連なる伐採地から杉の植林帯に覆われた平溝尾根を下り.沢井の里から東光寺.jr軍畑へ

  伐採地の西端からの広がる展望を二度眺め.更に伐採地の東端から改めて楽しんでから平溝尾根の植林帯末端まで歩む。
    物見山を越え二又から鉄塔尾根に乗る。ルートを間違え思うも正統派ルート.新所沢線の巡視路から古里線.再び新所沢線鉄塔へと繋ぎ東光寺へ。

   大丹波線と輪光院大ツガ尾根を詰め常磐尾根に乗る
   馬仏山岩茸石沢長ソネ窪中間尾根を下り返し.大沢川から玉指沢左岸尾根
   平溝尾根に乗り.末端の物見山から鉄塔尾根.沢井の東光寺

   平溝・沢井尾根の分岐.11:43
   平溝尾根
    10:10玉指左岸尾根の頭―11:43平溝尾根―12:00(614m点コブ西肩.大):35――14:58東光寺―15:25jr軍畑.

     沢井尾根にでて樹林帯に入ると確りした骨太の川井尾根が緩やかの延びると確りした幅広い山道になり平溝尾根分岐を過ぎている。
   直進する右手の沢井尾根を10mほど入り.可笑しいと気が付く。戻った左手が平溝尾根の分岐でやや道が右に曲がる辺りにある。

     左寄りに分かれるやや高みに.見ずらかったが各種の色鮮豊かなテープ類で飾られていた。一段狭くなった山道は沢井尾根に並行するよう延び.
   枝尾根を急激に落としていた。ここが平溝尾根の取付きだった。

    平溝尾根に乗る
   最初は細いが山道は確り付いている.11:45

    十字路分岐
   通行止めの分岐650m圏.11:51

     下り斜面に入ると尾根の肩に.幾つものテープ類がある十字路にでると.右手には枝木が添えられはっきりした通行止が示されていた。
   又正面は枝木があるようでないような不可思議な所。左に折れると尾根筋になる。

   右ははっきりした作業道.11:52

     枝の添えてある右手は御覧の通り.確りした作業道が右後方へ綴られているが660m圏コブの北東尾根の途中て途切れ.踏み跡は失われる。
   平溝尾根を登る場合はそれほど迷うことはないがここが下るポイントは途中で無くなっている。
   はっきりした作業道が築かれ.枝が並べてあるので間違えることはないと思うが注意を要する。先は失われ危険.戻ることになる。

     又尾根を直進すればヤナクボ沢の沢沿いを下るか.井戸尾根と結ぶ山腹道に抜けられる険しい踏み跡。
   左に折れトラバース気味に主尾根を回り込み.樹林が途切れると明るく開かれた最後の広大な伐採地が見渡せられた。

    第三の開放的な伐採地にでる
   右.(東方)に延びる平溝尾根の614m点コブを見上げる.11:58
    苗木の植えられた伐採地上部で.左奥は永栗ノ峰

     短いながら藪絡みを抜けだし3本杉の横に立つ小コブにでる。三度目の広大な伐採地。左手(北面一杯)から左後方に大展望が開かれた。
   この脅威の展望にも驚かされながら右手の境を歩み.向いの伐採地の天辺で昼食を摂ることにした。

    高水山と永栗ノ峰南東尾根
   右景
    伐採地の平溝尾根からの展望・・正面は大川沢を隔てての高水山南尾根

    横見沢流域の伐採地跡
     両斜面は今までの伐採地とは異なり既に苗木が育ち.青々とした緑の面をなしていた。荒れた土色とは異なる癒しの淡い緑の色合に
   染まる斜面が横見沢左岸尾根を築いている。又そこに乗るよう高水山が正面に姿を現し.平溝川の裾には大沢の集落が見下ろされる。

    平溝みちから平溝林道へと繋がる平溝川上流の大川沢二俣には午前中に常盤尾根を越え.一度林道こ降りて.登り返している。
   平溝みちを下流へ下れば高水三山ハイキングコースと合わさり.平溝橋に下りている。

    伐採と境の尾根が横見沢左岸尾根
   下ってきた上部の左肩の伐採地.12:05

     横見沢左岸尾根にも破線路が綴られ.530m圏の分岐で左の尾根から右の窪地を下って右の尾根に合わさっている。
   分岐から横見沢寄りの右の尾根を下ると大沢川の平溝林道の起点に下りられる。・・横見沢左岸尾根.
   重なる上部は玉指左岸尾根と岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根。Z字に上下をL繰り返し綴ってきたことになる。

    伐採地東端のコブからの大展望・・左景
  
    馬仏山方面を望む・・710m圏コブと馬仏山・馬仏峠から岩茸石山・右に離れて高水山

     伐採地.最後の東方コブの切り株に座り.今まで辿って来た山並みを眺めている。
   朝方,左上の最奥の伐採地の頂点で腰を下ろし見詰めていた眺望を伐採地の反対側から昼食を摂りながら見渡している。

     猛暑で今年は早めに妻作のお茶漬けを昼食に摂っている。シャケに鱈子.梅漬けのフルセットに茗荷に山椒が食を誘っている。食後は豆トマト.
   時間をかけ寝転んでもいた。そして今回は頂に立つ目的のルートではなく.今までとは異なる高水三山の風情を味わっている。

     今回も最後まで出会う人も居ず独り.山懐に入り.山を独占してこの風景を眺めている。向いはバラクボ沢左岸尾根.見詰めるにはよい尾根だった。
   次回.入山することになれば利用する各支尾根になろだろう。

     馬仏峠裏側の輪光院大ツガ尾根を登り.左端の710m圏コブから岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を下っている。大沢川からは写真左半分を占める
   植林の境尾根. 横見沢左岸尾根に重なり見える玉指左岸尾根を詰めてきた。その後は平溝尾根の植林の森の中をここまで綴っている。
   岩茸石山の右正面が740m圏コブとバラクボ沢右岸尾根。次回は高水山越えになるかも.そうなれば平溝林道から入る尾根にもなる。

   細長い614m点コブの西肩.12:32

     昼食を摂ったこのコブの肩からは細長い平頂台地を綴り.10m上の614m点コブからは長い植林帯に入っている。
   伐採地とも離れ植林帯を縫い下る尾根。木の屋号「小か.山?に四角い囲い」がコブから点々と付けられ.又派手に印された作業道を綴る。

     まずは檜の中木林帯に入り,ゆるいやかなに下ると青梅市二級基準点6を見て.小さな560m圏コブを過ぎると
   556m点コブにでた。何処も静かな森の中を綴っている。

    556m点コブ
   南側の立木に各種のテープあり分岐する.12:58
    緩やかな広尾根進むと556m点となり.山頂の雰囲気はあるものの植林に閉ざされ.この先も展望はない。

   目立つ立木の屋号.13:03

     立木に記された屋号「小に四角い囲い」は尾根筋の境界線で.左の痩せた境界尾根に乗る印が立木に示されていた。
   510m圏のコブを越え.右から枝尾根を合わせて急坂を下り.次の480m圏コブで左に尾根筋は曲がっていた。

   中央に添え木の分岐.13:08

     499m正面の山道は通行止め.作業道が南側に回り込んでいるようだ。左前方は足元から急な下りとなり.心細い山道に変わっている。
   見下ろすとその先に尾根が起きるのを見て急下降した。窪地を下り越えて480m台へ.
   ここでも大きな蜘蛛の巣が作業道を塞いでいる。余りにも大きく立派でストックで切るには忍びず回り込む。

   480m台へ.13:16

    通行止め.迷い
   又しても添え木が.14:00

     再びテープ類のマーキングの多い所にでる。平坦台地を横切る直線状の綺麗に間伐された作業道は.突然枝木が並べられた通行止とある。
   尾根の分岐にも思えぬ単純過ぎる所に落とし穴があった。素直に可笑しいと周りを探ればよいものの何故かと悩み.
   道理がいかぬと540m付近まで戻っている。

   戻り左の茂みに入る.14:04

     そして丁寧に確認しながら木の屋号がある所まで行き戻ってきた。作業道先は2つある480m圏コブに向かっているのだろうか?
   頂は藪と聞くが? 小枝の印がなければ全く気が付かなかっただろう。地図と磁石だけでは難しい所だった。

     丁寧の周りを探ると左側の薮絡みの灌木林に.左山腹を巻く道が細く綴られている。
   2.3歩入った先に透明テープに黄色い印があり.ホッとさせられると同時呆れている。

   14:19
    小さな藪ぽい所を抜けるとちゃんとした踏み跡にでて480m圏コブへ。尾根筋がが分岐し南東に向う。

   460m圏コブの大岩.14:20

     裏側は主尾根の433m点コブに至る尾根で.直進できず右手から山腹を回り込み再び尾根に乗る。
   この先の433m点コブから新所沢線32号鉄塔が見下ろされ.南東に延びる尾根を下り.その間々巡視路を辿り31号鉄塔まで歩む積りでいた。

     先ほどのミスは時間的ロスと云うより.気分的な疲れを生んでいる。左肩が凝り硬さが増すが如何にかリハビリ山行としての結果はまずまず。
   調子に乗り過ぎぬよう早めに新所沢線の巡視路を諦め.南尾根に乗りjr古里線鉄塔の基部にでることにした。

    jr古里線鉄塔.14:43
    

     jr古里線24号巡視路分岐から踏み跡伝いに大岩を直角に右折し.尾根筋を忠実に南下すればjr古里線の鉄塔のある広い台地にでる。
   24号鉄塔が建ち.右奥の南東方面は川井尾根末端に建つ新所沢線30号の巨大鉄塔が右遠方に眺められていた。
   蒼空が広がるものの裾野の風景は標高が低いためか藪に閉ざされている。30号鉄塔先の裾野は吉野街道沿いの地区.

    青梅丘陵
   基部左手.東側に延びる若番の鉄塔群

     ここから望むjr古里線の一番奥に見える若番鉄塔は青梅丘陵ハイキングコースに乗る20号鉄塔。1号鉄塔は根ケ市変電所からになる。
   左から下りてきたのは雷電山からの尾根で名郷峠と物見山の間に鉄塔が建ち.右へは三方山・鷹ノ巣山へと至る。
   その麓は青梅・日向和田付近になろう。又頭上を交差する送電線は新所沢線32号〜31号に架かる送電線。

   左側が三角点峰

     基部右手は川井尾根を越え一直線に延びる老番鉄塔群の古里線。
   多摩川第一送電線は古里線の分岐鉄塔と合わさる.古里線と併用鉄塔で東電の氷川発電所と結ばれている。

     谷久保沢を隔てる川井尾根490.5mの三角点峰肩からの枝尾根に乗る25号と尾根上の26号鉄塔。
   終点鉄塔はjr古里変電所と結ばれる39号最終鉄塔。昨年の夏.古里駅から入川谷を周回した折.
   古里変電所から赤杭尾根末端に乗る古里線と奥多摩線の分岐鉄塔を見上げていた。

     古里線は1099年までは奥多摩線と呼ばれていた66KVの送電線で.jr青梅線の最終の変電所と繋がれている。
   尚.「バリエイションハイキング」松浦本によるjr古里線の鉄塔番号は間違い記載されていた。「25号→24号へ・27号→26号へ」が正しい。

   14:40

     新所沢線31号鉄塔
     14:43

     続く新所沢線の巡視路標柱の右側面には31号とマジックで訂正されていた。沢井尾根末端を確認しようと31号鉄塔基部まで出向く。
   標柱分岐から5分ほどの距離..基部は茂みが密で.全く展望は得られなかった。鉄塔の蒼い頭を見上げて戻っている。

     新所沢線は500KV×2の超高圧ネットワーク送電線で新多摩変電所〜新所沢変電所まで鉄塔88基.34.73kmで結び.昭和54年7月に完成。
   新多摩変電所から新秩父線と並行して北上し.奥多摩三山手前で左右に分かれ.新所沢線は更に北上した。
   そして高水山の東麓から都県界尾根を越え新所沢変電所と結ばれている。

   鉄塔から下った小尾根から右が尾根.正面が谷間へ.14:55

     鉄塔基部から戻ると東光寺への下りは2コースに分かれている。初めは尾根伝いに末端にある日枝神社からを考えていた。
   ただこの猛暑.広くV字を描く谷間は清々しいまでの日陰道。心地よい癒しの沢沿いを選んでいる。

   14:57

     手入れされた植林帯の沢沿いを下ると沢は狭まり.心細い流心のある沢に変わっている。
   沢中央を流れる石盤に小さな石祠が祀られていた。その直ぐ下流で右前方からの山道を合わせ.東光寺の裏側左奥から境内に入る。

   龍澤山東光寺.14:58

     沢沿いに降りて本堂の左奥から境内に入る。一対の石灯篭の左脇には枕木を再利用した参道があり.墓地を抜けると
   南尾根の下端にある日枝神社にでる。無人の境内.偶然会った参拝者から右手にある水場の冷水は水道水と聞き.
   洗顔と下山の身支度を整えさせて頂いた。

   東光寺の山門.15:15

    沢井尾根
     山門から石段を真っ直ぐ降りれば東光寺踏切が真下に見下ろされた。沢井尾根末端の取付きは踏切の手前の里道を右に折れ
   線路沿いに進み.右前方に向かうと矢久保沢の左岸道に変わり.右岸に渡ると谷久保林道ゲートに入る。
   尾根末端取付きは青梅街道の矢久保沢を渡ってから「友愛園」看板で右に折れ.民家の間を進み青梅線の下を潜っている。

   遠方の背稜はは青梅丘陵のハイキングコース.15:17

     jr青梅線の踏切に差し掛かると丁度.目の前にオレンジ色の車体の下り電車が左から右に通過した。
   渡ると直ぐT字路にでて友愛園の看板で左に折れ.坂道を600mほど登れはjr軍畑駅前の南口広場にでた。

    市界尾根末端(青梅市・あきる野市)の三室山
   右景・・jr軍畑駅南口広場より
    手前は踏切を渡り登ってきた駅前通り・・正面の赤い屋根の裏側が多摩川に架かる軍畑大橋

     新所沢線26号鉄塔.基部左下に琴平神社が祀られている。
   もう3年ほど前になるがOB親睦ハイクで三室山から梅郷の里へと歩み.jr日向和田駅に下りている。残念だったが梅郷は全滅した後だった。
   次回の山行は6月6日に.バラクボ沢左岸尾根からカヤノ沢左岸尾根を下り.旧伏木峠の周辺を歩む。再び軍畑駅を起点に歩んでいる。

    柚木町・梅郷方面・・遠く長淵山稜と愛宕山
   左景・・2019.06.06/16:53

    琴平神社から杣窪沢に隔てた北側の枝尾根を取ればjr石神前駅にでる,
      15:25jr軍畑:33=15:42青梅.快速15:45=17:01新宿=大江戸線.

     山を下りてから信じられぬことが起きていた。入線した上り線はラッシュ並みの乗客.それも殆どがハイカー。
   今まではどんな時でも復路は座れたがその境を超えていた。車内は見動きできぬ混雑で狭い.その上乗車する前にビール缶を購入し
   .開けている。車内はその間々の状態が続き.向い合わせになった2人の女の子は笑い.謝りながらビールを空けていた。

   今回の地形図・・地形図「武蔵御岳」.zzz195馬仏山周辺・平溝尾根・軍畑駅北西部巡視路.奥多摩詳細図東編
   ・・シリオブーツ.23687歩.11.7km.
   紅茶500cc.水500cc.昼食はお茶漬け.コロッケパン.バナナ.冷え小豆.豆トマト袋.月餅.アイゼン

    大雨情報の警戒レベル
     気象庁は5月29日午後から「大雨情報の警戒レベルを5段階に分け運用する」と発表した。レベル1が最新情報に注意.
   レベル2は避難方法を確認する段階。警戒レベル3は自治体から避難準備の情報が出され.高齢者や体の不自由な人が避難を始める段階.
   気象庁が発表する大雨や洪水の警報はレベル3に相当する。

     警戒レベル4は自治体から避難指示や避難勧告が出され.高齢者だけでなく対象地域の全員が避難する段階。
   土砂災害警戒情報や氾濫危険情報がレベル5にあたります。警戒レベルが最も高い5は「災害発生」になる。
   大雨特別警報や川の氾濫発生情報が発表される状況で.少しでも命が助かるような行動をとる必要があり。

     大丹波線と輪光院大ツガ尾根を詰め常磐尾根に乗る
     小仏山岩茸石沢長ソネ窪中間尾根から下り返し大沢川から玉指沢左岸尾根
     平溝尾根に乗り.末端の物見山から鉄塔尾根をから沢井の里・・東光寺とjr軍畑駅