| ・・林道桑西線に係る尾根と谷Top 林道桑西線に係る尾根と谷X・・藤沢川と回顧の恵能野川にでる。jr初狩から藤沢川の左俣達沢に入り.ウシロ沢左岸尾根を経て滝子山南東尾根. 峡谷と穴カモヤを経て.滝子山東尾根から藤沢川源流を周回し御正人ノタルを越え.鞍部から沼ノ沢に下降―コクトチ沢から懐かしい恵能野川を下り恵能野へ 藤沢川から左俣達沢に入り.ウシロ沢左岸尾根を経て滝子山南東尾根 東尾根から御正人ノタル沼ノ沢を経て恵能野川・・イワカガミ.と御正人ノタル 下山・恵能野集落から桑西真木線と甲州街道 滝子山東尾根 滝子山東峰から東尾根へUターン.12:06東峰直下の明るく広い尾根は新緑に飾り立てられた大地。再び東尾根の踏み跡を綴る。 東尾根から北側の恵能野川へ下る 11:45滝子山中央峰12:00一12:48御正人ノタル一1060m圏鞍部一13:25小尾根取付き一13:44沼ノ沢.昼食14:10 一14:21巡視路標柱「U19号に至る」一14:30山ノ神一棚上沢一14:56崩れた桟橋一15:22木橋一15:30恵能野子神社. 中央峰を離れ東尾根に入る時.初狩に下るコースをハイカーから尋ねられ.私の戻った東峰1690.3mを越えるコースを教えている。 この東峰には初狩に下る道標があり.東尾根側には「この先は危険」のプレードが付けられ.東尾根を指す直接の道標は見当たらなかった。 私は直進する南東尾根と分かれ.東尾根に入ると再び青々とした若葉の満る低い灌木帯を潜るようなる。 まだまだ若葉燃ゆる目に沁みる癒の斜面が続いている。下っているせいか踏み跡は幾らか薄くなったよう思われた。 それでも確りし間違えるほどではない。取付きは長閑な樹林の初々しい若葉.青葉に覆われ.やがて痩せ尾根になり.岩場に突き当たる。 東尾根の岩場 根幅が狭まり花崗岩の岩場1350m圏にでて.12:18岩場の隅には探すほどもなくイワカガミのお花畑が点在するが既に終わりを告げ.色つやのよい葉だけが名残欲しそうに残され. カラカラの残骸らしきものばかりが点々と残されている。その残骸は岩場を登り降りする都度.手元.足元に見られた。 小さな可憐な花を咲かせていたのだろう。これ後は高山で出会うことになる。 急下降で落ちる痩せ尾根伝いに下る踏み跡は品を変え.先を変えて.岩場を避けては跨ぎ.高度を落としてゆく。 その間にも若葉の枝々が肩なり袖に触れ.新緑の樹葉に触れるだけで.香り高ききものを漂わしていた。気のせいだけかも知れないがそれがよい。 その為にワザワザ東京から新緑のトンネルを潜るために足を運んで来た。青々とした若草色の葉達に出会うために。 以外と続く岩稜帯.12:191440m圏辺りの分岐を右に折れ.尾根筋は狭まり.そこ先から複雑に絡む岩場帯に入る。 大岩は右に回り込む.12:22 大岩の積み重なる壁頂から下りる1本の尾根筋に乗り.新緑に覆われた岩稜帯を過ぎると.更なる深い若葉薫る大地に突入した。緑.緑.緑の世界. これでもかと思うほどの若葉に壁に突き当たり.覆われている。その樹海を縫い.急斜面を下り終え.ひと段落すると御正人ノタルにでた。 陽でる木洩れ日の薄い尾根筋を.12:39御正人のタルの西側 尾根の西側より見下ろす花崗岩のザレ場.12:48白砂のタルには足場の花崗岩は崩れ始めたザラ場でロープある。右がアモウ沢側 駆け落ちた岩場の斜面の窪んだ底は御正人ノタルになる。このコルを横断するには問題は藤沢川側と云うより. 北側のアモウ沢のツメにあるようだ。下れれば桑西林道が縦に走り.起点は真木桑西まで延びている。 コルから見下ろすと共に薄い踏み跡があるも.何処まで綴られているかが問題だった。 最近の情報では私が考えていたのとは反対で.タツ沢側の最後のツメは傾斜が強いだけで問題はないようだった。 アモウ沢側の側壁はコルを東に越え.巻き気味に急斜面を下降できるが.最後に沢底に足を置くにはやはりザイルが必要のようだ。 御正人ノタル越えができ.下ることができれば又違った展望が得られるだろう。 御正人のタルの東側 尾根の東側から西を振り返る.12:49沼沢ノ峰.1250m圏コブ東寄り 踏み跡注意・・頂から直進し.東北東に延びる踏み跡は×撮影した足場が南東尾根を下る取付き地点 沼沢ノ峰南東尾根のツメ 沼沢ノ峰から南東尾根を少し下り見下ろす.13:13御正人ノタルを下り返し.直ぐ突き上げるのが沼沢ノ峰.1250m圏コブに立つ。狭い頂は灌木絡みで展望はない。 本来なら藤沢川二俣中間尾根である沼沢ノ峰南東尾根を詰めて.この頂に立つ予定でいた。修正する積りも大分時間を費やしている。 それでも滝子山では昼食を摂らず.沼ノ沢に下り着いた地点で摂ろうとバナナとアリナミンバイタルで済ましていた。 沼ノ沢へ直接下りれば1時間弱で食事が摂れるだろう。 再び東尾根に乗る 尾根筋のアモウ沢側斜面.13:23南東尾根から再び東尾根に乗り下降する ルートのポイントとしてはこの1250m圏コブの地形の方が少々やっかいだった。その間々頂を越え直進すると.ずれて北東の 小尾根を下ってしまう。必ず一度南東尾根沿いに50mほど下り.やや段違いの薄い踏み跡を左に取っている。この分岐には何の印もなかった。 又折れて気持ち先へ進めば尾根筋ははっきりする。以前は東尾根を登りに取ったため.上へ上へと高みを詰めればよかった。 下りの場合は確認せず.直進している踏み跡を取れば.大変なことになっただろう。当時は気が付いていたと思うが忘れていたポイントだった。 ここからの東尾根は以外と長い下りが続いている。まだかと思うほど下る。丁度若葉覆う斜面を突き進むことになる。 そして下り切った鞍部というか窪地が.葛野川線鉄塔の西側の1090m圏コブとの鞍部に当たる。沢沿いに左へ下れば沼ノ沢への下降地点に入る。 尾根筋のタツ沢側斜面.13:24浅い踏み跡の小尾根頭 19号鉄塔への東尾根で.13:271090m圏コブ手前の鞍部先 作業道を見付ける 葛野川線19号鉄塔からコクトチ沢へ下る巡視路を避け.手前の鞍部から沼ノ沢へ下っている。一応緩やかに登っている尾根伝いに 北側へ下れる斜面を見付けながら1090m圏コブまで偵察し.なければ鞍部まで戻る積りでいた。 そして尾根筋が右に顕著にカーブする直ぐ西肩に踏み跡を見付けている。 取付きの茂みを潜ると小尾根に通じる作業道を見付け.近ずくと浅い踏み跡が尾根に残されていた。 下れる古い作業道を知った以上.鞍部からワザワザ沢沿いに下る必要もなくなった。又着実に沢沿いを障害物を避けながら下るより楽になる。 小尾根は顎を落とす急斜面.よくこんな所に造られたかと感心させられたり.感謝したりで.心弾ませアッと云う間に尾根末端にでた。 尾根は見るからに短い急稜で.茂みを潜り尾根に立ち.下れば20分ほどで沼ノ沢の沢底に下り立っている。 下った対岸にも踏み跡らしき形跡があった。ほぼ平坦になった大地を綴ればコクトチ沢との間の尾根を下り.出合に行き着いた。 小尾根末端 河原に降り.昼食の炊事場より.14:08中央の小尾根左が枝沢で.右が沼ノ沢.手前が出合になる 尾根末端.向かいの小平地で遅い昼食.13:54昼食 小尾根を挟む枝沢と沼ノ沢との出合.出合対岸が幾らか高みの台地になっていた。樹林も疎らな落葉の積もる平坦地いる。 降りてきた尾根を向かいに見ながら昼食にした。まずは小川の瀬々らぎで洗顔し.喉を潤す。気持ち冷く.少し喉にうまみが残る水だった。 ポリとコッケルに水を汲み.コッヘルで湯を沸かし.ラーメンに具を入れれば日清「ラ王」味噌味ができあがる。袋の表には「まるで生麺」とあった。 喉が渇きガブ飲みした。ただ久し振りのラーメンを熱くフーフー言いながら食べるのも乙なもの。 ここでもこの時期は小ブヨが多く.何処となく寄ってくる。余りにも煩く.最近の風習で煙草を1本点け. 風上に置けば遠巻きになりいなくなった。2匹のアブとハエが遠巻きに寄りそうが.手元まで来ることはなかった。 ここでもハイカーの往来はまずなく.煙草の威力は素晴らしかった。 沼ノ沢 左岸に広がるヌタ場.14:13一段高い左岸の台地に薄く刻まれた踏み跡を追う。この広い沼ノ沢左岸台地はぬかるむヌタ場が幾つか造られていた。 獣達には天国とも云うべき楽天地.掘り起こしも見られ.踏み跡もある。私のような侵入者は早く立ち去るべき所かも知れない。 丸っきり変わったスズタケが生い茂っていた森 左の茂み奥の河原がコクトチ沢出合.14:21山径奥がアモウ沢と大堰堤.桑西林道にでる 恵能野川へは巡視路から沼ノ沢に変更 沼ノ沢沿いに下り.コクトチ沢と合わさると出合からは更に広い河原状になり.黄色い巡視路標柱が左岸(対岸)に見られる筈だが分からなかった。 左岸段違いの台地縁上にあったのを想いだし.左岸のヘチに上がり.ヘチ上を幾らか探りながら下ると懐かしいL字鋼巡視路標柱を見付けている。 「U19号約15分(片道).18約40分→」とあり.珍しい「U」の記号が記憶に残され.何にか云いようもない気持ちに掻き立てられていた。 4年前と比べても大地の周り輪郭は殆ど変わらぬものの.ススタケの衰退は信じられぬほど進み.視界は広く開かれ.丸っきり違った場所に感じられている。 当時は秋たけなわの季節.華麗なと云うより.この辺は一面ススタケの薮に覆われ落葉も多く.視界も途切れがちだった。 ここを過ぎた上部の丘陵はスズタケに小さな竹藪が飛び火のよう散りばめられ.竹の根が一面のスズタケの原に侵略し始めていた頃だった。 今は更に広く下流にも.共に衰退は広がっていた。侵略してきた竹林も.どれもが折れ.大地の見晴らしはよくなるが.枯竹の残骸で歩き難し。 鉄塔巡視路のある.道標のコクトチ沢右岸を見る.14:21コクトチ沢対岸の茂みは反対に密度を増している。前回は大地が広く見えていたと思う。その姿を確認してアモウ沢から アモウ乗越にでている。この巡視路のルートは荒れた浅い踏み跡の急斜面と知り.地形図を読んでルートを変えている。 地形図を読むと呆気ない下りで沢底に下りられた。以前はここで水を求め.食事を摂っている。 今回は19号鉄塔から巡視路に導かれ恵能野川沿いに辿り.小沢を遡り林道から大ゴへ抜ける積りでいた。 又大谷ケ丸南東尾根を詰めた折は大久保山から山椒沢出合に下り.右岸尾根を岡松ノ峰へ変則的に登り返している。 枯竹が広い範囲に我儘顔に覆う 恵能野川とコクトチ沢に挟まれた尾根.14:26枯竹 高みから見下ろすとそれほど感じないが.目線が同じ高さでは.枯竹は太く煩い竹林が以外と多い。それも全てが中ほどで折れている。 この状態はここから恵能野川の山ノ神まで続き.折れても節は強く.跨ぎ潜るのに苦労させられている。 以前はズッと上流側で竹藪を見て.更に斑に数本づつ塊り合う竹を見ていた。それもどれもが根こそぎひっくり返っていたと思う。 又根株がまだ小さく.周りの樹林に抑えられ.勢力を伸ばすまでには至っていなかった。点々と同じような間隔で. 1本づつ折れ立ちしていた。全部となると竹の重みで折れたのだろうか? これから攻撃的に勢力を伸ばす序盤なのだろうか? 分からぬが今までとはまるっきり違った樹相になり変わりつつあるような気配が伺えた。竹林の勢力の強さをも改めて驚かされていた。 山ノ神 神木と共に崩れる姿.14:30恵能野川を下降することを決め.知った道と先を探るが雑になったのか.山ノ神手前にある筈の「19号.18号へ至る」の 分岐標柱を見失っている。時間から計算してみると桑西林道にでて.大ゴ沢に回り込み.上流を探るには少し時間が足りなくなっている。 ルートを変更して.できればと期待もあったが.無理をせず恵能野川を振り返り.過って歩んだ作業道を歩むのも捨てがたかった。 アモウは尼落沢と書き.1965年刊行の「大菩薩連嶺」岩科小一郎著には白縫姫伝説と繋がり.白縫姫が隠れ屋として.これほどよい所はないと. メグミヨキ野の意で恵能野と命名したと云われている。 手前では恵能野川を渡渉する.14:36上流側の「18.19」のL字鋼巡視路標柱 左岸歩道 更に荒れだした棚上沢.14:16 時折凛々しい姿を現す檜.杉の植林.14:47渓流沿いは細切れに雑木林を抱えるが立派な植林帯で.間伐も終えて巨木林が育ち.手間のかからなくなった分. 入る作業員も少なくなったのか.山径は以前より荒れ始めていた。 棚ノ滝 薄暗くなった谷間に響き渡る滝音急に樹林が密る深い渓谷になると.外とは空気までもが隔離されたような薄暗い光景が映しださせていた。 滝壷から吹き上げる風が頬を冷たく撫で.足元の半ば崩れた桟橋は足場を落葉で埋め尽くしている。ここは依然と全く変わっていなかった。 遡った前回を想うと道中の距離にしては丁度半ば辺りになろうか。 変わらぬ左岸歩道の桟橋.14:56山径は改修どころか崩壊は続き.幾つもの窪溝を横切る作業道は小さいが細かく崩れ始めている。 ぬかるみに仄かな踏み跡を見て.最近では数えるほどしか入っていないようだ。 中流では恵能野川とコクトチ沢とに挟まれた幅広い尾根沿いは樹相が変わりつつある。 踏み跡と云うより.赤テープが先への道しるべになっている。 川沿いは自然林.大巻きには植林と広く覆われる 手前に橋は崩れ.左岸に渡渉.15:07相変わらず排水管が転がっていた。川岸に「18.19.分岐まで約50分」と懐かしい黄色い巡視路標柱があり。 右岸の植林台地を回り込む.15:08 倒木の蔓絡み空中に留まる不思議な光景.15:13太い杉林を縫い下ってくると自動車工場跡.ブロック造りのやや大きめの家屋が右手に現れる。 懐かしさく想い出すも.崩壊は激しく更に進んでいた。それはこの建物だけでなく.作業道も巡視路も.崩れた場所は 其の侭での姿で維持されている。山径は崩れ.狭まっている所も多い。もう集落の奥山と云うよりは忘れ去れた場所になりつつあるようだ。 林道の終点 集落に戻る木橋は健在.15:22恵能野子神社 以前より朱色も大分褪せていた.15:30 恵能野子神社手前の永久橋を右岸に渡れば恵能野の集落にでる 前回訪れた時は真新しい朱色に塗られ.何処もが神々しく祀られていた。今は日焼け色褪せている。 入山は藤沢子神社で山の安全をお願いすることから始まり.下山は別の神社だが恵能野子神社でお礼を述べ里に降りている。 ここ恵能野子神社向かいの永久橋を右岸に渡れば舗装された里道になり.恵能野の集落に入る。 この脇に1台の自家用車が停まっていた。青年が出てきてビッくり。彼はこれから渓流釣りをする云う。 種目を聞くとテンカラと答える。狭い谷間で自由に竿を裁けるのだろうか? 足元でも釣れるかと尋ねる。直ぐ入渓して頂いた。 自信がありそうな彼。そっと樹間から見下ろす私。小さな瀞場を流している。暫く見続けていたが.釣れる前に退散した。 藤沢川から左俣達沢に入り.ウシロ沢左岸尾根を経て滝子山南東尾根 東尾根から沼ノ沢を経て恵能野川・・イワカガミ.と御正人ノタル 下山・恵能野集落から桑西真木線と甲州街道 |