| 19号台風の災害と黄砂に覆われた大丹波川左岸の2つの支尾根・・大左名無し尾根Top 都県界尾根の槙ノ尾山.棒ノ嶺.黒山から常盤尾根に移り.大伐採地前の馬仏山から新秩父線34号鉄塔尾根を下り.jr川井駅に戻る。 大丹波川右岸から取付く槙ノ尾沢左俣右岸尾根と馬仏山沼沢尾根 「大左名無し尾根」から都県界尾根を綴り棒ノ嶺―黒山からは分かれて常磐尾根に乗り.岩茸石山.馬仏山から沼沢尾根を下る。 2019年10月31日.松村 清東橋bsから槙ノ尾沢左俣右岸尾根を詰め槙ノ尾山・・濃霧と黄砂 棒ノ嶺にでて黒山から常磐尾根に乗り岩茸石山 逆川ノ丸から小さな馬仏山を越え沼川尾根を下る 先週の台風19号の猛烈な豪雨は東京近郊の山々にも膨大な被害をもたらしている。日原方面は街道の崩壊に伴い通行不能になり. 小川谷処か.日原地区を孤立化させ.改修されるまで数ケ月間を費やす災害を受けていた。奥山は暫く諦めざる得なくなる。 どの山域もまだ被害状況が分からぬ間々.手近な大丹波川沿いの「大左の名無し尾根」を選び.中秋の山空を仰ぐことにした。 前回の山行では入川谷からエビ小屋山南南西尾根を詰め,曲ケ谷沢を下り.大丹波林道を下りている。 その北側に位置する「大左名無し尾根」の槙ノ尾沢左俣右岸尾根を目指す。 今年に入り輪光院ツガ尾根・黒山逆川右岸尾根に続く3弾目として.北端に当たる槙ノ尾沢左俣右岸尾根からの「大左名無し尾根」に入る。 下山は棒ノ嶺・黒山と大丹波川左岸沿いの主尾根を繋ぎ.「大左名無し尾根」の下流側・馬仏山沼沢尾根を選んだ。 直接・jr川井駅に下りることにした。規模的には一回り小さな山域だが秋晴れに恵まれれば眺望も楽しめられる。 ただ好天どころか強い濃霧と黄砂に.山は一日中包まれた。 大丹波川.清東橋バス停.7:35今年は幾らか遅い紅葉.それでも薄っすら色味を掛け始めた山肌。背は真名井沢北稜下端. 槙ノ尾沢左俣右岸尾根 槙ノ尾沢左俣右岸尾根は都県界尾根の槙ノ尾山から西側300m足らずに頂を持つ910m圏峰で.南側の奥多摩山域に延びる支尾根。 槙ノ尾沢左俣の右岸沿いの支尾根で.末端は林道大丹波線の槙乃尾橋付近で大丹波川に没している。向かいには真名井沢北稜が横たわっていた。 都県界尾根にでてからは大丹波川の左岸沿いに連なる峰々を棒ノ嶺・黒山・逆川ノ丸・岩茸石山と綴り. 馬仏山から大丹波川に向かい沼沢尾根を下り.新秩父線34号鉄塔を経て.直接.jr川井駅に戻るコース。 林道・登山道は共に台風による影響を強く受け.どの方向の道標にも登山道の「通行止」を示していた。 2つの台風・・19号・21号 路線バスの車掌との会話では台風19号に係りる大丹波川流域では床上浸水の被害はなかったものの. 枝沢の濁流による被害が点々と起きた模様。窓・戸口から侵入した雨水は激流となり.家屋内におびただしい量の水害跡を残している。 ただ風が弱かったため大分助けられていると云っていた。 最前列に座る私.車掌が指をさし.沢口を見て.この小沢もそうだと云う。ここは3ケ月前に黒山南西尾根に登った取り付きの逆沢。 台風の襲来から2週間経つも.道路沿いの家屋では家具類の片付けや水洗いに専念している姿が今だ見受けられている。 7:44百軒茶屋脇の棒ノ折山南尾根を詰める道標・・林道・登山道はここに限らず全て.「通行止」と付け加えられていた。 10月31日(木)曇・・頂稜は濃霧と黄砂 jr御徒町4:45=4:58東京5:10=6:07立川:10=7:17川井:20バス=7:36清東橋バス停・・日の出6:02立川駅ホーム. 今月に入り都主催のハゼ釣り大会は木更津で催され.送電線鉄塔が倒れ.広範囲で屋根瓦飛ぶ被害を受けている。 RHC同期会は箱根湯本で催され.jr以外は私鉄もバスも全て通行止めになり.JRに迂回していた。又今回と。 今更ながら自ら見る被害地の被害の大きさに驚嘆させられていた。 数年前の熊本地震では災害地に住むハイカーと白馬岳で出会っている。その時.彼は周りが大きな被害を受けている中. 出向き.心苦しいと語っていた。その時の心境を改めて自分自身に置き換え.肌で感じ取っている。気持ちをドライにして.その分山を愉しまねば。 ![]() 朴橋を挟み林道側は閉鎖されている.7:52 直ぐ先のカーブで路面の崩壊と地割れ部分 取水場のある朴橋(ほおはし)は大丹波林道の起点で.台風19号による林道崩壊が真近でも起こり. 「通行止め」の処置がなされていた。ゲートのない起点だが鞍が幾つも置かれ.当分閉鎖されるだろう。 300mほど進むと崩落場があり赤線で路面に印が付けられていた。又下流側にはL字に赤線が引かれ. よく見ると舗装面の林道には横切る細かい地割れが走っている。 ヘリポートの先で.ダートに入ると終点までの間に.崩落地1と崖崩れが2ケ所・大木の倒木とバリ化が進んでいると云う。 2kmその先2の突き当る大崩壊地は如何なっていいるのだろう? 槙ノ尾山仙岳尾根(カタギ尾根 名栗湖を隔てる秩父側より蕨山金比羅尾根.藤棚山北側の800m圏コブ北側からの展望・・2020.11.26/13:50 左肩は800m圏コブの南尾根を横切る逆川沢沿いの西名栗林道。 槙ノ尾沢左俣右岸尾根の末端 擁壁された尾根取付き515mと石祠.8:06槙乃尾沢橋を渡ると西詰が槙ノ尾沢左俣右岸尾根の下端に辺り.ここから都県界尾根(長沢脊稜)・槙ノ尾山の取付きになる。 右下の石祠には月初めに訪れた時は何もなかったが.2個のワンカップと何故か空のコーヒー缶が置かれていた? 失礼な話。 石祠の右裏側へ回り込み.林道脇から直接支尾根に乗っている。又槙ノ尾山南尾根(槙ノ尾沢中間尾根)は 右岸沿いの細い作業道に入れば.直ぐ先で二俣の取付きになり.槙ノ尾山の東側肩にでる。 林道の槙乃尾沢橋 尾根の高みから見下ろす.8:21取付きには古い鋼製ロープがどくろを巻き.踏み付けるよう登っている。尾根上に乗り.見下ろすのは槙ノ尾沢橋。 右手の尾根尖き出しには落石防止用の網が側壁の高みに真新しく張られていた。 ここ足元脇にワイヤーを確り留める大きなアンカーが備えられている。又登り始めに大きな赤帽黒杭と並んで中杭があった。 この後赤帽黒杭は槙ノ尾沢左俣右岸尾根・都県尾根・常盤尾根・沼沢尾根と全行程に印されていた。 林相の境・・右手は伐採地跡.8:28作業道は取付きから藪絡みの急登。入ると足元に家庭用の電線が引かれ? 途切れた先は林相の境を詰める。 踏み跡は四方に散り何処を登ってもバラバラの藪絡み。手を使うほどの斜面ではないが.喘ぐ登りになる。 その上で直ぐ槙ノ尾沢側の展望が開かれた。 棒ノ嶺西脇から派生する笹尾沢右岸尾根の西面 左景・・朴橋を渡った林道側に取付きがある.8:34左前方に斜めに登るのは槙ノ尾沢中間尾根。右端奥にチラッと見られるのが棒ノ嶺南尾根. 遠く岩茸石山 右景・・槙ノ尾沢二俣を隔て大丹波川の谷間.遥か彼方に聳えるのが岩茸石山。今朝は晴天に恵まれる筈が霞が強く.朧に望む山容で眺められていた。 今回のルートは境界尾根を黒山まで綴り.岩茸石山に立ってから沼沢尾根を下る。 ここから見ると正に馬蹄形に大丹波川左岸沿いの尾根を歩むことになった。 624m圏.倒木帯に入り足元は楽に.8:42 再び槙ノ尾沢と本流を見下ろす.8:51 林相の境を綴る.8:54 689m一度平坦になり再び植林帯へ.9:03ここから5分ほどで林班界標識板を通過。一度植林帯に入り.反対の尾根筋には左手に灌木林を見るようなる。 750m圏コブにでると傾斜は緩む.9:07 1本の立木の西肌のみに小さな茸が充る? 9:10山に入ると時々見る1本だけの茸が宿る立木.生き物である筈だが常に他の連鎖は見られない。 鞍部より再び急登に.9:14下り返す鞍部で左脇から確りした巻道が合わさり.尾根筋からは更に明瞭な作業道が続く。 見下ろすと刈払われた分かり易い作業道に変わる.9:16 右手斜面に見たヌタ場のような窪地.9:17稀だが猪の掘り起こしを見ている。ここは掘ると云うより.何となく滲みでるヌタ場。 天空が仰がれだす.9:26 濃いガスの壁に入る.9:35ガスと黄砂の重なる山稜へ 都県界尾根・長沢脊稜 頂稜にでて登山道と合流.9:47長沢脊稜にでて 以前聞いていた話では踏み跡はなく自然に任せて登る尾根だと聞き.薮絡みから始まり.期待を弾ましていた。 それこそ大変な尾根になると思われたが.中半の750m圏からは確りした作業道が綴られていた。よいのか悪いのか? 尾根の距離は短く都県界尾根まで2時間ほど.上部は踏み跡が確りしているため.取付きさえ間違えねばまず迷う心配はないようだ。 槙ノ尾山(ウバコヤ沢ノ頭) 10:00「ウバコヤ沢」とは反対の名栗川の支流で.左岸尾根が仙岳尾根になる。・・2022年10月には槙ノ尾山南尾根から棒ノ嶺北東尾根を下降. 高度計は-7mを示し.山頂945mから秩父側の左に折れれば境界尾根を越え.仙岳尾根(カタギ尾根)に乗り名栗へ。 大名栗林道を横切って.名栗湖上流側の落合に至る。 それにしても濃霧は写真で見るよる以上に強い。時間的には何時もはしっとりした神秘的な雰囲気を漂わす風景だが。 湿り気以上に乾きを感ずるのは黄砂が混りによるものか。予報では黄砂の飛来は関東周辺を含め広い範囲に及んでいる。 清東橋bsから槙ノ尾沢左俣右岸尾根を詰め槙ノ尾山・・濃霧と黄砂 棒ノ嶺にでて黒山から常磐尾根に乗り岩茸石山 逆川ノ丸から小さな馬仏山を越え沼川尾根を下る |