4弾.中谷山尾根に乗る3つの低山を繋ぐ.倉山.本郷山.メシモリ岩山・・陣馬.高尾山と戸倉三山

  案下川から醍醐川を往復・・椚沢林道の起点から要倉山東峰を経て本郷山北東尾根を下り.中谷山尾根を横断し醍醐林道へ。
     醍醐川.勝負からは三ノ沢の中間尾根を詰め.改めて再び中谷山尾根に立つ。そしてメシモリ岩山南西尾根から上案下から案下に戻る
                                                 2021年04月23日.松村
    椚沢林道から椚ノ沢南尾根と本郷山北東尾根・・猪
    三ッ沢左岸道から二俣中間尾根
    中谷山尾根720m圏コブからメシモリ岩山南東尾根

     前回は本宮山に登るため古道から椚沢林道.椚沢を遡っている。
   今日は椚沢林道の起点から中谷山尾根を要倉山.本郷山を越え.醍醐川に下り.再び.メシモリ岩山へと三ノ沢左岸道を目指した。

   椚沢林道の起点
   300m圏.案下川椚沢橋.8:15

    4月23日(金)快晴.乾燥注意報がでて気温は高い
      jr御徒町6:22=6:26東京.中央特快:33=7:31高尾北口7:37=8:8:16椚沢林道の起点.

     平日だが前回と同じ特快・路線バスで小学生の通学兼.路線バスに乗り込む。不思議に思っていた長距離通学だが途中に幾つかの小学校があるのを知る。
   陣馬街道に入ってからも上恩方で小学校の脇を通り過ぎている。同じ路線バスに乗るならば少数精鋭の最奥の小学校に通う贅沢さ?

     今月25日.明後日に3回目の「コロナ緊急事態宣言が発令される。その為だろうハイカーの乗客は多い。久し振りの立席で関場に着いてから座席。
   それも束の間に.乗降自由区間の林道起点の椚.沢橋で降して頂いた。

    椚沢林道
   林道からは最初に合わせる右後方からの作業道に入る.8:40

     前回.椚沢林道へ入ったのは2つ先のバス停下案下から醍醐を結ぶ「案下の道しるべ」から入山している。写真で振り返る中央奥にある
   バックミラーの地点で案下から林道に入り.椚沢を遡って高茶山に立ち.北東尾根から醍醐林道にでて.「醍醐の道しるべ」でている。

    双耳峰の要倉山・・東峰は549.3m.三角点峰
   便桜沢右岸尾根の伐採地跡から・・2023.02.02/13:18
    三角点峰南尾根の右支尾根を林道から詰めている。左下の谷間辺りが陣馬街道の陣馬高原下bs。

     今回は林道の起点から入山. バックミラーを過ぎると直ぐ右後方から林道の支線が合わさる。ここで山の身支度を整え.
   双耳峰の要倉山東峰にでて.本郷山の頂から北西尾根を下り.「醍醐の道しるべ」から更に林道を綴り.三ノ沢左岸道の取付きにでている。
   今回のメーンは一度醍醐道にでて中谷山尾根の往復を.三ノ沢の中間尾根を詰め案下道に戻ることにした。

   並行する左上の林道の支線に入る.8:47

     右後方の確り舗装された作業道に入ると直ぐガードレールが途切れ.幅広いダートの林道支線に入り.要倉山東峰(椚ノ沢)の南尾根を詰める。
   一週間周期の移動性高気圧に覆われ.季節外れの暖かさと云うより暑さ。シャツ姿で木洩れ日の作業道を歩む。

   左に枝支線の合流点を合わせ振り返る.8:50

     数分先で今度は左後方から枝線を合わせている。左手に戻るよう登るとやや狭くなった枝線は直ぐ終点にでて.細い山道に変わっている。
   この作業道は南尾根の480m付近で2つに分けた中間の山腹斜面を大きく振子のように刻み.両尾根筋には別の作業道が綴られていた。
   私は最初の分岐から左に折れ.西側の支尾根に乗っている。

   枝支線の終点.8:52
    細い山道に変わり.少々荒れ気味の短い水平道をトラバースして椚ノ沢からの支尾根に乗る。

    椚ノ沢南尾根の西支尾根
   351m圏.支尾根に乗り上部を見上げる.8:56
    乗った尾根の南面に踏み跡はない。この南尾根の末端は激斜面で下降は不可で巻いている。

   薄い踏み跡が綴られている.8:59
    尾根筋は殆どが杉の植林に覆われ.雑木は少ない

   右手から合わさる枝尾根の林道が主尾根に突き上げる.9:01

     先程の支線の分岐を直進すればここに出られたのだろう。幾つもある分岐を左に折れれば西支尾根に乗り.
   右へ右へと登れば東支尾根に乗る。尾根筋はここから頂直下まで.確りした作業道に変わり綴られていた。

   透明紐が立木に巻かれ点々と現れる.9:06
    445mで右から支尾根の踏み跡と合わる。又小さな赤帽黒抗が2桁と3桁があり.ハイカーの付けた赤テープは取り除かれていた。

    双耳峰の要倉山の東峰(椚ノ沢)
   549.3m圏.椚ノ沢三角点峰にでる.9:21

     今年1月にも訪れた頂. 瑞々しい緑が大分多く見られるようなった。ここからは背稜の要倉山を越え.
   杉林に被われた本郷山から一度醍醐川に下り.三ノ沢中間尾根を詰め直しメシモリ岩山から再び陣馬街道にでる。

    要倉山の西肩
   西峰の要倉山562m点峰.9:35

     今回は休まず通過している。要倉山北尾根と要倉峠へと南に下る分岐点にでる。要倉峠への踏み跡と北尾根筋には共に目印が
   立木に白帯で付けられていた。それも峠までは並ぶ立木に列をなし付けられている。又北尾根口には黄色いプラ杭もあり.

    要倉峠
   明るく扉が開かれるよう南面の展望が広がりを見せている.9:40

    下案下と醍醐を結ぶ古道の峠路. 峠には赤帽黒杭138が立ち.頂稜の本郷山へは正番で綴られていた。
  看板は個人所有の「分収育林契約地」.

     要倉沢の源頭に少し入ってみると立木の薄い白帯の脇に真新しいく白帯が塗られ.峠路は改修された気運が伺える。
   初めは要倉沢を下り要倉へ下る積りでいたが守屋氏の山行記録から.古く朽ちた木橋に不安を抱き諦めていた。
   難なく下りられるかも。今回は左岸隣りの本郷山北東尾根を下る予定でいる。

   伐採地越えの南面の大展望
     高茶山の北側から延びる498m点尾根
   中景・・椚沢を隔て.背は陣馬山

     地形図には破線路が記されている。途切れる下部にも踏み跡が付けられ.下案下に下りている。
   又末端の鞍部には古道が横切り.小コブを越えれば今回登り始めた椚沢林道の起点.左側に落ちる尾根でもある。

    高茶山と椚沢源流
   右景・・高茶山東面の2つの大きなガラ沢
    前回は下案下の古道から椚沢林道を遡り.右手の長いガラ場を詰め高茶山にていた。

   上部をアップ・・椚沢上部の右のガラ沢

     ガラ場は末端中央から左縁を綴り.上部の植林帯を抜けてからは背稜に出るまでバラ系の下藪に悩まされていた。
   前回の山行中では一番のポイントに.右へ斜上しでている。又中央の見えるかどうかの横線は鞍部から498m点尾根に至る明るい作業道。

   尾根の左下アップ
    先月下旬に椚沢を遡り.左下の地点で初めて伐採地が開かれ見上げている。上部からはよく判る地形だった。

    498m点尾根の末端
   更に尾根下部
    498m点を下ると左下の鞍部に古道が横切り.中央寄りの谷間が下案下の集落になる。

   本郷山分岐と573m点コブの鞍部.10:10
    要倉峠から藪絡みに踏み跡を抜けると本郷山への分岐にでる

   分岐付近から高茶山の覗き見る.10:23
    伐採地と植林を隔てる少し藪絡みの所から右へ植林帯に入り込むと.尾根が起き本郷山にでる。

    本郷山・御堂窪山
   標高622m→650m.背稜から少し北寄りにある.10:28

     四方.杉の植林に囲まれた頂は綺麗に枝打ちされ手入れがされている。展望はないものの.居心地は前回と同様に申し分ない。
   この先.北西尾根から勝負付近へ下り,醍醐川へ下りた折.河原で声を掛けられたのはここの地主の管理人だった。
   オニナクボ左岸側の土地を所有し.色々話を伺っている。そう云えば要倉峠に「分収育林契約地」の看板が立てられていた。

    本郷山北東尾根から醍醐の勝負付近へ
   640m圏.醍醐川への下りは右尾根に入ることから始まる.10:37
    尾根筋は明るい雑木に変わり.植林帯は尾根筋から退いている。

   600m圏.北西の尾根を分け.右の北東尾根へ.10:39
    要倉沢右俣に落ちる劇斜面が続く尾根・・バチザク右岸尾根.

   林相の境を下る.0:39

   尾根を直進.10:43

   600m圏.右に急な尾根を分け.要倉沢二俣に没している.10:47
    尾根筋に被るようオニナクボ側の雑木に覆われ植林を抜けよい雰囲気が続く。

   560m圏・・両側が植林に変わり尾根を2つに分けている.10:51

     東北東へ落ちる右尾根は醍醐川・要倉沢出合に没し.やや最初は急だが緩やかな尾根。末端に小コブを持っている。
   麓は要倉・醍醐大橋. 北西に延びる左の尾根筋は植林に覆われた急勾配を持ち.硬い斜面に足元は滑り易くなる。オニナクボ右岸尾根.

   490m付近で猪が横切る.10:57

    猪
     枯れた枝木が大地を覆い.下草の茂みのない540m付近で久し振り.真横を横切る猪に遭遇した。
   左手から右へ猪の黒い固まりが一頭.地響きを立て通り過ぎる。それも一頭かと驚くほどの重みを感じる地震きで迫力がある。

     親の猪と出会うのは大菩薩嶺北尾根以来だろうか。尾根筋で2頭遭遇。又林道にでてからは一頭と真近で擦れ違っている。
   行きよいよく谷間へ落ちた。ウリ坊は2頭.笹子川へ下る天狗山で鹿の鳴き声と共にトボトボ歩む姿をみていた。

   470m圏の二又は右の劇斜面を下っている.11:03

    オニナクボに落ちる左尾根の方が斜面は緩やかだが地形図を読むと沢底の末端は等圧線が詰まり.敬遠した。
   北北東側の右尾根を取り.醍醐川へ延びる急斜面を直下することにした。

   最初から始まる急下降.11:06
    植林帯で助かる斜面.ストックを束ねては支え一気に降りている。

   明るくなったやや緩んだ大地から見上げる.11:13

   尾根末端の強い陽射しを浴びる醍醐川の河原.11:17

   オニナクボの朽ちた木橋で対岸に渡る.11:19

     尾根末端の醍醐川の崖縁まで出るものの崖縁で降りられず。左前方に踏み跡を見付け.小さくなったオニナクボの小沢を木橋で対岸に渡り.
   アッと云う間に醍醐川にでる。今までの谷間を思うと出合を真近に控え.考えられぬ狭さだった。小さな木段を下り河原に降りている。

   醍醐道350m圏.勝負付近の右下.醍醐川の中州を渡渉.11:32
    醍醐川を石伝いに渡り.真新しい確りした木段から左岸の醍醐道にでる。

    河原にて
     山を下りている途中で何処からか声が掛かる。深みの河原に木霊し.何処から聞こえるのか分らず.見下ろされる街道ばかり探していた。
   河原の中州からだった。この周辺の山域を所有する地主の管理人とか。丁度食事中だった。 彼の脇には立派なコンロがあった。

     オニナクボの左岸側を所有しているとのこと。無断で降りてきたことを謝る事後承諾で会話が始まる。老齢した主人の為.
   醍醐川を横切る右岸の木段を改修していた。林道側からの幅広い階段は完成している。物凄く丁寧に造られていた。

     今私が降りてきた山側の木段はまだ改修の途中だったらしい。一昨年の19号台風の被害は相当きつかったようだ。
   今年は丸一年掛け間伐事業に始終すると語り.本郷山の手入れのよさを伝えると福御顔に。

     三ノ沢左岸道の情報を聞く。台風後は入渓していないので分らぬが荒れているだろう。時間が掛かっても二俣までは入り.
   駄目なら右俣か支尾根を詰め林道にでると伝え別れている。林道への登りは私設の彼が作った木段を使うよう言葉を頂いた。

    椚沢林道から椚ノ沢南尾根と本郷山北東尾根・・猪
    三ッ沢左岸道から二俣中間尾根
    中谷山尾根720m圏コブからメシモリ岩山南東尾根