過去に入山しトラブルで踏み込むことが出来なかった南秋川右岸沿いの2つの林道を西原古道で繋ぐ。・奥多摩.奥秩父東部概念図,山行表
   檜原街道と繋がる森沢林道と笹尾根丸山.西原古道.数馬峠脇の1157m点と繋ぎ.南沢林道から再檜原街道へ。 2019年12月20日.松村

    森沢橋.森沢林道から森沢700m圏出合にでて右岸尾根を詰め丸山へ・・林道起点の大工事現場と禿山
    丸山南の植林尾根を末端へ下り西原古道の中尾
    西原古道の集落を繋ぎ西進し.県道18号線の六藤
    アッチ沢右岸尾根から笹尾根を越え南沢中間尾根から農道南沢線

     私にとって過って初めて笹尾根に登った折.南秋川右岸沿いのの森沢と南沢の2つの不遇な林道を通うことが出来なかった。
   その為.森沢700m圏出合右岸尾根・丸山南尾根・西原古道からアッチ沢右岸尾根・南沢中間尾根を経て再び檜原街道へ戻る計画を立てた。

     過って再び山に登り始めた2008年頃.殆ど知らない東京近辺の山々を見ること知ろうと奥多摩の笹尾根に出向いていた。
   それが笹尾根を縦走中に訃報を聞き途中で諦め下山している。

     その尾根の繋ぎで道標の位置から間違えるトラブルを起こし.大羽根山東尾根から森沢林道に下りることになった。
   其の儘.笹尾根を縦走していれば間違わなかったが.道標の位置が少し.枝尾根側に傾き.分かれる時に見違えていた。それではと次の山行を南沢に取るも?
   次のリベンジとして数馬峠を繋ぐ道として南沢農道を選び現地に入ってもいる。ただ現地で林道工事の通行止を知り.南沢右岸の作業道に変えている。

     最初のミスが連鎖するよう途中で行き詰まっている。今回はこの2つの林道を起点.終点にと選び.西原古道と結ぶことで.11年振りの解消に出向く。
   再び訪れた檜原街道の森沢橋から森沢源流へ。森沢700m圏出合右岸尾根を詰め.笹尾根の丸山を横切り.鶴川側の丸山南尾根を下っている。

     そして今回のメーンの笹尾根南側の山腹道.西原古道を中尾から小棡・藤尾・六藤と結び再び.アッチ沢右岸尾根を詰め笹尾根を越えることにした。
   1157m点峰から南沢中間尾根を下り.過って林道工事で登れなが.南沢林道を目指し.再び檜原街道でることで完歩し解消した。

    戸倉三山
   jr武蔵五日市駅前バスターミナル

     12月20日(金).快晴後曇・・日の出6:47.東秋留付近
        jr御徒町.¥935. 5:11=5:18東京:22=6:18立川:29=7:01武蔵五日市7:19=8:08森沢橋bs.520m.
    檜原街道
     最近.武蔵五日市駅からの乗降が多くなっている。2週間前の馬頭刈山泉沢尾根に続き.今回は払沢ノ滝に迂回する数馬行の通勤・通学バスに乗り込む。
   街道歩きも多く.前回は尾根下端の青木平から荷田子を経て十里木まで歩んでいた。又昨年はバケモン山からの下りが遅くなり.寒いバスを待つのを嫌い.
   笹野から本宿役所前まで砕石場沿いの夜道を歩んでいた。路線バスはこの街道を抜け笹平へでている。

     今年も猛暑が続き.払沢ノ滝から浅間尾根を越え.旧醍醐峠へ山越をした時は路面の照り返しが強く.我慢できずに柏木野から笹平まで
   短い距離だがバスを利用した。若い時はよく山を繋ぐため妙高から白馬へ。東北の山々や日高等.山の繋ぎに路線バスを利用している。
   今回は久し振り.歳を取っての知恵だった。

     又東京近郊の山々に登り始めた頃.田中先輩から高尾山から陣馬山の縦走を勧められ.笹尾根を縦走したことがある。
   それが縁になったのが今回の山行.その折は2回の山行で繋ぐはずが3回になり.間違え大羽根山東尾根を下っている。

     森沢林道から檜原街道を出畑先まで歩む失態をしでかしている。今回はそのリベンジとして森沢林道から笹尾根を横切ることにした。
   私独りが森沢橋バス停に降りている。同乗した3人のハイカーは数馬に出向く。

    森沢林道口
    
    出合の森沢橋西詰bs.8:11                      東詰.昨年から工事中だが「林道」の看板はない

    都道18号線.檜原街道の森沢700m圏出合右岸尾根(森沢左俣左岸尾根)・・森沢橋8:11―10:17丸山.

     予報では奥多摩は今期初めての極寒に見舞われたが晴天を睨み.初冬の西原古道に出向く。
   森沢橋を渡った所のバス停から東詰の林道の起点に戻ると再び懐かしい林道口から入山すると思われたが.何か異質の感じが
   .狭い林道の起点は.一見で驚嘆する大通りとてて姿を現わしていた。

     超大型の車がゆうゆうと通れる幅を持つ林道の入口.ここから奥四方に.大々的に何か当らな工事が始められていた。
   又新たにその奥に林道の起点が作られている。それでいて通り過ぎれば今までと変わらぬ.閑散とした林道に戻っていた。まだ早いのか重機の以後気もない。

     過っての大羽根山東尾根の810m付近の南東に延びる。枝尾根から南面の谷間に降りた林道。そこには右岸に折り返し.
   当時も伐採が行われていた付近で.その南詰が直ぐ林道の終点だった。簡易舗装で延長1291mのピストン.自治林道.

   全く変わってしまった森沢下部風景.8:16
    木チップ工場建設現場を振り返る.

     林道の取付き・・檜原街道と分かれる森沢林道の起点からは私の知る限りでは道幅が広がるも直ぐ林道は狭まる筈だった。
   それが道幅は倍の広さにの裸土の荒れた路面で変わり驚かされている。狭い樹林を抜けると広大に開かれた台地。

     何台もの大型重機が動き回っている。HPによると昨年から始まった路肩崩壊による改修工事とされている。
   ただ同時にチップ工場建設の大掛かりな工事が行われていた。

     以前訪れた時はバス停を尋ねた.,左岸の高台にあった老人福祉施設「桧原苑」は笹野に移り.更地に変わっていた。
   地理院地図の電子国土Webでは今だに老人ホーム記号が左岸に記されていた。
   2017年1月に林道を通った「藤沢の会」さんは「桧原苑」はまだ建てられていたが閉鎖され.笹野の大きな建物に移転されていたと言う。

     下流側の台地にはチップ工場の輪郭が組まれ.上流側の左岸では大掛かりな擁壁に石垣が組まれる工事が行われ.道路の地固めも行われていた。
   監督によると木材の処理に困り.燃料用のチップを造る工場らしい。私には何処に行くと尋ねられ.丸山へ直接登ると答え別れている。

    森沢林道
   出合からの分.短くなった林道と新たな起点標柱.8:17

     工事現場を過ぎると「森沢林道起点」の新たな看板を見る。
   「起点0.0km」と記されたマーク点が立てられ.林道の起点は森沢橋から移されていた。
   少し短くなくなり.道幅も昔の広さに戻った簡易舗装道。以前からのピストンの林道を歩む。

   森沢右岸の伐採地.8:27

     10年ほど前と林道や道筋は変わらぬものの右岸に渡った伐採地はここも以前と異なり.驚くほど大掛かりに伐採され.
   変貌され丸坊主の姿を現していた。幾つもの建物が造られ.左手前の建物には森炭茶房「無限窯」とある。
   何より重なり合う裏山が伐採し尽くされ.禿坊主に変えられていた。

   伐採地上部側の林道で右岸から小沢の入る地点.8:36
    背は大羽根山東尾根・・802m点コブ尾根

      右岸に広がる伐採地の上方. 奥へと入り込む.奇麗に整備された本流右岸の小沢を渡った所は以前と変わらず.ここからダートに変わっている。
    背は笹ケタワノ峰北東尾根(大羽根山東尾根)に乗り.南枝尾根から対岸の沢を下り.獣道からここ林道にでていた。

      距離は短いが沢底の藪絡みは強かった。奥に掘っ立て小屋があったことから作業道の廃道となり.獣道に変わったようだ。
    踏み跡を塞ぐよう獣狩り用の仕掛けが当時は廃道を塞ぐように仕掛けられていた。

   森沢右岸の山道.8:37

     林道の路肩に残る踏み跡は途中で崩壊し抉られ.土道は藪絡む踏み跡に変わり.自然の間々のボウボウと茂る下枝に崩れた山道。
   鞍が1つ立ち.続く林道であることだけを示していた。先の林道は崩落している。

   路肩のみ残された山道.8:38

   森沢右岸の踏み跡を追う.8:41

     右岸の山道に入り210mほど行くと再び左から支沢が合わさる。
   作業道はあるようでないような踏み跡に変わり.赤テープを見付けた先で7は00m圏出合にでる。

    森沢700m圏出合を見下ろす
   ボウボウとすっきりしない藪の森沢700m圏出合.8:46
    左俣の支沢と中央側の支沢が合わさる700m圏出合は藪絡みで.真近に寄らねば分かりずらい場所になっていた。

   森沢本流出合手前の右岸の落ち込み

     手前が700m圏出合右岸尾根. 赤テープに導かれ左奥の沢沿いに入り込むが藪絡みの岩にぶつかり如何しようもなかった。
   右岸に居ることは間違いなく.赤テープ手前に戻り.薄い踏み跡を見付けて.高みから700m圏出合を見下ろした。

     最初は岩混ざりの酷い斜面が続く。抉れ曲がるの難場を過ぎれば.後は大らかな植林帯から灌木林に変わり笹尾根にでる。
   対岸奥の左岸尾根は意に反し.冒頭から明瞭な踏み跡が綴られ.880m点で怪しくなり.笹尾根の1060m点コブの50mほど北西寄りにでていた。

    森沢700m圏出合右岸尾根
   時期がら全てを枯葉で埋め尽くされていた.8:54

   抉り落ちる露岩混ざりの痩せ尾根が捩じれる尾根.9:00
    760m圏で一旦落ち付き.右が窪地状になると右上に派生する支尾根が望まれる

   森沢を隔てる陰の中間尾根に大い被さる笹尾根.9:10

    左俣右岸尾根
     痩せ荒れた小尾根を抜け.844m圏で足場が落ち着き.右手の展望を楽しんだ後.一線を引く杉の植林帯に入る。
   薄っすら作業道らしき踏み跡が.この境を横切っているようだった。

     そして植林と灌木の林相の境を詰めとその上は左手から押し上げてきた植林が尾根を越えている。一度切れて.完全に植林が
   途切れると980m圏で登山道にぶつかり.横切って低くなった灌木帯の高みを詰めれば一気に笹尾根にでる。

   林相の境を詰める.9:27
    樹間の展望台地を過ぎ.一線を引く杉の植林帯に入ると傾斜も緩み.右手は雑木林に覆われた。

   再び900m圏.大らかな植林の森へ.9:35

   981m圏.笛吹からの登山道に突き当たり振り返る.9:47

     左端に立木に「緑の資源」の看板が付けられ.その裏側から登山道にでて.登り詰めた植林帯の尾根を見下ろしている。
   振り返り右手の登山道を下ると丸山北東尾根を綴り笛吹地区に降りている。左を取れば300mほどで笹尾根の笛吹峠(うずしき)にでる。

   登山道を横切る.9:50
    登山道から低い灌木林の広い裸林の尾根を直上した

    笹尾根(甲武国境尾根)
   1035m圏で.同じ看板の立木の裏側から笹尾根にでる.9:58
    先は笛吹峠から笹ケタワノ峰方面

    丸山山頂
   丸山.南方の山頂を望む.10:17
    二等三角点標石1098.26m.基準点名は「西原村」

     小広い平頂から樹間を透し秀麗たる富嶽が望められた。新カメラをオートで撮るも遠望とのバランスが分からず.後に知ることが多くなる。
   また冠雪の富嶽は裾野までは積雪で覆われていないようだ。暖冬のためだろうか?

     昔は一度降れば溶けず.春先まで大きな冬富士が眺められていた。数年前山中湖に宿った折.同じような冬富士を見ている。
   宿の主人は裾野は降雪があっても最近は暖冬で溶雪が進んでいると聞かされたことを想いだしている。

     森沢林道から森沢700m圏出合右岸尾根・・林道起点の大工事現場と禿山
     丸山の植林南尾根を末端に下り.西原古道の中尾
     西原古道の集落を西進し県道18号線の六藤
     アッチ沢右岸尾根から笹尾根を越え.南沢中間尾根から農道南沢線