| 奥秩父山塊南端の高原台地と乙女高原へ 乙女高原を周回してから乙女高原自然観察路. 焼山林道に係る山域.1・・奥帯那山Top 奥秩父連峰Top 焼山峠.荒川林道から乙女高原を探索・・乙女峠の西端からヨモギノ頭にでて何度か登り直し.先が分からなくなった水ケ森林道を諦める。 乙女高原の西端まで探索する。ツツジコース.母母峠.乙女高原自然観察路から過っての林道の起点にでて.塩平とほうき窪へ下りる。 2020年11月08日.松村 ヨモギノ頭から乙女高原を大きく周回・・方向音痴 乙女高原自然観察路から焼山林道の旧ゲートを抜け塩平。先はほうき窪 先月は奥帯那山天神峠尾根を詰め.奥帯那山南面の帯那山林道周辺を探索して塚原へ下りている。 その延長戦として.今回は北側に延びる甲府市と牧丘町との境界尾根を綴る水ケ森林道を繋ぎ.乙女高原から帯那山・鍵懸峠まで通う積りでいた。 ただヨモギノ頭で飛んでもない方向音痴に陥った。地図を読むも頭に入らず.決断が付かず。結局.帯那山への縦走を諦め乙女高原を広く探索している。 焼山峠へとデマンドタクシーで塩山駅から塩平を経て西方へ目指してきた。その概念が頭から抜けず.更に西側に進むという発想を逆転させてた。 何故こうなったのだろうか? 下調べも疎かに地図だけを持参し電車に飛び込んでいる。焼山峠から南側に向う発想概念も薄かったようだ。 このような根本的な間違いは山に登り始め初めてのこと。老齢と云えぬ呆け方だった。ただ短い中.乙女高原の西端の探索は変化に富み面白かった。 焼山峠 既にマイカー3台が駐車.8:03北面を望み.左肩が焼山1612m. 西高東低の気圧配置に変わり.気圧の谷や湿った空気の影響で.晴れや曇りとなる。伊豆諸島では雷雨となる所がある見込み。 また長野県北部や関東地方北部では寒気の影響で雨や雪の降る所があり.風は強まる。関東地方と伊豆諸島の海上では7日は波がやや高く. 翌日は波が高い見込み。(前日のgoo予報)より.烈風は下山した夜半にズレ込み.東京は今季一番の寒気に。 11月08日.曇時々晴 jr御徒町.¥1980. 4:49=4:55東京:59=6:11高尾:14=7:22塩山・協和交通.デマンドタクシー.¥1030. :30 =8:20焼山峠.1619m. 夜半降雨があった上弦のおぼろ月. 豊田付近ではどんよりした重い層雲に覆われ.高尾駅では日の出を迎えている。 小仏トンネルを抜けると沿線は雨上がりの朝モヤが立ち込め.ホームにはまだ雨雫の塊りを残していた。 朝モヤは晴れると云われるも笹子を過ぎてもモヤは湧き上がり続け.郡内から塩山盆地に掛け広い範囲が包まれていた。 塩山が近づくとモヤは切れ.厚い層雲も割れるような切れ方で.その隙間から蒼空が覗いていた。 焼山峠 写真の左奥は荒川林道の起点ゲート. 看板の右奥が乙女湖北岸へと繋がる柳平に繋がるクリスタルライン(県道柳平塩山線). 手前は登ってきた林道は焼山林道(林道川上牧丘線)。塩平から牧平までは林道川上上牧線になり.牧平からは県道川上牧丘線と変わり. 窪平へと繋がれている。地図を読むと峠の東面の谷間側には2本の黒線を挟んで破線路が1本綴られていた。この破線が小樽山への登山道。 栄和交通の運転手の話では本来は県道柳平塩山線を経て柳平にでるところ.9人乗りバスの乗客は私一人が焼山峠止まり.残り7人は大弛峠とのこと。 それ故,川上牧丘線に変更し.直接焼山峠にでると聞く。河岸丘陵地形の広がる牧平から鼓川沿いに遡り.塩平の集落からは焼山林道で焼山峠にでるルート。 このルートは私にとって何十年振りだろう。学生時代.又家族とも昔何度か訪れていたルート. その安心感が雑な山行を導き出したのかも。 乙女高原と小樽山 焼山峠にあった総合案内図コースは変更している。左端のピンクゾーンを周回し.点線の洞運寺へ下りている。 乙女高原 数年前の春先に奥千丈岳石楠花新道からゴトメキを経て遠見山から鳥ノ尾根を下りている。その折乙女高原の核心部を 大鳥山から見下ろしていた。足元に乙女湖を隔て.その奥には草原台地が広がり.送電線が横切り.富嶽が眺められ絵葉書のようだった。 その時は地図で乙女高原と知り.初めて眺めた瞬間だった。壮大な草原台地が開かれている。 尾根後半を前に鳥ノ尾根の半ばで.目に沁み込む新緑を迎え,溢れるばかりの蒼青しい緑の高原大地をの広がりを眺めていた。 今回はその時の尾根歩きからの連想が山行を決めていた。乙女高原には何時か訪れたいと思っていたが交通の便は至極悪い。 くすぐられるような地名の台地を対岸から見下ろしていた。それが当時の感想だった。 荒川林道に入り直ぐ.右に大窪山・湿原への山道を分けている.8:16 簡易舗装とゲート.8:25地形図「川浦」の荒川林道とほぼ並行する破線路 小樽山と三角点峰1674.7m 乙女高原の散策路へ.破線路から分かれる.8:34 腕木はないが直進し.獣柵から乙女高原グリーンロッジへ.8:46行き止りの先は乙女高原の西方に入る散策路だろう 獣柵の間を抜けススキ越しの乙女高原グリーンロッジ(廃)へ1670m.8:57左脇の獣柵内が乙女高原の入口・保護地区になる 水ケ森・荒川林道の分岐 左が帯那山からの水ケ森林道の終点.8:59乙女高原を回り込むよう荒川林道を歩み林道の分岐にでる。左から入ってきたのが水ヶ森林道の終点. 起点は帯那山.太良ケ峠の三叉路にある。 上帯那の脚気石神社脇に起点を持つ帯那林道を帯那山の脇で合わせ.太良ケ峠の終点ではでは窪八幡神社へと抜ける県道31号とT字路に合わせている。 道幅は全線で1.5車線以上あり.延長20063m/抜で緩やかな尾根筋を横切り展望もよい。 手前の林道は焼山峠の三又路から乙女高原を経て.黒平へ至るのが荒川林道。窪平から柳平へ綴る林道でるクリスタルラインの一部。 黒平では更に木賊峠林道とも分る荒川林道は全線舗装で.平均して約1.5車線の道幅があり.延長11199m/抜. 又焼山峠の起点では塩平から大弛峠に至る川上牧丘林道(焼山沢林道)とT字路で交わっていた。 各林道図 終点にある工事案内図看板には「この先荒川上流治山工事のため街道の協力をお願いします」.令和3年2月1日まで工事とある。 クリスタルライン クリスタルラインの経路は東方の山梨市牧丘町窪平(R140号・秩父往還・雁坂みち)から西は北杣市高根町清里(R141号・佐久甲州街道・清里ライン)まで. 標高1000m以上の森林地帯を抜け.総延長は68.1kmで県道.林道.農道.市道等の舗装20路線から構成され.80%は林道で全線舗装されている。 デマンドタクシーの場合は柳平から林道川上牧丘線(焼山林道)を下るクリスタルラインに乗り換え.焼山峠から荒川線で乙女高原にでる。 そこから,池の平線.観音峠大野山線.本谷釜瀬線.三沢高須線.高須線といった林道の全線.もしくはその一部を繋いぎ.三沢高須線と高須線を除く 全ての林道が繋がっている。それらの林道群を綴る北部山岳地帯一帯は水晶の産地としても知られ.クリスタルラインの愛称で呼ばれていた。 荒川林道 予定より手前の右カーブから取り付く.9:02直進して荒川林道に入り.最初の右カーブから入山したため境界尾根に届かず.1710m圏コブの東尾根に向かっている。 1710m圏コブの東尾根 更に水ケ森林道を横断.9:09右奥は境界尾根(甲府市と上牧町) 1710m圏の西尾根に乗る.9:121710m圏コブ東尾根尾根を緩く登ると正面右に境界尾根の2つの小コブを見る。奥が乙女ノ頭. ヨモギノ頭の北肩の展望台.「関東富士見百景」に寄る.9:17ヨモギノ頭 頂へは山名標の裏側から詰め.右手に展望台を見て回り込んでいる.9:19 倉沢山からの境界尾根乙女高原の森林は過って宮内庁が所有していた御料局標石と三等三角点標石がある・・本来は三角点の裏側から西尾根に乗っている。 コースから脱落 右手は頂稜を綴る乙女ノ頭・もう1つの1710m圏コブ. 左に回り込み.ヨモギノ頭の東肩にある展望台に一度でてからヨモギ頭に立つ。 本来は頂を越え,西肩から延びる尾根に乗る筈のところ.記憶していた自分の全体像と合わず.方向音痴に陥り.訂正することもできず 頭の中は混乱した。まだ時間も早く.1本取り間を開けてから考えればよかったのだろう。それが細かく動いては悩み.又動き回っていた。 ヨモギノ頭をピストンし.展望台に戻ってから先を考えたのが又大きな間違いを起こしている。如何でもない所で悩み.それが後々まで響いていた。 頭の中の概念は西方に向かってから林道を南下する考えが浮かばず.東へ東へと進むことばかり考えていた。 林道を進めばよい筈だが当然離れだしている。 ヨモギノ頭の北面を放浪し.森林コースを下りたり.獣柵の北沿いを歩み.時間をかけ取り口地点を探していた。 戻ること二度目で諦める。仕方なくそれでは乙女高原を散策しようと南側の獣柵から南西面に入り込み.古い作業道の尾根を綴った。 厳しい谷間はアイゼンを付けてまで大きく回り込む。当然踏み跡は薄く.失われた所もでてきた。尾根に登れば古い作業道と出会っている。 私にとっては孤高の古い作業道で素晴らしい尾根にもなっていた。藪絡みに岩場があればその先に草原台地が現れ人の踏まぬ尾根もある。 乙女高原の端を一杯に一人回り込む。 倉沢山と塩水山から六本楢へ 西群馬幹線の165号鉄塔?・・9:29 足元の乙女高原とグリーンロッジ.ここから再び展望台へ戻っている 獣扉を開閉し乙女高原の遊歩道に戻っている? 当たり前のコースだが再びヨモギ頭へ戻り.更に迷ってしまっている。 進むべき尾根はヨモギノ頭を越えぬと思い込んでいた。 背は2年前に下った奥千丈ケ岳鳥ノ尾根。中央の大鳥山から乙女高原の核心部を見下ろしていた。 窪平に落ちる長大な尾根で今では懐かしい尾根。更にゴトメキから楠花新道に回り込めば尾根の裏側に聳える乾徳山にでられる。 毎年晩秋に乙女高原の昔のスキー場(1954年1月から2000年3月まで開設していた金峰山麓スキー場乙女ゲレンデ場)1730mでの草刈りが行われ. HPに今年は先週の日曜日に行われたと印されていた。それにより草原が保たれ.亜高山帯に植生するシラカバ・ダケカンバ・ミズナラにブナなどが 気持よく観察できる。今は木枯らしの吹く晩秋 .初冬との境をさ迷い.山は既に冬木に覆われていた。 北側に下り.散策路は尾根とも外れ不安が募る.9:30 獣扉を抜け.一度乙女高原に回り込む.9:57疑問 ヨモギノ頭に立ち方向音痴に見舞われる。入山前から頭の中の方向感覚が90度近く異なり.違ったイメージを作りだしていた。 可笑しいと思うも先に進めぬ感覚は錯覚を次々に生みだし.逆方向に進めなくてはならぬものの無視し続けていた。 頂へ2度戻り.展望台には三度戻り.獣扉を開閉せず.三度目は獣柵の外側から南南西尾根に入り込んでいる。 探すも西に延びる尾根が見当たらず。間違いはそれ故.ヨモギノ頭を越さなければならぬと戻り.展望台脇で既に分からなくなっていた。 それでも越えず.執念で探す自分がいた。せめてヨモギノ頭で悩んでいれば考えは変わったのかも知れない。後の祭りだった。 正確に物事の動きが分かったのは間違いを知りつつ.踏み跡のない尾根を綴り.作業道を見付けて遊歩道から入山地点に戻ってからになる。 地図を見ても.磁石を当ててもそちらが間違いで.自分の方が正しいと思い込み.人の声に車の騒音を耳にしている。 それも南風が北側の尾根に木霊するよう聞こえていた。悩みの始末.地図は正確でも山に入り.自分のイメージと合点が行かず。 ただ藪から解放されると悩む中に.別天地の快さを見出していた。 大らかなススタケの台地.薄い作業道あり.10:08獣柵の南縁から改めて乙女高原に入る 南西から南尾根へ.古い作業道らしき踏み跡を見る.10:14 右に尾根を1つ越える.10:19 踏み跡のない台地へ.10:24林道から考えると全く別の山域に入り込んでいるのを漸く理解しだしていた。 それより今居る場所に自分自身が満足し始めていた。藪の途切れた台地が形を変えては現れる。 この裏側から急斜面の左山腹を左へ左へと回り込む.10:25 アイゼン使用し右上の尾根へ.10:34激斜面に落ちる正面を避け.左回りにトラバースし右上の尾根に乗る 平坦な台地にでて踏み跡が現れた.10:40 更に散策路にでて朝方の分岐へ.10:42散策路を綴り出た所から朝方の「通行止め」のある道標でUターン地点へ戻っている 1630m圏峰と1680m点峰 両コブの間の母母峠.塩平に至る分岐へ.11:05U字に曲がる道標から朝方来た尾根沿いの右.散策路を戻れば焼山1612mから焼山峠に戻れる。正面の遊歩道から朝方の破線路口へ。 朝方見た「塩平」の分岐道標を思い出し.地形図を読むと破線路は尾根上を綴っている。乙女高原自然観察路が乗る尾根だろう。 当然のことであるが北側に戻りながら地図を開くと破線路と自分の居場所がよく判る。方向音痴は抹消したようだ。 破線路を下れば朝方タクシーで登った焼山林道に降り塩平に戻っている。 ヨモギノ頭から乙女高原を大きく周回・・方向音痴 乙女高原自然観察路から焼山林道の旧ゲートを抜け塩平。先はほうき窪 |