| 至仏山 s42年10月.藪山平ヶ岳から至仏山―尾瀬沼 尾瀬ヶ原地形図と山行表 s48年05月.鳩待峠から至仏山春スキー s49年05月.登山靴だけ持ち尾瀬1886m峰散策 |
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| 尾瀬至仏山スキー 大斜面の滑走とビール 陽が差すにつれベタ雪へ 朝霧の至仏山 |
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| 暑い陽射しと残雪煌めく至仏山スキー s48年(1973年)05月.晴 L松村進m見城寿雄 |
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鳩待峠付近より樹林帯の切れ目よりまだ雪被る尾瀬ヶ原 . |
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| 至仏山 先週,燧岳から会津駒ヶ岳に抜けたばかりだが再び尾瀬に出向く。 燧の頂から望んだ至仏山の山腹は余りにも白く.大きな雪原のような房はコバルトブルーの濃い空に突きだしていた。 スキーする為の傾斜が続き.私を呼んでいる。 その印象が崩れぬうちに山へ行こう行こう。そうだ! ビールを呑む山行にしよう。頂で,又間で1本, 雪煙りを上げ.テールを蹴り尾瀬の雪面を切ってビールを呑もう。 大斜面の滑降を思い至仏山を臨む雪に寝転びビールを飲もうと週を改め再び見城さんと尾瀬滑降を試みる。 腐り掛けた至仏山の肩雪面を登る 朝方の凍った雪も陽が差すにつれ腐り掛け,適当に潜る。 樹林帯を壷足で抜け.視界が利きシールを付けた。登山者は我々だけのようだった。 至仏山々頂 至仏山北面,平ヶ岳へ至る稜過っては秋合宿に平ヶ岳から至仏山へ藪山山行を企画し.大部隊で縦走し,尾瀬ケ原でキャンプ.茸ナベを摂っていた。 登りで汗掻くも.一時の雲陰が肌寒い頂まで雪原のような斜面が続き.今朝も真っ白い頂に紺碧の空に浮かんでいだ。 春の霞と強い陽差し.汗が垂れ休む微風が快い。 水代わりにビールを呑む。呑み心地は抜群だった。沁みる喉の心地が,何とも言葉に出せぬ贅沢さをもたらしていた。 程好い体の照りが一層旨さを増殖させ.あっと云う間に飲み干した。 下から運んできたビールはザックにまだまだ残っている。 至仏の東面は既に地肌を現していた。次第に陽差しが大地を暖め霞が山々を被いだしている。 |
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至仏の東肩から滑る |
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| サブザック1つの空身の山行が散歩を思わす。 天然のゲレンデと眺望に酔い.シールを外した。これから滑降の一歩が始まった。 始まる大斜面の滑降滑降 シャッターチャンス.ピントは甘いが誰が滑っても絵になった。 蒼空に白雲が浮かび.雪原を傾けた大斜面が目の前に現れる。 頂から尾瀬ヶ原に向かい滑る。雪面は腐っても滑べ心地は満点だった。 ただ転びでもしようなら.ベタ雪のお返しが返ってくる。 普段着その間々の服装は衣類を濡らし.肌着までビショビショにさせる。 互いに余りにも近くに停まるので湿雪のシャワーを浴びる爽快さ。 極端にエッジを立て近づきシャワーを浴び.そして互いにゲラゲラ笑った。 山頂から南東斜面をトラバースしつつ滑降 |
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燧ヶ岳を背に |
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![]() ![]() 大田代 もう尾瀬ヶ原の残雪も大分溶けた。 まだ緑一面とは程遠いいが疎らな中,春の兆しが伺える。 足元からも残り雪を破り.新しい芽が吹き出した。 そして水芭蕉の季節が遣ってくる。スキーを持ち.登る東北の山の季節にもなってきた。 小至仏の肩を抜ける まずビールを呑むための1本目的のビール 休み2本目.あっと云う間の下り.今日2本目のビールを呑む。 汗を掻き乾いた喉が快い。冷たいビールが喉を通り.体の隅々まで沁みてきた。 酒好きの先輩が何故かビールを拒んでいる。まだ1本しか呑んでいなかった。滑る調子を観ても元気はあるが? 山で初めて目的通りのビールを呑む。 過ってビールを呑む場所を選んで望んだ山がある。 上越,赤谷川本谷,源流である。持参するも雪上は雨に叩かれ惨めな山行だった。その上.藪絡みの悲惨な山行になる。 山ビールはOBになりよく呑んでいる。ただ今日は違っている。目的の山で強い陽差しを浴び喉を潤している。 旨い一言が全てを語っている。 陽はそれに負けぬよう高く輝き雪面を照らす。袖を捲くっても暑い程だった。 樹海に入る オヤマ沢田代横付近ベタ雪 暑い陽差しにベタ雪は,益々腐りだす。緩斜面に入りテールは詰まり気味になる。 この雪ではスケーテングもできない。ストックを使い強引に樹林帯に入り込む。 馬力の滑降は切っ掛けさえ掴めば,間々進んだ。 それでも森は雪さえ覆っていれば木蔭の涼しさと林間を綴る楽しさがある。 あっけない登りと,あっけない下り,それでも雪と遊ぶことができた。 短い数十分の滑りも,山を独り占めした気分は贅沢そのものでだった。 新芽が萌えだした樹林を綴れば鳩待峠にでる。 |
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尾瀬ケ原を見下ろす |
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