林道から小川谷の吊橋を渡り.材木小屋尾根末端から下段・上段歩道と綴り.巨木の台地へ.
                   幾つもの支尾根を合わせ.冬木林に被われたタワ尾根の篶坂ノ丸を仰ぎ目指した。
    東日原から鍾乳洞を経て小川谷林道の吊り橋へ
    篶坂ノ丸材木小屋尾根から篶坂ノ丸を望む・・下段と上段歩道
    篶坂ノ丸から金袋山.人形山からタワ尾根を南東進
    一石山から旧道伝いに一石山神社

   林道を分け小川谷の吊橋へ
   「カモシカ保護地域」の看板が立つ分岐より.9:57
    石積がある確りした作業道を上流側に緩やかに下りている

    小川谷の吊橋
   左岸を下り小川谷の吊橋を渡る.10:00

   思うより立派でガッチリしていた

    小川谷
   吊橋真下の上流側
    吊橋の真下の本流の流れ.右岸からは犬麦谷が注ぎ込む

   下流側.右岸の山腹には下段歩道が綴られている

    材木小屋尾根の末端
   ここは自粛規制の作業道.10:07

     材木小屋尾根の尾根筋には作業道が綴られていた。
   短い距離だがら末端は劇斜面. 足元に吊橋を見下ろし.左からは巻道だろう。山道が登ってきた。点々と目立つ赤テープを見下ろされた。

   先に見える道標は下段経路と交差.10:15

    下段歩道
   900m圏.読めぬ道標と登ってきた斜面.10:19

   ロープの先は上流側歩道は唐松沢・鳥居谷から三又方面に至る。

   下流.材木小屋窪から鍾乳洞方面へ

     ここで中年の単独行と出会う。もう何年もこの山域を登っている彼. 鳥居谷に入り.沢沿いの尾根からタワ尾根にでると云っていたが
   後半のタワ尾根で再び出会っている。彼は木材尾根に変更して私と同じルートを綴っていた。

     手にはストックを持ち.右腰には巧いぐわいにアイスバレル添えていた。私も過って西丹沢の西に入った頃に.まず小さな園芸用のバイルから始まり
   アイスバイル持参した覚えがある。藪絡みには至極不便で.今は簡易アイゼンを持参している。間々使い易い。

   上段歩道からの尾根は急登

   紅葉は既に落ち.アセビだけが緑葉を残している.10:39

   1000m圏.科を変えての巨樹は多い.10:41
    一度勾配が緩み.左からの尾根と合わさり右にカーブする。尾根幅が広がり明るさが増してきた。

   尾根筋は自然林が続く.10:50
    巨樹と云ってもよいほどの立派な大木が数多く散乱し.見どころ満載の尾根に乗る。

   前方に尾根筋を塞ぐ岩場が現れる・・直登は不可.10:54

   1050m圏.左手の切れ目から登り切る.10:57
    左に巻道があり.直ぐ右に回り込む踏み跡を見付け詰めている

   1100m圏.岩上の蒼空.11:09
    大地は明るさが増すが樹林から仰ぐ天空の蒼さに勝る明るさはない。

    長沢脊稜
   背の境界尾根を振り返す.11:13

     足元はブナの森,重なり合う立木から頭上を仰げは樹冠が並び.長沢脊稜が連呼の如く望まれた。
   それがここでは当たり前の風景にしか思えぬ贅沢さ。額に納まりきれぬ山並みが溢れるばかりの風景を見せつけている。空は更に深い。

    狭くなった尾根筋
   丸味を持つ尾根の裏に隠れるよう1178m点がある.11:19

    1050m圏で傾斜は緩み左から枝尾根を合わせてほぼ南西に綴ってきた尾根筋は.西側へと右に回り込む。
   そして小さいながら尾根は丸味を持ち.不思議な二重山稜的な地形を創りだしていた。

    1178m点小コブ
   狭い痩せ尾根の頂.11:26

     コブには朽ちる木杭があると云うも見当たらなかった。又頂から眺められるという長沢脊稜やタワ尾根にウトウの頭は冬季の展望で.
   まだまだ茂みの蜜る中だった。アセビの多い小さな頂で先は痩せた岩尾根が連なる。

     地形. 小ピークの裏側(北)は壁のような劇傾斜で谷間に山腹を落としている。
   反面手前左の窪溝は浅いが抉られ.痩せ尾根と並行するよう延びている。短いが二重山稜を描いていた。
   1178m点の足元から左下の窪みに回り込み.先の鞍部のような所から再び左の本尾根に乗っている。

   窪んだ大地・・右肩が1178m点小コブ.11:29
    左下の窪んだ溝から左前方の本尾根に乗る。そしてアセビの茂みを潜ると上段径路にでた。

   上段径路1200m圏
     11:32

     その先でアセビ絡みの茂みを潜ると先ず.林班界標「24/25」が目に入り.上段歩道を横切る。
   小川谷右岸の山腹には上段と下段に経路が築かれ.作業道として不安定の所も多い。特に下段は経験者向き。

     上段径路は登山明細図(西編)には黒破線で記されている。過ってここから材木小屋尾根を詰めた折.
   見たことのある「底の抜けた鍋」は今だ失われていず.石標に伏せるよう置かれていた。

     2016年7月にここから材木小屋尾根を詰め.篶坂ノ丸オロセー尾根へと横断している。
   その時もこの割れた鍋が転がっていたのを見ている。初めて見る方にはこんなものと思うだろうが再び見れば懐かしさが募る。

   上流の三又方面の木杭から振り返る・・左下から登ってきた。

     以前は林道口から上段歩道を綴り.材木小屋尾根を乗っ越す分岐から篶坂ノ丸へ詰めていた。
   当時は「ツルハシ」も転がっていた覚えがあったが? 今日は吊橋を目的に尾根末端から登り詰めている。

     上部と異なり急登の連続で上段に競り上がっていた。以前.街道の終点では何年もの長い改修工事が行われ通れず.
   「人形山のミズナラ」を経て下段歩道に入り.篶坂尾根を登ったのはその後だった。

   手前は窪地状で右前方の高みへ

   初めて広びろとした大地にでる.11:39
    穏やかな雰囲気が又何とも言えず良い

   露岩帯を越え.再び丘陵のような大地に入る.11:44

   上部の壮大な台地.11:45

     もう直ぐ気温が更に下がれば色合いも含め.ジッと堪えるような閑散とした風景になるのだろう。
   左から尾根が合わさり.この先右からも尾根を合わせてる。大きな波のようなうねりで尾根筋は南西方向へ.緩やかに登り詰めて行く。

   1250m圏.ひときわ大きなブナの大木と出会う.11:55
    回りの巨樹とはひときは大きく目立つ大木

   平原上の大地に悠然と聳える

    長沢脊稜.右景
   1300m圏.登ってきた尾根を振り返り.11:57

    長沢脊稜,左景
   北方面.11:57
    坊主山.七蹴山.大栗ノ頭

    トウトの頭四間小屋尾根
   西方面

   左側の枝尾根と合流.12:07
    右の本尾根に回り込むが下る場合は気を遣う所になろう。

    逆光の篶坂ノ丸
   尾根はここから右回りに左後方にでてタワ尾根へ.12:07
    頂を目の前にして.高みが遠のく風景

    東日原から鍾乳洞を経て小川谷林道の吊り橋へ
    篶坂ノ丸材木小屋尾根から篶坂ノ丸を望む・・下段と上段歩道
    篶坂ノ丸から金袋山.人形山からタワ尾根を南東進
    一石山から旧道伝いに一石山神社