長沢脊稜.蕎麦粒山 ・・奥多摩.蕎麦粒山Top

     蕎麦粒山鳥屋戸尾根は北側から笙ノ岩山・塩地ノ頭・松岩ノ頭のピークが並び.それぞれに支尾根を派生させている。
   笙ノ岩山の南寄りから南西に延びて倉沢橋付近に没するのが神庭尾根. 松岩ノ頭からほぼ東に延びるのが松岩尾根
   塩地ノ頭の南方1264mから西に延びるのがシオジ窪右岸尾根。塩地ノ頭とのほぼ中間部から985m点を経て長尾谷に没するのが塩地ノ頭北西尾根.

     2009年12月. 真名井沢北稜から曲ヶ谷北峰―蕎麦粒山鳥屋戸尾根から桂谷を経て.林道・街道を抜けjr奥多摩駅
     2010年01月. 登り尾,鳥屋戸尾根から長沢脊稜を縦断―仙元峠仙元尾根から秩父浦山・・大日堂
     2016年04月. 倉沢川長尾谷右岸歩道から棒杭ノ頭左又窪左岸尾根―鳥屋戸尾根松岩ノ頭松岩尾根から細倉橋・・林道.川乗橋bs
     2016年12月. 長尾谷からシオジ窪右岸尾根―塩地ノ頭.笙ノ岩山を経てトヤドから神庭尾根を下降.平石橋左岸歩道

  続・新秩父線の鉄塔尾根・・2度に分けた山行は前山行の真名井北稜から蕎麦粒山に続き.改めて蕎麦粒山に立ち.秩父へと仙元尾根を下る。
      今回は登り尾・鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に立ち.長沢脊稜の仙元峠から送電線を追い秩父浦山へ 2010年01月23日.松村

    登り尾.蕎麦粒山鳥屋戸尾根から長沢脊稜.仙元峠
    仙元尾根と新秩父線から秩父浦山.大日堂

     前回の「続.山行」として長沢脊稜.仙元峠から秩父側の仙元尾根に入り.新秩父線鉄塔を追い浦山から秩父さくら湖に至る。
   師走も押し迫った29日.川井から大丹波川沿いを遡り.鉄塔尾根の真名井沢北稜から蕎麦粒山の頂に立っている。
   1/2万5千地形図「武蔵日原」を読むと送電線新秩父線が地形図の中央上から右下の長沢脊稜を跨ぎ.歩んだ時の赤線が記されていた。

     送電線新秩父線は新山梨開閉所から秩父さくら湖西岸を連ねる仙元尾根を登り都界尾根を跨ぎ奥多摩地域に入り真名井北稜を下って.
   五日市駅近くの新多摩変電所と結ばれている。前回はその真名井北稜から蕎麦粒山に至る鉄塔沿いの尾根を逆に歩んでいる。
   この新秩父線を繋げるルートとしてアプローチは登り尾.鳥屋戸尾根を選び.蕎麦粒山を経て鉄塔尾根の仙元尾根から秩父浦山へ。
   ・・送電線の送電は逆に流れている。後記.

     最近山に入るにつれ.山へのアプローチとして鉄塔巡視路からの入山が多くなっている。
   昔は全く無視していた鉄塔だが今では巡視路として.ワザワザ求め歩んでもいた。人工的なものを一切嫌い.山小屋をも敬遠した時代があった。
   それが山小屋に頼らなければ登れぬ年齢にもなっている。野宿を諦め何年経つだろう。

    仙元尾根
     初めは仙元尾根から蕎麦粒山へ立ち.棒ノ嶺(棒ノ折山)から河又へ.「みわらび湯」に寄って帰京することを考えていた。
   昨年春に秩父駅からの路線バスが廃止されたことを知る。市営乗合バスの利用は数年前と異なり.浦山大日堂からの入山は10時半になる。

     如何考えても単独での秩父からの入山は交通の便を考えると無理だった。仙元峠自体が私には遠いい山になっている。
   それ故暮れに訪れた奥多摩側の鳥屋戸尾根から蕎麦粒山を南北に縦断する形を取ることにした。
   大日堂発最終バスは15時40分.間に合わねば秩父鉄道浦山口駅まで.秩父さくら湖々畔を抜ける林道を1時間半歩くことになる。

    1月23日(土).晴後曇
       jr御徒町4:49=神田5:00=4:55立川6:04=6:34青梅:35=7:17奥多摩:25=7:30川乗橋bs.

     前回の真名井沢北稜から蕎麦粒山へ登った折.利用した同じ電車で神田駅で乗り換える。
   青梅付近で夜明けを迎えている。淡い雲の重なりが陽を閉ざさせ.多摩川の谷間に入るものの.まだは白み掛かける明るみの朝を迎えていた。
   軍畑駅を過ぎ沢井に入る頃には河原は狭まり.御岳山の一部分の御岳の頂だけが朝焼けの照り返し燃え上がっていた。

     先月は桂谷からjr奥多摩駅まで歩き続けている。やはりバスは早い。日原街道.川乗橋で下車舗装道路ゆえ尚更早く感じられた。
   路肩にはあるかないかの仄かな残り雪を見ている。御岳山で見上げた日差しは何処へ行ってしまったのだろうか?
   日は厚い雲に閉ざされ周り全てが氷り付く空気に固まっていた。−2℃

    長沢背稜と蕎麦粒山鳥屋戸尾根・上半
   前回登った日向沢ノ峰南峰より

     背は天目山横篶尾根. 手前の谷間は川乗谷源流の桂川
   前回は日向沢ノ峰南峰に立ち.蕎麦粒山から手前の桂川を下り.林道を綴り街道からjr奥多摩駅に日没と競争して下りていた。・・2009.12.29/12:14

    登り尾
   鳥屋戸尾根末端の登り尾の取付き

     登り尾,鳥屋戸尾根
       7:30川乗橋bs一8:35(小.赤杭.縦岩):45一9:35(2つ目のコブ):45一神庭尾根分岐一9:55笙ノ岩山10:10一10:20塩地ノ頭
       一11:30踊平.仙元十字分岐一11:45蕎麦粒山.大12:40.

     倉沢谷塩地谷と川乗谷桂谷を源とする蕎麦粒山は鳥屋戸尾根の分水嶺をなし日原川に没している。
   川乗林道のゲート起点から5分も歩かずしてカーブミラーの脇に小さな木片の道標「鳥屋戸尾根へ」を足元に見付ける。

     暮れの最後に見る小さな道標だった。ここが登り尾から鳥屋戸尾根へと続く取付き地点。
   神庭沢と西沢を隔てるトヤト山(小ノ岩山)1230m圏へと辿り.鳥屋戸尾根から蕎麦粒山に至る尾根を詰めることになる。

     もう間伐してもよさそうな枝木の煩い樹林帯に入ると直ぐ尾根末端に乗る。
   幹15〜25cmほどの中木林の杉林を過ぎ.綺麗に枝打ちされた植林帯に変わり抜けている。急斜面の登りが続く

     訳の判らぬロープが垂れ下がっていた。その先にも川乗谷側に入り込まぬよう別の固定トラロープが張られている。
   ただ尾根筋を上へ上へと詰めればよい。確りした踏み跡が綴られ.丁寧過ぎるロープに無駄だと思うのは私だけだろうか。それとも下り用か?

    横篶尾根東面
   登り戸に乗り倉沢谷側.7:49

     高度を上げるにつれ樹間を透し.左手の倉沢谷側は朝方の明るい陽射しに照らされた。横篶尾根が大きな盛り上がりを見せデンと腰を据えている。
   大きな盛り上がりを描くのは滝入ノ峰と横篶山.下流を覗き込むとその裾末端には大きく削り取られた石灰採堀場が広がりを見せている。

     これまた目立つ形で抉り刻まれ.多摩・日原地区には多摩工業の事業所が独占するかのように多くあり目立つ。
   この辺は奥武蔵.秩父を含め多くの石灰の採堀場が多くあり.廃掘場や古くからあった小さな採堀場跡も多い。

    川苔山と本仁田山
   川乗谷側を望み.8:04

    鳥屋戸尾根下部・・登り戸
    
    確りした水源巡視路の尾根道.8:56

    横篶尾根
   鳥屋戸尾根に入る.8:57
    倉沢谷側の滝入ノ峰見通尾根と横篶山山幕岩尾根.1388m峰

     後に分かったことだが笙ノ岩山の直ぐ手前のコブには左後方に桜平バス停から入いる神庭尾根と合わさっている。
   登ってきた林道起点からの尾根は「登り尾根.登り戸」と呼ばれ.合流点上部は或いは全体的に鳥屋戸尾根と呼ばれている。

     又奥多摩山域では青梅街道沿いに「榧ノ木山のぼり尾根」と「七ッ石山登り尾根」がある。又雁ケ腹摺山直下にも「登り戸尾根」がある。
   共に急登のコースで猟の為古来から登られてきた尾根を示しているようだ。

    笙ノ岩山と蒼空
   9:49

    長沢脊稜
   笙ノ岩山(庄ノ岩山)1254.8m.9:50

     倉沢谷を隔て天目山(三ッドッケ)の肩から延びるのが都界尾根。1449mP棒杭尾根は塩地谷と長尾谷を分ける倉沢谷の中間尾根。
   右端の2つ目のコブが仙元峠のコブ.更に右端を詰めれば蕎麦粒山に至る。

     初めてのコブには「川乗バス停」と小さな板切れの標識があり.2つ目のコブには「保安杭と水源かん養」の標識が立つ。
   ここで1本取り.息切れする登り坂を越えると笙ノ岩山の頂に立つ。この時期はススタケもすっかり枯れ落ちている。

     鳥屋戸尾根の右境には広葉樹の灌木林が被い.裸林の絡む樹間を透し左前方に長沢背稜が扇状に帯のように長い広がりを示している。
   右端に秩父へ下る仙元峠の小さなコブが望められる。峠と云ってもコブの上の富士見峠とも云われていた。

     尾根の右沿いは杉の樹林帯に覆われ.尾根末端から頂までの東面の山肌斜面は緑の針葉樹の植林が続いている。
   その林層の境が鳥屋戸尾根の尾根筋になる。倉沢谷側は冬木覆う自然林に埋め尽くされ.歩む足元の先は真北へ蕎麦粒山の頂を望む。

    川苔山・・鋸尾根とウスバ尾根
   松岩ノ頭1288mから右手の川乗谷を隔て.10:10

     川苔山に重なる正面が足毛尾根.一昨年登った尾根は横ケ谷を回り込み足毛岩の上部を横切り頂への尾根に乗っている。
   若き日の山に対する何かが.顧みたのだろうか? 何十年振りに奥多摩を訪れ.再び山登りを始める切っ掛けになったのが川苔山だった。

     右手は川苔谷へ落ちるウスバ尾根.右奥は赤杭尾根のズマド山.更に遠くは多摩川越えての日の出山。
   川苔山の左肩が曲ケ谷ノ峰(南峰).その左がヨウヘイヒョノ頭(北峰).そして左手前が松岩尾根になろう。

    重なり合う奥多摩南部の山並
   本仁田山平石尾根に乗ると町界尾根

     中央が大岳山. 右の町界尾根を綴ると天地山.鋸山鋸尾根に大ダルミを越えた鞘口山が姿を現している。重なる山並は浅間尾根と笹尾根
   その左奥は遥か遠く東丹沢の三峰山と大山. 右に目を向ければ登って丹沢三峰と丹沢山

     尾根筋は取付きからずっと登り一方の登り尾根だった。笙ノ岩山を越えると穏やかになり.尾根巾も広く幾つもの起伏を越えるようなる。
   息を整え周りを見渡せられるようなると尾根通しの東沿いには赤松の林が多く見られるようなる。

    展望
     本仁田山から西方へ長く派生する平石尾根は大沢で日原川に没している。その直ぐ上流側が川乗谷の出合になる。
   この尾根の大きなコブは写真で望められる平石山。

     日原川を隔てた谷筋奥に大岳山.鋸岳.鞘口山と連なる町界尾根が北側の山陰を映しだしている。
   重く垂れ込む層雲が陰色を深め.更に遠く南秋川の山々も墨絵の山波として墨の濃さが遠近感を生みだしていた。

     南北に広がる奥多摩の山々.ここから望む浅間尾根も大きく浮き出され.更に奥の笹尾根は驚く程立派に構え眺められている。
   鋸岳の左の奥に綺麗な円錐型の山を描いているのは陣馬山だろう。右手に登ると相州最北の笹尾根には生藤山が聳えている。

     暮れの忘年会山行で海沢谷から大岳山に登っている。再び登山を始める切っ掛けになったのが鋸尾根からの御前山越えだった。
   川苔山の頂に立った折り教えて頂いた奥多摩三山。その翌月に出向いた山だった。

     都以外の山々には多く入山しているものの.東京近郊の山々は殆ど知らなかった山になる。
   川苔山も初めて出向き高尾山と同じイメージで.下調べなして出掛けている。頂近くに小屋跡があったが営業小屋はなかった。

     その程度の知識しか持っていなかった。ここから望む幾つもの山並は最近歩み出し訪れた山々になる。
   この数年で踏破した山々が墨絵の色の如く綴られ.自分が訪れた成果を現わしていた。

    鳥屋戸尾根上部
   蕎麦粒山と鳥屋戸尾根1339m峰.10:27

     松岩ノ頭の先は春が訪れるとシロアシオが咲くと云われている。頭上に広がっていた蒼空が次第に東方から追い払われ.層雲が覆い始めていた。
   まだ陽は射しているが肌寒い。手袋をはめ喘ぎ白い息を吐き.我慢のコブ越えが続く。

     左手倉沢谷側の遠方から聞こえていたチェンソーのモーター音が気に掛かっていたが.治まり静かになると反対側の塩地谷,
   右前方からはブルドーザーの音が遠く響いてきた。よく耳を傾けるとダンプらしき音も聞き分けられている。日向林道の保全のための工事だろうか?
   遠くから聞こえる響きとして.聞くとともまく聞こえてくる。冬枯れの陽射しと共に心の片隅に心地よい響きとして残された。

    天目山尾根(都県界尾根)
   離岩尾根と桂谷.右が日向沢ノ峰南峰.10:47

     尾根上は確りした踏み跡が綴られている。道標はないが全く登山道と変わらぬ山径が尾根筋の東脇に切り開かれていた。
   その間の距離はない。見下ろす直ぐ下に登山道が綴られ.当然近過ぎ尾根筋の藪径を歩く人はいなかった。上部の尾根筋は荒れ始めている。
   「山と高原地図」昭元社では難路として示されていた。このこと自体が数mの違いで並び可笑しくもある。

   尾根上は藪径.11:00

     鳥屋戸尾根上部は藪尾根だが10〜15m東側には巻き道が綴られていた。それに変わる尾根上の踏み跡は薄く荒れ過ぎていた。
   体に触れると枝々はボリボリ折れ.掴む枝も折れるほど人の歩み跡は薄い。前回は脇に立派な山径が築かれているにも拘らず.桂谷に入ってしまってもいた。
   山径を逸れ作業道を走り下ったことが仇になっている。

   枯ススタケの最後の詰めと登山道.11:14

    蕎麦粒山
     長尾山1339mを越え.幅広い尾根径を尾根伝いに蛇行しつつ登るとスズタケに囲まれた踊平にでた。
   頂手前の仙元への巻き道の十字路には水源巡視路が横切り.直ぐ蕎麦粒山の頂に立つ。前回より南面の天空は澄んで更に碧い。

     向かう頂稜越しに秩父さくら湖が左下の藪に絡みに見下ろされている。
   送電線を探すと日向沢ノ峰脇の新秩父線51号鉄塔が陽光に反射して煌き.一工場谷を横切る樹海に埋もれる53号鉄塔が微かに見下ろされた。

     前回,真名井北稜の送電線尾根を登り.今回は秩父へと綴られた送電線伝いに仙元尾根を下る。
   改めての望んだ送電線は工場谷を越え仙元尾根から秩父へ。黒部幹線から新秩父変電所へと繋がれている送電線。

     仙元尾根を下れば57〜60号鉄塔の基部を踏み,鉄塔の真下の基部から展望を仰ぐことができるだろう。
   そして秩父さくら湖左岸沿いに走る安雲幹線と所沢線の鉄塔群をも見ることができればと考えている。
   昨年の春先は新多摩開閉所先の新多摩線沿いの山々を歩き回っていた。藪径ではないが巡視路や経路を選び歩むようになった。
   曲ヶ谷北峰より鳥屋戸尾根全景 鳥屋戸尾根上部桂谷ルート図

    蕎麦粒山
   1472.9m三角点峰.三角山.火打石山.12:10
    頂にでて束の間の秩父の蒼い空

    長沢脊髄・都県界尾根東面の桂谷ノ峰と日向沢ノ峰と曲ケ谷北峰
   左景・・前回綴ってきた境界尾根.11:37
    左奥が秩父側の有間山. 右側は都下の川苔山と本仁田山

    高ワラビ尾根.ヤタワ尾根.大持山からの西尾根.有間山に至る稜線
   中景
    広河原谷流域の奥武蔵・・小持山.大持山.横倉山
    望めぬ矢岳と大持山の間の谷間が浦山川から流れる秩父さくら湖. 左手前方斜面に落ちているのが仙元尾根

    蕎麦粒山北尾根に乗る鉄塔群
   左景・・右上が有間山.山裏奥が名栗湖.11:36
    1.155m地点から派出した左尾根の新秩父線54鉄塔. 右尾根上の53号鉄塔

    昼食
     今回は前回のおでん汁のきし麺に替わり.うどんを試みる。350ccの湯を沸かし1分ほど茹で生うどんを解し.長ネギと生卵を加える。
   そして待つこと2分.粉末ソースにイカとインゲンの天婦羅を乗せている。
   昨年百蔵山で試した掻き揚げ天婦羅は値段の割りに天婦羅の原形が崩れ.仲間の評判も悪かった。替えてグー!

     食後のお茶はやや少なめになる。水500cc1本では直火の場合はギリギリの量だった。インスタントの違いがでている。
   今回はサンドイッチを行動食として分けて持参した。行動中の飲料水は茶500ccが丁度.下山してなくなる量となった。
   他に菓子箱から持参したチョコとビスがよかった。

        酉谷背稜(長沢脊稜)・・11:45蕎麦粒山.大12:40一12:55仙元峠
    西面の都県尾根
   長沢背稜にでて細くなった山径.仙元峠へ.12:37

     肌寒くなる。丁度食事を終えた時.30分遅れの次の便で登ってきた単独行者と出会っている。彼も今.鳥屋戸尾根を越えてきた。
   地元秩父の人で有間山を越え下ると言う。私の名栗湖へ下るのとは反対方向になる。

     改めて仙元尾根を下り.昨年師走の真名井沢ノ頭北尾根からの鉄塔尾根を結び.秩父浦山に抜けようと思っている。
   川苔山からの2人目の単独行者が現われたのを機に.上着を着たまま蕎麦粒山の頂を発つことにした。

    蕎麦粒山北尾根と西面
   仙元峠を越え尾根を下って右後方を振り返る.12:44

     長沢背稜に足を踏み込み西方の鞍部.鼓ケタワ.にでると左後方から蕎麦粒山からの南山腹道と合わさる。
   古い道標があり.先の山道は背稜の山道が1つになるも直ぐ仙元峠を巻く山腹道と分かれ.縦走路を分けていた。
   峠への踏み跡に入り.少し荒れ気味の背稜に入れば石祠に幾つもの道標類が乱立する仙元峠にでる。

     広河原谷源流の北尾根群を支えに新秩父線鉄塔が建ち.綴られた送電線は仙元尾根に乗り.秩父へ尾根伝いに下りている。
   この鉄塔尾根を巡視路沿いに浦山川俣へ下る。

    鳥屋戸尾根上部ルート図
    登り尾.蕎麦粒山鳥屋戸尾根から長沢脊稜.仙元峠
    仙元尾根と新秩父線から秩父浦山.大日堂