西原古道・・初戸川左岸の里道.中尾〜六藤の集落を結ぶ古道
    西原古道を西進し.中尾から山道・里道を綴り.小棡.藤尾.六藤へと集落を縫い.県道18号線.六藤から再び笹尾根に戻る

     森沢橋から森沢700m圏出合から右岸尾根を詰め丸山
     丸山南の植林尾根から末端へ下り西原古道.中尾
     西原古道を西進・・中尾・小棡(こゆずり)・藤尾・六藤(むそうじ) ・・県道18号線
     アッチ沢右岸尾根から笹尾根を越え.南沢中間尾根から南沢林道

    西原古道
     甲武国境尾根の北東山稜.上平峠.笛吹峠.小棡峠と初戸川.鶴川との間には小中群.寺久保山.日武連と
   集落を絡めた里山低山が並び.里山は棡原地区では「連」を用い.西原地区では「群」を用いている。

     いずれも山を意味する古代百済語で.その間を縫うよう綴るのが西原古道。北側の国境尾根には苦することなく頂を踏める野道
   (地形図の破線路)が綴られている。この野道を含め西原古道と呼ばれているようだ。松浦本.

   猿投沢右俣の丸太橋.11:29
    西原古道・・中尾11:15―13:07六藤(県道.アッチ沢出合)

    西原古道
   左俣の木橋を渡って直ぐ目に付いたのが一斗缶.11:31
    熊除けの道具だろう。ストックで一発叩く

   大岩を抱く曲り根.11:33

   小尾根を乗越す
   

     丸山の919m点尾根から派生する南東枝尾根にある小さな鞍部.11:35
   鞍部の山側の高みには幾つもの石碑や石仏が並び.古道の名残を伝える道祖神に祀られている。越えれば小棡の集落へ.

    小棡の集落
   小尾根越えをして下れば小棡の集落.11:36

     小鞍部を越し集落に入る手前に尾根を綴る登山道との分岐がある。右前方に登れば919m点から派生する南東の枝尾根に乗る。
   古道は左下を選んでいた。小棡地区の東端の高みにある民家. 右手の人家の玄関前を通らして頂いた。

   人家が軒を並べる玄関前

     分岐から左下の古道へ進み.軒下が並ぶ民家の玄関前を通らして頂いた。抜けた所で丁度.軽トラが庭先の道路を塞いだ。
   家屋の修理がこれから始まるらしい。通行に邪魔したと思ったのか.十分通れるのに謝る主人。こちらこそ済みませんと謝っている。

    小棡の570m圏肩
   左景.玄関前から谷間を見下ろす小棡の山上集落.11:38

     猿投沢下流々域. 出合を横切るのが初戸手前の鶴川.日寄橋付近になる。背は権現尾根. 崖縁の左前方から小棡の集落全容が見下ろされた。
   右上は「十二点」・「帳塚原」のある尾根から下りてきた570m圏肩と最南に位置する小棡の集落。

    丸山南西尾根
   少しズレた右景下・・小棡の里道へ.11:41
    背は919m点尾根の南東支尾根から直ぐ回り込む南枝尾根で.上部は登山道が延びている。尾根下部は坂本に下る山道。

     庭先の簡易道から車道に降りて.右上にカーブするU字の右.里道を歩む。中央の赤い屋根は慈昌庵というお寺で.
   鶴川.日寄橋へ降りる左下の車道脇に参道があり.ここから見下ろされた。

     左の里道を下ると上の写真の谷間の猿投沢沿いに下り.日寄神社を経て初戸川(はとかわ)沿いの県道.日寄橋バス停にでる。
   私は簡易舗装から車道にでて.右上に幾らか登っている。左へカーブする車道の先は行き止まりで。直ぐ左上の山道と繋がり古道に入る。

   尾根上の馬頭観音.11:52

     細い山道にらしくなり.2つの小さな墓地を過ぎ.919m点南東支尾根のツメにでる南枝尾根を巻きながら尾根に乗る。
   南方へ降りる踏み跡の分岐にでた。道標の「↑藤尾,↓日寄バス停・丸山→」とあり.日寄橋バス停(坂本)へ。
   尾根伝いに下る方面は「通行止」と示されていた。

     右に極端に折れ尾根伝いに乗り.更に右に折り返すすと大きな馬頭観音と「天保12年」と彫られた石板があった。
   ここから左前方に入る小道は間違う作業道で.右に大きく回り込ねば確りした古道にでて歩む。

    丸山南西尾根
   明るく開けた帳塚原641m←高度計643m.12:02

     登り切ると思いもよらぬ壮大なスケールのススキの原にでた。風もなく明るい日溜まりにの平坦地.帳塚原にでる。
   明治時代に入る以前は古い書類や帳面をここで燃やしたという。地名はこの由来か? 「帳塚原」看板の右脇の立木の下に
   壊れた石祠が祀られていた。真向いに見上げられるのが丸山南西尾根で.左下へ尾根沿いに下れば目指す笹松峠にでた。

    小棡峠南尾根と丸山南尾根
   帳塚原の右手の展望
    右手に望まれる手前の谷間は猿投沢左俣. 中央に延びるのが私が下って来た丸山南尾根。下端の谷間に西原古道が横切っている。

   笹尾根の丸山への分岐を振り返る.12:11

     緩やかに北西へ尾根を越え山腹をトラバースする所で登山道の分岐にでる。道標と「大日」と刻まれた丸石がある。
   「大日」とは山岳信仰と深い関りがあり.笛吹峠にも「大日」の石仏がある。

     左に折れる登山道は十二天・大日石碑を経て南西尾根を詰めれば丸山へ。私は背側の藤尾に向かい.
   行きよいよく南面の斜面を巻きながら高度を上げ.笠松峠にでている。ここは手積みの石が残されてをり喘ぎ登っている。

    笠松峠
   昔は大きな笠のような松の木があったらしい.12:21

     丸山南西尾根にある笠松峠. 振り返り見上げるが笠松峠. 尾根を更に右下へ下れば木段から下端にある寺久保山
   (ふんどし山)に立つ。展望はなく.だだっ広い頂には山名標に標高702mとあるが752mが正しい。最初はピストンする積りでいた。
   たった10分の往復だが先が見えず。黄昏も早いことを考え.先を一歩でも勧めることにした。

   峠越えてコース中.長野川側沿いの一番深い樹林帯を抜けている.13:24

   長野川左岸の支流を下る。枝沢に架かる丸太橋.12:28

    権現山稜の東方を背に小中群652m
   左景.長野川の本流を抱く集落と里山.12:32

    下る途中で藤尾の集落を見下ろしている。藤尾の東側.最奥の民家脇を抜け.簡易舗装道から畑を抜け車道に入た。
   ここで二宮神社に寄るのを忘れている。境内の大杉3本が見事なことらしい。

    コイダー
   右景.遠方は初戸川を隔てる中群山(むれ)?

     鞍部の奥は藤尾地区. 中央の鞍部は「越え田和」が訛って「コイダー」と呼ばれている鞍部。ここから権現山方面を望む。
   左手が小中群652mで.右手は藤尾分岐尾根の933m点南支尾根。

   車道にでて長野川左俣の本流のコンクリート橋を渡る.12:39

    寺久保山752m
   振り返る左の鞍部が笠松峠.12:45

   笹ケタワノ峰の東方.藤尾分岐南尾根・・818m点尾根
   右から左に横断し藤尾の山上集落へ.12:47

    新カメラ
     ここで新カメラが故障.シャッターが落ちぬ状態に陥る。画像がカメラに出たままで停止した。何処を押しても動かず.
   暫く探るが分からないでいる。帰宅してから4枚連射と動画が幾つも撮影され.電池切れになった模様。
   ・・藤尾分岐南西尾根からアッチ沢間が撮影できず。アッチ沢右岸尾根からはドコモの携帯電話を使用した。

     この先にの車道歩きから.高い法面に藤尾分岐818m点南西尾根を下る取付き階段が備え付けられていた。
   藤尾コースで.ここ鞍部がコイダー. コイダーの南に聳えるのが里山の小中群。上部は笹尾根の藤尾の分岐から笛吹峠にでる。
   私は更に里道を西進し.アッチ沢(六ツ藤沢)流域にでている。

    初戸川下流々域
   ここから携帯電話ドコモを使用・・13:00
    北面の車道から見た小中群の西面と右岸が中群の尾根

    県道と古道
     藤尾を綴る車道から左下へ六藤(むそうじ)に至る車道を分け.山側に入ると真向いにアッチ沢右岸尾根が横たわり見上げられた。
   アッチ沢を左岸に渡り.尾根末端の県道18号・上野原丹波山線にでて.西原古道と分かれている。左岸尾根を笹尾根に向かい詰めて行く。

     県道の直ぐ上流側には上平橋.藤尾のバス停があり.数馬峠に至る登山口がある。
   藤尾尾根(アッチ沢右岸尾根)の中腹から綴られ.更にその先.西隣りには田和尾根に登りる田和バス停がある。

     過って上野原宿と小菅村を結ぶ往還道だったと云われているのが笹尾根南面の西原古道。上野原丹波山線は過って
   長作観音堂から三頭山南面の各支尾根や佐野古道を訪ねた折.アプローチとして阿寺沢入口バス停まで歩み乗車している。

     擁壁工事していた阿寺沢入口バス停前には4回ほど訪れている。その都度.作業工程を見てもいた。・・擁壁工事現場2 
   又当時は郷原へのスクールバスはなく.よく小学生達の帰宅に乗り合わさっていた。今回は一度県道に足を踏み込んで.再び藤尾尾根の末端から取付く。

     森沢橋から森沢700m圏出合から右岸尾根を詰め丸山
     丸山南の植林尾根の末端へ下り西原古道の中尾
     西原古道を西進・・中尾・小棡(こゆずり)・藤尾・六藤(むそうじ) 県道18号線
     アッチ沢右岸尾根・南沢中間尾根から南沢林道