都県界尾根の新秩父線50号鉄塔基部に立ち.今度は奥武蔵の有間川流域に入る ・・奥武蔵山域Top
     50号鉄塔からは旧道沿いに日向沢を下り.大名栗林道へ。今回の山行ポイントは最後の堰堤越え.そこには大名栗林道が横切る。

    清東橋バス停から長尾丸山南尾根
    長沢脊稜から新秩父線50号鉄塔
    分岐から日向沢を下降し.大名栗林道を下る・・ガマカエル・幾何学的ロープ
    県営・市営有馬林道から落合へ
    大名栗林道から名栗湖南岸道路.さわらび湯bs

   @鉄塔下・落合の分岐
    

     薄日が陰り気味の道標「←有間林道.落合・日向沢ノ頭↓」の分岐にでて1本。12:12〜:40.
   下山の尾根の取付きを確認してから頂を真近に控え.通り過ぎるハイカーを横目に見て昼食を摂ることにした。
   今回も妻の手弁当とキャベツの味噌汗.

     有間山稜への巡視路は分岐から中半登った所にある。日向沢のツメを横切るトラバースがあり.巡視路と兼る崩れ気味の登山道が51号鉄塔と結ばれている。
   51号鉄塔の52号との三差路を示す黄色いL字杭には「51号」と記されているのは間違い.マジックテで×跡が残されているらしい。

      日向沢周辺図
     旧登山道の概念図
      旧道は最短で落合に降りられる面白いルート。前半は薄い踏み跡.最後は難堰堤があり.道中の山場を作っている。

    崩落と接続不能の日向沢林道と大丹波林道
    
     踊平トンネル口の「保安林」の看板・・川乗谷側の予定線が破線で記されている。地形図に見る飯能・大丹波間の途切れた林道の終点。

    日向沢林道
     林道川乗線(733m)から繋がる日向沢線(川乗側3150m)は踊平トンネル(延長290m.幅員4m)を潜り.
   背稜を越え飯能側の日向沢林道(1490m)と繋がれ.有間峠まで延長される筈だった。

     それが2007年の台風9号の大規模な崩壊により2014年に国立公園内でもあり.整備計画は中止が決定される。奥多摩と奥武蔵とが
   繋がる林道の筈で.完成すれば大丹波林道に有馬林道(1600m).広河原逆川林道(20422m).大名栗林道と繋がる主林道に。

     尚奥多摩側の大丹波林道との繋がりも.踊平トンネル手前の崩落が激しく.現在は地形図に記されることもできぬほど荒れている。
   巻道としては大丹波川沿いに踊平に至る登山道がある。

    日向沢へ
   北北東尾根に取付く

     取付きはまず日向沢東側の北北東に延びる上部の緩やかな尾根に入る。下調べ通り.赤テープ類は贅沢過ぎるほど多く付けられていた。
   テープに導かれ以外と長閑な踏み跡を綴ると.左の切り開きから有間峠が見上げられた。

    有間峠
   幅広い尾根筋を直下.12:52

     手前は仁田山からの白岩沢右岸尾根だろう。大名栗林道を横切っている。踏み跡はこの林道に降りて.
   右に折れると有馬林道と合わさっている。降りる所が厳しく.又大名栗林道の先は崩落地とのこと。

   10分ほど下降

     このコースは旧登山道で廃道化されず.上手く管理され残されていた。ただ通う人より崩れる方が早く.赤テープが頻繁に付けられいた。
   旧道の作業用に標杭類はないが赤テープは頻繁に見られ.見定めながら下れば林道まで間違うことはあるまい。

     ただ細かい尾根筋の山腹をトラバースし.本流を下ってからの左岸沿いの枝尾根は多くあり.注意する必要がある。
   先を見失った時は戻り.改めて赤テープを見出せばよい。それと最後に難場があった。

     Aトラバース地点
      12:58
    道標の逆方向へ左に折れる                 確りした踏み跡も浅く.途切れるとつい赤テープを探すスタイルに

     1120m圏・・「日向沢ノ峰→」の道標は過って登山ブームだった時のものだろう。それが支柱を失い.
   知っかりした道標は改めて改修されたようだ。ここから日向沢沿いのトラバースが始まる。

     赤テープは尾根筋から左に山腹をトラバースする地点までと思っていたが点々とあり助かっている。
   ただ旧道とは言え.足場は狭く抉られ崩れ気味。薄い踏み跡は通る人が少ないことを意味していた。
   数多い赤テープを見逃すと大変なことになる下山ルート。幾つもの小尾根に乗り.日向沢の本流に降りる。

   少し遠目にみると判る踏み跡とテープ.12:59

   小さな枝尾根を横切る.13:02
    B小尾根の起伏を乗り越え.西側から北西寄りへ

     13:06
    C今度は正面に緩やかにザレる窪地を横切る。涸沢の対岸の立木下に道標を見る。分岐の道標と同じような感じ.

   左岸沿いの山腹道から尾根伝いを左に分ける.3:10

     C尾根を直進すると小尾根の急下降になる。その手前に赤く塗られた株は直進する小尾根との二又で.株上にも小石を巻く赤テープあり。
   ここは左に横切る小道を選ぶ。そして更に裏側で「白い道標」を見て.裏側の枝尾根から沢底に斜下した。

                                日向沢本流
     13:14
    D道標の裏側が本流.13:12               沢底に接する直ぐ上部で本沢の右岸沿いから対岸へ下る。?

   小尾根に変わり末端は左側からの二俣へ.13:16

   E更に緩斜面になり.道標を振り返る.13:19
    この左に延びる小尾根を詰めれば飯能側の日向沢林道の終点辺りにでられるのだろう。

   中間尾根末端から左岸沿いへ.13:20

   左岸から横切り.再び尾根状に.13:21

   尾根の末端の突き落としにでる.13:25
    F左山腹を回り込みながら下降し.沢底から左岸の山腹に入り込むと漸く確りした山道にでる。

   沢底へ斜下.13:27

    仁田山白岩沢右岸尾根
   下降中に望めた真向いの小尾根.13:28
    尾根越の対岸はオハヤシ沢か? 日向ノ沢ノ峰の別名にもなっている。

   H出合にでて右側はそそり立つ側壁になるが写真なし.13:33

   870m圏.I左岸沿いの浅くなった山腹道を通る.13:39
    「有間山・日向沢分岐」の道標の立つ所は分からなかった。

   J組み込まれた石垣からは沢底への道を分け.左山腹道へ.13:47

   900m付近.L固定ロープはあるだけの不可思議.3:56

     870m圏でオハヤシ沢が合わさり.河原状の何の変哲もない所にでる。
   ここで「有間山・日向沢分岐」を確認することを忘れている。あったのだろうか.通り過ぎている。

   M右上に最後の堰堤が見下ろされた.14:04
    林道にでるのも真近.堰に乗り見下ろしている。

   林道かの第2堰堤の上.右岸に落ちる滝の沢

     14:09
   N林道から2つ目の堰堤                            堰の上流側コンクリートに濡れる日当たりの場所

     その堰堤に居座っていた大ガエル.手の甲を広げたより二回りも大きいガマカエル。
   近ずいても動かず.微々たる目の動きにホッとして離れている。堰堤に赤テープを見付け左岸を巻く。

    Oラストの堰堤
   850m圏・・堰堤の肩は崩壊.ロープが張られ助かっている.14:14

    幾何学的なロープ
     堰堤越が出来ず。左岸に3ケ所の固定ロープで幾何学的に組まれたロープで.堰堤の内側を降りるよう設けられていた。
   左に固定されたロープで右斜め下に降りながらトラバースして.手探りのロープで斜下する。丁度トラバースする最初の所は足場が崩れ.完全に浮く感じ。
   ロープは確り固定され安心感をもたらすがが.目で追ってから一気に行動するに限る。

     以前大菩薩の源次郎尾根の下りで.又丹沢では仲ノ沢経路.中ノ沢をピストンした折.このような幾何学的に組んだロープを利用して横断したことがある。
   考える方の知恵が結晶として描かれているようだった。兎も角感謝している。なければ大分苦労したことだろう。

   降りた所を見上げ.後は大名栗林道に降りる

     登りの場合は足場のない所を直接.ロープに託しズリ上がるため.それなりの腕力が必要。又その後のコースは赤テープが多く.上へ上へと登ればよい。
   ただ下りに迷った場合は戻り赤テープを探った方が早い。今回は赤テープを確認しつつ.探索して下ったため.少々時間を費やしていた。

   P沢底に下り終え.最後の沢を振り返る.14:21

   Qジグザクに降り.左上の大名栗林道へ下る.14:23

   正面の窪地は大名栗林道の広場.横切るのは有馬林道の終点

    R日向沢を終え
     大名栗林道付近にでると「日向沢・日向ノ沢ノ峰分岐」.有馬林道終点「登山口」の道標類は取り除かれていた。ちょっと危険すぎる
   ロープに頼る移動が堰堤上にあり.そのことが考慮されたのだろう。ただ頂稜からの取付き.鉄塔脇の分岐の道標は旧道の時の間々。
   何の注意書きもなく立てられていた。見た目は登山道.「落合」へ下れるとある。何といってよいのか分からなくなる。

   林道にでて振り返る.14:25
   日向沢ノ頭・日向沢への「白岩沢県有林」の看板がある分岐. 有馬林道の起点にあった「登山口」の看板は取り外されていた。

    清東橋バス停から長尾丸山南尾根
    長沢脊稜から新秩父線50号鉄塔
    分岐から日向沢を下降し大名栗林道を下る・・ガマカエル・幾何学的ロープ
    県営・市営有馬林道から落合へ
    大名栗林道から名栗湖南岸道路.さわらび湯bs