奥多摩から奥武蔵へ。都県界尾根を綴り.長尾丸山.クロモ山.山なし山を越え有間林道 ・・大左名無し尾根Top 奥武蔵山地南部Top

   長沢脊稜沿いに取り囲む山腹を大丹波川大丹波林道が綴り.背稜に乗ると逆側に並行する有間川有馬林道が横切り.下って名栗湖の湖畔.さらびの湯へ。
     清東橋bsから大丹波林道に入り.長尾丸山南尾根を綴り新秩父線50号鉄塔基部で昼食。有間川側の日向沢を下り.有馬林道から落合にでる。
     名栗湖は南岸道路から「さわらびの湯」へ                            2022年04月23日.松村

    清東橋バス停から長尾丸山南尾根・・大左名無し尾根
    長沢脊稜でてからは新秩父線50号鉄塔
    旧道から日向沢を下降し大名栗林道を下る
    県営・市営有馬林道から落合へ
    大名栗林道から名栗湖南岸道路.さわらび湯bs

   萩ッ平尾根の高峰(払沢ノ峰)
   青梅線沿線のjr御嶽駅ホームより南側を望む.7:04

     電車が御嶽駅を通過する都度.ホームから見上げているのが常に高峰の山。
   新緑の淡い色合いの樹林でも.植林斜面の樹葉がはっきり見分けられるほど区分けした若葉のパッチワーク。

     駅前南面の高峰北尾根の2つの支尾根の二又斜面に広かる植林帯・・立木が1本.1本.目立ち見上げられるまでに成長した。
   1ケ月後にはここ高峰北尾根を左端jから登り詰め.初めて日の出町へと平井川の左岸尾根を下ることになる。

    4月23日(土).晴後曇
      jr御徒町4:49=4:54東京.快速:59=5:50立川6:04=6:34青梅:36=7:11川井:24=7:40清東橋bs.370m・・日の出4:57.

     車窓から見詰める東空はどんよりした重い雲に覆われている。暗黒色気味のその深い暗がりの層雲を抜い.オレンジ色に染まる朧な太陽が昇る。
   丸く大きい。夜明けを迎え.明るみと共に層雲は急激に薄れだす。切れだした好天は最低は気温二桁に押し上げていた。今朝は防寒具もなくシャツ姿.

     日本海は高気圧に覆われ.太平洋沿線に気圧の谷が東進.寒気の影響が現れるも.太平洋高気圧に押し上げられ,冬と夏型の競い合う猛暑をもたらした。
   26.2℃の夏日は13日に続き.今年2度目になる。その為.夕方からの予報は雨.今朝の予報は曇天に留まるらしく助かっている。

     腰痛は治り.奥多摩地区から有間山稜に登ろうと考え.一番近い所でも仁田山白谷沢右岸尾根からの林道歩き.少々きついと思われる日向沢から降りている。
   初めてだが林道の多い余裕を持ってのコース。それが短いながらポイントとなる堰堤を越え.変形コースに何か得した気持ちを起こさせていた。

     7:47
    駅のガードを潜って青梅街道.大正橋東詰の石仏             大丹波.清東橋バス停

     路線バスの改正に伴い.今回は電車からの乗り換えに10分以上の間隔が空き.山への身支度を整えている。
   ゆったり座れる程度の乗客を乗せ.八桑bsで右に登る都道・川井上成木線を分け.大丹波の終点清東橋バス停にでる。
   真名井北稜・都県界尾根へと何度も通ったアプローチ. 今回は都県界尾根を越え.奥多摩から奥武蔵の山域に入る。

   左は四等三角点標石がある公共の駐車場.7:55

     長尾丸山南尾根の取付きにでるまでに大丹波川左岸に現れては消える「大左名無し尾根」をその都度見上げながら大丹波線・大丹波林道と綴る。
   清々しい朝の風を受け.足元も軽やかに歩きだす。今回も山と云うより長い林道歩きが待っている。この気持よい大気を思い存分に吸っている。
   午後には予報が急きょ変わり.本降りら曇に変わり助かっていた。ただ本当に崩れるのだろうか。深すぎる蒼さは雲さえ湧きそうもく.カラっとしていた。

     バス停から10分ほど歩み百軒小屋を過ぎると斜め左に駐車場とトイレがあり.その駐車場の片隅に四等三角点標石がある。
   標高は405.48m.基準点は「奥中茶屋」.ここで標高点を合わせている。右向かいは奥茶屋の駐車場で.先の奥茶屋で.右手に棒ノ嶺へ登る木橋を分けていた。

   450m圏・・朴橋を左岸に渡り大丹波林道に入る.8:06

     奥茶屋を過ぎ.左に大丹波浄水所を抜けると気持よい杉の樹林帯を回り込み.本流を右岸に渡る朴橋にでる。
   大丹波林道の起点があり.今だ大きな「通行止め」の看板が掲げられていた。19年9月の19号台風以降.ズーと朴橋は閉鎖されている。

     橋正面の左脇の作業道は北稜の伐採地付近へ登ってをり.作業道に入ると川縁に自然そのままに造られた東京都水道局の「大丹波沈砂池」がある。
   この取水場からは先程の大丹波浄水所へと送られていた。

    笹尾沢右岸尾根
   朴橋を渡った右角の広場が右岸尾根の取付き
    棒ノ領の西側肩に突き上げている

    大丹波林道
   路面にヒビが入り.綺麗に改修された林道.8:09

     2019年9月の台風19号の影響をもろに受けて.翌月に訪れた時は.林道はこの辺から崩壊し.「通行止め」の処置が取られていた。
   その後.綺麗に改修されガードレール・カーブミラー・看板の3セットが付け加えられた。それから2度目の入山になる。

    川側の真新しい作業道
     8:15

     槙ノ尾橋の手前.565m圏に大丹波川へ下る広い作業道が切り開かれた。まだ新しく覗き込むと対岸に延びているようも思える。
   又林道を20mほど進むと作業用の歩道が築かれ.斜め下には堰堤が見下ろされた。その直ぐ下部になる。

    

     3年前の秋.エビ小屋山南南西尾根から曲ケ谷沢を下った折.林道にでてこの尖っ突きでカモシカを見た場所。
   当時は初め猪かとびっくりしていた。

    槙ノ尾沢左俣右岸尾根の下端
   520m圏・・大きく感じられる槙ノ尾橋の石祠.8:21

     3年前の秋に右岸尾根を登っている。その折は真新しく作られた側壁と落石防護網は既に古さを感じさせていた。
   右脇の石祠脇から槙ノ尾沢沿いに入ると直ぐ右岸尾根に乗り.沢沿いに入れば南尾根(中間尾根)に乗る作業道にでる。

    真名井北稜.新蔵指ノ丸
   一昨年訪れた44号鉄塔尾根の取付き.8:26

     L字の鉄塔標柱から大丹波川の狭い沢幅を素足で渡渉した。1002m点コブを擁する鉄塔尾根で.よく見れば鉄塔が2基見上げられた。
   又左の新蔵指沢沿いに回り込めば山葵田があった。

    キンノテ沢左岸尾根
   ここからは細かく尾根の末端を回り込む.8:32

     林道を更に右に回り込み.長沢脊稜との距離が短くなると.再び右手に背稜からの支尾根が下りてくる。
   目指す長尾丸山南尾根まで4つの短い支尾根を迎えている。先ずはキンノテ左岸尾根.

    続くピイラキタケ左岸尾根
   正面は次の尾根の末端.8:38
    キンノテ沢を隔ててのピイラキタケ左岸尾根の末端を回り込む

   ヒノラキタケ沢の取付き.8:41
    作業道が入ると.その奥に山葵田が覗まれた。

    日向小屋尾根
   580m・・ヘリポートは大丹波字井戸池.8:44
    ヒノラキタケ沢を回り込み.出た所の防火水槽を備えた大丹波ヘリポート。その向いを眺めると.日向小屋尾根は長尾丸山の東肩にでる。

   日向小屋尾根を回り込むと左手が長尾丸山南尾根.8:50

     以前.ここで山葵狩りを終えた農夫と出会っている。丁度今の時期.春先の山葵は辛味は葉に取られ味は薄く.
   葉山葵を食にするとよいとここと。背の籠に目一杯の葉山葵が摘まれていた。春先を除けば一年中.山葵本体に美味さが戻るとも。
   それでだろう。この時期限定でjr奥多摩駅.構内の出店には何時も「葉山葵」を販売していた。

     19号台風が大分過ぎての平日だったが.「今日は何処を歩んでも人と会うことはない!」と云われ.踊平を勧められた。私は殆ど常に一人旅.
   「雁掛林道から雁掛ノ峰を経て川苔谷を下ります。」と伝え別れている。本当に登山道にでても.山中誰一人.会わぬ山行だった。

    大丹波川左岸の都県界尾根
   大左名無し尾根群が並ぶ.8:55
    日向小屋沢を越え長尾丸山南尾根に林道が掛かると大丹波川流域の展望が開かれた。

    長沢脊稜の槙ノ尾山
   アップ・・右奥は黒山常盤尾根

    長尾丸山南尾根
   610m圏・・右支尾根に取付く石段.9:00

     大丹波川を背に現れた2つの看板.
   白い読めぬ大きな看板と並び「多摩川水源森林隊.平成17年8月〜19年3月・」.東京都水道局」とある。背は既に深い森林帯で薄暗い場所。
   その数m先に確りした石段を見付けている。今まで何度も通ったが気の付かなかった。

    林道終点
     更に林道を進めば直ぐ先で終点にでて.左に登山道を分けている。尚直進すれば途中の大崩壊地にでて途切れ.日向沢林道とは閉ざされている。
   崩壊地は地形図にも記されていぬ厳しい所。終点から左に大丹波川沿いに下り登山道を辿れば赤杭尾根・日向沢ノ峰南尾根にでられる。
   大丹波川を横ぎれば雁掛林道へ。巡視路を兼ねる林道歩道に入る。共に奥は川苔山・日向沢ノ峰の山域.

    長尾丸山南尾根
   右支尾根の取付きから戻るよう斜上.9:10

   右支尾根に乗る.9:14

   下方を振り返す.9:19

   時折露岩が現れる.9:20

   右手は日向小屋沢右岸のイドチ沢沿い.9:24
    対岸は日向小屋尾根.左手前が中間尾根だろう。

   810m圏・・左支尾根と合流点.9:39
    丸太が円陣を組んでいる。作業の休み場か?

   870m圏・・露岩帯が尾根いっぱいに横切り閉ざす.9:53

   急斜面だが足場・手元は豊富で中央を突破

   途中で見下ろす

   950m圏・・長尾丸山南面の巻道.10:00
    確りした巻道を横切る。その直ぐ下にも薄い踏み跡が並行している

   長沢脊稜にでる.10:09
    背稜にでて右に折れれば直ぐ.長尾丸山の緩やかな楕円形の平頂に立つ.

     長尾丸山南尾根は北尾根と比べると尾根の長さ.高度差は比べようのなく短い。ゆるりと短い植林帯が盛り上がるような尾根。
   幾組の露岩に.尾根を横切る1本の露岩帯が延びているのが特長。作業道は尾根二又の尾根筋と頂直下の南側の巻道。
   平凡と云うか.アッと云う間に背稜にでられた。

     清東橋bsから長尾丸山南尾根・・大左名無し尾根
     長沢脊稜から新秩父線50号鉄塔
     旧道から日向沢を下降.大名栗林道を下る
     県営・市営有馬林道から落合へ
     大名栗林道から名栗湖南岸道路.さわらび湯bs