| 横篶尾根を南下し.見通尾根に抜ける ・・日原川倉沢谷Top 軌道沿いに板形尾根を詰め三ケドッケ南山腹道から一杯水避難小屋へ。横篶尾根からは見通尾根へ抜け.倉沢地区 小川谷滝上谷手前の谷から板形尾根 板形尾根から横篶尾根.更に見通尾根を下る・・闇のバス停に街路灯が点く 大栗尾根上部 板形尾根から乗れなかった尾根を振り返る.11:451368m点コブと1450m圏の大岩壁 滝上谷を隔てる大栗尾根 大栗尾根末端付近に刻まれた小川谷林道の側壁の石垣を登り植林に変わると右手から滝上橋からの明瞭な踏み跡が合わさり. 中段歩道を横切っている。1049m峰を過ぎて間伐で歩きずらくなり.植林が切れたころで.写真の1368m峰の緩斜面にでていた。 ミズナラとブナが見事で右上部の大岩を左側を巻き気味に越せば長沢脊稜に飛び出す。 本来はこのルートを取る筈だった。滝上谷?(クラミ窪)の左岸尾根に入り込み.中段歩道から板形尾根上部にでてしまった。 その板形尾根からの大栗尾根の展望. 板形尾根のツメ近くで.11:47小川谷林道の滝上谷橋に同じ林班界標「18/17」が立つ 12:18板形尾根のツメ近くで同じ区分の標柱.林班界「奥多摩区分18/17」を見て長沢脊稜にでている。12:16 道標の背の右上の高みが板形ノ頭. 脇には「18/16」の標柱が立つ。18区分のT字路地点に居るようだった。 数字からの理屈はそうでも.実際は面でT字に描かれた林班界区分線だろう。ここから脊稜を更に数十m下る短い範囲で「16/15」の標柱がある。 ガスが湧き始めた長沢脊稜 三ケドッケの鞍部へ.12:21長沢脊稜を綴るのは三ケドッケの鞍部までと短い距離で中腹道を下りている。 今回はガスが湧き始め展望は望めず.三ケドッケを諦め.鞍部から山腹道に回り込み避難小屋に逃れ昼食を摂ることにした。 秩父の展望は見定められなかった。実は昨日,鶴ケ島に住む滝島先輩から奥武蔵へ2週間後の誘いを受けている。昨年は共に武甲山に出向き. 大持山から大栗山のこの脊稜を眺めていた。今日は逆方向から改めて望められる筈と期待していた。だがガスは更に濃くなっている。 三ケドッケの南山腹道 既に冬木の世界.12:28冬木の山道 以前は瑞々しい若葉溢れる春先の新緑に被われた山腹道を縫い.小川谷上段歩道に抜けている。 又数年前の早秋だったが早くも艶やかな紅葉の華麗な色彩に満ちたカロー谷に入り.山腹道を落葉を蹴りながら賀郎大滝を見てもいる。 今回の山腹道は既に枯葉を落とし.曇天の淡い錆び色一色の地味な色彩に変わっていた。天候が崩れれば雪粒が舞ろだろう。 カロー谷滝前窪源流の大らかな斜面.12:34 対岸は板形尾根.13:36 一杯水避難小屋.12:44〜13:20一杯水避難小屋に訪れたのは今回で3回目になる。一度目は秩父の大平山を抜け.一昨年は旧倉沢集落から 幕岩尾根南東支尾根に入り.横篶尾根を周回する形で小川谷左岸道を下っている。今回は滝入ノ峰から見通尾根を綴り倉沢に下りる。 脊稜はガスが巻き上げていた。昼食は避難小屋で摂る積もりでいたが.外は薄日が時折差している。 日溜まりが恋しく小屋前の野外卓へ。ただ風はないがやはり肌寒い。熱い紅茶にウイスキーを少し垂らしサンドイッチをほう張る。 又.ミカンにアミノバイ5000を摂っている。もう1つのテーブルには中年4人組が食事と酒宴を兼ね賑やだった。 横篶尾根 野外卓より.13:20既に裸林に変わるも明るい横篶尾根の道筋は樹林の色合いは.枯葉が落ちるもまだ秋の兆しの方が強い。 昼下がりの陽射しを受けているためだろうか。 右奥が滝入ノ峰.その左裏が見通尾根の取付き.13:27鳥屋戸尾根から町界尾根の大岳山方面 左手の日原川倉沢谷を隔て.13:28板形尾根東面 右手はカロー谷が落ちている.13:39 登山道が山腹に回り込む手前の1304m点付近.13:46「←東日原バス停,一杯水避難小屋→」の道標に「火気に注意」の東京都の古い道標。 道標の裏には塩地谷茅尻沢へ下る仕事道がある。又横篶山幕岩尾根の鞍部からも.戻る形で仕事道が合わさる。 共に茅尻沢へ.登山道はここから横篶山の右山腹を巻き.更に滝入ノ峰は左山復を巻いている。 滝入ノ峰は左山腹を巻く水平の登山道.14:00横篶尾根の左手.倉沢谷側の1290m台に延びる長い水平登山道に入る。道幅は狭く左の路肩は抉られた小道に変わっている。 滝入ノ峰の山腹を回り込み終えると見通尾根の取付きにでた。ここは再び登山道が尾根筋に戻る地点. 本尾根を下る場合は横篶尾根末端で2つに分かれ.西側の中日原の日原森林館と東日原bs附近とに登山道を分けている。 以前はバス停から少し戻るコースで尾根を乗っている。日原森林館側の先は小川谷左岸水平歩道と繋がれカロー谷中腹に下りている。 見通尾根の取付き.14:073等三角点標のある滝入ノ峰から南東に派生する尾根は自粛要請標識のある尾根で作業道が綴られ道標類はない。 尾根の取付きは登山道が右に尾根筋に曲り戻る1240m点. アンテナが立ち植林帯に接する境をなしている。 開けた左手の遠望は鳥屋戸尾根末端越しの平石尾根. 頭がチョコンと乗るのは川苔山のようだ。登山道を分け左の見通尾根に乗る。 見通尾根 南東の尾根に入ると直ぐ広い間伐伐採帯に入る.14:11 確りした道筋に大らかな尾根が開かれている.14:13間伐伐採帯 南東に派生させた尾根筋を高度にして40mほど緩やかに下ると扇状に広がる間伐伐採地にでる。 今年2回目の間伐が行われたばかりの中木林帯。間切りされた倒木がそのままゴロゴロ転がり.跨ぎ下るようなる。 ここで尾根は東方と南寄りに2つの尾根へ分けていた。 1180m圏.ここでほぼ直進して下るのが倉沢オキ尾根. 670m圏作業道分岐は左へ折れ倉沢右岸歩道.林道にでる。 伐採帯を右寄りに入ると南側に下る主尾根が起きてくる。ここから見通尾根が延び末端は倉沢谷出合に没している。又両尾根の末端を 挟む谷間の裾野には.旧倉沢沿いの平坦な台地に旧倉沢の集落があった。旧鉱山に係わる集落で綺麗に整理され残されている。 過って集落を探索して横篶尾根を周回した折.両尾根の末端を横切っている。 倉沢谷左岸道で奇麗に整備された植林帯が続き.前半はよく整備されていた。ただその先は廃道化されている。 南寄りに植林帯との林相の境を下る.14:17 右手は落葉松林.14:29落葉松林を透し見上げる三頭山からのは町界尾根 1300m付近の小広い大地.14:36尾根筋は落葉松林にブナの小木林が茂り.1300m付近から南方にトボウ尾根を分けている。 立木に古い赤テープと透明テープのマーキングが点々と綴られ.南東から東へと尾根筋を導いている。 尾根筋は東よりから南東へ延びる.14:37左の緑濃い尾根は倉沢オキ尾根で笙ノ岩沢と鳴瀬沢の間に没している。この本流下流側が倉沢の廃集落がある。 上部の日当の部分は倉沢谷対岸の枝沢で.笙ノ岩沢右岸尾根の山腹。足元は枯葉が落ち冬木になるも. 直ぐ下流側の尾根沿いの樹林は針葉樹で.杉が多い植林帯が続く。 冬木林になった960m付近を振り返る.14:47尾根筋が南東に回り込むと大きく広がりだした斜面が萎み.枯葉で登山靴が深く潜り.下りは更に潜り込む。 尾根の外縁を回り込むようなった。ここはザクザクと踏み込む足音が聞こえてくる気がするほど深い。 更に尾根らしくなると痩せ尾根はゴロ石混ざりの落葉ルートに変わっていた。 乾いた浮石が落葉に隠され.乗ると丁度滑る急傾斜。今度は気を抜くと滑ること滑ること。 鳥屋戸尾根に乗る笙ノ岩山 鹿柵の切り開き.15:03植林との林相の境に入り.尾根筋の狭まる左縁に鹿柵が現れ.左前方に明るく視界が開かれる。左上から斜めに落ちるのは 倉沢オキ尾根。その肩に独立峰らしく見え聳えるのが鳥屋戸尾根に乗る笙ノ岩山。神庭尾根が日原川に向かいドンと落ちている。 笙ノ岩山左奥に松岩ノ頭.右奥に重なるのが川苔山。右遠方は町界尾根の大岳山に当たるのだろう。 中央右の植林帯は東南東に直進して下る支尾根の緑の壁。ここからはほぼ中程の距離に855m点があり.尾根を顕著に 2つに分け派生させていた。前方の東南東に延びる尾根は見た目も歩んでも,主尾根に思われがちだが飽くまでも支尾根。 主尾根の見通尾根は幅広い植林帯の手前から分れ.判りずらい所。ここから右(南方)に派生する枝尾根に見える尾根に乗っている。 植林の中を綴る枝木散る南尾根を振り返る.15:28ポイント 伐採地を終えた展望台脇からの下りは急に薄暗い植林の中に入るが.確りした作業道が綴られていた。 幹に古い赤テープが巻かれ確認できたのが最後. その先は見当たらなかった。注意するのは鹿柵が先ほどの植林帯まで延びている。 惑われや易い鹿柵に釣られるよう降りると一度途切れるが直ぐ再び植林帯に突き当たる。踏み跡にマーキングが全くなく. 東南東への尾根の取付きになっている。一度展望台まで戻り赤テープを再認識して下り直していた。 中程の855m点付近に赤プラがあり.一時植林が途切れる所がポイントになる。そこを直角に右に折れ南尾根に移ると 尾根が判り易く乗っている。少し進めば主尾根が起きているのが分かる。地形図では分かりずらく要注意. 15:35 横切った十字路を振り返る.15:39植林の急斜面から痩せ尾根に変わり急に足場が悪くなる。樹林に被われたテレビアンテナを過ぎ.ひと下りすれば尾根との細道の十字路.分岐にでる。 右手は採石場に入り立入り禁止。左は倉沢谷右岸道に繋がり.採石場の宿舎のあった旧倉沢の集落跡に入る。先へ最後まで詰めればはっきりした 作業道から廃道に至り.幕岩の南東支尾根に至る。そして本尾根を真っ直ぐ下れば正面に大ヒノキが尾根末端を塞いでいた。 倉沢の大ヒノキ 尾根正面西側.15:42 陰になる反対側東下部から見上げると石積みの上に大ヒノキがあり.自生木としては都内最大で樹高34m.幹囲6.3m 日原街道を見下ろす.15:54倉沢の大ヒノキからは整備されていた。遊歩道を一気に下れば日原街道にでて.街道を70mほど下れば倉沢バス停にでる。 前回.路線バスの車窓から見た時は看板も慎ましくバス停前と入口の側壁に掲げられていたが.今回は何倍もの大きな案内板に作り替えられ. 大ヒノキの遊歩道らしくなっていた。 見通尾根を下り終え16:03倉沢bs:23=16:44jr奥多摩.ホリディー快速おくたま6号.¥1080. 16:54=18:36新宿=大江戸線. 早い黄昏時期.倉沢の谷間に着く。既にバス停前の街路灯には明かりが点り.周りの薄暗さを強調させていた。 以前は川乗橋バス停と共に橋にも街路灯がなく.1人でバスを待つ時は余計寂しく感じられ.待たずによく街道を歩いたものだった。 見通尾根末端の最後の写真を撮ろうと橋東詰まで渡り.シャッターを押した所で.東日原バス停.16時17分発の路線バスと擦れ違う。戻るまで1人待つ。 地形図「武蔵日原」.zzz97小川谷林道左岸側3.登山道明細図西編・・シリオブーツ.17808歩.11.8km ポカリスイーツ500cc.紅茶テルモス.結飯.バナナ半分.カツサンドとサラダサンド.ミカン2.バナナ半分.大福2.リンゴ.アミノバイ5000 ・・翌日は東京も気温は一桁に.10日は最低気温1℃.11日は南岸低気圧の影響で奥多摩に新雪が積もる。 日原石灰採石場と倉沢見通尾根末端 バスが通過している所が倉沢バス停.16:06・・日没.16:28バスを待つ間に倉沢橋を右岸に渡るとガードレールの左脇に倉沢橋の案内板がある。「橋長58.0m.幅員4.5mで昭和34年に完成したワーレントラス橋。 都道には1203橋があり.倉沢橋の橋下の高さ61mもあり.東京で一番高い橋。」とある。又この後の落石防護ネットの隙間が神庭尾根の取付きになっていた。 日没前に谷間は真っ暗闇に早くも変わり.東日原16時17分発の路線バスが倉沢へ戻り乗車した。 ブログ「奥多摩尾根歩き」氏 翌2019年5月を過ぎ.小川谷に入るにはまず大栗尾根を再挑戦せねばと調べ直していると.ブログ「奥多摩尾根歩き」を拝読させて頂き驚くことに気が付く。 私が滝上谷と思い込んでいた1つ手前の谷でお会いしたハイカーがHP「奥多摩尾根歩き」の著者だった。彼の紀行文にはこのよう述べられている。 『最初に出合った橋では『橋に着きました。大栗尾根は滝上谷の右岸です。 だとすればこれは滝上谷橋のはず。 壮年ちょい上っぽいの男性ハイカーがコンクリートの低い欄干に腰かけて靴ひもを結んでいました(この写真の左端です)。 挨拶のあと、「この尾根に登るんですか」と聞かれたので「大栗尾根を歩きたいんですよ」とわたくし。「じゃあ、同じですね」と彼。 けれども.わたくしはなにかここじゃないような気がして「尾根の先に行ってみます」と、』とある。 又滝上谷と分かってからは『目指すのはもっと下端に近いあっちのほうです。下調べでは「3.0km」の標識が目印になるのこと。すぐそこでした。 大栗尾根はほぼここに間違いはありません。靴紐を締め.ザックから杖を出しながら先ほどの壮年ちょいハイカーのことが気になります。 十中八九、彼は尾根間違いです。わたくしは引き返しました。「大栗尾根はあっちみたいですよ」というセリフを用意して。 でも.もう彼はいませんでした。わたくしよりずっと山慣れた雰囲気だったので万が一ということもないでしょうが、ちょっと気になります』とある。 わざわざ私の間違えた谷間の橋まで知らせに戻ってくれたようだ。お会いできなかったが恥ずかしいような,嬉しいような,又情けない気持ちを抱き 拝読させて頂きました。今は答える言葉も失うと共に納得しています。私の思う地形図と全く違う所を歩んでいた。 板形尾根に至るまで下段と上段歩道を横切ることができただけでも儲けもの。 再度挑戦するにあたり.考え深い言葉を頂いている。又改めて参考資料として使わして頂きます。・・ブログ「奥多摩尾根歩き」さんありがとうございました。 小川谷滝上谷手前の谷から板形尾根 板形尾根から横篶尾根.更に見通尾根を下る・・闇のバス停に街路灯が点く |