| 南大菩薩.滝子山をめぐる南東.東尾根. 滝子山と沼ノ沢ノ峰・・ 藤沢川流域Top ・・滝子山をめぐる尾根Top 第一弾.藤沢川左俣から滝子山南東尾根に立ち.滝子山東尾根から御正人ノタルと沼ノ沢。 藤沢川達沢のウシロ沢左岸尾根から滝子山南東尾根・男道―東尾根に回り沼ノ沢を下降.恵能野川本流を下る 2016年05月29日.松村 jr初狩から藤沢川の左俣達沢に入り.ウシロ沢左岸尾根を経て滝子山南東尾根・・峡谷と穴カモヤ 東尾根から御正人ノタルを越え沼沢ノ峰から沼ノ沢を経て恵能野川 恵能野集落から桑西真木線と甲州街道・・下花咲 「新バリエーションハイキング」松浦隆康著を購入し.3日目にして決めたルート。若葉萌える新緑を求め笹子川の支流藤沢川に入る。 予定では藤沢川を遡り.沼沢ノ峰南東尾根を詰め.9号鉄塔基部から恵能野川を遡って.小沢ドウミから桑西林道にでる。 又大ゴの上流を散策して下山する積りでいた。それが尾根ではなく.達沢に入ってしまい.久し振り滝子山の頂に立つことにした。 修正したルートは滝子山南東尾根に入り.東尾根を下って沼ノ沢ノ峰に降り.更に鞍部からは時間を短縮し沼ノ沢を下り.恵能野川にでている。 ただ時間のロスを考えるとこの先.小沢越えをして.林道を桑西へ下るには最終バスの時間的余裕がギリギリになり.素直に諦めている。 後は以前歩んだ恵能野川本流を下り.真木川に合わさってからは時間のある限り.新緑に覆われた渓谷を綴り.笹子川から甲州街道にでる。 左上は滝子山南東尾根末端の567m点コブ 初狩駅ホームの右車窓より・・2017.06.17/7:19谷間に藤沢地区があり.越えた鉄塔は東尾根に乗っている。右端が鳥屋ケ丸. 背奥は黒岳から雁ケ腹摺山楢ノ木尾根になるのだろう。 笹子雁ケ腹摺山.お坊山.峰の山 jr初狩駅構内の広い引き込み線に入る.7:30初狩駅から滝子山東尾根へのアプローチ. ir初狩駅構内の改札とホームの間に今でも残るスイッチバックの長い引き込み線。 笹子側には構内の端に何本もの駐留線がある。中央東線は左の茂み裏に本線が走っている。 5月29日(日).快晴後曇 jr御徒町5:11=5:15神田:20=6:26八王子.松本行:35=7:26初狩. 松本行.始発の鈍行列車は八王子で乗り換える。久し振りに乗車した中央本線。高崎線.宇都宮線の如く.ボックスシートはなくなっている。 長距離らしかぬ編成は残念だが小糸線などは新たに観光用に? 工夫した車両が運行されてもいる。上手い方法はないものだろうか。 トイレは前後に2ケ所の車両に設けられていた。 殿平 jr初狩駅450mの駅前通りから.7:35駅前通りの突き当たりがT字路の甲州街道 藤沢川左俣達沢から滝子山南東尾根 jr初狩7:32一7:44笹子川富士見沢橋一8:00藤沢子神社一富士見沢いこい村一8:38山之神社一8:53第4堰堤 一9:06穴カモヤ付近一8:50達沢一11:13南東尾根に乗る一11:25上部男.女坂分岐一11:45滝子山中央峰12:00. 数年前に東尾根から南東尾根を繋げ.滝子山を左回りに縦走し周回ている。その帰路通った国道の裏道.住宅地を通り藤沢へ。 駅前を左に折れ.路地から宮原橋を渡り.引き込み線の半ばから右折して.甲州街道.藤沢口交差点を横断して笹子川を渡れば藤沢に入る。 引き込み線を最後まで歩めば大幡峠に抜ける大幡初狩線に突き当たり.右折して少し戻りことになる。 南大菩薩連嶺東面最南端の山々 宮川に架かる小さな宮原橋を渡る.7:37笹子川北面の山々・・滝子山南尾根と南東尾根末端 正面の567mコブは穴沢と藤沢川との間の支尾根末端に聳え.右手奥にある藤沢集落を見守るよう砦のごとく構えていた。 手前の小川の宮川を遡れば鶴ケ鳥屋山と高川山とを結ぶ大幡峠へに突き上げる峠路があり.越えれば都留市へ。 沢井沢ノ頭と馬立山.右に下って札金峠 下初狩の引き込み線終点から九鬼山南尾根を振り返る.7:41宮川宮原橋を渡ると右手は住宅地.左手は引き込み線沿いになり.振り返ると桂川を隔て.「富士みち」が河口湖へと続いている。 向かいは道志山地の西端の山並として連なり.御坂山地との境にもなっていた。沢井沢ノ頭の手前は菊花山から延びる沢井の広大な台地だろう。 滝子山南東尾根末端と右上が滝子山東尾根 側子地区へ笹子川を渡る.7:44国道20号線.藤沢入口で笹子川を渡る 富士見沢橋手前側子地区より筋沢の集落口を望む。 中央高速道の橋桁.左詰が滝子山南東尾根の末端で.右詰は東尾根から回り込み南下した尾根末端。 藤沢口 中央高速道が藤沢集落の砦門のよう構え.左上が567mコブに笛駒線の送電線鉄塔が建つ。 このコブの上流が北方川と穴沢流域に当り.又滝子山南東尾根の末端になっている。 葛野川線の巨大な21号鉄塔の手前が穴沢山になり.奥の主尾根上には20号鉄塔は東南尾根に建つ。藤沢川を跨ぐのは笛駒線鉄塔. 富嶽と藤沢集落 集落の高台高度500m付近より.7:59国道から側子地区を横切り.笹子川富士見沢橋を渡り.中央高速道を潜ると2つの送電線(笛駒線とjr大-勝線)が架かるのを見上げられた。 藤沢川沿いに.この先高度500mほどまで辿れば藤沢の集落に入り.中央の里道を抜けて.高台から振り返ると集落越しに秀麗たる富嶽が望まれた。 やや朝の陽光は強いが気温の低い大気が肌に触れ心地よい。この先にある藤沢子神社までは前回通った東尾根へのコースをたどっている。 藤沢子の神社 滝子山南東尾根に向かうハイカー.8:02大杉の裏側から東尾根.「堰ノ平通り」に入る 藤沢の大杉境内の中央が天然記念物の「藤沢の大杉」. 周囲11m.高さ45m.周りの植林された杉林とは異にし.神木の大樹として祭られていた。 本殿の左手前には出庫を構え.大人神輿と子供神輿が納められていた。我が町会の会館にギュー詰めに納められた神輿類を 考えると贅沢過ぎる風景。ガラス窓も又素敵な構えだった。渡御は東京下町の御祭礼と同様に.本社神輿を担ぎ練り歩くのだろうか? 大杉との間の奥に立つ白い道標は百反刈山から殿平に至る「堰ノ平通り」(せぎのでいらどうり)の登山道となり.杉の美林を抜けている。 鞍吾山に抜ければ滝子山東尾根の取付きでもあり.今回はこの東尾根の上部にある御正人ノコルには藤沢川から滝子山に立ち. 東尾根の逆側から出向いている。沼沢ノ峰南東尾根を詰める積りでいた。そして裏側の恵能野川から小沢を遡り.大ゴ沢に至る予定。 藤沢の右岸沿いの林道を辿る.8:10藤沢子神社を右手に戻り.藤沢川沿いの林道を辿る。 下ノ田橋で右岸に渡ると左手に滝子山南東尾根の登山口があり.大沢に向かう「←滝子山入口. 初狩駅↓」の道票を見ている。 私は左に分けて.藤沢川本流沿いに「瑞岳院」への林道を直進した。 杉林を縫い.再び幅2mほどの木橋に鉄板が乗る鉄橋で左岸に渡ると廃バンガロが並ぶ「富士見いこい村」の中に入た。 通る脇にはバンガロが幾つも放置され.どのバンガロも自然崩壊の一途をたどっている。又ここからは大ヒカチ沢から尾根に取付くと先ほどの案内板. 殿平へ続くハイキングコースがあり.百反刈山から堰ノ平通り.藤沢子神社へと続いている。 山之神社 左岸道に入り.鳥居から参道奥に木祠が祀られている.8:38左手の本流に掛かる第一堰堤を見て.右手に支流のソモウ沢,出合を迎える。見上げれば幾つもの堰堤群が段違いに築かれていた。 出合60mほど手前から左岸尾根に取付けば樹間からの堰堤を見下ろしながら860m圏コブを経て.主稜を北側の鞍吾山に至る。1時間. 山之神社の鳥居と木祠を右手に迎え.瑞岳院入口を入って左に分けている。石門の右脇には「龍門」と彫られている大石を見てもいた。 そこを右に折れ河原沿いになると直ぐ右前方に第二堰堤が築かれていた。 ここで瑞岳院の道を左に分けると舗装された林道は終点となり.先は道幅は時として広く保ちつつ.崩れる山道に変わって林道は終点。 沢沿いに大きく塞ぐ第三堰堤を左岸に渡渉し園地を越えと踏み跡になった。又本流には4つの堰堤があり. 2つ目と4つ目の堰堤には.丸太の化粧飾りがコンクリートの土台に飾るよう組い込まれている。 第二堰堤上を越える.8:48林道の終点から化粧された第二堰堤の手前を飛び石伝えに左岸に移り.堰脇の岩壁縁に回り込み第二堰堤を越えている。 堰堤上の水溜りと思われる小さな池は澄み.岩魚が棲んでいた。近ずく私が左足を踏み込んだ途端. 岩魚は急転回し潜り込む。 釣れる雰囲気は持っているものの.流水する先は細く.釜と呼ぶべき渓流釣場としてのポイントはこの先殆ど見当たらなかった。 そしてここまで来ると道幅も狭くなり.山径らしくなる。渓流の瀬々らぎを聞きながら.歩を進めば少しづつ渓谷の奥深さを知るようになる。 V字状の狭い谷間は樹海に入れば更に薄く.踏み跡らしくなった。 第三堰堤を越えると急に山懐らしくなる.8:52醍醐堰堤 木目に跳ねる水粒が清々しい.8:53第一堰堤のコンクリートは丸太の化粧で木目調に施されていた。左岸から越えている 団子指出合左岸の支流でて.ここから藤沢川を出合まで歩む.8:56団子指出合らしい左岸の支流にて対岸に渡ると細い踏み跡に変わり.経路はない。 適当に踏み跡.歩き易い所を求め.急に樹海に覆われた谷間は小枝を払い分け綴るようなる。 細い山道と云うより薄い踏み跡へ入る.8:58歩き易い所を右岸左岸に渡渉して進む. 左.穴カマヤ(釜屋)・・細い流心を渡り返して遡る.9:05切り立った渓谷は太古から続く自然の流れを重ね.創り上げられてをり渓谷として.短いながら変化に富む造形を創りだしている。 人の手が加えられていない山や川の美しい景観は春季が訪れると共に陽光が谷深く射しこみ.新緑は渓谷を彩り. 豊かな大地を創りだしている。そして更に進めば脆い露岩帯に変わり.崩れた岩屑状の谷間へと進化させていた。 穴カモヤ(釜屋)付近 幾つのの奇岩.岩穴が右岸沿いにあり.9:06穴カモヤらしきものを臨むも.他にまだあると遠目で見渡しているうち通り過ぎ.更に荒れた岩場の渓谷になっている。 穴カマヤ 岩科小一郎著「大菩薩連嶺」には滝子山東側,藤沢川上流の団子指から棚沢に至る間に岩石尖兀として屏風を立てたような屏風岩があり. その付近に穴カモヤと称する岩穴がある。以前は穴口の大きさ三米ぐらいであったが.道管請の彩に一部をこわしてしまった。 それでも現在十数名いれることができる。棚沢付近にはその名の通り小さな棚が三.四十もあり。 地元藤沢では穴カマヤ(釜屋)と呼ばれていたとのこと。その岩屋は(穴カマヤ」と云う名称で昭和34年当時でも10数名が入れたとのことです。 ちなみに(穴カモヤ」の場所のヒントは文中の道普請と単語にあります。道普請とは道路を造る為の公共事業という意味で, おそらく古い林道か又は生活用古道に沿った場所に穴カモヤが有ったとのことで.もう一つのヒントは団子指と棚沢の間とのこと。 藤沢川一番の廊下.9:23谷間の両側は競り上げる側壁を築き.狭い廊下に閉ざされ日差しを薄くなる。陰り急に薄暗くなった流心は岩盤の谷底を走り. ここはその脇を攀じ登っている。左岸の山腹には更に大回りに巻き込むと山径が綴られていた。 棚ノ沢の核心付近の奇岩群.9:24左俣達沢口 右正面が沼ノ沢御跡右尾根の末端.9:58緩やかな沢底の斜面と伏流するタツ沢・神戸沢の出合に到着。谷間の左俣達沢口. 右俣が神戸沢になる。 右上の尾根末端は沼ノ沢ノ峰南東尾根。 薄い踏み跡を最後まで忠実に辿り.本流左俣の達沢沿いに入ってしまっていた。涸沢から沢幅広い河原状に伏流した台地を辿っている。 先方は変化に乏しく.長いと時計を見て.周りを見渡すと出合を過ぎていた。偶然撮った右側の起き上がりが沼沢ノ峰南東尾根末端。 仕方なく沼沢ノ峰と滝子山との,どちらか南東尾根を取るか考える。結果は山陰の日陰尾根を選び.久し振りの滝子山に登っている。 後で思えば戻った方が早く.又計画通り実行できただろう。又右の尾根に向かっても時間的大差はなかった筈である。左の尾根を選んでいる。 達沢沢沿いに広がる河原状台地980m付近.10:03出合から少し上流側に向かうと傾斜は緩み.更に沢幅も広がり開かれだす。 若葉溢れる新緑の世界が開かれた。高度を上げるにつれ.木々の葉は鮮やかな若葉色に変え.染りは更に深まっていた。 陽差しに踊らされた樹葉の一葉.一葉は陽光を受け.煌めく緑のシャーワーを大地に降りそそらしていた。 木洩れ日を透す明かるさと重な合う樹葉は更に煌めき輝いている。 賑やかな春蝉の鳴き声がこの谷間にも響き渡る。少し音色の異なる.もう少し伸びる音色とも重な合っていた。 それでもこの賑やかさは真夏の暑さを誘う蝉の煩さはない。澄んだ音色はあくまでも緑のカーテンと同調しているようだ。 南東尾根の枝尾根1100m付近に乗り.下流を覗く.10:32河原950m付近では左側からの尾根末端が扇状に開かれ.足元の河原に向かい落ちている。ウシロ沢左岸尾根のようだ。 標高850m付近から踏み跡は消え.沢底が広がった河原は.何処からでも尾根に取付き易い場所だった。 沢底980m付近から尾根に取付く。最初は手で支える急斜面が続くが喘ぐ距離は短かった。 ひと登りすれば枝尾根の上に乗り.下流を見ても樹林に覆われ.木洩れ日は薄く.若葉の仄かな香りに私自身が包まれる。 本尾根1140m付近.10:33 南東尾根1200m付近.10:49南東尾根のルート 南東尾根の檜平1336mからは南面に滝子沢右俣(一ノ沢)と左俣(二ノ沢)との間を下る中間尾根に登山道が築かれ. 白野にでている。更に下の1250m圏の白野分岐からは北側の寺ノ沢を下る踏み跡がある模様。 南東尾根の登山道は穴沢山954.4m手前の1000m圏から尾根筋とは離れ.大沢沿いに下れば,朝方の滝子山登山口にでられる。 又南面の北方川(平栗沢).穴沢流域は笹子川に直接没する尾根の末端になり.踏み跡径だが色々ルートを取ることができるだろう。 以前南東尾根を下った折は北方川右岸尾根を経て.天神山を越え.藤沢口まで周回している。その折は天神山の手前で2匹. 否や2頭のウインボーを見付け.私の足元にヨチヨチ寄ってきてきた。可愛いしぐさに惚れ.嬉しさが込み上げていた。 滝子山南東尾根 南東尾根1390m付近に乗った地点.11:13右奥の黒い影が中学校の山岳部一行 地形的には,樹相も殆ど変わらぬ南東に延びる.変化の乏しい幅広い尾根を詰めている。ただ青葉の深い茂みに飽きることはなかった。 傾斜が緩むと檜平1336mの上.1390m付近の男坂にでた。ほぼ1時間弱の行程. 開かれた台地に天空が近づき. 主稜の尾根筋は明るさを増し.尾根に乗ると南斜面にはツツシの花゙が咲き競っていた。 南東尾根に乗り.頂へと方向転化する間もなく.尾根の下から掛け声が上がってきた。その方向へ振り向くと団体さんが奇声を上げ近づいてくる。 それも若者の声.黙々歩きハッパを掛けられているているようだ。遅れては彼等に巻込まれると.休む間もなく私も踏ん張った。 10分強で男道と女道との分岐にでて道標を見る。その先は1490m圏の平坦な尾根に変わる。トップに追い付かれ.聞くところによると 中学校の山岳部.十数人が参加しているようだ。尚更抜かれてはと頑張る。もう一息で頂に立つ。 上部に至っては平凡な所にロープが付けられた所を4.5ケ所過ぎると.妬けに咲き競うツツジを見て.その勢いに乗り中央峰にでた。 滝子山中央峰 ツツジの咲き競う山頂1610m圏.11:49強い陽差しで木陰に集うハイカー 昼食・・頂の茂みに隠れる風景.12:00展望はあるものの霞み強く眺望の利かぬ頂になっていた。 狭い頂には強い陽射しを避け.木陰に逃げ込むハイカーで満ちていた。丁度昼時.皆落ち付き腰を降ろしている。 そこに先程の中学校山岳部の団体が姿を現わした。急に陽射し下にも学生達が流れ込み.ごったかえしている。 私は炊事のこともあり.少し遅くなるが沼ノ沢でと決めていた。まだひと働きせねば着かぬ距離. 軽く間食を摂り.頂を離れることにした。 jr初狩から藤沢川の左俣達沢に入り.ウシロ沢左岸尾根を経て滝子山南東尾根・・峡谷と穴カモヤ 東尾根から御正人ノタルを越え.沼ノ沢を経て恵能野川 恵能野集落から桑西真木線と甲州街道・・下花咲 |