| 奥秩父最高峰.北奥千丈岳から大丸戸尾根.鳥ノ尾根と繋げ.笛吹川の麓.塩山へ下る。・・北奥千丈岳周辺Top 再び大弛峠にでて北奥千丈岳から荒川左岸尾根を綴り琴川左岸尾根へ.国師岳をピストンし石楠花新道へ。 ゴトメキから鳥ノ尾根に乗り.大久保山で勘違いし.東御殿南尾根から東沢を下降。杣口林から.柳平塩山線に降りる 2018年06月3〜4日.松村 大弛小屋から国師岳.鶏塚山林道から余沢林道を合わさせ石楠花尾根・・夢の庭園 ゴトメキから遠見山を経て大丸戸尾根の林道を横切り大鳥山.大鳥沢ノ頭へ 鳥ノ尾根から大久保山を勘違いし.東御殿南尾根から東沢を下降 もう50年以上前に川崎精雄著の「雪山.藪山」と「山を見る日」を愛読し.奥利根の源流を綴ったことがある。 春山ではなく晩秋の平ケ岳から尾瀬へ。執行部会で反対され続け.それを押し切り登っての藪山。残雪期が本場の山域で.ラッセルと如く藪に時間を費し. 一週間の山行だった。1年生の企画山行だった筈が上級生の参加希望が多い山行にもなっている。 その後.山と離れ再び山登りを始めるようなると東京近郊の藪山を目指すようなった。2005年5月.大菩薩重川左岸尾根を下った折. その前日に「静かな尾根歩き」松浦隆康著が手元に届き.好奇心を抱き急遽恩若ノ峰南西尾根が記載されていることを知り追加している。 松浦本を読むと私が探り歩んでいたコースが続々と書かれているのには驚かさせられた。それからは発刊される都度.愛読させて頂いている。 その初本に川崎精雄氏の言葉も添えられた鳥ノ尾根の文章が載せられ.北奥千丈岳からのコースを紹介し.著者も密かに訪れたいと願っていたとある。 私がこの尾根に見逸れたのは12年の9月.乾徳山からその大らかな長大な尾根に見惚れ.何時か訪れなければならぬとチャンスを狙っていた。 その後大弛線が開通.昨年はゴトメキから東奥山窪を下り.今回は古希を迎え.山小屋泊りで.直接鳥ノ尾根をゆっくり下りたく実行する運びになった。 大鳥山鳥ノ尾根 クリスタルライン(柳平塩山線・県企業局管理道路)3日9:41琴川左岸尾根の大鳥山と馬止馬場.小鳥山から小コブを越え東御殿. そして大久保山南東尾根が手前に延びている。 その右奥に大きく聳える三角錐が乾徳山。ほぼ1年前に大弛峠から北奥千丈岳石楠花新道からゴトメキ.大ダワを経て東奥山窪を下っている。 里の徳和は乾徳山の登山口. デマンドタクシーは塩山駅からリスタルラインに入り.柳平からは川上牧丘林道に乗り大弛峠にでる。 鳥ノ尾根 前回は昨年の同じ時頃,季節バスの開通に合わせ.北奥千丈岳から石楠花尾根を経て東奥山窪を下り徳和の集落に下りている。 ゴトメキまでは前回のルート.右尾根に分かれると南下して大鳥山・小鳥山を擁する尾根に魅せられ.鳥ノ尾根を下り大久保峠に至るルートを辿ることにした。 デマンドタクシーを利用しても大弛峠に至るには9時を回ってしまい.日帰りでは到底無理の長い尾根。 小屋泊りで早朝5時に立てば如何にかなる。大弛小屋に連絡を取ると残雪は昨年より更に少なく.踏み跡は綴られていると云う。 藪尾根を探索するロス時間が大分省けそうだ。国師ケ岳からの長帳場.コンロは持参しなければ炊事の時間も省け.持たずに実行した。 又入山には一番手軽な金峰山表参道も考えられたが.鳥ノ尾根の下降一本に絞り.前日の昼頃は小屋の周辺でゴロゴロすることにした。 ルートとしてはゴトメキまでは全行程の1/3程.前回はここまで歩んでいる。黒金山徳和林道を横切る笹原辺りが丁度行程の半分ほどになる。 更に大鳥山を越えた小鳥山の分岐辺りが2/3行程になるだろう。予定では休みも含み11時間掛け高度差2000mを下ることにした。 大久保峠から杣口林道と繋がる乙ケ妻集落へ。ただ飛んでもない頓珍漢を起こしている。 東御殿と大久保山南東尾根 支尾根に乗る西群馬幹線170号鉄塔.9:43琴川左岸尾根・・県道の右側には琴川が流れ.その左岸に杣口林道が綴れている. 6月03日.快晴後曇 jr御徒町6:49=6:53神田:55=8:01高尾:10=9:15塩山.栄和交通デマンドタクシー:30=10:12柳平 ー11:00大弛峠bs.¥1800. 土.日曜日には一日3本の塩山駅発大弛峠行バスが出ている。その3番目.9時30分発に間に合うよう神田から快速に乗り. 高尾で乗り換える。行楽日和に恵まれ天空は蒼い.座席はほぼ満席で3/4ほどがハイカーで占められていた。 大月を過ぎ鶴川出合に差し掛かると右の車窓から鶴川の河原に多くの太公望が集り.竿が出す姿が見下ろされた。 6月第2週が鮎釣りの解禁日. 大型の大ヤマベが混ざる鶴川出合付近に.今年はまだ入渓していないが昨年の今頃はあの河原に私もいた。 風はなく条件は良い。ただ陽射しは既に真夏のよう強く射している。 ・・6/7日.文京の釣会が鶴川でヤマベ釣りを催す。 30匹検量で山崎氏1.230g.1位.大型が揃う。ポイントは上流橋上と出合のダム放流地点上。雑魚¥800. 小樽山 乙女湖北岸の柳平より.10:16湖畔対岸が琴川ダム.その背が小楢山。琴川湖右岸沿いの鉄塔は西群馬幹線165号と164号鉄塔。 昨年の始発バスとはシステムが少し違っていた。前回は出発時に運賃¥1800全額を支払っている。 今回は乙女湖々畔の柳平で¥1000徴収され.10人以下の小型車に乗り換え.終点大弛峠で¥800を支払っている。乗客は8名.全員がハイカー. 大弛小屋脇の自然林保護区域.14:09 大弛小屋2365m.12℃・・11:30大弛小屋 大弛小屋は大弛峠の見える国師岳側の5mほどの高みに位置し.登山道の北側にある長方形に近い木造平屋建て。 牧丘町側に玄関があり外見は古く.私が通い始めた昭和40年代初めと変わっていなかった。内装には手が入っているものの 隙間を除くほどの丁寧さはない。それ故寝具は羽毛と気張っていると主人の小林氏は語っていた。 玄関に入ると20人ほどが座れるテーブルがあり.食堂を兼ねているが居間と云うことではないようだ。 昼頃からハイカーやドライバーが多く軽食を摂りに来る。長居できぬと前日は夢の庭園へ向い出掛けていた。その奥が調理室と小屋番部屋。 左手に水洗トイレがあり.右手は中央の土間を通し.左右に寝床10名×2がある。収容は20名.昼間は窓際でも薄暗いが昼寝としては丁度よい。 その奥に続くのが水量豊かな水場部屋.流れ続ける水は美味い。 一泊夕食付き¥6800・090-7605-8549小林氏 5時には小屋を出ると説明すると小屋のコンロを用意し.自分で湯を沸かすよう気を使って頂いた。消灯7時.一般の朝食は5時半. 金峰連山 夢の御殿から甲州側の山並と荒川源流大弛小屋で宿泊手続きを済まし昼食を兼ね.夢の庭園へ散歩に出向く。昨年も寄り金峰山を見渡しながら駐車場化した 大弛峠を見下ろしていた。暑い日が続いたわりにシャクナゲはまだ蕾の状態を保ち.まだ一輪も咲く姿は見られなかった。 夢の御殿にはサイクリンヅにバイクグループが多くその姿で散策しに来ているのが面白い。 宿前で出会った人は府中から峠まで5時間.塩山からは3時間で着いた。11ギャーの2段で登りは10k程度。 気圧関係では途中でタイヤの空気を抜いたと語っていた。庭園でも4人のツーリング者達と出会っている。 1人が160km競技に参加.3時間と云えば.もう1人は400km競技会で8時間。睡魔との戦いだったと語る。 その前後して10人前後のライダーが列をなし現れた。皆皮のチョッキにズボンを履いている。散策には暑いスタイル。 それでも素晴らしい展望に見惚れていた。息子は先週.彩の国の100マイル(165km)のスーパートレイルに参加し.今年は31時間弱で7位に入賞している。 趣味は多様化している。それぞれが専門知識をフルに活用するスポーツ。聞くほどに関心を持つのは私だけではないだろう。 最後に私にも質問がきた。何処に登る? 私は明日.目の前の鳥ノ尾根を塩山に向かい一直線に下ると諭す。 茅ケ岳を中心とした「偽八つ」の山々群 右景・・金峰山八幡尾根下端偽八ケ岳 金峰山から綴るよう谷間に目を降ろすと琴川.荒川を隔て八幡尾根の八幡山。 .左奥が里山として最も高い金ケ岳と茅ケ岳. 黒富士.太刀岡山と塊る山々が続く。この山並の谷側の盆地には中央東線が横切り 韮崎駅を過ぎる当たりの下り列車の車窓からはこれらの山々が大きく広がり見せ望まれる。 ひと昔前は夜行列車が常道で.新宿を発ち.夜明けを迎える車窓からからは小淵沢辺りから見上げると権現岳の姿に似ていることから 八ケ岳に見間違えられ.付けられたのが名が「偽八ケ岳」。聞き覚えのある人も多いだろう。 琴川越えのほぼ真南に鳥ノ尾根と並行する境界尾根の山並 左景・・山腹を綴るのが川上牧丘林道奥千丈ケ岳から下り2351mコブから剣ケ峰2053mへ延びる支尾根を手前に見て.背に重なる山並が明日下る遠見山の連山。 右上の大らかな丸山が乙女湖越えの小楢山。その直線上にある手前の尾根が乙女湖に下る大丸戸尾根だろう。ひと昔前から踏み跡がある。 昼食は妻のシャケ弁当を摘みにビールを空けた。頂でのアルコールは単独では久し振り。前線下に霞み浮かぶ岳を見つつ呑むビール。 生ぬるさが少々気になるが.半冷凍する気配りを忘れていた。小屋に戻ればウィスキーがあと一気に呑む。 小バエが舞い。時たま忘れるころ舞い戻るも煩くはなかった。 鉄山・金峰山五丈岩と朝日岳・・頭上は接近する梅雨前線 西面・・夢の庭園より.12:06金峰山五丈岩.鉄山.朝日岳.朝日峠。共に信州側は層雲を切り落とし.青空を覗かしている 前線の接点 金峰山から国師ケ岳に至る頂稜(山梨県・長野県の境界尾根)の頭上高くには梅雨前線の接線が仰がれる。 甲斐側は霞む層雲の遠くは雨雲の堤に包まれていた。前線までの距離は約300kmと云われ. 今は伊豆諸島当たりが前線の真上に位置している。逆に信州側は白雲浮かぶ蒼空が広がりを見せていた。 夕飯時に小屋の主人は甲斐側の雲が切れれば前線が南下したことになる。そうすれば明日は晴れて暑いと判り易く説明していた。 21時.23時と小屋の外にでている。暗闇の樹冠を透し満点の星が煌き仰がれた。その狭い樹冠の隙間から漸くオリオン座を見付けている。 冬だけでなく夏の北アルプスでもよく仰いでいた。明日は晴れる。 晴れ間の信州側・・千曲川源流の山々 北面・・右上が西上州側6月04日.4時15分起床.5時鳥ノ尾根に出向く 中景・・甲府盆地越えの南アルプス背は塩見岳と蝙蝠岳.農鳥岳.間ノ岳 中央下は送電線西群馬幹線・・金峰山から南に延びる八幡尾根と金桜神社からの表参道 6月04日快晴・・石楠花新道 大弛小屋5:00―5:45国師岳―6:06北奥千丈ケ岳―7:04奥千丈ケ岳―7:04奥千丈ケ岳―7:59シラベ平―7:48ゴトメキ. 4・5時で外にでる。明け方玄関前の温度計は4℃を指していた。それでも以外と外は暖かい。昼間の衣類に着替え直しジャンバーを羽織る。 気温の割に寒くも暑くもない心地よさで小屋をでている。澄み切った朝方の聡明な空気が体を潤し.今日一日の活気を与えてくれていた。 シラベ.コメツガの自然林の中を登る。花崗岩の露出した明るい前国師の稜線にでると昨日とは又違った展望が開かれた。 左下に乙女高原を取り囲む境界尾根 右景・・前国師岳より.4日5:33背は白峰三山と千丈ケ岳.甲斐駒ケ岳.鋸岳 送電線は西群馬幹線で左手に乙女高原が広がり.上部の山並は乙女ノ頭・倉沢山・塩水山. 左景・・国師ケ岳天狗尾根越え同年翌々9月23日/13:14に表参道から金峰山の頂に立つ。その時の山頂からの展望. 北奥千丈ケ岳大丸尾尾根・鳥ノ尾根 大丸尾尾根・鳥ノ尾根・・西面手前は鉄山平岩尾根で.間の荒川源流を綴るのが林道川上牧丘線 富嶽と北奥千丈ケ岳 右景・・国師岳山頂より.5:47左側の尾根分岐が.ゴトメキ. 右尾根が又塩山へ下る長大な鳥ノ尾根 三繋平を下り返し今回は国師ケ岳に寄っている。右手には大らかに広がる北奥千丈ケ岳の山腹が樹海の如く覆われ. 山肌は緑の壁となり迫り.今まで見定められていた信州川の山並は閉ざされていた。 ここ国師岳からは昨年通った乾徳山への石楠花新道が正面に横切り.ゴトメキからは又塩山へ下る長大な鳥ノ尾根が 右奥に連なり見下ろされる。又鳥ノ尾根の先に聳えるのが小樽山と大沢ノ頭。 富嶽と鳥ノ尾根 中景・・甲府盆地を隔てての富嶽富嶽の左方,長い裾野に端に聳えるのが御坂黒岳. 右方は節刀ケ岳・鬼ケ岳.離れて王岳 ゴトメキから分岐する尾根と御坂山地. 濃く霞む甲府盆地の街並みを囲むのが御坂山地。 更に秀麗過ぎる富嶽が神々しいまでに天高く.梅雨前線の晴れ間に突き出し望まれる。 国師ケ岳からほぼ真南が富嶽。右肩の北奥千丈岳を越え急斜面を南下すると左端のコブ.2つの尾根が派生するゴトメキの分岐にでる。 中央のゴトメキで尾根を分け. 乾徳山への左方は緩やかに下る尾根筋に石楠花新道が綴れている。又逆の南西に派生する尾根に乗ると 急に荒れた踏み跡を辿ることになる。3つ目のコブが遠見山。その右隣りが下遠見.変化に富む藪尾根のルートが続く。 ゴトメキまでは昨年石楠花新道を歩み知ったコース。国師岳からはゴトメキから遥か彼方へ大丸戸尾根から鳥ノ尾根が延びるのが望まれた。 右枠外はスズタケの笹原へと続いている。手前の石楠花新道も.改めて見定めることができた。澄んだ大気に青葉の森.勇み足で綴ることになる。 牛首.黒金山と乾徳山と大ダワを隔てたトサカ 左景・・西沢右岸尾根大菩薩連峰と重なる鈴庫山竹森川右岸尾根。中央右に浮き出しているのが道志山地の御正体山。 左脇下に天狗尾根が落ち,谷間は笛吹川西沢になる。又中央の窪地.大ダオへ.右尾根は北奥千丈ケ岳からの石楠花新道が綴られている。 黒金山の背は笠取山から延びる境界尾根の倉掛山. 乾徳山と大久保山の間には柳沢ノ頭があり背の尾根には高芝山が眺められた。 北奥千丈ケ岳への登山道・・まだ蕾状態の石楠花の密生地.6:00 左景・・北奥千丈岳12601mより北面を望む.6:06三繋平に再び戻り.奥秩父の最高峰.北奥千丈岳にでる。巨岩の積み重なる頂. 森林限界からは西上州に続く山並を越えている。 遠方は浅間山連山が望まれた。又遥か彼方の山蔭は日本海の属する妙高連山か.姿を見せていた。 東側の山並は奥秩父連山に繋がる雲取山. 真近では乾徳山から鶏冠山.大菩薩連嶺と続き滝子山に至る姿も小さなながら見詰められている。 御坂・道志へ。更に重なる先には奥多摩の御前山に至る遠いい山並が乗り.坂東太郎西面の甲信越地方の山並を一堂に集め望まれた。 右景・・東面を望む奥秩父連山から奥多摩方面の山並 石楠花新道 蜜生するシラベ林帯へ.6:53北奥千丈ケ岳の南面に朝日が当たるもツガの混ざる雑木林で薄暗い山腹道になる。 それもシラベ林に移ると明るさを増し朝陽を所々で浴びるようなる。 2511mコブ 続くシラベ林・・この先コブから南南東へ尾根筋を変えている.6:54 トラバースして苔むしる1465m付近の台地.6:57尾根筋をトラバースして苔むしる倒木帯.2465m付近の台地を抜ける。 その後,尾根中央に乗り平坦な尾根筋を綴ると樹間の隙間先から蒼空が見え隠れしていた。その肩が奥千丈ケ岳2409.4m。 奥千丈ケ岳 7:04奥千丈ケ岳は地形的には南方に延びる尾根筋の肩に当たる場所。三等三角点石標を中心に小広く開かれた台地で展望はない。 石楠花新道はUターンするが如く右回りに山腹を下るよう南下して.左山腹を戻るよう下り綴られていた。 奥千丈ケ岳は古くから麓から眺められたためこの山名が名付けられた。里から望む大岳として見上げられていた。 最高峰になる北奥千丈ケ岳の「北」は後に地形的な惰性で付けられたもので.奥千丈ケ岳があっての山名になる。 突然南側肩に現れた枯木の倒木帯.7:18南西に30mも下ると尾根幅が広がり.見るからに荒れた倒木帯が面をなし現れた。この一辺だけは緑を失った世界. 強い陽射しが入り込み,風は留まり蒸す暑さ。潜っては大股で跨ぎ抜けることを繰り返している。 2351m点コブ東肩 比例して現れた大木林帯・・コブの左側に回り込む.7:25倒木帯を過ぎ.赤テープのマーキングも少なくなり.少しホッとしたている。 シラベからダケカンバの小木林へ.7:47奥千丈ケ岳からの下りで剣ケ峰2053mへ延びる尾根を右に分け.2351m点コブの東肩から南東に回り込むと痩せた尾根気味になる。 荒川側に3つの小さな切り開かれた小平地が現れ.最初はこのダケカンバ帯を見ている。 2つ目は富嶽が仰げ.3つ目は北面からの遠見山の山々が連なり眺められた。足元には樹林で見えぬが鶏冠山林道西線が. 六本楢峠から登っている。休めば丁度良い陽気.風はなく汗が滴りだしていた。 シラベの中木林帯.7:56峠近くなり.奥秩父の日を通さぬ深い苔むしる針葉樹林のイメージは想像できぬほど変わり失われていた。 白楢平 六本楢峠からの鶏冠山林道を横切る.7:59西沢流域の林道 六本楢峠の上.通年閉鎖されているゲートから川上牧丘林道を分け.更に剣ケ峰2053mを分かれる林道の北側に入れば鶏冠山林道西線に入る。 登り詰めた所がシラベ平。又剣ケ峰の南側は大丸戸尾根を横切る余沢林道と分けている。共に今日横切る林道になった。 シラベ平で西線に入り.約15mほど進んだ右脇に「ゴトメキを経て大ダオに至る」の道標が立ち.再び山道に入り南下している。 林道をそのまま進めば峠越えをし鶏冠山林道東線と結ばれへ.先は天狗尾根.石塔尾根を横切り金山沢東股沢まで延びている。 広瀬湖北岸側は青笹尾根を横切りヌタ沢二俣まで抜けている。ただその為の沢沿いは堰堤の連続で悲惨な風景に変貌してしまっている。 その山間をヌタ沢から戸渡尾根を越え鶏冠谷を横切り.鶏冠尾根を経て東沢釜ノ沢を通り.信州沢.金山沢を越え黒金林道と結ばれるのが予定線。 鶏冠山林道西線は奥千丈ケ岳東尾根上で.大ダワ北部に延びる黒金山林道を分けている。共に林道開発は中止されているものの. 実行されれば残土は放置されるばかりで.笛吹川西沢にも暗い影を投げかけることになる。・・西沢三塩軌道 当日大弛小屋に入り夕食を共にした単独行者によると西沢の軌道を綴り.廃道で直上できず苦労して天狗尾根の取付まで入っていた。 ただ崩壊が激しく林道から天狗尾根に取り付けず.シラベ平から石楠花新道に回り小屋にたどり着いた。倒木多く大分厳しかったらしい。 言葉の節々に軌道と本谷横断の苦労を滲まさせていた。 植林と荒れ模様の苔の台地.8:11尾根筋と云うより軽い登りの斜面を綴る.シラベの植林帯の森をを縫う踏み跡は少し荒れ模様になる。ただ確りした踏み跡は続いている。 煩い赤テープも少なく前年と同様になっていた。苔むしる新道は参道にも似た手入れされた風景にも思えた。 不思議な苔むしる風景.8:16 「昭和44年度人工林造成地.樹林しらべ」の標柱.8:27石楠花新道 今年は5月下旬に周辺の山麓で何度か夏日を記録したせいか.ゴトメキまでの石楠花新道は昨年の同じ期日としては枝ぶりの勢いがよい。 張り出す枝木が新道を狭め煩わしい。一日中風が穏やかだったせいか.小鳥の囀りや蝉の鳴き声をよく聞く尾根にもなっていた。 又マーキングは赤テープが点々と付けられ.昨年より激増していた。少し見苦しい雰囲気に変わっている。 迷わず.安全が第一と考えるのも如何かなるものか。色々な異なる山道があってこそ自然だと思うのだが。 昨年東奥山窪に付けられた大量の赤テープに似ている。ただここも古い道標類は随分失われていた。 読めなくとも道標は印として赤テープより素晴らしいと思えるのだが? 管理者の判断の基準が異なるようだ。 寂しい気持ちをも起こさせられていた。気持ち下り返すとゴトメキにでた。 ゴトメキ 御止木・・中央に遭難碑が祀られている.8:48ダケカンバ・シラベの中木林に囲まれた石楠花新道の分岐コブ. 昨年ここで昼食を摂っている。 道標は少し整理された感はあるもののまだまだ多い。中央の道標に「←大ダワ.遠見山・大鳥山→」とある。 大ダワへの道を分け.ここから大丸戸尾根に入り込む。このウキウキ感は何だろう。 又入口の傍にあるRWCの遭難碑を見詰め.再び訪れたことを報告した。学生時代RHCはRWCと共に歩み. 結構冬テンなどの山道具を借りてもいた。又登攀用具は明大山岳部. 彼とは部室で会っていたかも知れない仲間を忍ぶ。 遭難碑に向い改めて身を引き締め別れている。 大弛小屋から国師岳.鶏塚山林道から余沢林道を合わさせ石楠花尾根・・夢の庭園 ゴトメキから遠見山を経て大鳥山.大鳥沢ノ頭へ 鳥ノ尾根から大久保山を勘違いし.東御殿南尾根から東沢を下降 |