| 大菩薩連嶺最北の山・・黒川鶏冠山 柳沢「ブナの森」から濃霧一色に変わった黒川見晴台.その南北の管理道から黒川山・鶏冠山を越え.ハンノキ尾根伝いに高橋落合へ 柳沢峠から黒川山南面の管理道にでて黒川鶏冠山肩 黒川山と鶏冠山.奥社から北面管理道を経てハンノキ尾根を下り落合・・鶏冠神社奥社と「源水館」 百年の森から伝通院を越え下大ダワ経て境界尾根の墨川鶏冠山 北上し倉掛山に立ち西側の峠沢中間尾根の旧々作業道から笛吹川峠沢橋 霞む大菩薩嶺 黒川山見晴台より.13:17ガスの掛かる左は北尾根.谷間中央の薄く霞むのがエンマ御殿尾根 鶏冠山分岐一13:07展望台一13:24黒川山.一13:36鶏冠山.⇔展望台と13:24黒川山.⇔13:36鶏冠山. 鶏冠山分岐一14:23ハンノキ尾根.巡視路.横山峠分岐一15:11青梅街道一15:16落合.「源水館」h. 黒川山 鶏冠神社.落合集落.新横手山峠.柳沢峠.黒川金山跡の4方向を示す鶏冠神社の分岐には2つの道標が交わり.林班界標柱が立つ。 ここで小さな小学生の親子連れに出会っている。見晴台の様子を尋ねるも.やはり展望は微妙な眺めらしい。 答えずらく「傍なので出向いては!」と言葉が返ってきた。感謝して南側の脇道から見晴台分岐にでることにした。 分岐にでると道標に「鶏冠山(黒川山)」と記してあり.鞍部からUターンするよう黒川山に向かっている。 直ぐ上の高みに三角点標石が立つも何も示されず.藪絡みの小さなコブと云うより場所で.霞み展望はかった。 又見晴台の道標を安易に確認せず先に進みむと下りだし.慌てて初めの分岐に戻っている。 確りした監視路の山径で.尾根筋を進む先に見晴台がある。霞みが強いが奥秩父主稜の大パノラマが朧に初めて眺められる。 倉掛山から笠取山へと連なる奥秩父の頂稜 笠取山から唐松尾山.御殿岩木賊山と藤尾山 右景・・以前中央の鞍部は新犬切峠と犬切峠.手前の出合.一之瀬林道寄りに鶏冠神社の里宮がある 下を横切るのが国道411号.青梅街道.大菩薩ライン。中央左のコブが伝通院. 東に延びる尾根末端の下端の窪溝から入り込み.中間の尾根から頂の南側に回り込んでいる。 天狗棚山(藤尾山) 左景アップ左下の河原が落合で.その左脇の尾根が明日登る墨川山東尾根の末端 桶岩という岩の露岩した見晴台より. 東側を除く大展望が得られる筈だが.やはり霞み強くおぼろの情景だった。 下部に横たわるハンノ木尾根末端が高橋地区落合.柳沢川対岸が墨川山東尾根の末端になり.詰めれば頂.伝通院にでる。 左側の谷間縁にあるのが落合で.宿る旅館「源水館」が建つ。 黒川山々頂 ちょっと戻り「黒川山」.三等三角点標石1710.1m.13:24見晴台分岐に戻ると直ぐ尾根筋の左道脇上にある三角点峰の黒川山(鶏冠山)に立ち寄っている。 見晴台の帰路.仄かな高みと思えたコブ。踏み跡は高みの脇を抜けてをり.予備知識がなければ通り過ぎてしまうだろう。 頂は質素で山らしき雰囲気もないただの高み゙と云う感じだった。 鶏冠山への岩場道へ 鶏冠神社分岐に戻り東方へ.13:32黒川山の小岩峰 この小岩峰に鶏冠神社が祀られていた。岩峰の左脇から回り込むと小岩峰の西峰1700mの裏側(北側)にでられる。 黒川鶏冠山 鶏冠神社奥社.13:36鶏冠山 鶏冠神社の分岐に戻り.北側の小さな岩場の溝を攀じり.細く奥に連なる小岩峰を左から北側へ巻き込んだ岩上の鶏冠山東峰に立つ。 鶏冠山は黒川山から北東に向かい10分ほどの距離。 鶏冠山と云う名は丹波川方面から仰ぐと熱変成を受けた砂岩からなる露岩で鶏のトサカのよう見えることから呼ばれている。 厳頭に祀られられた鶏冠神社は犬切峠の南側の裾野に祭られた一ノ瀬高橋の鶏冠神社の奥宮に当り.絶壁を隔て丹波山村方面を剥いている。 展望よく飛竜岳.雲取山方面の山並が一望される筈だが.先程から全てががガスに隠され.足元の谷底さえ覗き込めなかった。 朝方の晴天は何処へ行ったのだろう。おぼろ過ぎる展望に.もう全てを諦めている。雨が降らなければ儲けものと考えるのみ。 又鶏冠山は多摩川水源の山であると同時に.大菩薩連嶺最北に聳える頂で.鶏冠山から笹子峠まのほぼ南北に連なる長い大菩薩連嶺。 甲斐の国中と郡内の分水嶺をなし.朝方の六本木峠まで戻り丸川峠へと南下して.大菩薩嶺から小金沢連嶺を越え.更に黒岳大谷ケ丸へと南下する。 笹子御殿を越えれば笹子峠.先は御坂山地に繋がれている。今回はこのままで落合に下り.明日は笠取山から南下する県界尾根に乗る予定でいる。 黒川山北面の管理路を辿る 林班界標柱が立つ尾根.13:53横手山峠から南側を巻く管理道を登り詰め.黒川山に立っている。下山ルートも同じく.地形図では北側を巻く破線路が描かれていた。 ただ共に苔むしる沢を抱きながら横手山峠からの南斜面の山径に比べ.北面は薄暗く少し陰惨な漂いを示していた。対照的な管理道に思えた。 柳沢川の金場沢の源流沿い北側の水平歩道が巻きながら進むと上写真の黒川山から延びる北尾根の尖っ突き地点にでた。 背は陰を好むコメツガ林で.トラバースの山腹道を刻むルート。石積みの改修が目立つ管理道が続いている。 この後は柳沢川に没するハンノキ尾根に乗り.下れば丹波側の落合集落にでる。変化に富んだ造形に苔濃く. 山陰でもあり閑散とした冷気を漂わしていた。ハンノキ尾根の上部分岐では横手山峠からの登山道とも合わせている。 苔むしる石積みも改修されている.14:05幾つか石積みのある小径の作業道を進むと赤帽の木片「3空石工4.7m平方.裏にL=10m=0.4〜05m」が石積みの横に刺されていた。 今日何度が見られたが改修工事終了の印らしい。何処も改修された石積みの脇に小さな赤帽の木片が刺され改修されたことを示していた。 分岐までの水平歩道は又.石積みの道.14:16次の石積みは全てが真新しい石材で改修されていた。小さな木片には「2空石工」とある。 近くに石材の採石場があるのだろうが殆どが手仕事。それも高い山の上.感服する思いで通り過ぎている。 苔着く古い石積み 年期のの伺える石.14:11横手山峠分岐 ハンノキ尾根に乗る分岐.14:23ハンノキ尾根の分岐.十字路で管理道と横手山峠方面からの登山道と合わさっている。 先ほど新横手山峠から黒川山の南面の山腹道に入り.鶏冠山に立ってから北面の山腹道をたどって.ここ分岐にでていた。 横手山峠方面からの登山道はこの先.ハンノキ尾根伝えに落合の集落へ下りている。更に直ぐ下では左後方から谷間へ下る管理道を分けていた。 伝通院 柳沢川沿いの青梅街道が見下ろされる.14:42 14:43裾野 ハンノキ尾根を下るにつれ径幅は徐々にゆとりが生まれ.後半で西斜面をZ形に巻き込むとカネバ沢の小沢が現れた。 「萩原山12/13」林班界標柱を見て.裾野に広がる扇状丘陵に下り着いている。 柳沢川流域の両岸から流れ込む各支流は.出合付近では勾配差が強い割に.大小に関わらず.出合周辺には河川丘陵が創られている。 山越えをすると裾野には大らかな森が築かられていた。その広がりは自然の豊かさに思え,山とは違なる優しい響きに迎えている。 深い森林帯に緩やかに流れ込む沢筋. 沢はうねり.所々に入り込む日溜りが又淡い明暗を創り.更に森に立体感を創らしている。 癒しの風景がホッとする気持を抱かさせる里へ下りる道。その気持ちを感ずるのは私だけではあるまい。 尾根末端の扇状台地.14:55 贅沢な自然美 尾根末端上にあった標柱.15:00 落合.荊部平(ぎょうぶ)の集落に降りる廃校となっていた出合の神金二小.中学校は更地に変わっている。 藤尾山 R411.青梅街道.大菩薩ラインにでて.15:11別名は天狗棚山.椹窪ノ頭1606.2m. 右下が丹波川柳沢川 丹波川柳沢川を渡る橋の手前で山採りをしていた水源林管理事務所の職員に出会う。今日泊る「源水館」を尋ねると橋を渡り. 青梅街道を右に入ると100mも下れば宿にでる。国道に入り込むと正面に藤尾山が聳え見上げられた。 左岸のパビロ沢に入り込む.脇に建つのが水源管理事務所落合出張所. その脇に塩山駅からの路線バス.終点「落合」バス停がある。 斜め前の少し路面坂に掛かる向かいの建物が旅館「源水館」だった。写真の正面手前の茂み裏になる。 酒屋を兼ねた木造2階建て.裏庭には丹波川が流れ.対岸(右岸)には巨大なソフトバンクのアンテナが聳えている。 バス停「落合」 過って青梅街道はjr奥多摩駅(旧氷川駅)から甲府駅まで路線バスが開業していた。1969年(S44年)3月に 小常木谷を遡行.している。その折は現地氷川駅で運行されていることを知り.慌てて駆け込むが偶数日だけとのこと。 運がよいのか悪いのか.買い出しを済まし氷川キャンプ場のロッジに宿り.翌日一番バスで丹波にでて.出合の取付まで街道を歩んでいる。 その後は高峰が多くなり.何時不通になったかは定かではない。運行していれば落合バス停にも停まった筈である。 旅館「源水館」 旅館兼酒屋.15:16青梅街道沿い,向かいが水源管理事務所 今日の宿は幼い子を含む親子三世代5名に茸採りの常連さんと私。風呂は4時.夕膳は6時頃. まだ日は高く時間をもて遊び.外にでて隣りの酒屋の玄関から缶ビールを。部屋でも煙草が吸えるかと聞き.押さえていた煙草も購入した。 一日一箱吸っていた煙草を一日3本に禁煙し.50日が経つ。今日初めての紫煙が2階の炬燵がある窓越からから緩やかに昇る。 2階の中央角部屋で.藤尾山をベランダから正面に見ながら呑む酒。少々足りないか? 日本酒も追加.外にでて再び購入した。 直接購入すると宿のプレミアを追加された。暇もあり原価で購入しに外にでる。 昭和の初期から開業している宿は.外の看板に「山菜料理とほうとう」を謳い,その食材が食膳に付く。 マエ茸.山ウド.ワラビ.茶碗蒸し.メーンは馬刺しにヤマメの甘露煮が2匹。天婦羅にカボチャのほうとうが付く。ご飯は食べ切れず.手を付けず。 家にさし歯を忘れ,硬いものが噛めない中.丁度よい料理だった。持参した硬いバン類は噛めず.リンゴは皮も剥けねば食べられると発見した。 改めて歯の弱さを知ることになる。それ故.和食の朝食はガッチり頂いている。 朝日を迎えた藤尾山 「源水館」2Fより.6:08朝食は7時には出られるよう,6時半に朝食を摂らせて頂いた。 その上,山に登り再び周回してくると告げると最終バスに遅れたら主人が送って下さると.素晴らしい言葉を頂いている。 伝通院に出向く。伝通院とは変わった山名だ。御屋敷から北西へ.1330m峰を越え入山する予定でいたが宿前に登山口あった。 100年の森から水源林巡視路を辿ることにする。 柳沢峠から黒川山南面の管理道にでて黒川鶏冠山肩 黒川山と鶏冠山.奥社から北面管理道を経てハンノキ尾根を下り落合・・鶏冠神社奥社と「源水館」 百年の森から伝通院を越え下大ダワ経て境界尾根の墨川鶏冠山 北上し倉掛山に立ち西側の峠沢中間尾根の旧々作業道から笛吹川峠沢橋 |