伐採され採石から高度を下げつつある旧バケモノ山を再び訪れる。・・浅間尾根末端の本宿役所前から詰める・・浅間尾根Top

      旧バケモノ山
   2018年02月14日. 藤倉分岐尾根から浅間尾根を東進し.払沢ノ頭.旧バケモノ山東尾根540m圏.南側枝尾根を下り笹野.本宿
   2024年05月18日. 本宿から東尾根540m圏.北側枝尾根を詰め旧バケモノ山に立ち.松生山出野沢右岸尾根を下り.檜原街道.南郷神社

  旧バケモノ山東尾根の二又.540m圏には今回は新たに北枝尾根の吉祥滝から目指す。
     バケモノ山からは松生山南東尾根を詰め.松生山で浅間尾根を分けて.出野沢右岸尾根を下り南郷神社へ 2024年05月04日.松村

    本宿役場前bsから東尾根北側の枝尾根を経て旧バケモノ山
    吉祥山760m圏峰南東尾根から松生山南東尾根
    松生山出野沢右岸尾根から檜原街道.南郷神社

     最近.本宿のバケモノ山が完全な裸山になり.高度だけでなく山容も変貌し失われたとブログ「奥多摩尾根歩き」氏の紀行を読まして頂き知る。
   ここまで何もなくなったかと驚かさせられている。私がバケモノ山を知ったのが2015年頃.何処にでもあるような存在さえ知らなかった山。
   一度訪れてから6年の月日が経ち.旧が付くと云うより山名処か.山容も失われてしまっていた。先ずは如何にかと第一歩に出掛けてみた。

     バケモノ山東尾根の分岐.二又540m圏はその枝尾根を南北に延ばし.それぞれ本宿と笹野に分け枝尾根を落としている。
   以前は笹野の里.稲荷神社へ降りている。それ故.今回は本宿役場前から北側の本宿の採石所に落ちる北枝尾根から目指す。
   又今回はバケモノ山を下るのではなく登る.為に以前の逆縦走を試みる。

     バケモノ山604m圏からは坑道で繋がれた780m圏ののぺらしたコブのある吉祥寺尾根に立ち.払沢ノ峰東尾根の849m圏の小コブを経て.
   笹平から登り詰める松生山南東尾根.に乗り.登山道から浅間尾根.東側の頂点の松生山に立つ。下りは以前.出野沢左岸尾根を利用していたので.
   今回は松生山南尾根(出野沢右岸尾根)を下り.尾根最後の小コブ. 名郷神社で参拝して檜原街道に出ることにした。

    檜原城山
   都道33号線.檜原街道.7:34

     秋川の二俣.北秋川と南秋川との出合.その南秋川の少し手前に架かるのが橘橋.西詰のT字路交差点が標高262m点。
   十字路右手前が本宿役場前.奥向が武州檜原村口留番所跡.

     5月4日(土).快晴.猛暑
   jr御徒町5:20=5:24神田.快速:31=6:16立川:19=6:30拝島:41=7:00武蔵五日市:10=7:36本宿役場前.

     朝方から既に薄いジャンバーとシャツ姿で出掛けている。それなのに京浜東北線には暖房が入っていた。
   乗り継ぎ2駅でも.蒸すような車中で.気持ちの悪さを感じさせていた。

     ゴールデンウィークの後半は何処もが混雑し.アプローチが大変だとテレビは報道をし続けていた。ただ調子抜けしたよう電車も.路線バスもガラガラだった。
   本宿役場前バス停に降りたのは私独り。観光地としてはまだ時間が早いようだった。それにしてもハイカーは山中で.浅間尾根で男女1組と
   単独行者2名と擦れ違ったのみだった。短い山行だが.長閑なゆとりある山旅を味わっている。

   南秋川.橘橋より見下ろす.7:41
    橘橋を渡る左下の右岸の河原に鳥居が見下ろされ.立派な弁天様の木祠が祀られていた。

    檜原城山と標高262m点
   橘橋交差点西詰からの眺め.7:42

     西側のT字路の向い正面に吉祥寺に至る参道かあり.裏側から登り詰めると檜原城山にでる。
   檜原街道は左折して南秋川沿いを進み.奥多摩湖周遊道路と結ばれ都民の森にでる。今回は少し街道を歩いてから右手の尾根に取付いている。

     檜原街道と分れる右側は秋川街道で本宿を抜け.直ぐ近くでは払沢の滝があり.先は点線都道から小河内峠を越え.
   ダムサイドから奥多摩湖左岸の湖畔で.青梅街道と結ばれている。

   吉祥滝バス.7:43

     吉祥寺滝250.0m・・バス停名から不思議に思い滝を探すと小さな小さな「落差4m.奥行約20m.3段」の小滝がありました。
.   バス停名に惹かれ探すも.滝周辺が工事の為.近ずくも壁板が張られ.河畔を見ることさえできなかった。

     橘橋から吉祥寺滝の間は橘渓谷とも呼ばれている。バス停から先.2分のカーブを過ぎた所にある滝で.
   橘橋から吉祥寺滝まで渓谷美が続き.遊歩道が整備されていると云う。

     以前.出掛けたバケモノ山は浅間尾根半ばの藤倉分岐尾根を登り雪原を踏みしめ.一本松・浅間嶺とトレースし.松生山・払沢ノ頭から
   末端のバケモノ山を下りている。南枝尾根を下り.里にでて黄昏を迎え.真っ暗闇になった処で.吉祥滝バス停前を通り.本宿役場前バス停にでている。
   今回はその逆コースで.気象も厳冬から夏日と変り.北枝尾根を詰め方法で入山した。

     下山は出野沢右岸尾根を下る予定でいる。過って払沢ノ峰北東尾根を詰め出野沢左岸尾根から檜原街道.出畑に下りていた。
   その折は猛暑で.街道の照り返しに襲われ.途中で休憩を取らなばならなくなり.我慢して醍醐峠を越えている。
   今回はその対岸の出野沢右岸尾根を下る。そして南郷からは路線バスを利用して.山ではなく.本宿役場前に戻ることにした。

   .砕石場.7:49

     何時もは素通りする街道.砕石場の付近だが.以前バケモノからの下りで.分岐から東尾根南枝支尾根を下っている。
   その折は笹野から夜道をトコトコ.本宿役場前歩んだ覚えがある。

    旧バケモノ山の概念図
   北枝尾根の山ノ神沢から取付く
    バケモノ山のアプローチは三方.何方ともバリエーション。繋ぎは松生山から出野沢右岸尾根を下り南郷神社へ。

    バケモノ山東尾根の北側支尾根
   7:52

   街道で山の神沢口に掛かりる古い案内板.7:52

    @.涸れた山ノ神沢
   遥かバケモノ山の東尾根.7:54

    A.北支尾根の取付き
   小さな涸沢の右岸.ガードレールの切れ目より取付く.8:01

     山ノ神沢右岸から踏み跡はあるもののガードレールの脇の小道。本尾根へと先に進むが.高い側壁に塞がれる。
   ガードレールの切れ目と側壁の始まり.その境から取付く。道標類などの印はなし。

   まずは街道の側壁との境沿いの植林帯.薄い踏み跡を辿る.8:02

   南枝尾根の山腹を水平にトラバースし.本尾根へ移動.8:05

   強い陽射しの街道を振り返り見下ろす.8:06

   これから点々と続く赤テープ.8:.07

    B.北枝尾根下端から取付く
   本尾根の枝尾根筋に乗る.8:15

   尾根筋は巨樹と灌木.8:17

   幾らか緩み.更に急登の灌木帯へ.8:23
    左下の窪み状の台地にも踏み跡が綴られている。尾根を直登する方が無難。

    C.410m圏の灌木帯
   波打つような劇斜面を這い上がる.8:36

   心地よい灌木林8:36

   初めて見る石柱に続く赤帽黒杭.台地は緩む..8:40

    D尾根全体が植林に覆われる
   尾根幅が広がりゴロ石の植林へ.8:53

   陽射しを透す尾根筋.8:53

    Eバケモノ山東尾根の540m圏点
   南北に延びる枝尾根の二又.合わさる右上が東尾根
    コンクリートの石柱に黄色いプラ杭.立木には軋んだ赤テープ。以前.写真の左脇で山ネズミと出会っている。

    南方の枝尾根筋
   笹野に没する前方の尾根筋

     南北.共にほぼ同等の距離だが下りの場合は南支尾根の方は全体的に植林に覆われていた。
   平凡で.均等の取れた斜面が続いていた。.黄昏時で.日暮れでも気にせず降りられていた。里に下りる前の小さな鳥居を潜っている。

    北側の枝尾根
   今朝登ってきた尾根筋.9:02
    中盤は灌木の細かく波打つ急起伏で.這い上がる地点も間々あり.比べると変化に富む。

    旧バケモノ山の東尾根
   枝尾根が合わさる。痩せた東尾根は変わり詰める.9:04
    赤線の板ペラと都水道局の印が刻まれた大きな石杭を持つ。

    E.旧バケモノ山の東尾根のツメの藪イバラ
   抜けるとバケモノ山の跡地に入る.9:12
   細尾根を越えれば採堀で丸坊主にされ丘のような台地.バケモノ山はなくなっていた。

     距離は短いが猛烈なバラ系の密集する藪絡みに突き当たる。最初は気が付かず藪に右手を入れ.
   袖を巻いていた為.手首あたりは傷だらけ。ソッと抜くも避け切れず.夏でも長袖が必用. 最後は赤帽黒杭の境界杭あり。

   残された旧バケモノ山の一本立.9:17
   一本立を抜けた途端.開かれた裸土の想像できぬバケモノ山を見る。

    F.旧バケモノ山
   山の全ての樹林が伐採され.何のためか大きな穴ができている.9:20
    604mの標高点が設定されているバケモノ山の窪んだ山頂を見下ろす。

     私が依然訪れた時は山頂の北側の一部分に植林が30本近くまだ残され.根株もまだ幾らかあったような憶えがある。
   そして南東側には切り落とされて丸太が山のよう積み重ねられていた。今は倒木も.根付けも.木に関するものは全て失われ.
   採石場として綺麗に削り取られてしまっている。

     バケモノ山の標高604mは既に失われている。一番高い所に立ち.JPSで位置を確認するも.足元の先.あの辺にあった模様。
   標高はJPSで392mで.今回初めて採石所に呑み込まれた全景を見下ろしていた。

    左.松生山南東尾根と裏側から突き上げる吉祥寺尾根の.この裏に聳える780m圏峰
   9:17
    旧バケモノ山から続く北西側の展望・・左奥側は端が松生山南東尾根.

     760m圏峰からの吉祥寺尾根の末端は右奥下の檜原城山と繋がる尾根だったが.今は途中で採石場に遮られている。
   前回は笹平へ降りる松生山南東尾根の840m圏.小コブで背稜と分かれ.東支尾根を下り.780m圏峰にでている。

     それからバケモノ山を擁する南東尾根を尾根筋ではなく.植林斜面を斜下している。今見上げている植林の少し残る支尾根に乗ってから
   坑道にでて.バケモノ山604mに立っている。坑道に出るまではまだ山肌は一面に植林で覆われていた。
   今回は正面の尾根筋の林層の境から直接.尾根伝いに780m圏峰にでることにした。

     本宿役場前bsから東尾根北側の枝尾根を経て旧バケモノ山
     吉祥山760m圏峰南東尾根から松生山南東尾根
     松生山出野沢右岸尾根から檜原街道.南郷神社