「西丹沢西」の流域の世附山神峠と水ノ木(馬印)・・水ノ木幹線林道道中の馬印と世附ノ大棚
  山神沢から世附山神峠を越え.峠直下の小さな中間尾根から本谷山神沢を下降―水ノ木林道から水ノ木(馬印)を探索.引横道

   山神沢枝沢から入渓し世附山神峠にでる
   山神峠を越え水ノ木の周辺を探る・・(馬印)と世附川本谷.世附大棚と旧発電所
   水ノ木幹線林道と並行する旧軌道から浅瀬に戻り.左岸の湖畔沿いに落合発電所へ

     世附山の神
     山神峠.11:10

    世附山の神・・山神峠にたどり着くと社の屋根は傾き.建屋は歪んでしまっている。
   膝まつき上半身をこじり見上げると卵型の自然石に木札が納められ独特な形のご神体が木祠に祀られていた。
   ご神体の上には防止のように載っていた大石は依然として落ちたままになっている。

     又台座に16花弁の菊花紋章附古碑が刻まれていた。この山神の歴史は古く.台座には宝暦二任申年(1752年)3月吉日と記されている。
   (この地方に多い長慶天皇の伝説に関連させられている)とあることで.このことが基になり甲相国境紛争を巻き起こしている。

     ここ山神峠に木祠が置かれたと云うことは.紛争の極めて重要な論争地点だった。横引横道のこともあり.甲州平野村は山神社を
   世附村と共同で奉っていた山神でもあり.ここが相州との国境に当たると主張。それに対し世附村は台座に
   小田原藩新山奉行の名が刻まれていると主張している。幕府評定所の役人が山神社を検分し.平野村が負けて現在に至っている。

     又この台座は山北の河村氏一族が推した後醍醐天皇の御陵説や財宝埋蔵説が浮上.西丹沢に一大掘ブームを起こしている。大正時代から昭和の
   初めにかけ財宝発掘騒動が湧き起こったものの.戦前にして既に廃道化した山神峠は戦後はすっかり忘れ去られてしまっている。
   小さな切通しの世附山神峠に祀られた木祠は今は朽ちかれ斜めに傾いている。・・HP「mixiユーザー」氏.

   峠に示された印は何を意味するのだろうか王子製紙?11:12

      山神峠から水ノ木林道に下り.水ノ木周辺を探索
    山神峠11:12一11:39林道一12:00馬印.昼食:20一12:27馬印の山神一12:31織戸沢出合一12:51大棚.

     山神峠に祀られている社の自然石のご神体を囲む屋根は風雨に晒され.朽ちれ斜めに崩れ落ちかけていた。大分前からの姿に思われる。
   如何にか改修できないものだろうか? 又世附山神峠にはまだ新しい標識「丸王」の赤い印が目立たぬよう立木に小さく示されていた。
   「丸王」は本州製紙の呼び名だろうか?

   峠西側に落ちるホリ木ノ沢?のツメ.11:12

   本流右岸沿いの小尾根取付き.11:14

     峠の向かい直下は崩壊し抉れ落ちガラ場で危険。裏側の水ノ木幹線林道(山北河口湖線)へ下るには北側に繋がる高みを20mほど登ると
   立木に「境界見出標」が付けられて.足元には赤く塗られた石柱がある。又赤くペンキの帯が塗られいる。ここから小尾根を下っている。

     赤ペンキで塗り潰されたこの目立つマーキングは先月訪れた椿丸南東尾根の熊沢ノ頭肩にでると急に増え.目出ち見つつ椿丸に立っていた。
   数は多い.椿丸を越えた南西尾根にも点々と付けられ.山の神まで綴られて来たのだろう。

     西側に延びる痩せた中間尾根の取付きは劇勾配で足元しか見えぬ壁は世附川本谷に向かい落ちるよう下っていた。強い土壁のような斜面だが
   立木は多く.増して今回もチェンスパイクを使用している。こんな楽なことはない。ストック1本を持ち.グングン高度を落としている。

    霞み見る御坂御正体山
   劇斜面の小尾根の下りで.11:15

     手前左手は東丸を擁する尾根で本谷二俣に没している。その右手中央右脇は右俣金山沢の上流に立つ970m点だろう。
   右上に大きく競り上がっているのが菰釣山(こもつるし).遠方は甲相尾根越えの御坂の御正体山。

   立木の支えは豊富.ただ足元だけを見詰める急斜面を下る.11:19

   右下の名無し沢の河原が見下ろされると直ぐ二俣にでる.11:21

    本沢と無なし沢の出合
   河原状に広がる無なし沢より見下ろす.11:26
    左下が下ってきた中間尾根

    無なし沢出合
   本沢左岸に乗り振り返る.11:28
    左岸に踏み跡らしきを見付けている。本沢と無なし沢の出合.

   古い石積みの堰堤を下る.11:37

    水ノ木幹線林道
   本谷左岸の高みから.11:39

     林道に架かる橋手前の堰堤から右岸のガレ斜面に回り込み水ノ木幹線林道にでる。
   その手前でうっかり落葉に隠れる水溜まりに気が付かず.左足を突っ込んでしまった。咄嗟に足を上げ完全に没する寸前で助かっている。
   目の前の林道を見て.ホッとし気が抜けていた。後は林道の探索とはいえ初めての流域に.気を引き締めなければ。

     右手は上流側の水ノ木へ。谷下から振り返り見上げると林道の橋は奇麗なU字状のアーチを描き臨まれている。
   林道にでて風も治まり.暖かい陽差しは眩しく照り付け.明るい林道歩きになる。サングラスを掛けたが留め金が緩み落ちそうで諦めていた。

    横引横道
     現在の世附広河原から水ノ木に至る道はそう古いものでなく.以前は峰坂峠(柳島峠)から世附峠の中間.アシ澤峠を降りワラ澤を遡り.
   山神峠にでている。境界尾根の西腹を捲きながら下っていた。今は仄かに見留められるだけで全くの廃道になっている。
   この径路は横引横道とも云われていた。・・山と渓谷33号(昭和10年発行).「水ノ木澤から菰釣シ山」加藤秀夫著.

    鎌田鉱山
     林道を左手に下り大きく山腹を回り込んだ所には夕霧橋との間の左岸側の土壁に2ケ所の旧坑道口があったらしい。
   山神様が祀られている峠から続く沢でブロックで塞がれているとのこと。水ノ木からの帰路に脇を抜けたが知らずして通り過ぎている。

   世附川の水ノ木幹線林道に入る
    世附川左俣の本谷流域
   サンショウバラの丘から・・2017.01.9/10:30

     左俣の本谷は三国山を源とする甲相国境尾根の菰釣山から駿相国境尾根の不老山に跨る広い流域になる。
   甲相尾根・・高指山南東尾根. 山伏峠からの大棚ノ頭・石保土山と右に下って西沢ノ頭・樅ノ木沢ノ頭・油沢ノ頭・ブナノ丸,手前に延びて菰釣山。
   右手前中央に落ちる尾根は椿丸南西尾根で世附川と本谷との間に没している。山神山の裏側が山神峠で.小沢を下り本谷へ下りている。

     土沢と本流の左俣.大棚沢に挟まれた尾根は切通峠の南コブから延びる丸尾山を雍する尾根. 橡ノ丸を経て大棚沢出合に没している。
   又右俣.金山沢は菰釣山に突き上げている。右手から中央に落ちる尾根は菰釣山から延びる尾根の左支尾根末端になり.
   850m圏コブから本谷に没する尾根。・・水ノ木林道.大棚林道.菰釣山林道.富士見林道

    本谷と甲相尾根
   本谷の突き当りが水ノ木.尾根は東丸の尾根末端.11:44

     林道歩きは先世附川本谷の上流側に.悪沢出合と同じような流木の流れを塞ぐ大きな赤いスリット堰堤を林道から見下ろされた。
   本谷の高み左岸沿いに付けられた林道を詰めている。右岸から大棚沢が流れ込むと山腹道の高みも衰え水ノ木橋.水ノ木にでた。
   手前で林道の右脇に「地震強震観測」の機器が置かれていた。「強震」と表示しているのが何か可笑しい。

    水ノ木橋
   橋を渡った所が左に折れる大棚林道の起点になる.11:59

     水ノ木橋の少し下流に本谷の二俣があり,左俣は大棚沢.右俣は金山沢として分け.水ノ木橋を渡った所が「水ノ木」になる。
   とうとう水ノ木.馬印に至る。一昨年初めて地蔵平に入り.大又沢左岸沿いの山並を歩んできた。

     地蔵平にでている。そして次の目標にしたのが世附の水ノ木。
   まずその前に地蔵平と水ノ木を結ぶ峠越えの織戸峠(旧峠路)の富士見峠を目指し.水ノ木に至る道中に手応えを得て.山神峠越を決めていた。

     水ノ木橋を渡った北詰から大棚林道に入れば本谷左岸に入る大棚沢沿いの林道に変わり.直ぐF1の大棚が現れる。
   更に大棚沢左岸沿いを詰め切通沢に入り.点線県道で甲相尾根の切通峠に至る。・・東海自然歩道.神奈川県と山梨県との同名の
   県道729号で結ばれている。破線路で峠越をすれば山中湖湖畔にでる。先に水ノ木に寄り.食後に周りを探索した。

    水ノ木橋下
   橋真下に放置された曲がったレールの残骸.12:00

     水ノ木橋から見下ろす河原には何と曲がり折れた昔のガソリン森林軌道のレールが突き刺さるよう見下ろされていた。如何にも細いが昔の軌道レール。
   昭和30年後半まで走っていた軌道が放置され.無残にも残骸だけが残されていた。この先でも見付けることになる。
   深みはエメラルドブルーに染まっている。今朝は山神峠を越えて水ノ木の集落の探索に来た。

     大又沢沿いの地蔵平と同様.昔からの古道が繋がれ,更に近代に至っては国営の森林伐採で栄えた集落になる。その遺構を探索に.
   まずは水ノ木橋に尖き当たるT字路を右折して.本線上流側の水ノ木林道を歩む。すると直ぐ水ノ木「馬印」にでた。

    「馬印」口
   玄関口だったのだろう? 12:02

     水ノ木橋を渡った附近が「水ノ木・馬印」の大地. 右手に水ノ木本線を進むと直ぐ左脇に苔むしる石段があった。
   上がった台地は広い集木場のように整地され.平坦地には車なら十数台停められる広さを持っている。

     北側には林道への車が通れるスロープがあった。南側(橋)には一段低い台地に.大きな平屋の平塚営林署の造林小屋が建てられている。
   整頓され薪が積まる姿は今でも使用されていた。

    「水ノ木と馬印」
   旧本州製紙の水ノ木休宿所.12:22

     広場の木材に腰を下ろし.予定より少し遅い昼食を摂り.周りを探索することにした。今回は今年初めて弁当を持参する。
   シャケにコロッケ.鳥の唐揚げに.梅漬けの酸っぱさが食欲をそそった。妻自慢の弁当を感謝して頂いた。

     馬印・・「水ノ木」と「馬印」とは同じ場所にある・・「丹澤・桂秋山流域の山の神々」佐藤芝明著とあるが.国土地理院の地図に記されている
   以前に現菰釣橋付近に「水ノ木」と呼ばれる製材所があったらしい。現在の「水ノ木」と呼ばれている所には数は少ないがブナの大木があり.
   広い空地の一角に営林署の官舎がある。

     裏には参道を持つ山ノ神が祀られていた。又水ノ木森林管理署管舎には数年前までは外板に「森林クラブ」と云う名が示されていた。
   「馬印」の官行斫伐事業が行われる以前は国有林の立木処分の払い下げにより.水ノ木に製材所を設け.その為の発電も行われている。

     電柱用腕木や木炭を生産し,馬の背に乗せ峰坂峠を越え.鉄道のある駿河小山まで運ばれていた。今年1月に不老林道を歩き.駿河小山に下りている。
   平野村からの切通峠越えが入り易く.水ノ木との係わりも深い場所だった。・・山中湖村史.又地蔵平は城ケ尾峠越えの道志村になる。

     森林軌道が敷線されてからは「水ノ木」は浅瀬からの軌道の終着点であり.地蔵平に比べ小さいとは言えそれなりの集落があった模様。
   ここは現在の地形図「御正体山」に記されている「水ノ木」で.昔の「馬印」に当たるのかも?

     御料林で盛んに森林事業が行われてた時代は金山澤出合(現菰釣橋)付近に製材所があった場所が「水ノ木」と呼ばれている。
   今の水ノ木は明治の中頃.川に面し炭釜が八つ並んでいたことから「八つ釜」と呼ばれていた。

     その後上州の佐藤馬太郎が馬の印をつけ炭俵を出荷し.「馬印」に変わっている。又廃村になってからは地蔵平と共に浅瀬から
   上流の流域の人家は一軒もなくなっている。・・HP「Yamanoko」氏より.

    馬印の山神
     12:25

     昼食後,管理宿舎の裏山になる山神の社に参拝に出向く。総檜造りでご神体は「大山秖大神」(オオヤマズミ)。
   家屋の裏側に回り込むと直ぐ立派な木の鳥居があり参道が綴られていた。真新しい木留めの階段に改修されていた。

     ただ見た目,細すぎ心細い丸太に思えた。下草の絡みはなくすっきした灌木帯で手入れが入っている。
   参道の両側から社までにブナ.ヒノキ.カエデ.樅ミズナラが茂り.「馬印・旧本州製紙」の山の神様でもある。

     この山神の社は甲相尾根の大棚ノ頭から南東に延びる尾根の末端の裾に当たり.西丸.東丸から下りる径路が綴られ.最後は参道を降りている。
   社から見上げると踏み跡は薄く.幾つもの枝尾根を絡ませ.見き分けて下ればならず注意を要する尾根。晩秋には再び近くまで訪れることになった。

    水ノ木脇の水ノ木川と織戸沢との出合
   沢床は白砂の綺麗な瀞.12:31

     集木場に戻ると「水ノ木」に繋がる北側の林道脇. 向いの河原への下降点になり.真下が水ノ木沢の支流の織戸沢の出合になる。
   この先富士見峠から地蔵平へ織戸峠越をする時のことを考え.直接取付き地点にならぬかと河原に降りてみる。今回は飛び石伝いに渡渉できる。

     林道を更に奥へ遠巻きせずとも渡渉して.直接富士見林道にでられぬものだろうか? 出合対岸には小枝に赤テープが付けられていた。
   後日.調べると直ぐ上流の支線分岐からの渡渉がよく.渡った右手に分かれる旧道は崩壊激しく不可とある。

   織戸沢出合下の左岸.12:35

   河原に降り少し下流側に回り込むと対岸に森林軌道用の直線レール2本が放置されていた。水ノ木橋に続き再び見付けたレール。

     森林軌道・・世附森林軌道水ノ木線(浅野金山線)は大又沢線より新しく.昭和13年(1938年)12月から41年まで運行されている。
   浅瀬~水ノ木延長7.898m+20m昭和17年より馬力による台車引き上げからガソリン機関車に変わり.34年に全面的に機関車に切り替えられていた。
   更に36年から37年に掛け全盛期を終え.その後自動車道へと改良工事が行われている。

     幹線林道は森林軌道の跡地を転用し.大又沢線との二路線とも起点は浅瀬で昭和41年までに構造物は撤去され.
   その軌道は現在の林道に変わっている。共に隧道はなく.水ノ木線は土沢出合付近でスイッチバックの工夫がされていた。

    再び水ノ木橋
   橋北詰575mに戻り大棚林道に入る.12:40

    水ノ木橋
     水ノ木橋の上流側の林道本線は金山沢林道を分け.対岸に渡り菰釣林道を更に分けると織戸峠を越え.
   上法行沢歩道から富士見峠へ結ばれている。更に峠越えればイデノ沢に進んで以前歩んだ.地蔵平にでている。

     富士見林道は地蔵平まで繋がる予定だったらしいが中間は破線路に留まっていた。水ノ木橋まで戻り橋を渡って.
   先ほど登ってきた左岸道を下れば山神峠への古道分岐に再びでて.更に本谷沿いに水ノ木林道を下れば起点の浅瀬にでる。

     水ノ木橋で渡らず林道を右手前(写真)に折れれば.ここが起点で大棚林道に入る。
   終点には「←切通峠1.0k.浅瀬入口バス停15.1k→」の道標が立ち.ここからの峠越えは点線県道になり.切通峠への道。

     峠路は甲州平野と相模世附村との接点でもあり.更に大棚橋から分かれれば明神峠を越えをして駿河小山へでられる。
   又2010年の大災害後.12年秋には世附川「本州製紙の吊橋」附近まで.明神峠側から車(重機)が入り林道の改修が行われていた。

     切通沢橋から大棚林道を分け.道標の無いバラシマ林道へ直進し.巡視路から佐久間東幹線300号.西群馬幹線261号鉄塔を経て
   高指山にもでられる。荒れた径路で山中湖平野へ。今回は大棚林道を途中で諦め大棚に寄り.水ノ木林道から浅瀬に戻っている。
   その先は秋季に集中する。

    大棚林道
   印馬入沢に架かる橋下.12:42

     2切通沢橋で渡らず右へ東丸を擁する尾根の末端を回り込むと直ぐ印馬入沢を横切る。
   昔の軌道の橋脚台跡下が崩れ.又改修された橋床には浮く形で架かり遺構として残されていた。

    世附の大棚
   F1・・40m.12:51

     大棚林道を進み10分ほどで.大棚沢が近づき.林道脇に黄色く塗られた四角い鉄柱「大棚の滝.落差30m」標柱が立てられていた。
   ここが世附大棚の入口で.散策路と云うよりは山道が大棚沢沿いに綴られ.南側の明るい植林帯の中を河原へ降りている。

     大棚は響き渡る轟音が大気を割り大反響を起こし.圧巻する迫力で怒涛の如く落ち.これまでかと迫る大滝の迫力を持っていた。
   勢いの増す爆風は飛沫を飛び散らし.真ともに私の顔に吹き付ける展望はすざましい。言葉も語り潰される迫力をもつ。
   水量の多さも申し分ない。ここにヤマンバがいたという説がある。本当かも?

   ロープの設けられた足場の悪い展望台より
    二条に分かれ飛び散る飛沫

  

    旧発電施設
   コンクリートの貯水槽跡.12:56
    2つの水路から合わさる貯水槽跡.手前にも導水管の穴がある

     大棚の散策路に入って直ぐ.U字状の水路の一部と縦に導水管らしき窪溝が上部から続き.1つのコンクリートの貯水槽として
   合わさるのを見付けた。2つの水路が合わさる先には窪溝が一直線に降りていた。谷に向かう穴から水車を動かす水路のようだ。
   大棚沢の河原へ流水することで水力発電が行われていのだろう。

    
                                          記念館にあった旧落合発電所用
     発電用ベルトン水車と連続する部品の残骸.12:55
   右の写真は丹沢湖記念館中庭にあった丹沢湖の水没前の旧落合発電所で使われていた。横軸ペルトン水車に使われたランナー.出力3210KW用.

     大棚の見学コースをジグザグに降りている。そこを横切り直接大棚の高み岩にでていた。
   戻る手前でフと先ほどの水槽が気に掛かり.直接戻らず.散策路から林道へ戻っている。
   そして河原付近で古い発電用の小型水車を見付けている。方向からして水槽から一直線に降りて水車の羽根を回すシステムだろう。

     先ほど昼食を摂った水ノ木にあったという製材所の動力源になっていたのだろうか? 遠過ぎるか.それとも近くの平坦地に
   あったのだろうか? 後に「続丹沢夜話」ハウス・シュトル著に水ノ木にあった製材所の話を知り.電源を供給していた発電の残骸と確認した。

     山神沢枝沢から入渓し世附山神峠
     山神峠越えて水ノ木の周辺を探索・・(馬印)と世附川本谷.世附大棚と.旧発電所
     水ノ木幹線林道と並行する旧軌道から浅瀬に戻り.左岸の湖畔沿いに落合発電所へ