6月の2度の山行は甲府盆地北側の丘陵帯.焼山林道を隔てた2つの山並みを選ぶ。水ケ森と小樽山・・奥帯那山Top 奥秩父連峰Top

     まず続の前回は情けない教訓にもならぬ山道に迷った乙女高原からヨモギノ頭に立ちながら.水ケ森林道に回り込めず.
   乙女峠を広く探索しれ乙女高原自然観察路から焼山林道を下り塩平.ほうき窪bsに降りている。

     今回は背陵を綴る長城山.ソッタノ頭.黒平峠.水ケ森.弓張峠.1410m圏コブへと続きき北西尾根からは高成林道へと繋ぐ。
   そして高成集落から御岳昇仙峡に降りることにした。                  2021年06月06月06日.松村

    乙女高原からヨモギノ頭を経て水ケ森林道・・レンゲツヅシ
    林道分岐から水ケ森・弓張峠
    峠から1410m圏峰北西尾根・高成林道

   琴川右岸尾根・・一ッ木山と水ケ森
   夕陽を浴びる勝沼盆地
    果樹園に囲まれた勝沼のぶどうの丘・・広域農道.フルーツラインの最初のフルーツラインの高台駐車場より・・2014.01.12/16:14

     前回の山行は頓珍漢な連想が消えず.荒川林道から乙女高原の西端まで大きく回り込み.
   母母峠から乙女高原自然歩道を塩平へと下っている。当日は日曜日に当たり路線バスは運休.「かくれ窪」からタクシーを呼び帰宅した。

     今回は6月の上旬.下旬に分け.水ケ森林道と妙見山南西尾根を綴る。梅雨前線の切れ目の曇天を狙い.再度栄和交通のデマンドタクシーを利用し.
   三度のコロナ緊急事態宣言が発令する中.水ケ森・高成林道を歩む。

    焼山峠
   左下は牧平から焼山峠へ登って来た焼山林道の起点.8:17
    右前方から峠にでて中央奥に繋がるのがクリスタルライン(県道柳平塩山線と荒川林道の起点)

     日本海の低気圧が東進.それに伴い梅雨前線が北上.全国的に大雨をもたらす予報がでた為.念のため山行は一週間送らしている。
   それが急遽.4日に沖縄沖で台風3号が発生.和歌山県沖で温帯低気圧に変わっている。平日山行は車の便がなく.更に12日まで延期された。

    左.荒川林道の起点
   林道の起点をUターンする形でクリスタルラインが通り.右に下れば湖畔の柳平へ
    満開のレンゲツヅジに迎えられる

   6月06日(土).曇. 山中は層雲包み込まれ霞み強し.下山して晴天に覆われる
     jr御徒町4:494=4:55東京快速:59=6:11高尾.松本行:14=7:22塩山北口.¥1200. 7:45=8:20焼山峠.1525m

   ゲ-トの先の左手は乙女高原自然歩道に入る母母峠のゲート.8:34

   ヨモギ沢沿いの小道に入る.8:36

     地形図「川浦」に記されている荒川林道と並行する前回通った黒線には入らず.その間のヨモギ沢沿いの小道を辿り入山する。
   細道は木橋を渡る手前で左の乙女高原に入り.直接ヨモギノ頭に立ち.水ケ森林道を繋ぎながら境界尾根の小コブ群を登り返している。

     黒平峠へは大きくU字状に回る林道を横切り.境界尾根に沿い下ることにした。
   そして荒川支線の終点と合わさる。高曇と重なる低い雲の下.霞みは強し。

   渡った先は林道の駐車場20台に直接でられる.8:40
    足元から右手の木橋を分け.左の細道を追い.乙女高原の平原ゾーンを経てヨモギノ頭へ

   獣柵を開閉する乙女高原口.8:45

   初夏を漂わす草原コースのレンゲツツジ.8:52

     乙女高原は山梨市牧丘町の北西部と甲府市との境にある火山性の高原で.標高約1.700mの場所に広がる亜高山性高茎植物の宝庫。
   過っては県内の本格的なスキー場として整備されていた。閉鎖後は毎年草刈り等が行われたことで.今の草原が残されている。

     季節それぞれにさまざまな花草を咲せ.「花の山」として知られるようなった。今の時期.初夏のレンゲツヅシにクリンソヴは満開を迎えている。
   見事までに華麗に飾り立てられている筈が.今だ遠のく梅雨前線に.ツツジの花は萎み気味.色彩も今1つ.パッとした姿を遅れさせていた。

    倉沢山と塩水山・剣ケ峰
   レンゲツツジ畑より.8:57
    旧乙女高原グリーンロッジを乙女高原が取囲み.中央を横切る荒川林道と遊歩道.

     左上は西群馬幹線の165号鉄塔と旧乙女高原グリーンロッジ。昨年はヨモギノ頭から高原ロッジを見下ろしていた。
   ここまで下り.再び展望台に戻っている。前回のヨモギノ頭へのコース。背には塩水山・倉沢山と乙女ノ頭から連なる境界尾根
   (甲府市・牧丘町)の山々が連ねていた。ここからはその逆側の水ケ森に至る境界尾根を選んでいる。

     又左の茂みの裏側には林道のT字路分岐があり.黒平から焼山峠を結ぶ荒川林道と水ケ森林道の終点が合わさっていた。
   前回は荒川林道からヨモギノ頭東尾根へのコース。今回は林道からヨモギノ頭を左回りしている。その為南側から入り.乙女高原から登って来た。

    ヨモギノ頭
   展望台から見上げる

     昨年訪れた時の蒼空は何処へ行ってしまったのだろうか?
   関東富士見百景の展望台からは低雲に高層雲が重なり.遠望は霞の中だった。如何にか富嶽の左肩の一片だけが望められた程度.
   後は前衛の山々を含め全てが霧中と云うより.層雲に閉じ込められた世界になっている。

   道標の背が前回登ってきたヨモギノ頭西尾根.9:02
    三等三角点石と御料局三角点石が並ぶ

   ヨモギノ頭を越え.
    落葉松林から左下に回り込んだ水ケ森林道を振り返る

   「ブナの爺さん」
   巨樹の「ブナの爺さん」だが見比べるものがないのが残念.9:06

   尾根末端から水ケ森林道に一度降りている.9:12

    水ケ森林道
     向かいの水ケ森林道を真北に進み.長城山が乗る左尾根で再び林道を横切り乗り変えている。
   それを何度か繰り返し黒平峠にでた。水ケ森林道は延長20063m/約6.4km.幅員4.0m.抜.

     帯那の太良ケ峠を起点とし終点は乙女高原で荒川林道に繋がる舗装された林道。終点の1km強手前で乙女ノ頭の東側を巻くようになり.
   西群馬幹線の基部に至る支線がある。延長1040m.幅員3mのピストン林道を合わせていた。

   右手の斜面から長城山を越え再度林道に降りている.9:17
    細かい山の起伏の尾根に林道が綴られ.コブに登っては鞍部へ下り.そこで林道を横切るスタイルが何度か続くことになる。

    長城山
   山頂1710mは地味な頂.9:20
    手前のコブでうっかり西尾根の渋い作業道に入み.少し時間をロス

    バラ頭
   バラ頭1685mは林道を通り回り込む.9:32
    長城山から下りた林道からはバラ頭を右側からは円を描くようぐるりと回り込む。

   ソッタ頭の尾根へ取付く.9:42

     そして南側を廻ってから北西側に曲がり込む林道は左側に擁壁が築かれ.頭上には巨樹が見上げられた。
   ここから再び巨樹を目指し尾根上に立つ。尾根にでると高低差は殆どなく.巨樹からなだらかな起伏の尾根筋が広がりを見せていた。

   気持よい朝方からの草原状の尾根伝いに

    ソッタ頭
     9:49

     ソッタ頭の頂1676mには質素な三角点標石1724.1mが中半埋まり見られた。朽られ標柱に山名標はなく.展望もない。
   又道中.南側に富嶽が美しく望めると云うも展望は得られなかった。灰色一面の画面に消されている。

    水ケ森林道沿いの林道とコース図
   黒平峠は場所をはっきり確認できず

     1710m圏コブからほぼ南西に延びる境界線を綴り.林道にでても境界線を綴っていた。更に苗木畑で南方へ降りる
   境界線を分けている。そして再び南側から回り込んで来た林道に降りてからは林道沿いを綴ることにした。

     高原状の尾根を南側に下りた所にある林道荒川線の支線と合わさったのは黒平を越えてきたブナヨコテノ沢分岐付近。
   その先にも右に.左へと林道の支線を合わせている。本線の水ケ森林道は水ケ森向かい抜けている。又荒川線の支線を下り.
   荒川線にでれば木賊峠.或いは昇仙峡の金櫻神社へ下りている。55年ほど前の現役.新人養成時代に2度ほど通っていた。

    1710m圏コブ
   ソッタ頭から笹原に覆われ下り返し.9:54

     ソッタ頭の下りからは笹原が続き.次の1710m圏コブで.尾根伝いに入り右方に折れている。気持のよい浅い笹原を下り返し.
   広々した笹原台地に乗っている。南西へ導かれるよう緩やかな明るい丘陵台地が広がり延びている。

   台地状の幅広くなった丘陵.10:00
    倒木と斑になった植林の台地から南西側へ下る

   少し西(左)寄りに進むと回り込んで来た水ケ森林道にでる。

   迂回する水ケ森林道を直進し横断.10:06

     境界尾根沿いに下り林道にでると丁度バックミラー辺りに降りている。1670m圏で.水ケ森林道を直角に横切る。
   ここで林道沿いに左に入れと大きく北西に回り込み.U字に急カーブしてから更に北西に延びる尾根を乗り込む形を取っていた。
   この大きな迂回路を省くため.林道を分け横断する形で.そのまま境界線の踏み跡を直進し.回り込む先の林道に下りることにした。

   1660m台地を林道は時計回りに深く筒形に回り込んでいる.10:12

     再び境界尾根上の平坦地.1650m圏中央には苗木畑が作られていた。本来なら中央の畑を100mほど進み.
   北西に急下降すれば林道にでて黒平峠にでる。尾根筋を下るも急斜面の割にはほんわかした尾根. 薄い踏み跡を見付ければ儲けたもの。
   樹林は藪蚊らみになった。私は更100mほど先の左脇から北西方を目指していた。

   苗木畑の中央左脇.10:18

     南側からカーブを繰り返し大きく回り込みながら北上し.更に南下するU字の急カーブ地点に降りている。
   踏み跡はなく感で先の林道を目指しほぼ一直線に下っていた。畑が途切れると灌木混ざりの藪斜面に早変わっている。
   ここが最後の薮絡みで抜けるには長ズボンの両足の膝上.前頭部辺りに3〜4ケ所.バラ系のトゲが疎らに丸いアザをつくらしている。

   林道の南側を巻くU字のカーブ地点に降りる.10:25

     この先で林道が横切っている。方向だけは一定に目指し.適当に下って行く。踏み跡は全くなくなり藪絡みに。
   程なく足元先に林道の白線が見留められ.1560m圏にでる。林道に下り立つと思っ通りの地点が.V字に急カーブする先の林道が見下ろされた。
   上手く計算ができた。後は林道に乗り.北西に下れば緩やかにカーブする底近くで黒平峠にでる。

    黒平峠
     下ったカーブ地点が黒平峠と思うものの確証が得られず.道標類はない。作業用の赤テープは見付けるも.近いというだけで
   何処だか分からなかった。分からず直ぐ通り抜けている。そして直ぐ先は新たに始まるカーブ地点で.右手に山梨100の森林の栗林があり.
   「奥千丈のクリ林」の看板が立てられていた。栗林を見て先程の作業用の赤テープ辺りが黒平峠で間違いないと知るが?

     又ブナヨコテノ沢沿いに塩平に下りるには林道と破線路が交差する所で.入口は灌木で覆われ道らしきものは見当たらず。
   麓に下るには灌木を払い凹地を南東に進み.細道が左右から交わり.堰堤を過ぎると道形は明瞭になる。
   分からなければ歩き易い処を選び下ればよい。危険のないコースになっている。昨年は反対側の乙女高原観察路から塩平へ下りている。

    奥千丈のクリ林
   1486m圏・・黒平峠を過ぎ最初のカーブ地点の右脇.10:31

   その先の右脇に立つ「柄沢山恩賜林」とは何処?10:39

     山梨県は北海道に次ぐ県有林を有し.「恩賜林」は県内の皇室の所有だった元の御料林でその面積も広い。
   「柄沢山」が何処にあるのか分らぬが地名だろう。

    林道荒川支線の起点
   その裏側の右手から登ってきた林道荒川支線.10:40

    尾根筋西側の林道
     荒川支線沿いに下ると奥千丈線に突き当たり.そこから北上すれば荒川線の黒平にでられる。
   黒平から更に北側に林道池ノ平線が繋がれ.南下すれば林道御岳線から昇仙峡の金桜神社へ。その手前で西側に延びるのが
   林道の木賊線.西に分けるのが林道野猿谷線になる。黒平周辺は学生時代に富士見平から何度か下っていた。

    乙女高原からヨモギノ頭を経て水ケ森林道・・レンゲツヅシ
    林道分岐から水ケ森・弓張峠
    峠から1410m圏峰北西尾根・高成林道