| 里の塩山は朝日を浴び紅葉真っ盛りの晩秋の里と柳沢峠では寒の吹く付ける新雪に迎えられた。 笠取山の南方の境界尾根を北上し笛吹川左岸流域へ. 柳沢ノ頭から鈴庫山.藤谷ノ頭.赤岩御殿と二ケ引ノ頭へと横断し笛吹川 ・・笛吹川流域Top 都県界尾根から藤谷ノ頭市界尾根で笛吹川沿いに横断. 朝方雪雲覆う寒風の柳沢峠から都県界尾根の鈴庫山.ハンゼノ頭に立ち. 都県界尾根を北上し藤谷ノ頭へ。.藤谷ノ頭市界尾根からは赤岩御殿.棒抗.二ケ引ノ頭を経て笛吹川沿いの三富へ. 2014年11月21日.松村 柳沢峠から三窪高原を抜け鈴庫山をピストンし藤谷ノ頭 ・・初狩駅〜立河原間の右手の車窓展望 藤谷ノ頭市界尾根から赤岩御殿を経て笛吹川三之橋へ 昨年.今年と丹波川源流南部流域に通い始めたことで.丸川峠の更なる先.柳沢峠から西側の笛吹川とその支流の重川に挟まれた山域にも 足を伸ばし始めている。その一歩と柳沢峠から入山した。青梅街道の柳沢峠には何度か寄っているものの.この山域に入るのは初めて。 塩山市内の真っ盛りな紅葉と比べ.柳沢峠では新雪が舞い.柳沢ノ頭からは県界尾根に掛かる甲府盆地を取り巻く山々を一望する。 ハンゼンノ頭から鈴庫山に寄り.三窪高原を抜けて.藤谷ノ頭へと各小峰に立つことで.全体的な位置を体で実感している。 そして山梨市と甲州市の市界尾根の寂峰.赤岩御殿を訪れ.鈴庫山林道を横切り.笛吹川沿いの三之橋に下ることにした。 冬型の気圧配置が緩み.日本付近は移動性高気圧に覆われる。ただ大陸に低気圧が発生し.2つの高気圧の間に雪雲が湧き上がる。 東海地方にも低気圧が発生し関東南岸は冷雨となり.気温は12月並に。甲信地方の高みは浅い新雪に覆われる。 11月21日(金)重雲後快晴 jr御徒町.京浜4:36=4:39神田:41=5:57高尾.松本行6:14=7:22塩山タクシー.¥5660.=7:55柳沢峠 jr中央東線のアプローチで初狩駅〜立河原間の右窓・・北面を望む 滝子山東稜と東南稜.穴沢右岸尾根 jr初狩駅の下り線ホームにて右上は葛野川線20号.21号鉄塔 滝子山浜立尾根.南稜.滝子沢中間尾根.東南稜. 正面下が北方川両岸尾根 穴沢出合.神戸(こうど)付近より車窓の左端は大鹿峠を越えてきた滝子山南陵末端のコブ.峰の山911.2mに乗る送電線笛吹線の鉄塔で. 左側の滝子川へと架かり.北方沢右岸尾根の末端のコブ.天神山の北側を回り込んで北方沢沿いに下る送電線。 尾根末端の左脇に小さく見える鉄塔は葛野川線24号・25号の巨大な鉄塔. 笹子川右岸の山腹を遡り. 新山梨変電所と結ばれている。中央はjr大月-勝沼線の鉄塔で.ここからは超高圧の送電線葛野川線と同様にその下段を綴っている。 東南稜北方川右岸尾根末端 先へ進んで立河原付近より紅白の鉄塔は葛野川線23号.後方の小さな鉄塔は笹子川対岸で葛野川線と交差し.登ってきたとjr大月.勝沼線36号鉄塔。 列車 神田駅から5時発の快速に乗ればよいものの.何を勘違いしたのか始発に乗車。高尾駅で同じ列車に乗り換えている。 夜が明け,列車は小仏隧道を潜り.線路は大きく弧を描きながら相模湖の湖畔を綴る。隧道口から振り返ると多摩川下流の谷間は朝焼けを迎え. その一角を赤らめている。新秩父線の鉄塔群が点々と煌めいている。頭上は次第に層雲が切れ.陽光を仰ぐようなった。 初狩辺りから紅葉に染まる里山が見上げられるようなると滝子山はまだ雪被らぬが.その右奥に連なる大菩薩連嶺は白銀を抱き煌めいていた。 桂川の谷間が狭まった河原沿いの沿線の白野付近では見事なまでの紅葉美が車窓一杯に真近に迫り眺められている。 その尾根沿いに乱立するよう巨大鉄塔が雨上がりの朝光を跳ね返し煌き輝いている。雨雫は各々の駅ホームに停まる都度. ベンチや柵を濡らし.笹子隧道を潜る車窓の窓ガラスは何処もが一斉に曇り.坑内との温度差で冷え込んでいた。 塩山駅に降りたのは私独り.連休の前日としては寂しい旅立ちだった。それでいて柳沢峠からの入山は初めてになる。 タクシーの運転手が改札口で画用紙2枚ほどの大きさの紙に「松村さん」と書き留め.広げて私を待っていた。少々照れくさいが一番良い方法だった。 駅北口より乗車.重川を遡り.青梅街道の最高地点.柳沢峠に至る。昨日タクシーを予約したのが15時. 山沿いは降雪だと情報を得ていた。予想では降雪は少ないが3時間ほど降る見込み.昼頃から陽が差すと云う。 その為車内で合羽下とロングスパッツを付けている。身仕度を整えながらラッセルを連想すると湧き上がる気持を押さえることはできなかった。 その上山上では陽が射しだす姿.新雪を踏む世界を夢みている。柳沢峠では今粉雪が舞い.新雪を積もらせ私を待っている。 塩山駅のタクシー乗場周辺.街は紅葉の真っ盛りを迎えている。それは又.不思議な気持ちを持って乗車している。 柳沢峠付近ではまだまだ青梅街道の大改修が続いている。一ケ所.峠下の隧道口では相互一方通行の工事をしていおる現場にでている。 隧道脇の旧道を通っている。完成後はこの旧道は通行止めになるそうだ。 タクシーは柳沢峠茶屋を回り込み総合案内所前に停車した。付設の市営Pには1台の車が駐車している。 2008年4月,両神山から西沢渓谷・「ほったらかし温泉」と回った帰路.ここ柳沢峠に寄り.大改修中の街道を見つつ青梅にでていた。 塩山駅発甲州市営大菩薩登山口線バスは登山口(裂石)までは均¥300 登山口=落合間は4/26/26〜11/24日間の土.休日に運行. 塩山駅発8:30=9:20柳沢峠¥800=9:30落合¥1100.午前中1本のみ.・・1960年後半の青梅街道路線バス 笠取山から南に延びる境界尾根・・藤谷ノ頭・ハンセンノ頭・柳沢ノ頭・高芝山 乾徳山道満尾根を抜けた草原より・・2012.09.16/11:20ハンセンノ頭と柳沢ノ頭の間(中央)手前の小さな鋭角のコブが鈴庫山。手前の坂脇峠とへと繋がり滑沢山へと延びている。 この山域を隔てるのが手前の笛吹川.足元に大平高原を見下ろし.背稜は大菩薩連嶺で大菩薩嶺.雷岩.妙見ノ頭.大菩薩峠.熊沢山.丸石峠. 新雪の柳沢峠 柳沢山登山口.7:55〜8:05峠の左手は三窪高原登山口. 右手は峠の街道を横切り牛首谷に入る「柳沢峠のブナのみち」が続いている。 柳沢峠からハンゼノ頭.鈴庫山をピストンし藤谷ノ頭へ 7:55柳沢峠8:05一9:13分岐一8:37柳沢ノ頭一9:00一林道⇔林道分岐9:30鈴庫山 林道分岐一10:13無線局一10:40分岐のコブ:50一11:05藤谷ノ頭 柳沢峠 無事.チェンを付けずに峠に降り着いた。礼を述べ運転手と別れ.侘しい柳沢峠に独り残されている。 柳沢峠はこれから目指す丹波川北西側の山の南端.柳沢ノ頭の東側にある峠。 駐車場の路面の雪は解け.裸土に薄ら新雪が残されていた。以外と期待外れの浅い積雪. 三窪高原登山口から登山道は九十九折の林道をショートカットして左下に分けて.柳沢ノ頭の左斜面を巻きながら南面から柳沢ノ頭に立つ。 甲府盆地の街並は雲海の下に隠されていた。淡白い薄い絹のシートに包まれたような雲表は又二重の層雲に分け盆地全体を覆っている。 塩山駅に降りた時は重く垂れ込んだ雪雲が街並を覆っていた。天気回復を期待しながら.厚い二重の層雲の下にいた。 それでも駅近く.庭先の片隅には赤く紅葉に染まる庭木を見ている。紅葉前線は駅前の里まで降りていた。 重川右岸尾根 高芝山への分岐から南面を望む.8:33入山 柳沢峠の駐車場より歩むもやや肌寒かった。薄ら積もった新雪が足音を消し.静まり返った山道は閑散とした響きの冷たさ。 遠くに「コトコト」と中央東線の列車が行き通う音色が心地よく.ここまで伝わり聞こえてきた。澄んだ大気とはいえ驚くほどの遠さにある。 そして時たま先ほどの工事現場から発する堅い金属性の音色を耳にしている。その耳先が又冷たかった。 竹森林道 雪面の踏む足跡を見るとハイカーが一人.入山しているようだった。峠に停めてある車は彼のものかも知れない。 途中で林道から雪径に入り.右手に板岩を見て.「←竹森林道.国道411号↓.三窪高原→」の道標がある柳沢ノ頭肩.分岐にでる。 左手は通行止の径.入れば高芝山から塩山盆地へ南下する藪尾根が延びている。この尾根が本名の山だが初めての山域で.次回に回る積りでいる。 竹森林道は柳沢峠を起点にして.柳沢ノ頭と高芝山の鞍部を抜け.竹森川流域で県道鈴庫山林道と合わさっている。 そして大きく鈴庫山の西側を巻くよう北上し.藤谷ノ頭の境界尾根(西尾根)を横切り.市道林道に変わると北上し更に延びている。 今日は境界尾根から入り.午後にはこの切り崩しの終点ゲートに突き当たる市界尾根(山梨市と甲州市)を下り.笛吹川左岸まで横切る積もりでいる。 郡内と国中との境をなす山稜 柳沢ノ頭山頂から雲海に埋まる甲府盆地..8:37雪雲覆う柳沢ノ頭 柳沢ノ頭(象山)1671.2mは春になると赤いヤマツツジに囲まれ.賑やかな頂になり.中高年ハイカーに人気の高原。ただ今は閑散としていた。 南側の僅かに切り開らかれた展望はが一気に開かれている。大菩薩連峰の西端に位置し.手前は柳沢ノ頭から高芝山への連なる遠望は 幹線道が集まる笹子峠を越え.御坂に入ると延々と続き.御坂山塊が大きな弧を描きだしていた。 又甲府盆地の境が甲斐では郡内と国中の境になり.西端に当たる。部分的には塩山盆地と呼ばれていた。 今朝は忘れた頃粉雪が舞う。寒々しい風景を創っていた。富嶽は黒い山雲の中にある。 ハンゼノ頭1686m手前のコブ 裸林に被る新雪.8:40ここで今日最初で最後のハイカーと擦れ違う。駐車場にあった1台のマイカーは彼のものだった。 「侘し過ぎぎ.来たばかりだが新雪を踏んだので帰る」と云う。暫く雑談していたが途切れなく.失礼して小鞍部を過ぎハンゼノ頭から鈴庫山にでる。 ハンゼノ頭手前鞍部 ハンゼノ頭南側鞍部と先方が柳沢ノ頭.9:04笠取林道(国道411号を経て)の分岐と鈴庫山の分岐. 広い鞍部には左右に2つの分岐があり.右端に東屋がある。 垂れ込む雪雲に新雪が肌寒さを誘っていた。もう10cmも積もれば違った感覚で愉しむことがことができたのだが。午後の晴れ間を期待した。 ハンゼノ頭1686mには三角点標石と脇にガッチリした方位盤がある。標高は1680mと記してあるが異にしている。 ハンゼノ頭は「半瀬の頭」と書き.北東の柳沢川側に同名の沢がある。雪が積もっていなければ草付きの頂で展望はよい。 近くは大菩薩嶺から奥秩父主脈が望め.南側には雲海に浮かぶ.甲府盆地を取り巻く山々がおぼろに一望できている。 柳沢峠にあった山梨県林政部の案内板から左端が鈴庫山.南枠外が高芝山 重川 三窪高原 三窪高原は山梨県甲州市に位置する高原で.奥秩父笠取山から南方に長く派生させる境界尾根(甲州市と丹波山村)の南部にあるハンゼノ頭に 係る周辺にある。柳沢川の源流東北面にある三窪高原は笛吹川中流と丹波川源流に挟まれた丹波川側に広がる高原状の台地。 三窪高原の「三窪」はハンゼノ頭周辺には3つの窪地があり.甲州市のレンゲツツジの名勝地として知られている。 案内板には「三窪のレンゲツツジ及び生育地」の看板には「県下における有数なレンゲツツジの群生が広範囲に分布しています。 レンゲツツジは朱赤色で径6pほどの大きな花が枝先に数個集まって咲く落葉低木です。花色は濃紅色のものから黄赤色にいたるまで. 株により色々であり.日本の特産種で温帯に発達した二次植生の典型といわれている。」とある。 三窪高原は6月上旬〜中旬に掛け10万株とも云われるレンゲツツジの咲く群生地で.三窪路は全て森の中にあり. 近年鹿害が深刻な事態を起こし.ここ3年続けてツツジ祭も中止され.侘しいまでだと運転手が語っていた。咲いてミツバツツジにヤマツツジ。 重川左岸尾根 左景・・雲海と雪雲の二重雲.8:58高芝山と182号鉄塔・・182号前後の鉄塔群.182号鉄塔基部とその周辺 ハンゼノ頭からの展望 足元はハンゼノ頭. 9時になろうとしているのに.まだ明け方のような薄暗い山並を連ねていた。 手前は高芝山.重川を隔てた丸川峠の尾根と上日川峠から塩山分地に下りる尾根. 上日川峠から南方に延びる日川尾根は盆地に向かい砥山西尾根と中日川峠奥から西尾根を延ばし.更に源次郎岳からは恩若ノ峰へ綴り. 各支尾根が目立ち突きだしているのが見下ろされる。この尾根の入山は大菩薩嶺北尾根に続き.大菩薩連稜に登り始めた頃だった。 当時頂は冬木に覆われ,尾根を下るにつれ.若葉萌える大地に包まれ.心を躍らしながら日川尾根から始まる重川左岸尾根を下っている。 更に先は境沢ノ頭からの甲州高尾山を経て柏尾山へ続く尾根。横切る日川の谷間を隔てれば遠く御坂山地に入る。 言葉通り.大菩薩の尾根という尾根を歩き回り,高校以来の御坂山地にも足を運び込むようになった。 南方に下がるにつれ明るい風土が増す山並みにも思える。鎌倉街道の枝街道を知り.街道にも興味を持ち始めた頃になる。 恩若峯に御坂山塊 中景・・盆地を埋める雲海群雲海 雲海に埋まる甲府盆地に目を向けるなら.雲上にも漸く陽光が差し始め.明らみを生みだし始めている。 富嶽は望めぬものの.山形は分かりだす。薄暗い山陰の大地も見妙な明かるみが蘇り.歩む足元に反射して歩き易子なる。 芦川の山々に掛かる中央奥は天子山地.その最高峰の毛無山は以外と大きく君臨している。左手前の送電線は西群馬幹線. 笛吹川右岸の山並み 右景・・西方に明るみが現れる雪雲掛かる大菩薩嶺 南東方面を望む何処もが重く垂れ込む曇天の空に覆われている。右手真近は鶏頭山.手前の1614m峰から1706m峰.1690m峰.そして丸川峠へ続く。 奥が大菩薩嶺北尾根.北西尾根と丸川峠を結ぶ尾根. 手前左が1664m峰. 谷間は多摩川丹波川柳沢川.奥の支流は昨年野宿した泉水谷。 鈴庫山 木段より.9:42鈴庫山ピストン 南北に延びる主尾根の分岐に戻り.右端の東屋から鈴庫山へ。僅かに下ると細い巻き道があり.右手に分けやや高原状のススタケ茂る径に入り. 刈払われた歩き易い径を緩やかに下りると道票のある分岐にでた。「鈴庫山↑.笠取林道→.展望台↓」とある。 1640m圏には松浦著の「バリェーションを楽しむ」にある「この先(鈴庫山方面)行き止まりです。 Uターンすることになります」の立て看板はなかった。張ったものは剥がさブルーの板だけが残されている。 まだ残雪の方が多いが疎らに巻き散らかされた新雪が山径を覆い.木段の積り雪には鹿の爪跡が丁寧に1本ずつ付けられていた。 下り終えた所でザックをデポ。先程の分岐に置くのを忘れていた。向かいに鈴庫山が悠然と聳えている。 「山梨森林00選」,鈴庫山の天然檜林コブを1つ越した鈴庫山手前の1570m圏鞍部には「鈴庫山」と「ケーブル中断のお知らせ」が立つ。 地面には「山梨森林100選.鈴庫山の天然ヒノキ林.山梨県」の看板が置かれていた。ここから小径に変わり檜の自然林を綴り. 捩じれ登ると以外と早く鈴庫山にでられた。 鈴庫山を覆う檜林 苔むしる岩と天然檜林 鈴庫山山頂.9:30小さな「鈴庫山」のプレートと「山神宮」の石碑 鶏頭山1716mを隔てて左側が柳沢川.右側奥下が泉水谷になる。頂から正面に下りた所が横手峠.左手にハンノ木尾根を延ばしている。 主尾根沿いは新横手峠を越え1614m点で.下って六本木峠。まだ踏み込まぬ山並になる。 重川とその支流の竹森川に挟まれた尾根 頭として望まれる高芝山1540mの隣りが1518mコブ.手前の窪に182号鉄塔が建つ。下って上条峠(平沢峠)越えをした小倉山と水晶山。 次回この山域に入れば,この尾根を下ることになる。下見山行とも云うべき眺望が広がっている。 送電線鉄塔群は西群馬幹線・・181号.180号鉄塔が望め.新潟柏崎原子力発電所から西群馬開閉所に送電され. 更に新山梨変電所と結ぶ超高圧送電線。最終的には西丹沢の新富士変電所と繋がれている。 最近ではリニア線の開業に伴う神流川や葛野川の巨大揚水式発電所でも随時発電機が増設され.発電された電力はこの送電線に乗っている。 重川支流竹森川流域 右景2で上アップ両先端は小倉山954.8mと扇山(恵林寺山)941.9m. 平沢を挟んでの西群馬幹線180号鉄塔から179号.178号鉄塔・・ 下流中央が(塩山平沢)竹森川玉神の集落0 先雲海の下は塩山の街並になり.両尾根の末端の山々には登山道が綴られている。 左の1362m峰脇にある巨大181号鉄塔下に林道竹森線が刻まれているのが見下ろされた。 下って竹森川左股が林道鈴庫山線の合流地点. 右の鉄塔下.2本目の沢を遡れば坂脇峠にたどり着く。 2016年6月に大菩薩峠登山口から高芝山へ室床川中間尾根を詰めている。高芝山から1326m点西尾根を経て. 直ぐ傍の側壁ある林道からではなく.180号鉄塔の1362m峰から南東尾根を下り.雲湧き下の平沢に下りた。 そして集落からは「座禅草のみち」を散策し.jr塩山駅まで街道を歩きjr塩山駅に戻っている。梅雨前の陽当たりよい時だった。 下りは以外に強い藪絡みの尾根で.里近くの旧林道で.駆逐された超大型トレーラーの残骸を見付けている。 滑沢山129.7m.扇山941.9m 右景3・・9:32又右側の主尾根は重川の支流竹森川と笛吹川本流に挟まれた尾根。 鈴庫山から西南西に延びてから坂脇峠で南西に向き.塩山盆地に落ちている。1336m峰と滑沢山1291.7mとの間が大きな窪みの坂脇峠。 滑沢山.扇山(恵林寺山)を経て.塩山ふれあいの森.総合公園に下りている。鳥ノ尾根や小楢山の尾根の展望がよいと聞く。 「滑沢山」の呼称は西麓の笛吹川沿い集落名にちなみ.東麓では平沢集落の名のもと「平沢山」と呼ばれている。 滑沢山から下ると2つの送電線鉄塔を尾根筋で迎え.越道峠を越えると扇山941.9mに立ち.末端は塩山盆地に消えている。 滑沢山 右景4・・小樽山の裏側が乙女高原又坂脇峠には林道鈴庫山線南線が横断し.そのまま北上して滑沢を横切っている。更に枝沢を北上すると 藤谷ノ頭市界尾根にぶつかる。下山のルートはこの尾根上で途中と降りてから林道に出会うことになる。 笠取林道への巻き道.10:00 雲が切れ蒼空が覗きだす.10:08木段でザックを回収し分岐に戻り.左に折れ無線局への巻き道を進む。ハンゼノ頭西面を回り込む樹林帯.長閑な散策路を綴っている。 分岐手前あたりから薄日が差し.周りを明らめると.頭上の枝々から雪雫ならぬ雨雫になり落ちてきた。それもいっときの激しさ。 ハンゼノ頭の南面を巻く道はおおむね同じ高さの等高線を綴り.終えれば木段から南北に走る県界尾根に乗っている。 鈴庫山 林道から振り返る.10:23右下は滑川源流 樹林を抜け右上に無線局の鉄塔を見上げ.暫く下って滑川源流を水平して巻きながら進むと左後方に鈴庫山が仰がれる。 少し枝絡みが激しく見ずらいがはっきり分かる頂だった。この先主尾根にでてからの眺望は顕著な稲積の形をして望まれた。 登りに転じる最後のツメが少々きつかった。日差しが出ると共に頭上に蒼空が飛び出し.それもドンドン回復している。 日差しと見上げる蒼さが体を解し温めていた。 無線局 木段を詰めるとT字路「←無線局.鈴庫山↓.ハンゼノ頭→」の道標分岐があり.左に折れるとNTTドコモのパラボラアンテナにでる。 巨大な鉄塔が見上げられ.足元には「レンゲツツジの育成地」を示す市の看板があり.今の時期では見ているだけで侘しい思いを起こさせていた。 過って赤城山に放牧されている牛はレンゲツツジの葉には毒性があり.食べないと聞いたことがある。ただ赤城でもこの数年で 鹿は急激に増えている。上信国境の湯ノ丸山もまだ健全だった。夏になると何故か.観光用に2頭の牛を放牧されている。 鹿が繁殖して食糧不足になれば当然レンゲツツジも狙われるだろう。保護で過剰に増え続ける鹿.二の舞にならなければよいが。 又ここには「←板橋峠.林道↑.ハンゼノ頭.柳沢峠→」の道標があった。 ここで云う林道はドコモ私有道を通り無線中継所前を抜け.柳沢峠の少し北側が起点で笠取林道と云っている。 起点から無線中継所2.0km―深静峡1.9km(ここまで斉藤木林道)―白沢峠約46.5km―分岐(落合へ)4.1km―ヤズ沢峠2.3km ―笠取小屋.標高1776m.0.9kmまでの林道。その先北の登山道.約600mで県境稜線にでる。左脇が雁峠. 無線局鉄塔を過ぎ.10:291つ先の小コブにも東京都水道局が使用許可をだした山梨CATV線の鉄塔があった。 そして快晴になった蒼空の下.冬木の木漏れ日を浴びて.落葉に積る新雪を溶かし始めていた。 防火帯の狭まった尾根筋の山道両側には熊笹が茂り.何ともない風景にも日が当たれば.歩む尾根道に旅愁をそそられた。 緩やかにうねり綴る径. 気を良くし足を運ぶと誰もいないベンチのある小コブを越える。そして次の小コブからは. 方向を変え奥秩父の山並が見渡された。 富士が顔をだす 甲府盆地を覆う.煌めく雲海の頭上に.10:33![]() 甲府盆地を覆う雲海の頭上に広がる二重の層雲. 上層の雲が切れ.薄い層は間を開けず.紺碧の天空を現した。 曇天から急激に回復した天候は下層の雲海も切り崩し.更に陽射しは積雲化した雲堤をも失わせている。 早い天候回復は二重の層を切り.直接快晴の蒼空が顔を覗かせた。左斜上には飛行機雲が蒼空に白線を描いている。 北陸に続く航路だろう。木洩れ日を心地よく浴びている。 奥秩父と黒川鶏冠山 尾根沿いの分岐で.10:36奥秩父・・竜喰山.大常木山.飛竜山.前飛竜. その右奥は石尾根七ッ石山と六ッ石山。雲取山は前飛竜の陰になる。 中段中央左が藤尾山(天狗棚山)1606.2m. 丹波川支流で一之瀬川と高橋川をを分けている。右上は黒川鶏冠山. 奥秩父の山並手前が丹波への道.青梅街道が延びている。40年ほど前の卒業前後に.この南面の渓谷に幾度か訪れている。 その折は丁度.氷川駅(奥多摩)と甲府駅に路線バスが営業を始めたころだった。土.日曜日から偶数日に運行が変わっていたと思う。 ただ如何いうわけか一度も乗車したことはなかった。丹波から歩くかヒッチハイク.時には街道の落石を排除してもいた。 アップ黒川鶏冠山の手前肩が横手山峠で左下に延びるのがハンノキ尾根. 下りた里は柳沢川の落合。塩山駅から柳沢峠を越えてきた路線バス. 大菩薩線の終点があり.水源管理事務所脇が伝通院の登山口。上部は笠取林道を横切り倉掛山にでる。 鶏頭山と黒川山 右景・・右上.雲の消えつつある奥多摩三頭山鶏頭山1716mを隔てて左側が柳沢川.右側奥下が泉水谷になる。頂から正面に下りた広い台地が横手山峠. 左手にはハンノ木尾根が落合へ落ちている。主尾根沿いは手前の新横手峠(牛首谷からの林道が横断)を越え. 1614m点から下って六本木峠。尾根と分かれて柳沢峠.まだ踏まぬ頂になる。 銀嶺の南アルプス北部 昔通い続けた山々を望む.10:40白銀被る白根三山と千丈ケ岳 頂点が藤谷ノ頭 尾根伝い東側は防火帯に変わる.10:534等三角点標のある1673.1m小コブを越すと尾根通しになり.巻き道との分岐にでる。右手は草原になり山腹を取るコース。 草原を右手に見て防火帯を辿ることにした。その前に.先の1670m圏小コブで昼食を摂っている。 サンドイッチは間食として時折摂っている。卵スープはカップを忘れたため.固形スープを割って何度もテルモスの小さな蓋で代用した。 小細工が煩わしいがしょうがない。コーヒーは諦める。今回はゼザートに大きな金柑が何個か持参したが侘しく慎ましい食事を味わう。 藤谷ノ頭 1本の立木と小さなコブ.11:05草原分岐に戻り.右手の東側山腹道を歩む。径があってないような径。踏み跡を真面目に探すより. 先を見詰め歩む方が楽だった。ここから開放的な防火帯の尾根が北西へ帯のよう延びている。最後の頂点は笠取山. 直ぐ尾根道に合流.間を開けず柳沢峠への径を右に分けている。明るく視界の開けた防火帯の境を登れば直ぐ頂に着く。 黄色菱型の「休猟区」の標柱があるだけで山名標もない頂. 気にせねば通り過ぎてしまう藤谷ノ頭だった。 柳沢峠から三窪高原を抜け鈴庫山から北上し藤谷ノ頭・・笠取山都県界尾根 藤谷ノ頭西尾根から赤岩御殿を経て笛吹川三之橋へ |