・・高水三山と成木周辺のの山々Top
   旧馬仏峠路の大ツガ尾根を詰め.平溝川の源流を取り囲む右岸尾根に乗る。
     710m圏コブからは伐採地を繋ぐ岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根から大沢川に下り.平溝林道からは玉指左岸尾根を登る。そして再び対岸の伐採地に入る。

    大丹波線と輪光院大ツガ尾根を詰め常磐尾根に乗る
    馬仏山岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を下り返し大沢川から玉指沢左岸尾根・・ウグイスと大沢川
    平溝尾根に乗り.末端の物見山から鉄塔尾根.沢井の東光寺

   730m圏コブと高水山
   左景・・広大な伐採地を見下ろす.9:20
    岩茸石山の東隣り730m圏コブ.バラクボ沢右岸尾根と高水山南尾根。手前に落ちるのが岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根。

     平溝川上流の大沢川源流にある大伐採地の頭から眺め。遠く高水山から直接落ちるのが与津の沢右岸尾根。
   中央の右下に斜めに落ちるているのが730m圏コブから派生するバラクボ沢右岸尾根。

     中央から左手に隔てる谷間は岩茸石ノ沢流域になり.正面の伐採地と境をなす尾根筋はこれから下る岩茸石ノ沢と長ソネ窪との中間尾根。
   又バラクボ沢右岸尾根は末端で大沢川を隔てて.ほぼ玉指沢左岸尾根の末端と合わせる形で対峙し.
   西面(正面)の伐採地の境を登り詰めると惣岳山川井尾根に乗る。又その直ぐ乗った下からは平溝尾根を分けていた。

     大沢川へ降り平溝林道からは「玉指橋」の1つ下流側にある「茄子戸橋」まで下ってしまい.直ぐ気が付き戻っている。
   「茄子戸橋」の直ぐ手前に小さなバラクボ沢が流れ込み.その更に手前に「HARA.B」と示された大きな看板があった。
   この左脇がバラクボ沢の右岸尾根に繋がる取付きで.印象に残された尾根だった。1時間強

    対岸右岸は平溝尾根と各北支尾根
   右景・・馬仏山710m圏の肩から大沢川源流
    中央の右上から左下の平溝川上流の大沢川に没するのが玉指沢左岸尾根

     高水三山に取り囲まれた平溝大沢川の源流には平溝林道が綴られ.下流は平溝川と川名を変えている。
   左端はこれから下る中間尾根の尾根筋。手前の谷間は大沢川左俣の長ソネ窪。
   710m圏からは小コブ肩の巻道にある切り株に座っている。脇にあるのが赤帽黒杭.204と示されたプラ杭で頭に1つ鋲が打たれていた。

     つい数年前まではこのような広大な伐採地を見ると自然を壊す姿にガッカリさせられていた。今は植林され更に更新するまでに至っている。
   よいのか悪いのか? 土壌の保全を兼ねての事業とも思われるがすっきりしない中.見慣れされたせいもあり必要悪を感じるようなった。

     送電線鉄塔も同じ考え方で.今では低山歩きが多くなり.競うよう巡視路を活用させて頂いている。又濃い藪の中では植林によく逃げている。
   今回も巡視路と共に歩む。昔は山小屋さえ嫌った時期があり.歳のせいか利用するようなったのは再び山登り始めてからだった。

     それでいて吾妻山では山小屋管理をRHCのクラブとして任されたことがある。小屋の改修や営林署の許可を得て冬季用の薪を伐採をしていた。
   .この流域での管理はしているものの伐採作業は行われていなかったようだ。ここでは花粉の件もあり.伐採が勧められているものの.
   今日は日曜日でもあり.のことでもあり.電動鋸や重機の響く音が.何処からも聞こえず.谷間は静まり返っている。

    電電山494mと2つの450m圏コブ
   中景アップ・・遥か先は板東平野の広がり

     高水山から永栗ノ峰越えの榎峠は中央の雷電山手前の深い鞍部に都道が通っている。
   右(東方)に連なる山並みは辛垣山から更に名郷峠・ノスザワ峠から青梅丘陵のハイキングコースへと続く。

     雷電山の正面から左側・裏側にはトネザス山跡と呼ばれる広大な採石場があり.チラッと望められるか。
   左奥は青梅市の成木川中流流域で.山並は松ノ木峠から延びるノボリオイゾネで.麓の並木街道は東青梅にでている。

     更なる奥に並行する霞む山並は成木尾根から繋がる都県界尾根になり.末端は安楽寺から上畑地区に下りている。
   遠方は霞む板東平野. 霞みが取れればズッと先に新宿副都心がはっきり見えると云う。目立つ中央の白い丸みは西武ドームか?

    中央が玉指左岸尾根
   右景・・林道に下り再び上り返す
    平溝尾根の614m点コブ.写真先の高所で昼食を摂っている

     正面手前の長ソネ窪を横切り.右上に登る尾根は前半が自然林に覆われていた玉指沢左岸尾根。重なる植林尾根が横見沢左岸尾根.
   更に伐採地で隔てられている奥側の植林尾根は614m点コブになる。肩では後に伐採地を見渡しながら昼食を摂った所。

     一度平溝林道に降り.玉指左岸尾根へと登り返していた。
   渡渉から始まる末端はバラ系の棘が絡む急斜面. 途中580m付近で尾根筋裏側の檜の植林帯に逃げていた。

     その上の尾根筋.西側は伐採地の末端になり.私が今切り株に座っている北西面の広く開かれた伐採地をも.反対側から望み返していた。
   そのまま伐採地を望みつつ登り.玉指左岸尾根の林相の境を詰めると右岸の頂稜に向い突き上げていた。

    岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を降る
   平溝川大沢川流域の左俣.9:36
    伐採地の境尾根・樹林帯へ突入する

      9:20(710m圏コブ):36―岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根―10:02大沢川二俣―10:10玉指沢左岸尾根取付き
      ―11:36沢井尾根の支尾根頭.
    ウグイス
     馬仏山の肩で一休みし中間尾根を下る。5月としては既に暑すぎる陽射しを浴びていた。それにも係わらず取付き付近でウグイスの鳴き声を聞く。
   ウグイスは海辺から山に至る藪を好み.春には季節の訪れを伝えてくれている。外房へ釣行した折や残雪期になると入山時によく耳にしていた。

     以外に夏場にも出会っている。信越岩菅山では朝方に美しいくえずり癒されていた。その時はゲレンデを横切った折.カッコウの声も混ざり耳にした。
   常道の「ホーホケキョ」・「チャッ.チャッ…」と鳴くと.つい耳をすませてしまいうのも常。今回の余り賑やかなのは繁殖期なのだろうか? 
   ホトトギスに托卵する。カッコウと同類のずるい鳥でもある。

   背は伐採地.小藪気味の樹林帯を抜ける.9:44
 
     伐採地を抜けると明暗を示すよう薄暗い樹林帯に覆われた尾根に入る。小藪絡む小枝の張り出しがやや煩いが踏み跡は確りしていた。
   長ソネ窪側の谷間を時折樹間透し霞み望められるが道中はほぼ展望はない。524m付近で右後方から作業道を合わせている。

   外しても探せば直ぐ分かる踏み跡が続く.9:46

   中間尾根末端へ.9:58
    北側対岸の裾にブルーシートの張られた仮小屋を見る.

   左俣長ソネ窪出合に降りる.10:01

     谷間は長ソネ窪・・出合左岸にあった網に囲まれた山葵畑。
   この尾根は広大に伐採地化された長ソネ窪全体の懐で,左岸尾根縁の伐採の境を下ってきた。
   灌木林から植林に変わり少し藪ぽい所を下っている。今日の伐採は行われていなかった。静かさを独占し独り下りている。

    平溝林道の大沢川二俣
   右俣岩茸石ノ沢と左俣長ソネ窪との出合.10:02

     尾根の末端は岩茸石ノ沢出合で木橋を渡ると長ソネ窪に架かる平溝林道に下りている。
   向かいが林道に架かる橋は「長曽根橋・昭和35年8月成」とあり.又林道は左手の岩茸石ノ沢の左岸沿いを登っている。

   岩茸石ノ沢出合の右俣角・左岸道

     岩茸石ノ沢側に延びる林道の出合口には仮シートで被われた木材置き場が設けられていた。
   裏側に回り込むと古いボラム缶が転がり.家屋の残骸らしき引戸が放置されていた。残骸から以前小屋があった模様。

    手前が玉指沢左岸尾根の末端
   二俣を下り玉指沢出合470m付近.10:07

     手前の雑木林の所に玉指沢左岸尾根の取付きがあり.背の植林された横見沢左岸尾根は平溝尾根の620m圏に突き上げている。
   玉指沢左岸尾根は猛烈な薮斜面から始まり.藪を抜けると尾根筋は植林との境を成し.手前側(西)は綺麗に伐採され切り開かれる尾根になる。

    玉指沢左岸尾根取付き
     二俣出合から林道を下る。まずは1つ山を越えてきた安と感に浸り.何も考えず林道を下り始めていた。
   そして幾ほどもない距離で山陰に入り.何かが可笑しいと思うも右手に渡るべき小沢を確認せず過ぎ.大きく山陰へ回り込んでいた。
   直ぐ「茄子戸橋」(なすびとはし)とあり,渡れば左岸に移っている。まだ何分も歩かぬものの「玉指橋」に気が付かず通り過ぎていた。

     戻っている。二俣「長曽根橋」から1分も掛からぬ距離だろう。行きに撮った写真には「玉指橋」の橋柱が見えるも,気が付かなかった。
   右手で玉指沢と大沢川が合わさり.渡った右岸道沿いにロープが掛けられている。尾根の取付きの目印にもなっていた。

   末端は藪尾根の急登.10:17

     踏み跡は大沢の藪沢を横切る所で消えていた。既に猛烈な薮に絡まれる所に小沢が流れ.対岸に踏み跡らしきものが認められ渡っている。
   苔むしる浮石をストックでバランスを取り越えた。ここからが本番.凄い棘混ざりの急斜面に行く手は閉ざされた。
   又この直ぐ下流側が玉指沢の出合となり.尾根末端の直ぐ左側には玉指沢が添うよう流れている。

   バラ系の棘の絡む急斜面.10:44

     強烈な低い灌木の薮斜面は抉り落ちる裸土で.足場も取りずらく気を抜くと崩れ滑る。その上バラ系の棘が張り出しきつい。
   大雨から丸3日を開け.北側の斜面でぬかるむ状態から脱しての入山を試みている。そのせいか適当な湿り気が足場を以外と安定させていた。

     ここでは右肩のリハビリの痛みも忘れている。後に右足を棘と絡め.強引に引き上げたため4.5ケ所.上腿に点々と食い刺されていた。
   途中からはストックを1本に束ね.バランスを取るのに用いている。ほどほどに喘ぎ進んだ後.左斜面に檜の植林を見て逃れた。

    高水山南尾根と720m圏コブ
   藪が一瞬途切れ大沢川対岸が望まれた.10:45
    手前の南尾根は与津ノ沢右岸尾根で.頂稜には二俣尾からの高水山へのハイキングコースが綴られている。

   潜れば大伐採地が開かれる.10:46

     植林帯を斜上しながら藪を漕ぎ.雑木帯の最上部にでる。
   ここに立つと勾配も緩み.茂みを越した先に.劇場の緞帳落としの幕とは反対に.画面一杯に大展望が一瞬にして開かれた。
   藪の緞帳が切り落とされた。北西面に広がる頂稜からは先ほど望んだ逆方面の伐採地. 今回2度目の方向から大展望を眺める。

    岩茸石ノ沢流域
  

     尾根の半ばに立つと左中央の伐採地の天辺からは平溝林道へ落ちる岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根が眼前に迫り見渡された。
   どの山並も伐採地以外は縁豊かな山肌を見せている。左上の小コブ肩の切り株で.先程休み見下ろしていた大伐採地。
   肩上の低く見えるコブは馬仏山。谷間を隔てた右上の高みがが岩茸石山。

   藪尾根の東側.大沢川下流を見下ろす.10:54
    大沢川ナシノ木入付近

   藪尾根を終え580m圏.11:02

     尾根東側は頂稜まで植林帯が延び.右手の雑木との林相の境になり.なだらかになった台地に変わっている。
   そして雑木が途切れると再び伐採帯の縁にでた。

    玉指左岸尾根上部を仰ぐ
     11:05
    玉指沢左岸尾根の西側伐採地南端.29         見上げた地点には黄色プラが綴られ.テントウムシとご挨拶

     尾根筋の作業道は伐採地縁のギリギリを通っている。踏み跡は確りしているが抉れる崖縁の道.滑りが怖い。
   林相の境より露岩混ざりの斜面を縫い頂点へ。ここで1本取り.惣岳山沢井尾根の頂稜にでている。この尾根のポイントはやはり棘藪だろう。

    710m圏コブ・馬仏山・馬仏峠・岩茸石山
   左景・・岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根

     雲1つない紺碧の空. その頭上に3機の旅客機が擦違う。東京方面からほぼ近づき2機.逆に斜めに北陸方面からの旅客機と交差した。
   それぞれに短い飛行機雲を創らしている。よく見ると飛行機の尾っぽから2本の雲が生まれ.1つの流れとして形造られていた。
   翼の両側エンジンからの影響だろう。見る見る交差し機形どころか雲筋も失われる。

    岩茸石山と740m圏コブ
   右景の展望.11:09

     左の尾根を下り.林道から手前の尾根を登っている。対岸は沢沿いを含め殆ど全てが植林帯。
   上部の尾根筋のみ自然林に変わっていた。

    赤杭尾根末端
   馬仏山と離れ左景・・中央奥が本仁田山.11:31

     中央奥が本仁田山.手前右が峰戸山(三ノ戸山)蝉沢左岸尾根。裾野には送電線新秩父線が横切り.
   後方の間には頭窓山からの尾根末端が延び.青梅街道の川井駅近くにでている。

     惣岳山から馬仏山への山稜が横切る。この上部から伐採帯に降りていた。
   山稜越は大丹波川の谷間になり.朝方は輪光院へと街道を遡っていた。

   足元から抉り落ちる長ソネ窪.11:32

     岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根の下りで対岸を見下ろされた青いシートがこの尾根からも見下ろされている。
   恐らく先ほど岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を下り.途中で見た青いシートだろう?

    玉指左岸尾根の頂点
   惣岳山沢井尾根に乗る.11:36

   登ってきた玉指沢左岸尾根を見下ろす.11:37

     左下は岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根.
   向いはバラクボ沢右岸尾根で平溝通りから入山し.岩茸石山か.高水山を経て成木・旧伏木峠方面に抜ける尾根ルートにも関心を持ち始めていた。

     大丹波線と輪光院大ツガ尾根を詰め常磐尾根に乗る
     子仏山岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を下り返し大沢川から玉指沢左岸尾根・・ウグイスと大沢川
     平溝尾根に乗り.末端の物見山から鉄塔尾根.沢井の東光寺