| 奈良子林道から始まり.真木小金沢線林道に繋がる長い一日 黒木覆う雁ケ腹摺山から登り尾で姥子山―夕暮れ迫り吹切峰真木川左岸尾根は諦め.2つの林道を繋ぎ桑西へ 林道奈良子線から泣坂ノ頭南尾根を詰める 楢ノ木尾根に乗り唐松立.大樺ノ頭へと上半を登り詰め雁ケ腹摺山 姥子山にでて林道奈良子線から真木小金沢線へと繋げ桑西・・鹿と野猿 雁ケ腹摺山 頂はブナ.黒木のコメツガの森雁ケ腹摺山・・雁ケ腹摺山の頂の北側はコメツガの黒木に覆われている。 それに反し南斜面の草付きは眺望に恵まれ.五百円紙幣の裏面に印刷された富士山の原画にもなっている。 (1942年11月.名取久作氏によって撮影され.製造は1985年まで。) ただ今日は今にも降りだしそうな重い雨雲に覆われていた。期待した五百円紙幣と比べ望むことはできなかった。 又この後.綴る南東側にある姥子山と共に「大月市の秀麗富嶽十二景」の1つに選べられている。 つい数年前までは「大月市の秀麗富嶽十二景」の標柱はよく目に付くも,全く関係のないものと考えていた。 それが一昨年の春に表道志に初めて訪れ.気に掛かりだし.集計してみると残りは高川山だけになっていた。 看板には「熊よけに幹にロープを巻く」とある姥子山から林道を繋ぎ桑西へ 14:25雁ケ腹摺山一15:18奈良子林道登山口15:55⇔15:38姥子山. 林道登山口15:50一16:51吹切峰真木川左岸尾根取付き17:15一17:35真木橋 一17:45林道奈良子線終点一17:45林道焼山沢線の起点一18:19林道桑西線の起点一18:50桑西bs. 雁ケ腹摺 雁ケ腹摺山の西側.黒岳との間には大峠と呼ばれる大きく窪んだ鞍部がある。 この峠越えは真木小金沢林道の開通に共ない.雁ケ腹摺山周辺の山々を目指す.多くのハイカーには気楽に訪れることができるようなった。 ただタクシー料金は¥9000弱になる。私にとってはキツイ懐になっている。 大峠は渡り鳥.雁の鳥道を創り.タルミの意味で雁ケ原摺と呼ばれている。この周辺にはそれに類する山や峠が多くある。 雁ケ腹摺山以外に牛奥雁ケ原摺山.笹子雁ケ原摺山.もう1つ大和町の雲母山の支尾根に日影雁ケ原摺山(岩崎山1150m)がある。 雁ケ腹摺山の名を冠する山が近くに4座が聳え.それだけこの周辺は渡り鳥の山越が多いということだろうか。 大菩薩嶺から連なる小金沢連嶺の黒岳から東側へ派生した尾根は雁ケ腹摺山を起こし.三方に支尾根を延ばしている。 東側に延びる尾根は今綴って来た楢ノ木尾根. 正に大樺尾根で.大峰で南に向きを変え.瀬戸境として奈良子川の出合で終えている。 南東に延びる尾根は姥子山に至り.南に延びる吹切尾根で.野分ノ頭を経て花咲山へと続き.笹子川に没している。 又吹切尾根にある野分ノ頭から東方へ分岐した尾根は大岱山で更に二分し.東は宮地山.南東はセイメイバンを経て大月の岩殿山に至っている。 振り返るとこの1年.年末までの間に.どの尾根をも少しだけでも齧り始めるほど.大菩薩の南東部に通い続けたことになる。 今回は雁ケ腹摺山の南面.姥子山に登り.吹切尾根に掛かる林道を横断している。 登り戸 明るい南面の草付広場.14:48草地の広場の右上が雁ケ原摺山 姥子山への径に入る.14:48 姥子山への径.14:56雁ケ腹摺山南面の明るい緑豊かな草原を下り.直ぐ大峠への登山道を右手に分け.南東に延びる姥子山への登り尾を下る。 道標がよく整備され穏やかな高原のような登山道に変わっていた。35分ほどで更に広く開かれた。 未だ下草の生えぬ裸土の台地の白樺平にでる。ここは真っ平だった。 白樺平 白樺平(石ノネカ)で右手(南)に金山峠への登り尾の登山道を分け.少し離れた先の道標には姥子山への道しるべがあり. 直進すれば5分ほどで鞍部にでる。楢ノ木尾根南面の山腹を大きく回り込んできた奈良子林道で.今朝泣坂ノ頭南尾根を登りつつ望んだ林道。 この林道は朝方の起点から歩んできた奈良子線の丁度鞍部に当たり.裸土の林道を横切れば向かい側が姥子山への登山口が現れる。 県営奈良子線は起点.大月市七久保町大字奈良子と終点.大月市大月町大字真木を結ぶ林道で.県営真木小金沢線と繋がれている。 林道の延長は22.286m.奈良子側はダートで真木側12.179mが舗装されていた。 幅員3.6〜4.0m.標高のピークは約1480m.登り始めてからの標高差は約1200mになる。 林道奈良子線・・鞍部の西脇 姥子山登山口からピストン.15:18林道から頂への距離は16分ほどと短いが以外と手強い山径になっていた。 露岩混ざりの岩峰を縫い登るようなる。細長い稜は南北共に切れ落ちた痩せ尾根を示していた。 まずは振り返ると下ってきた雁ケ腹摺山を頂点とした楢ノ木尾根が緑深く望まれる。そこには雨雲が追い上げ頂へ 近づく様子が伺える。降りそうで降らぬ雨粒.もう降るぞと留まっている。又遠くに雷鳴らしき響きを聞いてもいた。 雁ケ腹摺山.大樺ノ頭 姥子山々頂.15:34姥子山は双子峰. 東西二峰からなり.西峰はミズナラ.モミ.ツガなどが生え.尾根状の峰で眺望はない。 それに比べ東峰は南面に断崖をもち独立峰的で.三方の眺望に優れている。 姥子山ルート 姥子山の登山口は昔は登り尾の1本東の鳥居尾根であったらしい。今登ってきた林道口ルート以外にオジョウガ沢東側に登山道がある。 矢竹の集落から奈良子線を利用するルート。本沢出合のゲートまで入れば最短距離で登ることができる。 泣坂ノ頭同じ登山口でオジョウガ沢を挟み2つの登山コースが取られていた。 北側のルートは姥子山の東尾根を登っている。地形図を読むと唐松立から望んだ方が印象が岩稜を 強く目に引く感じがある。南側ルートは西峰と東峰のコルにでる。ただ登山口で注意しないと南ルートに入る恐れあり。 又姥子山東肩.神社付近から北側に下る古い踏み跡があるようだった。 姥子山からの展望・・南大菩薩連峰と吹切尾根 南西面.雁ケ腹摺山からの吹切尾根.15:36奈良子川の源流を横切る林道奈良子線が吹切尾根の東山腹を刻んでいるのが望まれる。野脇ノ頭からは大垈山へと 左へ東尾根を延ばしている。左脇から急カーブで林道が吹切尾根を横切れば.真木小金沢林道と繋がれている。 浅利川上流の山々 南面・右景.真南の高川山.15:35野分ノ頭東尾根は1366m点コブを越え金山峠に至る尾根で.大垈山の尾根二又でる。東方は楢ノ木尾根と並行し宮地山にでる。 南方は晴明盤を経て岩殿山の天神山に下っている。又吹切尾根は鳥屋山から起伏ある尾根を下り.末端は梅久保山にでている。 金山峠周辺の山々 中景.送電線葛野川線葛野川線の10号鉄塔から金山峠付近に11号鉄塔があり.鳥屋ノ丸12.5mの北肩に建つ15号鉄塔へ抜けている。 その先は大谷ノ丸から林道桑西線沿いに下り.笹子川左岸沿いの山腹を遡り.笹子の新山梨変電所と結ばれている。 オジョウガ沢右岸尾根 左景.上の写真の左下・奈良子川下流側.15:36葛野川揚水発電所から綴られる送電線は昼頃通った楢ノ木尾根に建つ5号鉄塔を経て. 姥子山東尾根に建つ葛野川線10号鉄塔に降りている。 姥子山より東南面の山々 15:36展望 姥子山東峰からの展望は三方に広がりを見せ.素晴らしい眺望が得られた。 西面には吹切尾根が帯のよう南下し開かれ.これから歩む奈良子線に並行するが如く.山腹を刻む姿が望められる。 尾根を越えた遥か先には南大菩薩連峰の山々が幾つも頭をもたげていた。 南西面は鳥屋ノ丸方面に下るルート。行き通う尾根が重なり合い.深い谷間を示している。 手前が浅利川の源流になる。高度の割に起伏激しい稜が共に笹子川に向かい延びている。 南面から南東面は表道志の山並が霞みに包まれ遥か彼方に望まれた。今年になり少し集中して歩んできた山々がある。 おぼろでも最近歩んだことで.以外と山形が分かるのも不思議だった。 東面へぐるりと見渡すと扇山に権現山. 先月歩んだ三ッ森の麻生沢中間尾根に凝らして見詰める。 その左奥には奥多摩の山々が小さな刻みを付け遠く望まれた。見ている限り飽きない眺望が続く。 ただもう一度振り返る余裕はなかった。霞む山々を目を凝らし見続けていたが.見詰めれば更に居座ることになる。 又東峰直ぐ東肩の2つの木祠のある神社の往復も飽きらめ.林道に戻ることにした。 林道奈良子線 2ケ所目.崩壊させた土砂が擁壁と路面を埋める.15:58舗装され直ぐ現れた崩壊現場 姥子山はピストンし林道奈良子線の分岐まで戻り.左に折れ林道を南方に進むと5分程で.白樺平から綴られた登り尾の登山道を横切っている。 登り尾を下れば支線船窪線が横切り.百間干場から金山峠を経て.大岱山か金山鉱泉への道に繋がっていた。 林道奈良子線 林道の起点は七久保町大字奈良子.終点は大月市大字真木で.林道真木小金沢線に結ばれている。延長22.286m 舗装延長12.179m.幅員3.6〜4.0m.法面崩落の恐れがある為に通年閉鎖とあるが奈良子川本沢出合のゲートまでは通行可。 起点からは直ぐ土道になり峠を越え.この鞍部にでた林道から姥子山をピストン。再び林道を吹切尾根方面へ向い歩む。 この林道は真木小金沢線と奈良子線を結ぶ新しい林道で.林道名は奈良子線の延長上になる。 林道に入り10分ほどで再び舗装されていた。後は真木小金沢線の終点まで舗装され.更に桑西までの林道も舗装されている。 舗装から最初に右手へカーブした所. 2ケ所で法面崩落の現場に出遭している。その後は終点まで綺麗に林道は維持されていた。 姥子山.双峰と瀬戸越 奈良子川流域楢ノ木尾根.大峰からの後半.瀬戸境 用グラツリ尾根ナラ立と大岱山.右奥が権現山稜 林道歩き 梅雨の雨粒は留まっているものの何となく重たい空. ジッと何かに耐え忍んでいるような重たい空気に包まれている。 明暗の薄い林道を歩んでいる。 長い林道はできるだけ直線を描き歩む。カーブ.カーブを目線で追うことは飽きる林道歩きに変化をもたらしていた。 林道が吹切尾根(真木境)の東側山腹を回り込むようなると緩い登り坂に変わっている。 西側から南方に極端にカーブする地点に橋があり.手前から深い藪を漕げば短い距離で吹切尾根1516m点コブの南鞍部にでられる。 眺望も殆ど望めぬ林道は吹切(峰)1522mの東山腹に入り.南下すると漸く展望が開かれた所にでている。 東側の左後方に.先程の姥子山の展望台.岩壁が望まれた。用グラツリ尾根ナラ立と大岱山.楢ノ木尾根下の権現山稜. 三頭山笹尾根と綺麗な曲線を描く山並が綴られ.山並の層の厚さを示していた。 双子山,姥子山の北肩鞍部には歩んできた奈良子線が通ってをり.右下の谷間沿いは支線の船窪線が菅沢沿いを遡っている。 登り尾を下った所で百間干場と呼ばれ.金山峠の北側にでられる。 用グラツリ尾根ナラ立と宮地山 上の右景アップ・・吹切峰東側林道より.16:30右中の金山峠付近の10号鉄塔と左端欠ける大岱山
「吹切峰」は奈良子称で真木側では野分沢のツメにあたり.「野分ノ頭」と呼ばれ点名は「野脇」。 生い茂る樹林の絡みの中にあった。一度林道にでて.林道沿いに野脇の南側を回り込み.吹切尾根を横断する所でる。 ここで尾根を2つに分けている。吹切尾根の南側の尾根は鳥屋ノ丸から花咲山へ。東方は金山峠から大岱山.セイメイバンを経て岩殿山へ。 野分とは秋から冬にかけて吹く.強い風.台風を意味するようだ。 吹切峰真木川左岸尾根は少し下ってみるが薄暗く.予定だったが日暮れが近ずき諦め.林道に戻っている。 真木小金沢線へ横断 下れば林道奈良子線の終点.16:56 吹切峰真木川左岸尾根の取付き口林道は吹切峰から連なる野脇ノ峰(野分ノ頭)1498.6mの南肩を横切り.吹切尾根を横断している。 野脇の南面は深い擁壁になってをり.吹切尾根を南下する場合は一度野脇を踏み.再び戻り東方に延びる小尾根を下り林道にでる。 この小尾根は金山峠へと延びる東尾根。殆ど人のは入らぬ.大らかに延び開かれた尾根になる。 吹切尾根を更に南下する場合は林道の最初の東側にカーブ地点.吹切の尾根西端.バックミラー裏に踏み跡があった。 諦めた野脇沢右岸尾根 予定では4時40分の計算通り.15分の違いで林道と分れる分岐にでる。ただ途中でのチェックを忘れていた。 林道が尾根を横断したをり.正確にカーブをチェックしていればそのまま吹切峰真木川左岸尾根に取付けた筈だった。 ここから桑西まで1時間の行程.まだ日没まで1時間半あると思ったのが悪かった。 少し林道を下り.地図と林道コースを確認して時間をロスしている。 更に尾根に取付くと踏み跡は直ぐ見付けるものの.スズタケの藪に絡まれ,暗く探すルートが分からなくなった。 薄暗くなった樹林帯に黄昏は早く.藪に入って更に暗さを増していた。 スズタケの正面は小さな窪みが弧の字を描くよう横たわり.地図とは少し様子を異にしている。 右下へ.南西に下れば緩いワインドになり.円やかな中草里に出る筈だった。 後は尾根が起き.そのまま尾根筋を南下すればよかった。ただ下るには決心を鈍らしている。 先の藪絡みは尾根が薄暗くなり確認できなくなる。そのまま真木川に下っているようにも思えた。 枝尾根に入れば尾根は露岩で末端には高い擁壁が続いている。悩む間に時刻は刻々と進んでいた。 時間切れが林道を倍歩かさせられることになった。迫る雨雲に谷間は早い夕暮れが訪れようとしていた。 下り終えても桑西発の最終バスに乗り遅れるだろう。 帰宅してから調べると取付きの小尾根をその間々入り.5分ほどで右手に折れ.直ぐ左手(南側)に極端に向きを変えればよかった。 緩い登りになり.中草里にでる。早めに右手に折れると下ってしまう恐れあり。又15号鉄塔までの下りでは 細かいコブ.枝尾根口.平坦地で迷い易い地点が多く.明るい時間に下りる必要を改めて知ることになる。 ![]() 真木橋を渡り右岸沿いの大峠旧道にあった古い林班界標.17:35 林道を繋ぐ下山路 諦め取付きに戻り.林道奈良子線を桑西へ向かい歩む。殆ど登りはないが林道は桑西とは反対側を北上していた。 林道は目的地から遠ざかる長い距離になる。そして又Uターンして真木小金沢線と繋がれ.延々と下らなければならなかった。 林道下りの計算及び下るルートの選定はしていなかった。 今度は日没が気に掛かりだす。7時までに桑西へ着かねばけじめが付かぬと時折走る。疲れては歩み又走る。 カーブ部分は傾斜もあり走っても楽だが先に費やす時間が分からぬ間々.20分ほどで真木橋にでた。 その林道の道中で鹿1頭が私に目も向けず走り去る。間を開けず野猿2匹.更に鹿2頭が私の前で一度停まり.慌てて横切る。 県有林造成地,保安林保育事業施行地の標識を見て.真木橋を渡る。長い林道の起点から入山し.今その林道終点にでいた。 一度真木川右岸沿いの刈り払われた小径に入る。だが枝沢に橋がないことを思い.再び林道に戻ったのは奈良子線の終点へ。 繋ぎは右後方から2車線の幅広い真木小金沢線に合流した。 脇道と大峠旧道 林道を北上して丁度中頃の西側に大きくカーブする地点から西側に延びる尾根を下る。以外と確りした踏み跡があるらしい。 真木川の河原手前で車道(黒線)にぶちあたり.その間々左岸沿いに下れば真木川橋を渡った大峠からの県道に合わさった。 又真木川に下りた林道真木橋からは渡らずして.左岸沿いに確りした踏み跡が続き.前記の少し手前で車道にでている。 地形図を見ると真木川橋手前の県道と林道支線の焼山沢線が真近で接近する所があった。 擁壁の状況は分からぬが繋がる踏み跡等があれば.少しでも距離が縮められただろう。 又林道真木橋を渡ってから試みた右岸沿いの踏み跡径は昔の大峠に至る旧道だった。この踏み跡は早く諦められてよかったと思う。 ![]() 林道奈良子線終点.17:45 湯ノ沢峠に抜ける林道焼山沢線の起点.17:54 この先右後方から2車線の幅広い真木小金沢線が合わさる。真木小金沢線,終点絵図・・小金沢公園口で2010.11 県営真木小金沢線は起点.大月市七久保町大字瀬戸と終点.大月市大月町大字真木とを結ぶ林道。延長26.859mの舗装道路.幅員3.6〜4.0m 真木川橋を渡った所で振り返ると.吹切尾根を横切った奈良子林道の先程左岸尾根を諦めた地点が望まれた。 地形図を読むとから直線にして500mほどしか離れていない地点だった。歩めぬ空間を1時間掛け歩んできたことになる。 真木小金沢線伝いに10分ほど進むと湯ノ沢峠から下ってきた林道焼山沢真木線の起点にでる。もう昔のことだが湯ノ沢峠から 国鉄初狩まで下山している。ただ道中どころか距離感も忘れてしまっていた。昔は旧道の小径を下っていたと思う。 日向部との丁度真ん中辺りで真木沢に流れ込む湯ノ沢出合が望めた。湯ノ沢峠への旧道はここから歩むことになる。 今は道標どころか何の印もない.殺風景な場所だった。 大谷ケ丸南東尾根の北面 林道桑西線の起点.18:19右脇の柵が大月市営の桑西テニス場で脇の細道が林道桑西線の起点で.ゲートの左脇に林道標識がある。 右下の樹林を潜ると真木川にでて沈下橋で対岸に渡ると再び林道分岐ゲートにでる。 幾つかの分岐路を持ち.左手に折れれば南東支尾根を越え続けると終点になる恵能野川沿いにでられた。 林道桑西線 焼山沢線の起点から15分ほどで桑西線の起点がある日向部にでる。昨年何度も訪れている真木川右岸沿いの山々と出会っている。 ここから植林のトンネルを潜り真木川を沈下橋で渡った所が破魔射場丸南東尾根の末端になり.昨年の6月に入山している。 その折は長い雷雨に叩かれ急遽日川側の米背負沢を下り.大蔵沢橋側に避難していた。 林道桑西線はゲート先で直ぐ二俣になる。右手の支線に入れば破魔射場丸南東尾根の取付きへ。 左手を進めば大ゴー沢を遡り.小沢ドウミを峠越えして.アモウ沢の砂防ダムまで延びている。又恵能野川沿いに南下すれば恵能野の集落へ。 この頃は林道桑西線に係る尾根や谷を続けて4本の山行で通し.最後は南大菩薩連嶺の枝尾根を詰めている。 大谷ケ丸南東尾根.アモウ沢左岸尾根.そして滝子山東稜から天狗山へと。 何時かはこれらの尾根や谷を南北に縦断するルートを掴み.歩む積りだが,まだまだ手間の掛かる下調べが残されていた。 ここ林道桑西線の起点に着きホッとした。昨年はここまで遡り入山している。後3.40分で桑西の集落に入いるだろう。 大久保山とノロスラ 大谷ケ丸南東尾根と真木川を跨ぐ送電線.18:32吹切峰真木川左岸尾根に乗る葛野川線16号鉄塔と大久保山の北東尾根に乗る17号鉄塔 走ったり歩むスタイルを続けてきたが幾らか足並も早くなる。大久保山に架かる16号から17号鉄塔間の送電線. 葛野川線が頭上高くに現れた。もう見慣れた林道に先が分かり.気楽になるも.周りは更に薄暗さをまし.広くなった。 谷間縁を綴る林道の路面にも帳が忍び込んでいた。 山の神橋を渡ると真木川は左側から右手に流れを変え.右脇に無人の閑散とした富士急路線バスの「ハマイバ前」バス停にでた。 既に18時25分発大月行最終バスも出車した。妻に電話する。林道を3時間歩み電話の繋がる所にでた。又大月タクシーには桑西バス停で待つと頼む。 直ぐ桑西橋を渡ると左側に終点,真木小金沢線の標柱を見て.県道510号線と繋がれた。甲州街道から5.5kmの地点のようだ。 ここから真木川とも離れ.左岸の河川段丘に入ると間を空けずに桑西の集落に入る。 御前ノ頭(宮ノ入山)958m 桑西バス停の裏側が下る予定だった野分沢.18:5518:45桑西bs.大月タクシー¥3860.=19:22jr大月:25=20:07高尾快速:12=21:13お茶ノ水. 日が落ちてもまだ薄暗さは残っている。 バス停前の広場,民宿「きくや」前でタクシーを待つまでの間.地元の中年女性に「何処を登ってきたか?」尋ねられた。 「大峰近くの泣坂ノ頭から入り.真木川左岸尾根を下る予定だったが最後は林道歩きになりました。」と語る。 「登山道でない所で熊は怖くないか?」と問われる。「当然恐ろしい。出偶さぬことを願い登っている。」と答える。 彼女は明日赤岳に登ると云っていた。「気を付けて!」と伝え,迎えに来たタクシーに乗り込む。 今日も朝方のバスは貸切り状態.帰路はタクシーになる。今回は少し気負い過ぎたせいか.反対に長い林道歩きが待っていた。 集落の真中にある桑西バス停.19:00林道歩きが最後まで続くと全く考えてもいなかった。その為林道周辺の下調べを怠っている。振り変えると道中.細かい交差なり近道。 旧道や対岸ルートなどが以外と多い。山の懐だけでなく.私にとってはアプローチも大切な過程になっている。 常に終えてから思うことが多々あり.残念極まる反省が続いている。 最終路線バスは奈良子18:51.日影18:44.西奥山17:03 水分1000cc.サンドイッチとお茶漬け. 地形図「大月」「七久保」「笹子」.山と高原08「大菩薩嶺」. スカパ登山靴・・46.350歩 林道奈良子線から泣坂ノ頭南尾根を詰める 楢ノ木尾根に乗り唐松立.大樺ノ頭へと上半を登り詰め雁ケ腹摺山 姥子山にでて林道奈良子線から真木小金沢線へと繋げ桑西・・鹿と野猿 |