成木尾根から都県境尾根へ繋がる作業道を綴る・・高水山と成木の山々Top
     集落を含み探索の後.再び成木尾根に入り.水のもと・梅のもと・トヤハケ―旧鉄塔跡からは成木尾根と重なる都県境尾根の独標へ
     昼食後.成木尾根を下り正木入二俣へ至り.改めて左俣を詰める。

    間野.細田と大仁田山から成木尾根.水口峠
    成木尾根.水口峠から下山して正木入・・旧青梅線の鉄塔跡地で昼食
    正木入二俣から再び都県境尾根に乗ってからは末端の案楽寺

   水のもと・水口峠
   水口峠.10:42
    過ってここには石祠が二基あったとか.直竹と成木にそれぞれ遷されたという。

    

   これからも幾度となく現れる「安楽寺」の道標.10:52
    目指す都県境成木尾根の末端の合言葉は道標の示す「安楽寺」へ

   偽黄楊峠.10:57

     2つ目のコブで道標に従い左に折れると「ハイキングコース№5」の看板が立つ480m圏コブにでる。右にクリアファイルには「黄楊峠」とあるが偽りの峠だろう?
   黄色い紐が点々と付けられ右下に降りている。ここを綴れば採石場の縁を通り.成木街道沿いの梅ヶ平でられる。

   赤標石の分岐.左手は「梅のもと」へ.11:02

     尾根筋には点々と奥多摩工業の「事業区分」の看板が見られるようなった。又以外に多いのが飯能市のコンクリート柱の倒れ。
   「森林公社」とある赤い標石の枝尾根分岐にでる。右の細尾根へ入り込むと前方一杯に奥多摩工業の採石場が切れ.開かれ途切れていた。

    ノボリオイゾネ
   足元のは奥多摩工業の採石場

    上旬に訪れた高水山南尾根から東尾根への道中コース.
     梅ケ平沢と所久保沢に挟まれた石灰採石場. 中央の南方に延びる尾根の途切れた絶壁になり.採石場の真上にでる。
   真下が成木街道の栂ケ平辺りで.隔てる採石場の背は2週間前に横切ったノボリオイゾネ。夕倉山と右に落ちて茗荷峠。
   遠望は青梅丘陵を綴る辛垣山・電電山だろう。

   突き当る採石場への尾根の左側は竹藪

     短いながら採石場の展望台に至る痩せ尾根の左側に落ちる斜面は竹藪混ざりの急斜面。
   左側の竹藪を少し下ると踏み跡は途切れている。昔は「峯」と呼ばれていたのだろうか。集落跡らしき痕跡が左前方下に広く見下ろされた。
   何処かに昔の峠路があるのだろうか?

   栂のもと黄楊峠.ツゲ峠
     「栂(つが)のもと」のツガが誤読されて「つげのきとうげ」となったようだ。
      11:19

     尾根伝いでなく竹林の径路から峠の西側に延びる南尾根の東山腹道を北側に回り込むと黄楊峠401.6mにでられた。
   鞍部には「黄楊峠」と書かれた木片があり.杉の巨樹の根元に青いトタン茸きの木祠に馬頭観世音が大木の根元に祀られている。

     私は巻道に入り気が付かなかったが手前に栂の木があるとのこと。その木が最初は峠名になったのだろうか?
   峠らしき懐かしさを感じさせる峠。ただ今は侘しさだけがにじみみでる峠だった。

   大木の根元にある石碑は崩れた馬頭観音
    右下に倒れた石柱の峠名板には「都道→」とある

   旧峯?の南方を向く木祠

     木祠の向かい側に集落があったのだろうか? 大らかに広がる台地の先には入江のような地形の所に久保沢源流の平坦な谷間がある。
   先程見下ろした採石場の左脇の竹藪を少し下ると想像のできぬほどの平坦地が広がりを見せていた。家屋らしきものも見下ろされていた。

     この峠からは何処を歩んでも南側へ谷筋を下れば旧峯に降りられる。旧峯からは成木六丁目の梅ヶ平バス停に続く道が綴られている筈。
   何処かに峠路があるのだろう。

    トヤハケ,大峰
   簡素で自然そのままのこんもりした頂.11:31
    山としての顕著さはないが大らかな起伏の頂にでる。「トヤハケ」とは地形名からの古い言葉か? 鳥屋と崖.

   確実に「安楽寺」へ.11:33

   11:37

     この立派な原生林の南側に林道と云ってもよいほど整地されたような確りした山道が築かれている。
   ただ驚くばかりで反って考え過ぎ.方向感覚を失い勝ちになった。

    成木尾根と都県界尾根の分岐
   「堂所」370m圏で,道標に「間野」の字が現れる.11:49

     緩やかに登ると440m圏コブに至る道標に従い右折して広々とした尾根にでた。
   ここが「堂所」として所久保観音堂の旧地と伝承されている所。所久保と云えば広い窪地のような平坦な台地を先ほど見下ろしている。
   道標に付け加えられた言葉から右が成木尾根方面になり.左は「間野」と都県界尾根に変わっている。

   直ぐ先に合った都県側の道標.11:49

     直ぐ傍に.再び420m圏分岐の堂所にでる。ここが成木尾根と都県界尾根の分水嶺で都県境は左に直進する。
   直進の境界尾根は確りした山道に変わっている。ほんの手前の右手.南東に延びる尾根が成木尾根。先は採石場の抉れた尾根上部にでる。
   その先は立入り禁止になっていた。休業で抜けられれば西側の330m圏コブの三方分岐のコブにでるが。又後に迂回路があることを知るも不自然な所になる。

    都県界尾根南面の石灰石採堀場
   対岸の北小曽木川左岸尾根より・・2020.02.04/14:00
    左上の台地で成木尾根と県界尾根を分けている

     都県界尾根354mコブと345mコブ. 重なる奥側が349m点の独標.
   この真裏が境界尾根が途切れ壁になる尾根伝いの接線で難しく.独標の北東尾根を下り正木入を登り返し.再び境界線に乗っている。
   成木川対岸のノボリオイゾネの47号鉄塔基部跡より北側の採石所を撮影。

    旧青梅線50号鉄塔基部跡
   鉄塔基部跡で大休止.12:05~:40
   HP「晴のち山・・」氏によると2014年4月に訪れた時は50号鉄塔は健全に建つも.送電線は撤去されていたと云う。又この時カモシカとも出遭っている。

    昼食
     誰もいないと思っていた鉄塔跡地で彼が昼食を摂っていた。陽溜まりの小平な台地で周りは樹林に囲まれ東風を遮っている。
   展望は乏しいが広々とした台地. 昼食は最初からここで摂る予定でいた。彼に伝え,脇で食事を摂らさせて頂いた。

     今回はチャンポンのカップヌードルに妻のカツサンド。コンロを持参しない時はこれに限る。彼とは食事のヌードルが同じならば食後の一服も同じ。
   ヤマナビのよさを教えて頂いた。その画像を見せて頂くと独峰先に直接下るルートがあることを知り.北尾根を下らず境界線の脇を抜け下ることにした。
   彼も尾根を下る予定だったらしい。彼は私と同じコースを歩きたいと同行を求められ.従ってくれるならばと林道二又まで同一行動を取る。

   「2級基準点№19」325m.12:42

   51号鉄塔基部跡の右側のコブ.12:42

     再び鉄塔跡地の広場の330m圏コブにでる。そしてケルンに立つ「間野黒指」の道標を見ている。脇には「←元送電線巡視道」と示されている。
   正面先の左の小尾根を降りる旧青梅線の巡視路がありm.間野黒指へ下りている。独峰はコブから右後方に取り下り返している。

    349m独峰
   12:47
    旧巡視路を分け南東の踏み跡を綴るが.コブにでるも灌木の藪に包まれ山名標は見付けられなかった。

   正木入右俣への下降地点.12:50

     349m独峰から尾根伝いに下り.310m圏付近でボロボロの赤テープに「都県境分岐.↗東南東都県境道形無 キケン」とあるマーキングを見付けた。
   独峰の北東尾根を下り.緩く登る310m圏コブの丁度登り始める痩せ尾根にあった立木。ここで南東に下る枝沢に踏み跡を見付けている。
   境界線に並行して少し北側に位置する沢底を綴るルート。

     予定では北東尾根を末端まで下らず.適当な所で正木入の二俣付近に降りる積りでいた。それがいいチャンスと下ることにした。
   取付きの左脇には野椿が4輪ほど花を咲かせている。紅色ばかりで白く咲く花はないのだろうか? 藪山では見たことがない。
   その根元から続く踏み跡は薄い.その上渓相は少し荒れていた。

   ほぼ境界線に沿いに谷底へ直下した。

     ないよりは益しの薄い踏み跡が大らかに広がる谷間を下っている。綴る足元は次第に倒木と薮絡みと細かい起伏に悩まされる。
   埼玉県飯能市側の谷間を下っている。右(南)側の浅い小尾根辺りが東京都青梅市との境になっていた。

   初っ端は左に回り込むが右方の方が楽だったかも。

   彼に伝え山腹を斜めに下らず.出来るだけ沢底へ直下する
    沢底の状況はこのような状態だが山腹を巻きつつ進むより楽だった。彼は私に従っている。

   この辺では赤テープが見られ沢底を歩む
    危険度を考えると歩む場所さえ注意すればよく.方向性の間違いもない。滝もなく.ただ下へ下へと下ればよかった。

    正木入林道
   降り立ったのは右俣の左岸道.13:09

     幅広い林道の割に路面は荒れている。それでも林道を綴れば楽に上部の鞍部までは出られるらしい。
   ただ正木入中間尾根を横断する境界線沿いは藪絡みの起伏越が大変のようだ。

   正木入林道二俣の廃屋.13:39

   下流から見る林道の二又と放置された赤い廃車

      ここ二又で彼と改めて挨拶を交わし別れている。相模原に住む清水さん。私より3歳若いだけだが週毎に山に通う強者で驚かされている。
    ついヤマビコに頼り過ぎて少し物足りなくなってきたと語っていた。私は地図と磁石だけの世界。
    彼は境界尾根は無理と変電所から間野富士山に向ったようだ。「又お会いできるだろうか。頑張ってください!」と別れている。

      林道を下れば直竹川にでて.間野黒指と間野の間の里道にでる。私は右に林道をUターンする形で正木入の左俣を綴る林道に改めて入る。
    廃車脇には丸太に「安楽寺」と書かれ.又「安楽寺・成木五丁目方面」の道標があった。
    左手の林道に回り込み.小さな木橋を見下ろして左岸に渡ると直ぐ正木入左俣の二俣にでた。ここが私の県界尾根への取付きになる。

      間.細田と大仁田山から成木尾根.水口峠
      成木尾根.水口峠から下山し正木入・・旧青梅線の鉄塔跡地で昼食
      正木入二俣から再び都県境尾根に乗ってからは末端の案楽寺