管で浄水所と繋がれ.取水所の左端にある細道を20mほど遡ると丹波沈砂地という単純な水道施設が沢底に造られ. 堰堤でなく自然の地形を利用している。更にタラ沢左岸の作業道を辿ればワサビ田を抜け.細い山道から.間伐の急斜面を経て.北稜に乗っている。 赤杭尾根がよく眺められる伐採地ピーク付近に繋がっているとのこと。 又朴橋を渡った右手の笹尾沢右岸尾根は北北東に延び.棒ノ嶺の西側縁にでている。嬉しいことに踏み跡はなくあっても薄い獣道とのこと。 トゲ混ざる濃い藪に倒木と等高線が密る急斜面のキツい尾根歩きになるそうだ。過って赤杭尾根を隔て遠望した伐採地辺りにでる。 槇乃尾橋.西詰に祀られる小さな石祠.8:07都県界尾根越えの槇ノ尾山 札橋からは大丹波川林道に入り左岸道を川沿いに進み道幅はやや3.5mと狭ままる。程なく本流左岸に流れ込む込むのが槇ノ尾沢。 槇乃尾橋を渡った右手.山側に古い石祠が祀られていた。この裏側には確りした踏み跡が綴られ槙ノ尾山への中間尾根が登っている。 槙ノ尾沢左俣右岸尾根は橋か直ぐ脇で支尾根に乗り.槙ノ尾山から西へ300m足らずの都県界尾根(長沢背稜)に乗り910m圏コブにでる。 中間尾根に比べると中盤あたりの自然林が心地よく.踏み跡が薄く感じる尾根らしい。位置としては名無し尾根の一番北になる。 長沢脊稜の槇ノ尾山945mの頂.東縁にでると道標類はないが頂から真北に延びる仙岳尾根は秩父側の大名栗林道に直接下りられる。 登山道と離れその間々尾根の踏み跡を辿っても.カタギ尾根から名栗湖西岸の落合へ結ばれる。 ザーとこの大丹波川左岸沿いの支尾根群が「大左名無し尾根」になっていた。 真名井沢北稜の鉄塔群 巡視路標柱手前で.8:11新蔵指ノ丸から北面に2つの44号・45号鉄塔尾根を延ばし.(見ずらいが鉄塔の頭が突き出している)。その奥の曲り尾根んもいは46号鉄塔が建つ。 樹林に覆われた左岸道の切り開きから広い天空の下.大丹波川の本流が見渡され.左後方に目を向ければ北稜の末端も綺麗に見下ろされた。 過っては真名井沢稜に跨る尾根(真名井沢北稜)の末端の39号と40号鉄塔の裏側鞍部から取付き新秩父線の鉄塔尾根を詰めているる 手前が新蔵指沢(カリカゲ沢)で.突き上げるのが新蔵指ノ丸.その直ぐ奥に目指す雁掛ノ峰1168mが聳え見上げられた。 マチクボを隔てる新蔵指ノ丸は2つの支尾根を持ち,東方の676m点に建つのが44号鉄塔尾根。中央の尾根北東に延びるのが45号鉄塔尾根。 鉄塔の頭がチョコンと飛び出している。間に見えるコブが新蔵指ノ丸だろう。手前の新蔵指沢に架かるのが44号鉄塔尾根。 新秩父線44号尾根 この林道の直ぐ先に黄色いL字プラの巡視路標柱「←44号.46号↑に至る」が路肩に立ち.裏側には大丹波川に下る階段が付けられていた。 「46号↑」とは曲り尾根に建ち.この後私が目指し進む道。林道分岐からカワラゴヤ沢に入渓し.46号巡視路に入る。 上流側にトラバースし.2つ目の標柱から左下に谷へ降りている。飛び石伝いに渡り,回り込む階段から山葵田を見て.道なき斜面を右上する。 急登から尾根に乗ると大岩のある696m点コブを越え.左の巻き道を分けて鉄塔基部へ。ここからは長沢脊稜の長尾丸山(左)と槙ノ尾山が望まれた。 階段から標柱「↑45号,44号→に至る」.そして正面の尾根筋へ。完全な自然林の荒れた痩せ尾根になり.初めての石杭を見ると 新蔵指の丸1002mにで北稜に立つ。かなりの急降下で踏み跡もはっきりせず.チラリと赤テープが見える。北稜を下る場合は分かりずらく注意を要する。 新秩父線44号の黄杭〜44号鉄塔基部まで1時間50分.〜真名井沢ノ頭まで1時間。いずれ登る尾根になろう。 惣岳山と市界尾根(青梅市と日の出町) 振り返る綴ってきた大丹波川下流の遠望.8:27都県尾根と北稜末端とに挟まれた大丹波川下流に広がる山並みが屏風のよう広がりを見せている。 更に惣岳山の遥か先に市界尾根が横たわる。市界尾根から外れた愛宕山と三室山〜日の出山。 中央から左手に押し上がるの尾根は手前の馬仏山(うほとけやま)・沼沢尾根と惣岳山神塚尾根。 2つの尾根は共に新秩父線鉄塔を1基ずつ建ち.33号.34号と繋げ,笹子の新多摩変電所から右奥の境界尾根を越えてきた超高圧の送電線。 又先ほどバスの車窓から見上げた赤杭尾根末端の35号から38号鉄塔へと繋がれられ.北稜にでて39号鉄塔が建つ。 大丹波ヘリポート 右斜面は新蔵指ノ丸からの南東尾根末端.8:26真名井沢北稜の惣岳山710mの左奥41号と42号鉄塔が建つ 林道を更に進み道標を過ぎると大丹波線沿いに大丹波ヘリポートが山側から回り込んだ所にある。小さいが使い易そうなヘリポート。 今までは山火事が発生した場合は町立氷川.古里の各小学校からヘリによる給水をしていましたが.より安全な給水活動を実施するため. 防火水槽を備えた大丹波ヘリポートが設置された。昭和56年6月に運用開始・・HP「奥多摩尾根歩き」氏より. ここからも左上に北稜に建つ巨大な鉄塔群が見上げられる。ヘリポート裏側のヒノラキタケ沢は鉄柵で全体が塞がれていた。 その先から県道は舗装が途切れダートへ. 農夫 この先.登山道との分岐の道標1つ手前の広場。大丹波川左岸に入り込む日向小屋沢前の広場に.1台の軽トラが駐車していた。 丁度.山葵田から戻ってきた農夫に出会う。収穫を終え.背の竹籠には山葵の枝葉が束ね顔を覗かせていた。 今が収穫の時期か尋ねると一年中とのこと。ただ春先は葉に辛味が取られるので山葵自体は薄く.葉は辛く旨いとのこと。 それでか.この時期になると奥多摩駅構内の売店に並べられた山葵葉を何時も見ていた。 山葵はこの時期を除けば何時でも美味しいらしい。又川苔山に登るなら獅子口小屋跡からがよいと勧められた。 独り巡視路を歩むと伝えると今日は何処もハイカーは居ないだろうと語っていた。 大丹波林道 林道と獅子口・川苔山の登山口分岐.8:39大丹波林道 林道と分かれ大丹波川沿いに入る登山道・鉄塔巡視路の分岐にでて.右に直進すれば直ぐ林道の終点にでる。 起点で木杭7には「大丹波林道,幅員4.0m.延長360」とある。本来踊平トンネルが完成していれば.川乗林道からの日向沢林道と大丹波林道は 繋がれている筈だった。それが大丹波川源流の崩壊が激しく.地形図にも表示できぬ状況が今だに続いている。 獅子口小屋跡から先.オドリ小屋沢は橋の崩落や崩壊箇所があり.踊平トンネルまで届かず. 秩父側の日向沢林道とも途切れたままになっている。先は荒れ崩れたダートの林道に。 大丹波林道と獅子口小屋跡への登山道を分ける分岐には色々な道標に標柱があり.左手に大丹波川の河原に下る登山道が示されている。 脇の大きな看板には「この先.支障木及び木橋の崩壊箇所があるので林道に迂回して下さい」とあった。 山道に入ると直ぐ今までと同じ道標が立てられた分岐にでる。ここにも送電線新秩父線のL字鋼鉄塔巡視路標柱が立てられ, 「左登山道に36号鉄塔.右の林道側は37号鉄塔に至る」とある。ここで更に登山道とも分かれ.左の巡視路に入る。 カワラゴヤ沢(雁掛沢)出合 大丹波川,木橋の両側に立つ巡視路標柱.8:40正面に曲り尾根末端に上がる薄い踏み跡あり. 送電線鉄塔 登山道は大丹波川の川底を辿るコースで.曲ケ谷出合を通り.獅子口小屋跡手前で2つのコースに分けている。 左手は獅子口を経て横ケ平へ。獅子口小屋跡の水場は東京都湧水57選に選ばれた名水がある。 右手は大丹波川と川苔沢の分水部に当たる防火帯の踊平に向かうコース。 雁掛林道 左方向の巡視路標柱に導かれ.大丹波川の沢底に下りると正面に長い桟橋が架かり. 対岸の雁掛沢(カワラ小屋沢)出合にも黄色い標柱が眺められた。昔からの雁掛林道は,今は鉄塔巡視路と兼ねている。 踏み跡伝いに沢底を詰め.雁掛ノ峰の尾根に乗り.今度は曲り尾根側から真名井沢ノ峰にでる積りでいる。 北稜を綴る新秩父線は新多摩変電所(あきる野市)から新秩父開閉所(埼玉県小鹿市)間の49kmを結ぶ500KV.一回線の超高圧送電線。 五日市近くの変電所から金毘羅尾根を登り.梅ノ木峠から赤杭尾根末端を横切り.真名井北稜を登ってきた。 そして今いる雁掛沢の頭上を架け.曲り尾根を横切り都県界尾根を越えて秩父に入り.仙元尾根を下って新秩父開閉所に降りている。 雁掛沢出合左岸 左岸側は曲り尾根.8:53新秩父45号鉄塔尾根と曲り尾根に挟まれた雁掛沢(カワラ小屋沢)の出合. 左岸のワサビ田跡前には「通行止め」のロープが張られている。 又雁掛沢とは大丹波川下流側を流れる新蔵指沢の別名とは同じ沢名を持っていた。 雁掛沢左岸の曲り尾根末端には2つの枝尾根を派生させ.共に大丹波川に没している。又共に踏み跡があり。 西側の支尾根は曲ケ谷出合の急斜面からの取付けられるだけでなく.ここ雁掛沢出合の左岸からも踏み跡が突き上げている。 先程乗車した路線バスの運転手から昨日は降雨がなかったことを聞き.少し時間を要するが予定通り沢沿いに雁掛林道を綴ることにした。 出合左岸台地 ワサビ田と旧田跡あり.9:06出合の左岸は過っての山葵田跡で原っぱのよう雑草に被われ.如何にか原形は留められていた。 そして上流側には点々と段々畑のよう栽培する山葵田が続き.畦道と云うか中央側の山葵田の脇から細道が綴られている。 左岸道に移り.ほぼ鉄塔巡視路通り遡る。 右上に巡視路の木橋あり.9:08 細かくうねる沢筋の巡視路.9:10沢底の短い距離に点々と標柱が立ち.昨日は雨が降らなかったと云うもののぬかるみ.つかさずスパッツを付けている。 乾かぬ苔むしる木橋には滑り止めの歯に網が張られ.その工夫が又よく効いていた。 巡視路は確り整備されているものの,踏み跡から見て入山者は少ないよう見受けられた。 尾根越しの西隣の曲ケ谷沿いには登山道は綴られている。こちらの方が四季を通しズッとハイカーが多い。 下半は常に薄暗く.苔むしる雁掛沢.9:12ここ「47号に至る」の標柱には曲り尾根に建つ46号から.更に曲ケ谷を隔てた西側の1091m点尾根に建つ47号鉄塔の表示も付けていた。 又この標柱は右岸にルートを求めているようにも思えた。右岸の斜面の方が楽そうに思え.ぬかるもステップを切り急斜面を越えている。 その先が悪かった。ヘチの移動に手掛かりがなく手間ばかり掛かり動けず.嫌らしい所にでる。ここから対岸には岩肌を少し捩った後. 土砂に被われた山腹を横切っている。対岸には踏み跡が綺麗な線を描き付けられていた。 標柱まで戻るには少々掴み何処がなく厳しかった。それ故正面対岸への踏み跡を目指し.飛び石伝いに沢底を下り返し左岸に移っている。 先の先を見ればやはり巡視路が正解。スムーズに前進できる。 一度左岸の高みへと.9:18 1本手前の枝沢からも曲り尾根にでられる.9:27 9:34巡視路標柱の「46号に至る」の表示はここまでの標柱の頭に「往復46号」と記されていた。その部分がここでは抹消されている。 正面の尾根末端が今回のルート。右の枝沢に入れば曲り尾根960mに建つ36号鉄塔の基部に直接でて.巡視路を詰めることになる。 又37号鉄塔は曲ケ谷左岸尾根の900m圏に建つ。この川苔山北東面の尾根は更に大らかで. 登山道以外の作業道も確り踏み固められていると知り敬遠した。 枝沢出合 上流側を見て.右の尾根末端斜面を登る.9:38枝沢の出合.樹間の隙間から上流側を覗き込むと本流左岸に何段もの小さな石積みらしき山葵田が見上げられた。 今も栽培されているかは分からぬが古く.林道の所以になっているのかも知れない。 左手.枝沢右岸は自然林に覆われ.標柱の頭に「斜め上に矢印」が白色で表示されていた。46号鉄塔への最後の分岐だろう。 雁掛ノ峰の北東尾根末端 巡視路と分かれ左の尾根へ.9:48標柱のある枝沢の出合分岐760m. 自然林と植林とを隔てる枝沢が林層の境をなしている。46号巡視路は枝沢の左岸山腹を綴り. 植林帯との境を詰め,曲り尾根の新秩父線鉄塔基部に直接でられるると思われた。ここ枝沢の出合760mからやや長い北東に延びた尾根を 選び詰めることにした。801.3m圏で尾根上にでる。尾根は最後まで自然林で覆われている。 雁掛ノ峰への尾根.10:33尾根の取付きは急登.ストックをだし.それをバネに這い上がる。時にはストック2本を束ね.三点確保で曲り根を掴み奮闘した。 一時の藪絡みを終えると出合から50mほどで尾根に乗る。下草もなく以外とすっきりした尾根筋になっていた。 枝尾根末端を振り返り1本 10:34小:45曲り尾根を齧る 1本取り短い距離で曲り尾根にでる.10:33雁掛ノ峰1168m・・真名井北稜Top アケビが生い茂る合流地点.10:59曲り尾根にでて,確り踏み固められた道に合わさり.短い痩せ尾根を過ぎると真名井北稜と合わさる藪絡むコブにでた。 コブに立つと南東側から駆け上がる北稜を迎えている。雁掛ノ峰の頂に立つと云うより.尾根を抜けた感じを受けている。 以前末端から登った時は伐採地を抜け.ここで初めて藪絡みになったと思っていた。 北稜はここで南西の尾根筋に移り.痩せ尾根筋は平坦な緩やかさに変わり藪も途絶える。 真名井北稜の露岩二重山稜 来た尾根を振り返る.11:23雁掛ノ峰を越えると一時痩せ尾根になり.樹間を透して曲ケ谷を隔てる先に川苔山北側の大丹波川源流から突き上げる山並が望められた。 横ケ平.狼平にかけての大らかな尾根。 木洩れ日が照り付け.大地は明るい若草色に染まり樹葉は輝き.秋に日差しと云うより盛夏を思わすほどの強い日差しを受けていた。 又自然林を真横に見て.その間を走るのが白く煌めく送電線。一直線に新秩父線の47号と46号鉄塔間が見下ろされた。 その巡視路を今詰めてきた。 傾斜を失った尾根は更に尾根幅を広げ.典型的な二重山稜を構え,赤杭尾根が真近に迫る。その勢いは一度訪れると忘れぬほど 広い地形を示していた。3つの小コブ毎に東京都水道局の石柱が立ち.小コブを越えれば樹林は更に密り.薄暗くなると真名井沢ノ頭にでた。 真名井沢ノ頭・キワダクボノ峰 手前は赤杭尾根の防火帯.11:35赤杭尾根は川苔山.曲ケ谷北峰寄り南東に延びる尾根である。尾根自体は多摩川と大丹波川とを分けている。 赤杭尾根の向かい裏側から見返した明るいコブでた。防火帯の尾根は登山道を南側に巻道で横切っている。その道標に「←鳩の巣駅・川苔山. 赤杭山・古里駅→」とあった。尾根の南面に広がるのは入川谷の源流で.緩やかなお碗を逆さまにしたような檜の植林帯。 山行を予定していた入川谷上段の作業道が植林帯の中を縫い.ここ源流に登ってきた台地が足元に広く見下ろされる。 又ここを抜ければ15分ほどで舟井戸にでる。 もう何年前になろうか? 師走に真名井北稜から都県尾根に乗り.蕎麦粒山桂谷を下りている。 そして新年を迎え翌週は送電線新秩父線沿いに秩父へと繋ぐため.鳥屋戸尾根を越え.仙元尾根伝いに秩父へ抜けていた。 あの時は曲ケ谷北峰から西端の展望を味わいたく.上段の山道に入らず廻り道をしていた。そして川苔山東肩の小屋跡でている。 雁掛林道から雁掛ノ峰・川苔山・・渋い雁掛林道・・農夫 尾根からウスバ尾根南面の逆沢に入り.下段山腹道から川乗谷 |