| 第2弾.続入川谷.猛暑に涼を求め入川谷左岸の布滝沢中腹道を周回する・・川苔山とその周辺の尾根Top 瘤高山杉ノ殿尾根末端から旧峰集落に寄り.入川谷右岸から左岸の山腹道へ。 エビ小屋山南西尾根から布滝沢の中腹道を綴り.エビ小屋山南尾根の向ウ山を経て峰入川谷に戻っている。 猛暑トレーインク・・2018年07月13日.松村 杉ノ殿尾根末端から旧峰集落を経て入川谷・・春日神社と犬楠 左岸の小屋跡から布滝沢中腹道を綴り.エビ小屋山南尾根.向ウ山から南下. 前回は古里附から入沢谷に入渓し布滝沢出合に至るものの.入渓前の下調べの甘さから進むべき先を見失っている。 布滝からは沢沿いか.山腹を高巻きするのさえ分からないで入山し.諦め峰歩道を目指したがここが本来の目指したコースだった。 後に知り.情けない山行になっている。 今回は前回の上流側の本流に降りて.対岸に薄い踏み跡を見付けている。迷ったものの枝沢から取り付き.南南西尾根の縁を詰めている。 中腹で廃小屋を見付けてからは左岸の布滝沢中腹の水平道を進み.突き当たりがエビ小屋山南尾根の防火帯にでて.南下し大蔵沢から採石所に戻る。 又もや目的のルートとは外れてしまったが入沢谷左岸の中腹歩道を横切り.面白く探索した。 瘤高山杉ノ殿尾根末端 右端のjr入沢橋陸橋を潜った左手から入山.7:37古里附は青梅街道と先のT字路右が採石場の入口で.右奥の採石場の先に林道が繋がっている。 瘤高山杉ノ尾根の乗る2つのコブは500m圏コブと394m点コブ。 7月13日(金).高曇一時晴 jr御徒町5:01=5:05神田:12=5:58国分寺6:05=6:50青梅:51=7:21古里. 一週間ほど瀬戸内海周辺は「30年西日本豪雨」の記録的な被害を受けていた。その間にも甲信越地方では記録的な猛暑が続いている。 奥多摩では猛暑が漸く途切れ.今日は曇天混ざりの30℃に落ち着くとホッとし.急遽猛暑トレーイングに出掛けている。 ただ現実的には青梅で36.8℃と今年の最高を記録した。 今回は国分寺駅ホームで青梅行直通電車が同時に入線し.乗り換えは立川駅ではなく. 青梅駅で切り離した前回と同じ電車に乗り換える。古里に入線したのは前回と同じ7時21分着。 春日神社と犬楠 ![]() 杉ノ殿尾根末端から旧峰を経て峰入川谷 7:21古里一7:41尾根取付き一8:10荏ノ久保山一9:35大根山ノ神一10:04日天神社一10:12C分岐一10:20B分岐一0:48峰入川谷. 古里附橋を渡った右手が入川林道の起点.その先角に春日神社が建立されている。祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)とあり. 古里附地区の人々により祭られていた。jr青梅線と青梅街道の開通により境内の大半が失われ.細長い境内には御神木として犬楠の大樹が残されている。 地上1mの幹囲は約6.5m.樹高約23m。幹は地上約1.5mのところで南北2本に分かれ.更にその上約3mのところで2本に分岐し.樹勢は旺盛とある。 イヌグスの皮は黄八丈の樺色染色の原料となる。正式名は「タブノキ」。暖地に自生する常緑喬木で.花は秋に咲き.果実は翌年の七月頃。」・・東京都教育委員会 解説板には更に幹の上部が欠落し.最近の計測では樹高13.5m.幹周り9m樹齢600年とある。室町時代頃だろうか? 神木は「古里附のイヌグス」と言われる大樹で東京都指定の天然記念物。 瘤高山杉ノ殿尾根の末端 ダンプ道口からの尾根末端の石垣坂の取付き.7:41ダンプ街道の青梅街道から採石場への道路へと右に折れると次々とダンプが列をなし往来していた。この先は前回入山した峰入川谷に入渓するルート。 折れてjr入沢橋陸橋を潜ると直ぐ「制限速度30キロ」の丸い交通標柱があり.その手前10mほどの所に擁壁に沿い斜上する山道が綴られている。 ここ古里附は多摩川左岸の支流.峰入川谷と西川を隔てる瘤高山杉ノ尾根の末端で.ここで身支度を整え取付く。 尾根伝いは杉の植林帯.7:55入山 尾根末端の擁壁の上にでて左に折れるとjr青梅線の線路が目線の高さになり.側溝には木橋が架かりフエンスで隔てられていた。 そこにオレンジ色の車体線を描く中央線の上り電車が轟音をまき散らし通過した。 山道に入ると直ぐ左に線路沿いに進む水平道を分け.更に右手に山道を分け.途中先でも右へ.左へと細かく枝道を分けている。 この中には前回下山した旧峰集落からの中腹道の分岐・D地点を南下してきた旧道の尾根筋も含まれている筈だが分からなかった。 前回は旧峰集落の分岐から入川谷右岸山腹道に降りている。今回は尾根の末端からの踏み跡を追い.上へ上へと詰めていた。 杉ノ殿尾根 間伐材置場で尾根の乗る昨日は小雨が降り続いていた。そして今朝は私が今日初めてのハイカーだろう。絡む蜘蛛の巣が多く目に付く。 足元の土壌は湿りけもあり今回は高瘤山からの尾根筋末端を綴る踏み跡を選び.前回は林道終点にでてから入川谷へ入渓し遡っている。 歩き易いジグザグ斜面を切り登り.程よい高さになるとカタコトとレールを叩く車輪の響きが心地よく聞こえてきた。傾斜が緩むと尾根幅が広がり. やや歩き難くなる。木積みされた古い間伐が程よい間隔にうず高く積まれ.踏み跡は薄く不明瞭だが高みへ進めばよかった。 石祠に中には鉄製の鳥居が何基も.8:16尾根筋は杉の植林がズーと途切れることなく大根山ノ神まで続いている。前回は旧集落から直接.入川林道終へ戻り大根山ノ神にでていなかった。 緩やかな起伏のコブらしきところが394m点になる。展望はない。平坦地を過ぎ登りが落ち着くと尾根筋の左脇にコンクリート製の石祠が祀られている。 山道しか思えぬ所に石祠があり.中には鉄製の赤錆びた小さな鳥居が3.4基.安置されている。石祠の左外壁には. 「大正13年1月」と右には「唱」が刻まれているようだった。昔は大根山ノ神から古里に抜ける生活道があったのだろうか? 今は水源林巡視路に変わり.檜の植林が綺麗に枝打ちされ管理されていた。 ここ辺からはレールの弾ける音も既に遠き.「ゴー.−」と伸びる打音の響きに変わっている。 500m圏の分岐.8:32尾根筋は再び急登になると高曇で助かるものの蒸す暑さは強い。滴る汗を吸収タオルで拭くも.留まることなく垂れる汗。 490m圏で南方へ延びる枝尾根が合わせ.正面に下る作業道はjr青梅線の隧道に向かい綴られ. 平成23年度の林班界標「17・1・10・11・12林班」が立つ。 又第2回の間伐事業は平成29年とあり.標柱の背には明るい台地が開かれる。 標識の左手が394m点コブから綴られてきた作業道だろう。ここからは北北西に向きを変え.右後方の緩やかな尾根を詰めるようなった。 城山と離れて御前山,惣岳山 左前方に多摩川左岸の山並みが開かれる.8:41城山の右肩尾根に乗るのが三角錐の天地山. 鋸山は立木の裏に隠されている。立木の右が御前山と惣岳山大ブナ尾根。 8:49夏蝉 意外と少ないのが小鳥の囀り,暑過ぎるためだろうか? 遠くに蝉の鳴き声を聞くも.真近で蝉の鳴き声を聞くことは最近では余りない。 ただ尾根筋では何処もで蝉が飛び立つ時の鳴き声「キー」は聞いている。雌ばかりが成虫になったと思わぬが? 幾度となく聞いている。 緩急の起伏を繰り返しつつ登ると580m圏で平坦になり.直ぐ急登に変わっている。そして尾根筋の殆どが檜の植林に囲まれ. 展望のない風景が続く。下り返すと東北東に延びる大きな支尾根に塞がれた。合わさると荏ノ久保山の東肩660m圏にでる。 「間伐材事業」の標柱を見て踏み跡は左(西)に極端に折れ.幾らか回り込めば荏ノ久保山672mに立つ。 荏ノ久保山 立木の黄色いテープに山名が「エノクボ山」と記されていた.8:10コアジサイが被い茂る少々煩い小広い平坦地. この辺では一番大きな小山になるのだろう。 下草が大いに茂り.植林された檜林が中央にデンと構えていた。頂に大きな赤帽黒杭があり.1と記されている。 又森林再生は「平成29年度」とあり.先は大根山ノ神への尾根筋になり.水源林巡視路が綴られている。 山頂を撮った背には多摩川に没する南尾根が延び.確りした作業道が下りていた。入山は鳩ノ巣駅から線路沿いに 古里方面に旧道を進むと左岸の裾に将門神社が祀られ.その左奥から将門尾根を詰めれば荏ノ久保山に至る。 何時か再び訪れることがあれば北尾根から前回立ち寄った峰歩道への二俣に降り.林道終点にも降りられるだろう。 今回は尾根筋末端から綴る踏み跡を選んでいた。 不動山 660m圏コブに示された山名標.9:22尾根筋の北面は一面植林に被われ雑木の茂る隙間はない。不動山との鞍部にでて左(南)側が雑木になり周りが明るくなるも. 再び植林に被われている。登り返して660m圏にでている。立木に黄色いテープが巻かれ.「不動山」と書き直され.補修されたらしい。 重なるよう書かれた不動山. テープで補強されている。又踏み跡は更によくなり確りした水源林巡視路に変わっていた。 緩やかに下ると尾根幅が広がり.長い平尾根の左側を回り込むようなる。そして再び尾根にでた小さなコブは地形図「武蔵御岳」の659m点コブ。 北側の展望が樹間越しに開け.如何にか見渡せられた。飛び込んできた大きな山容は向フ山だろう。こんもりした植林に覆われている。 重なる左奥がエビ小屋山の頭。ここからはまだまだ高過ぎる山容だが.方向の違いはあるものの.午後にはあの付近を歩むことになる。 更に頂に立つには足元の峰入川谷の谷底まで一度下り横切らなければならなかった。吹き出す汗を拭きながらの遠望になった。 大根山ノ神の東側にあった倒壊した建物の跡.9:33尾根筋の岩峰を左から巻いて.よく踏まれた小道に入ると北側の斜面台地に平坦な肩を見ている。建物があった模様の倒壊した跡地。 肩下は谷へ抉るよう落ちていた。その脇を抜けた所が大根ノ山ノ神. 立派な木祠の手前裏脇から出ている。 西側を向く大根山ノ神 向かいの広場が西川林道の終点.9:35大根山ノ神にでると確りした登山道に突き当り.直ぐ右前方で林道が交差した。 大木に囲まれるよう被われる周りには樹林が薄暗い木陰を創り.その根元に木祠に守られるよう祀られていた。 大根山ノ神には西川林道の駐車場があり.ここで舗装とダートとの境を築き.登山道を幾つも分けている。又林道と繋がる旧道の黒線. 峰歩道が交差する所でもある。裏側の作業道から抜けだしたためか.ここ大根山ノ神は厳粛な雰囲気を漂わしていた。 その1つの舟井戸への登山道は12年前の彼岸に.再び山登りを始め,初めて川苔山を目指してjr鳩ノ巣駅へ下りていた。 ただその時の閑散としたイメージとは異にしていた。翌月には地図を購入し.川苔山で教わった御前山を目指し. 鋸尾根を詰め小河内峠から奥多摩湖に下りている。そして殆ど知らなかった東京近郊の日帰りの山々を歩き始めるようなった。 西川林道の起点は鳩ノ巣で,西川の右岸から左岸沿いに下ると多摩川との出合左岸辺りには棚沢の集落が広がっている。 その時下りたコース.又西川の対岸は大根山ノ神からほぼ真西へ.本仁田山ゴンザス尾根に乗るチクマ山辺りになる。 ここで1本取っている。まだ昼下がりとは言え難いが木陰から離れると強い陽射しに照らされ.目が眩むほど暑く蒸す。 作業員もハイカーともまだ出会っていなかった。猛暑も加わり.今日も私一人の山旅で終えることになろう。 チクマ山と本仁田山 大根山ノ神から西方を望む.9:43右下の道標はjr鳩ノ巣駅へ・・再び登山を始めた時の最初のコース 右下の道標「大仁田山」に従ってそのまま杉ノ殿尾根伝いに登り続ければ瘤高山へ。その南側に一段と高い本仁田山が立つ。 本仁田山ゴンザス尾根を下ればチクマ山。更に花折戸尾根を下れば植林を抜け棚沢から鳩ノ巣に下りられる。旧道. 一昨年.白丸から根岩越をして本仁田山に立ち.下山は平石山妙指尾根を経てjr奥多摩駅に抜けている。 水源かん養.土砂流出防備保安林標 大根山ノ神.分岐点にて西川林道は鳩ノ巣から大根山ノ神まで車道が通じ駐車場もあるが.先はダートで枝木の張り出しも強く.軽トラでも通行は不可。 林道の終点まで距離は短く道幅はあるものの大分前から状況は変っていないようだった。右点線は更に北側へ延びる峰歩道. 木祠を回り込み林道の分岐を離れると直ぐ左脇に川苔山への道標があり.石階段が備えられ.舟井戸へ抜ける登山道が綴られていた。 左点線は山ノ神の手前.前の写真の右下の分岐から杉ノ尾根を更に登って.765m点コブを過ぎる。右に折れれば大ダワへ。 峠越えをすれば川乗谷側のウスバ林道に入る。直進し尾根沿いを更に進み.上山1011mを乗り越えれば瘤高山に至る。 赤杭尾根方面 山ノ神から上図の右黒線の峰歩道に入る.9:48林道西川線の先端部分・・車通行不可 峰歩道に入る.9:52200mほど先でガードも途切れ林道幅も狭まり.林道は自然化している 旧峰集落の跡地 取り壊された家屋群の廃材跡.9:58峰歩道に入ると思いのほか短い間隔で旧峰集落地に迎えられた。集落を綴る峰歩道の両脇は薄いビニールテープで柵のよう囲み. 踏み荒らさぬよう工夫がなされていた。左上の集落跡に寄りには日天神社がある。 石積みが築かれた台地.10:00再び訪れた日天神社 神社の裏側から峰歩道が綴られる.10:04先月.峰歩道から集落を通り.入川谷右岸道に下って.D地点から入川林道の終点・河原に降りている。 その折峰歩道の分岐のに立つ林班界標板を裏側から見ていた。今は表の標識を見て左に折れ.日天神社を横切っている。 山腹伝いの峰歩道 仏平(ブッタイロ)ノ沢の木橋を北上.10:10集落直ぐ先のホリッコノ沢を過ぎ.仏平(ブッタイロ)ノ沢の木橋を横切る。更に右前方に進むと入川谷布滝に降りる作業道の分岐にでる。 峰歩道を更に北上する山腹道を綴ると853m点コブで舟井戸からの登山道に突き当たっていた。 前回は迷い峰歩道に突き当たった分岐.10:12右下前方に前回のルート。下ると入川谷本流の布滝沢出合にぶち当たり.今回は更に水平歩道を直進し入川谷の上流に至る。 左手のここからが今回の新たなルートになった。 赤杭尾根,エビ小屋山南尾根 木陰になる右手は植林帯の向山.10:17 石垣から水が落ちる木橋の分岐.10:20木橋を渡った所に入川谷へ下る踏み跡がある 峰歩道をそのまま直進し水平歩道を2.3分歩む。左上の石垣から水が滴り落ちる沢に張り出した所に桟橋があった。 峰歩道をそのまま北上すれば舟井戸手前の南東尾根に乗り.川苔山〜舟井戸の登山道に至る。 ここでポリの水を入れ替え洗顔した。一瞬でも水を浴び潤う気持ちは嬉しい。暑さも忘れ憩う一時を味わっている。 桟橋を渡った左手に尾根が廻り込むところで.右下に北東に小尾根道を分けている。ここが610m地点の作業道の分岐になる。 目印は何もなかった。足元は桟橋を渡った左岸にあたり.下る踏み跡を探るが余りにも浅すぎ分からず。 探るうち自分の踏み跡で更に分からなくなった。少し進めばと歩む。 小沢を下って数十m下の谷間山腹が上段の分岐.10:36桟橋を渡った地点,左に山腹道が回り込むと処が下降地点だった。この地点だけが踏み跡で道縁が崩れている。 そして進む斜面の踏み跡は失われていた。又右後方から回り込み折り返すとある踏み跡は薄過ぎ分からず。 悩みの末.意を決し左斜め下に適当に下るとその先数十mほど下に踏み跡が横切るのを見る。 足元だけを見詰めても分からぬ所。遠目に小沢や前方の地形を見定めながら下ると直ぐ分かる。右手下には渡った小沢を横切ると 谷間の分岐が臨められた。この右ルートは進むと山腹を綴るが先は崖で行き止まり.横木が添えてある。後に改修された作業道. 確りした山腹道だが? 嫌らしいトラバースルート.10:43左手の山腹道に入り,脆そうなガラ場をトラバースして.西方へ緩やかな弧を描き下ると瀬々らぎの沢音が聞こえてくる。 前回の上流側の峰入川谷・谷底にでる。赤テープのマーキングの終わりが沢縁になり.木橋は布滝沢出合の木橋と道標に流されていた。 残骸も見当たらなぬ渓谷になる。 峰入川谷.布滝沢の本流上流側の谷底に降りる.10:48エビ小屋山南西尾根の末端・枝尾根 対岸の枝尾根末端に踏み跡が臨める.10:52足元にある筈の木橋は流され見当たらなかった。峰入川谷本流沿いの木橋は前回の布滝沢出合の木橋と同様に大分前に流されたらしい。 残骸さえ見当たらなかった。高みから対岸のルートを探ると入川谷対岸の枝尾根に左岸沿いに登る踏み跡がジグザグに細かく刻まれていた。 又本流の上流側.右上遠方には樹間から覗き込むように.白糸を落とす速滝が見上げられている。ホッとして飛び石伝いに左岸に渡渉した。 杉ノ殿尾根末端から旧峰集落を経て峰入川谷・・春日神社と犬楠 小屋跡から布滝沢中腹道を綴り.エビ小屋山南尾根.向ウ山から南下 |