高水山から旧伏木峠.松ノ木峠.伏木峠と繋ぎ.旧径路を繋ぎ榎峠からjr軍畑駅に戻る。・・高水山と上成木周辺Top

  平溝川流域の伐採地を平溝林道で抜け.バラクボ沢左岸尾根を登り高水山を南北に横断する。高水山北東のカヤノ沢左岸尾根を下り成木七の里へ.
     旧伏木林道の起点から峠路に入り.旧伏木峠から大指山を越え.松ノ木峠から伏木峠に回り込み.旧径路から榎峠にでてjr軍畑駅に戻る。
                                                   2019年06月06日.松村
    平溝道.林道から大沢川に入り.バラクボ沢右岸尾根・・二俣尾(五)分岐と高水山の西肩
    高水山北面のカヤノ沢左岸尾根から上成木(七).旧伏木林道起点
    峠路を綴る。旧伏木峠.松ノ木峠.伏木峠から榎峠へ・・県道からjr軍畑

     2週間前に「大左名無し尾根」から馬仏山の稜を越え平溝川側の小沢川に下りている。今回は直接.平溝川・小沢川から平溝林道に入り.
   高水山南面から源流側の支尾根.バラクボ沢左岸尾根に取付くことにした。前回は対岸の玉指沢左岸尾根を詰め平溝尾根にでている。

     後半は北面の高水山北東のカヤノ沢左岸尾根を下り.上成木(七)からは南方に位置し標高500mに満たぬが山懐深い旧伏木峠周辺の峠路を探索する。
   旧峠から逆Z字に松ノ木峠から戻る形で松ノ木沢の造林小屋に寄り.伏木峠から白岩を経て榎峠.jr軍畑駅に下りている。
   梅雨と猛暑の兼ね合いで入山した。

    雷電山と辛垣山
   jr軍畑駅東方の踏切.7:09

   6月6日.晴時々曇
     jr御徒町.¥1080. 5:01=5:07東京:10=6:07立川:10=7:07jr軍畑.
     jr軍畑―7:17二又尾入口―7:35二俣尾分岐―8:11平溝林道ゲート―8:19バラクボ沢―9:10取付分岐.

     今年は5月下旬から夏日が続き.6月に入ると更なる猛暑に。今日も青梅では32℃を超す夏日が続くと予報がでている。
   朝方の東京は曇天に覆われるも福生(ふっせ)を過ぎると陽射しが車内に直接射し込んでいる。やはり暑くなりそうだ。

     平日に係わらず好天に恵まれたせいか.車内はハイカーが多く乗車. それでいで軍畑駅に下車したのは私独り.驚きの入山になる。
   前回は山を下りた時は土曜だったせいか.軍畑駅からは都会並のラッシュで驚かされていた。今日は又ホームに誰も下りぬ姿に当惑さえさせられてもいた。

   都道193号線・成木街道・・二又尾の高みへ.7:17

     今まで高水三山のアプローチとしては常に平溝橋から入山している。今朝は初めて平溝橋手前の長坂から二俣戸の高台へと回り込む。
   二俣戸の地名は広い範囲に渡っている。JRの前駅は「二俣戸」.3丁目に当たり.ここは前回下山したコースと同じ5丁目あたる。

     県道の右手に「国立奥多摩美術館」? 長い平屋の増築を重ねた不思議な館があり.ここから二俣尾の高台に登り,高水ハイキングコースの分岐手前の
   平溝通りに降りている。まずは展望よく県道の煩わしさもない。畑の中の長閑な石敷道から入山した。

    平溝尾根末端の433m点コブ東南東尾根
   高みにでて振り返る.7:21
    左遠方は青梅丘陵・・辛垣山と三方山

     前回は平溝尾根末端からこの尾根を繋ぎ下る予定でいたが南側のjr古里線の巡視路に下っている。新所沢線の31号鉄塔に寄り道して.
   南側の山域にに下りている。この尾根は433m点コブから南西に延びる32号鉄塔尾根だろう。前方に見える急階段は1つ手前に枝分かれしている尾根。
   平溝尾根の下端裏側の尾根になる。jr古里線が尾根上を綴っている。

   畑の石敷道

     左上の二俣尾5丁目第2運動場(地震等の避難場所)と畑との間には石畳があり.抜けた正面には廃屋がある。茅葺屋根は崩れ落ち,かなり古い。
   突き当りのT字路を右に折れると新所沢線の黄色いL字プラ「33号鉄塔に至る」の標柱を見ている。巡視路を詰めれば小尾根から33号鉄塔を経て.
   前回歩んだ433m点コブに乗っている。今回はそこを迂回してる。

   里山を繋ぐよう巨大な鉄塔が連なる.7:25

     歩んでいるのが平溝川右岸の高台を綴る里道. 北正面には新所沢線34号〜36号の鉄塔群が並び.里山らしい風景が見上げられている。
   今日は午後.この送電線の老番.39号鉄塔の基部に立ち.松ノ木峠にでる積りでいる。又真向いの34号鉄塔手前の裾には慶徳寺がある。
   そして里道伝いに左へ仄かに下ると通い慣れた高水三山ハイキングコースの「平溝通り」に合わさった。

    平溝みち
   平溝川橋(ひえあみぞかわはし)

     平溝川右岸道に降りて「平溝みち」に入り.更に平溝通り(ひらみぞ)の道路名を見て.平溝川橋を渡り右に折れれば.今までの高水山メーンコースにでる。
   その上を仰げば雲1つない晴天に恵まれている。歩む人も居ずただ独り.朝陽を浴び静かな里道を綴っていた。

   何基もの石碑がある分岐295m.7:35

     二俣戸二俣にでて右に回り込めば高源寺から高い砂防ダムから高水山に登るハイキングコースへ。
   以前子供達とどんぐりを摂りに来た山。又先輩ガイドの下見に.最近と云っても9年ほど前にRHCOB親睦ハイクで通ったコースにもなっている。
   ここから左手先は初めての平溝みち。高源寺橋を渡り.大沢集落へと平溝みちを最後まで進むと前回の馬仏山越え下った林道や茄子戸橋にでる。

     今朝はそこまで入り茄子戸橋を渡って左岸の取付きからバラクボ沢右岸尾根を詰める。そして高水山の裏側の北東尾根を越え上成木へ。
   前回は今回の取付き先の対岸から.玉指沢左岸尾根を詰めている。平溝尾根を尾根伝いに下り軍畑に下りていた。
   今朝は平溝川から大沢川へと沢沿いを進み.伐採地を含めた幾つもの作業道を確認して.その繋がりを探索する興味をも生んでいる。

   二俣尾第二浄水所を右に見て.奈々村橋(ななむら)で右岸へ

     この舗装された幅広い平溝みちは上流の小沢まで続き.先は本流沿いにダートの平溝林道と繋がれている。
   高水山南面の頂稜・支尾根に取り囲まれた平溝川流域は殆どが植林され.又広い範囲で伐採地を多く抱えている。それ繋り故作業道が多い。

   谷戸窪橋(やとくぼ)で左岸へ

   短い無名橋を渡り右岸へ

     暫くして左岸の河原に沢底に降りられる確りした石階段があった。その踊り場から写真を撮っている。
   小橋を渡った対岸の小沢沿いに作業道が延びている。私の持つ1/5万地形図「武蔵御岳」.昭和35年測量には破線路は記されていなかった。
   ただ電子地形図には幾つもの破線路が記されている。

   手前は丸岩橋,奥に与津の沢橋が架かる.7:50

     丸岩橋を渡った左脇と.先の与津の沢橋の手前に立派な石階段が設けられ.支尾根伝いに平溝尾根614m点コブに至る作業道が延びている。
   更にその先の橋との間左岸には与津の沢が流れ込む出合があり.与津の沢橋を渡った右脇には与津の沢右岸尾根に取り付けく階段が設けられていた。
   所謂高水山南尾根に乗る作業道.この中流流域には植林帯にも幾つもの大きな伐採斜面が続く。

   2つ目の与津の沢橋を渡り逆に振り返る右岸の石段

     振り返り与津の沢橋からの眺め。奥正面の突き当りが今進んできた丸岩橋。
   右脇の石階段も平溝尾根の614m点コブへと結ばれている。左手の出合に小滝を掛け流れ込むのは与津の沢(小ナシノ入)。
   ここから平溝みち沿いに背側を更に回り込むと暫くして左脇に馬頭観音があり.左岸には石階段の取付きがある。

    与津の沢右岸尾根への取付き
   石垣の手摺に赤テープあり.高水山南尾根の取付き

     前の写真,裏側に回り込むと手摺の端に赤テープが付けられた階段は高水山南尾根に続く作業道で.直接頂にでている。
   又道の反対側には大岩の上に馬頭観世音が祀られていた。

   大澤橋を渡り振り返る.8:04

     与津の沢右岸尾根の末端を回り込むと大沢に入り.二俣尾の増圧施設を過ぎて大澤橋に至る。
   ここ大沢の集落は前回の山行で平溝尾根伝いに下り.横見沢源頭から見下ろされた対岸に広く開かれた伐採台地。
   平溝みちの右手の台地には集落が臨まれ.北面には何本もの破線路(作業道)が入り込み面をなしている。

     平溝川から大沢川と川名が変わり.道路脇に「平溝通り」の表示を見て.ひときは狭くなったダートの平溝林道と繋がれる。ゲートは閉ざされていた。
   それにしても今日は木曜日だが県道から人の出会いどころか.車の往来もない。軽トラが一台高源寺橋付近で抜かれ.直ぐ戻っいる。

     広大な伐採地を持ちながら今日は伐採事業は行われていなかった。数年前までは都の花粉対策事業の一環として.予定より早めに伐採を
   促進していると聞いてはいたものの終了したのだろうか? 兎も角.静かな独り旅を味わっている。

   平溝林道のチェーンゲートを跨ぎ振り返る.8:11

     右手の横見沢出合から取付くのが横見沢左岸尾根で.ここにも破線路が綴られ平溝尾根の700m圏に乗る支尾根になる。
   前回昼食を摂りながら展望を楽しんだ付近。その又西側の支尾根(林道のこの先右岸)が前回詰めた玉指沢左岸尾根になる。
   この2つの尾根の流域にはまだ伐採は逃れ植林に覆われていた。その反面.隔て離れる両面は大伐採地が開かれている。

    平溝林道
   振り返る林道の右岸道
    右側が横見沢左岸尾根の末端で.左斜面はバラクボ沢右岸主尾根の末端で林道を挟んでいる。

      8:19
    茄子戸橋(なすびとはし)                看板の左脇が南尾根の取付き

     二条の小滝を持つナシノ木入も両岸に破線路が入り.左に回り込む所に茄子戸橋(なすびとはし)が架かり右岸に渡っている。
   前回は馬仏山を越え岩茸石ノ沢長ソネ窪中間尾根を下り.大沢川二俣から玉指橋を渡り.この茄子戸橋まで下ってから玉指橋へ戻っている。

     茄子戸橋で左岸に渡ると水溜りのような小沢のバラクボ沢の窪溝が認められた。その少し先に白い大きな看板を見る。
   「HARA,Bと国有林・財務省関東財務局」と改めてテープ文字が張られていたが本文は読めず。殆どは地図のようだが分からなかった。
   その左脇に踏み跡があり.バラクボ沢右岸尾根に取り付いた。

    バラクボ沢右岸尾根
     730m圏バラクボ沢右岸尾根と高水山南尾根・永栗ノ峰南東尾根
   710m圏より.2019.05.25/9:20
    手前は岩茸石ノ沢と長ソネ窪との中間尾根.高水山

    バラクボ沢右岸尾末端
   末端の荒れ果てた急斜面を見下ろす

     取付きから植林帯に入り,のっけらから急登。蒸す暑さに風はなく.木洩れ日でも暑さを受けている。
   ストックでバランスを取り尾根に乗っちえばと一気に這い上がる。振り返ると樹間を透し仄かな高さから裾に走る林道の流れがが見下ろされた。
   その丁度真下に玉指橋が架かっていた。まさかと見続けるとロープらしき線もあり.間違いないと驚かされた。前回は向い側の支尾根を詰め登っている。

   尾根に乗る.8:49

     植林された針葉樹の枯葉を踏み.喘ぐ登りがひと段落すると尾根に乗る。
   幾らか傾斜が落ちて今度は深い落葉に埋まる傾斜を詰めるようなった。この辺は枯葉が風に飛ばされることもないようだ。
   落葉の窪みは深く重なり合う枯葉で埋まり.足元は取られがちになる。先を見て浅く硬い台地を選び登るのがコツ。コツコツ登るに限る。

   8:53

     更に檜の植林帯に変わると落葉も細かい針葉に変わり.登り易くなるも倒木が姿を現れしだす。
   展望はない。変化に乏しい斜面を登り詰めるている。右後方から合わさる枝尾根はバラクボ沢の左岸の支尾根だろう。

   620m圏.9:02
    ここは枯葉の薄い自然林から再び植林帯へ

  

     尾根筋が林相の境なると裸木林から左手に垣間見られたと云う惣岳山・馬仏山の姿は全く望められず。
   最後まで頂稜にでても.その間何処からも展望を得ることはなかった。既に周りは深い樹林に覆われている。

   短い露岩帯にでる.9:19

   頂稜南側の山腹道にぶつかる.9:25

    バラクボ沢右岸尾根
     今回は前回とは反対に平溝林道の起点から詰め.バラクボ沢右岸尾根を登りで高水山にでている。
   大らかな尾根でほぼ植林に被われ高みを目指せば迷うことなく登り詰められた。
   少し大き目の赤帽黒杭が道しるべになり.付けられたテープ類は落とされている。又この時期展望は最初から皆無.

     最後まで林相の境を辿ったため登山道の分岐から少し東側の作業道にでている。
   道中,猛暑はほぼ木陰を創り助けられているがやはり暑い。雫たる汗は止めどなく湧き上がり.頂稜にでるまで変わらないでいる。

   登山道と南側の山腹道との分岐道標.9:29
    道標のある登山道と南側の巻く作業道との分岐.手前にベンチがあった。

    平溝道.林道から大沢川に入り.バラクボ沢右岸尾根・・二俣尾(五)分岐と高水山の西肩
    高水山北面のカヤノ沢左岸尾根から上成木(七).旧伏木林道起点
    峠路を綴る。旧伏木峠.松ノ木峠.伏木峠から榎峠へ・・県道からjr軍畑