金比羅宮から前回の逆側.三井水源林へ中段.下段と向かい名手へ.今日の目的の津久井湖北岸の廃県道515号線に入り.中沢山南西尾根を詰める。
     赤馬側の尾根の末端まで進み.中沢山の55号.56号鉄塔尾根から廃鉄塔を過ぎ.頂で八-大線52号鉄塔基部に立つ。

    穴沢左岸尾根から三井禅寺より西山峠南尾根
    金比羅宮から三井径路を経て名手.廃県道から55号鉄塔・・県道515線
    中沢山南東尾根を詰め52号鉄塔
    北高尾山稜を南北に横断し中沢川から南浅川

   三井水源水平径路の分岐400m圏
   前回.金比羅宮へ訪れた逆コースで名手へ下る11:08
   三井禅寺から金比羅宮にでて中段から更に下段の里.名手に至る.。

   中段の分岐を過ぎ下段の経路へ.370m圏

     初春になり.もう下草が生え始める季節がやってくる。生い茂る樹葉の枝木は先の視界を閉ざしだす。始まるとその勢いは早い。
   裸林はアッという間に緑に覆われる。すると根元から枝木は藪絡みが始まり.殆ど手使わずに置かれた山道は藪に覆われる。
   そして暑さを増すと共に藪山の御殿が出来上がる。秩父の藪に覆われる旧道歩きも.藪を漕いでも行動は5月の半ばまでになるだろう。

   長い水平道の経路.11:23

  

   小さな石片の道標.11:29

   里近く小屋の脇を通過

   東光寺からの踏み跡道と思われる。封鎖されていた。11:37

   県道脇上の細道から東光寺へ

   柚子2個を頂いた。小さな固めの柚子は柚子湯に変身.11:42

   中沢山南西尾根
   右上が東光寺
   南西尾根に建つのは相模湖を渡ってきた新多摩線55号と56号鉄塔。正面の畑を横切る斜面は旧県道にでる東光寺の参道。

   東光寺
   この右奥にあるのが名手神社.11:46

   相模川北岸の山々
   右景・・東光寺からの津久井湖北面の展望

   中景

   左景

   名手の県道.迂回路の分岐
   標高200m圏.11:52
   県道515号線と幅広い湖畔に下る里道の分岐点

    県道515号線の分岐
     名手では左に折れる広い車道の名手橋を渡る里道と右に直進する狭い県道515号線とを分けている。
   この直ぐ先で県道は「通行止」ではなく.廃道化していた。

     県道(廃道)は県道とは思えぬ狭い515号線が相模川北岸を綴り.赤馬までは廃道で.迂回路としては桂橋周りがある。
   県道は更に柳馬場.宿と綴り.終点の千木良(東海自然歩道の登山口)で国道20号線と結ばれていた。
   直ぐ先は栃谷坂沢林道と合わさり.底沢バス停にでている。

     今回は右手の旧県道に入り.赤馬にでる手前で中沢山南西尾根を詰め.南高尾山稜に乗る積もりでいる。
   手前に三井水源林に入る作業道があるものの.赤馬への湖畔道の県道を探索しながら越えることにした。県道515号線は封鎖されている。

   先は突き当たる県道
   石階段の参道から県道515線に降りる.
   手前の「サ三夜」は月待塔と云う民間信仰.

   通行止のゲートと並ぶ三井の径路
   JPSは使用不能.11:54

     南高尾山稜から前回下ってきた作業道出口と県道515号線のゲートが並ぶ.。
   左側の廃県道は津久井湖北岸(赤馬〜名手間)の右端. 右隣りは昨年.南高尾山稜から藪原を降りてきた。

    19号台風
     県道はここ名手から赤馬までの間.は2019年の19号台風で.甚大な被害を受け.閉鎖され.今は廃県道化している。
   東京近郊の西側山域(神奈川県から埼玉県)に掛けての被害が最も大きくかった。雨台風で河川の被害が膨大だった。
   殆ど丹沢.奥多摩は封されて.箱根電鉄や荒川源流地帯の影響も強かった。

   更に柵のゲートで塞がれている。右の隙間を回り込む.11:55

   沼本ダムの下流側の津久井湖北側沿いの被害は多い。11:56
   ガードレールを回り込むと道は失われている。

   200m圏で津久井湖の野尻側を一度見下ろす.12:00
   左側の下流側で名手橋を渡れば又野でる。湖畔沿いに.国道413号線が横切る。.

   ガードレール沿いの沢を渡る前の東側.上へ高巻く.12:04
   過っては車両が通行していた県道だが落石.崩落に土砂崩れが激しく.抉り落ちる谷間はガードレールが飴のよう崩れ落ちていた。

   固定のトラロープ
   左は荒れ放題の廃県道と高巻きの迂回地点.12:05

     ロープあって安心するも.見るからに心細い心境。打つ手なしの丁寧な三点確保が必要。気を抜けば確実に落ちる。止まらず谷底へ。
   警察の警告板あり.

   綴ってきたガードそいはここまで.12:05
   ロープは動かぬよう四方の支点に固定されていた。それでもロープが張られているからの安心感はない。

   2つ手前の上部を撮った写真から高巻く.12:33

   最上部250m圏にでてトラバース.12:33
   すっきり落とされた窪溝沿いは見た目のなだらかさを持っている。ただ周りのものは落とされた斜面。

   緩そうに見えての急斜面

   新しく見えるが.19号台風後まで残された赤帽白柱.12:38
   脇に立木に青いテープが付けら手ていた。この辺はあるか.無いかの浅い踏み跡がのこされている。探しつつトラバースする。

   劇斜面で周りにあったものはここでも落とされている..12:43

   何方かと上流側の方が安定している。12:43
   上流側にも固定ロープあり.

   沢の高巻き上部.
   道が完全に流され.ガードレールが空中に浮く凄さ.被害の大きさをも.物語っている。12:46

   谷間に流れ込んだ崩落の凄さ。12:50


   ガード下を抉り落ちている.12:52

   レールが中に浮くのも暫し.12:54
   固定ロープが途切れる下降地点から崩落した県道のガードレールを振り返る。

    高巻き
     高巻きの固定ロープは左岸の上流側.下流側.供に付けられていた。上流側の方が崩落地の傾斜は緩く.軽い支えで動ける割に
   足元から林道は抉り落ちている。その凄みはガードレールが宙に浮くほど踊らされていた。

     それに比べ下流側の取付きの県道路面はガレ山のような起伏を積もらしているものの如何にか林道らしさは保っていた。
   ただ固定ロープが垂れる劇勾配の斜面は.この上もなく強い。確りした支えで.一歩.一歩.確実に攀じらなければ落ちる。又連続し.休む間も乏しい。
   理想としては下流から詰め.上流側から下るのが賢明だろう。今回はそれに従う形を取っていた。

   上流側の林道
   上流部はこのバックミラーからほぼ平穏な姿に.12:54

   路面の体積類は多いも.倒木は以外と少なかった。12:59

   一時落ち着いた一面の枯葉.13:01

   沼本ダム?
   上流の沼本ダム側を眺めるが.13:04

    如何なる沼本ダム
     初の神奈川県のダムで.愛好家からは「幻のダム」と呼ばれている。。竣工は943年(昭和18年).上水道.工業用水.発電にのための多目的ダム。
   湖は沼本調整池だが.完成された城山ダムにより.ダム湖である津久井湖の満水時には半分以上が水没するが.ダムとしての機能は維持されている。
   県道沿いに三井用水取入口跡の下降点を過ぎると石段と新多摩線の巡視路鉄塔標柱を見る。最南端の幅広い岬.その西側端が沼本ダム。

   沼本ダム直下の湖畔.13:08

     三井用水取入口跡にでる。恐らく湖面まで続く長い階段が供えられていた。ただあると云うだけで.何の指示なり警告板もない。
   降りた上流側に踏み跡道はないようだ。林道を利用していたのだろう。

   緩やかな岬型の先端にでる
   新多摩線55号鉄塔の標柱.13:11

   巡視路標柱が立つ取付き.
   如何にか抜けられたトラバースコース. 完璧な時間だが.予備は少ない。ここからは県道515号線と分かれて鉄塔尾根を詰める。

     其の儘直進への県道515号線は赤馬地区に入り.2本の枝沢を横切ると県道517号線の起点の「赤馬」十字路にでる。
   赤馬bs交差点を渡った左側にある。その上の道標には右.直進は「通行止」とあり.突き当りを右に折れれば旧大垂水峠道口にでる。
   左は県道517号線で相模湖市街地.厚木」方面とあった。

    穴沢左岸尾根から三井禅寺より西山峠南尾根
    金比羅宮から三井径路を経て名手.廃県道から55号鉄塔・・県道515線
    中沢山南東尾根を詰め52号鉄塔
    北高尾山稜を南北に横断し中沢川から南浅川