続々.一本松から浅間尾根の上半を少し残して.白岩沢を取り囲むオンバコ平東尾根を綴る ・・浅間尾根Top

   前回は笹ケタワノ峰北東尾根から檜原街道へ下りている。今回は反対側の浅間尾根の上半から北秋川の源流に回り込む。
     佐久保から一本松北東尾根を詰め浅間尾根に乗る。そしてオンバコ平から白岩沢オハヤシ沢左岸尾根を下り.藤倉へ。 2023年10月11日.松村

    笹久保bsから一本松北東尾根に取付く・・朝方の堂々とした野猿
    浅間尾根上半と周遊道路.浅間尾根P
    オンバコ平白岩沢左岸尾根から入間白岩林道を横断
    末端の作業道から白岩沢沿いに倉掛〜藤原

     笹久保集落から一本松(大沢山)の北東尾根を詰め浅間尾根に乗る。以前は藤倉分岐尾根から一本松に立ち.
   浅間嶺から松生山を経て.末端のバケモン山まで歩んでいる。積雪に恵まれ.昼間は暖かい日差しを浴びての雪山々行だった。
   今回は藤倉分岐にでて浅間尾根の上半を繋ぎ.北秋川の源流へと回り込む。

     内台山.道奈良山.御林山から浅間尾根P上の背稜は.戸沢ノ峯まで詰めれば浅間尾根の完全縦走になったのだろう。
   ただ届かず手前で.奥多摩周遊道路の浅間尾根駐車場)に降り.浅間尾根を分けている。オンバコ平からは白岩沢を取り囲む左岸尾根を下り.
   入間白岩林道を横断している。そこから一気に尾根末端へと下り.二俣から藤原の里にでる。

   jr武蔵五日市駅ターミナル.7:27
    バスの案内板には「崩落のため馬頭刈尾根.軍道〜高明山(光明山)間は通行止.2023.07.21」とある。

  10月11日(水).晴.風がでれば休んでやや肌寒い
    jr御徒町5:3=5:37東京5:45=6:35立川:40=7:17武蔵五日市:43=7:12笹久保bs420m・・日の出5:40東京駅.

     jr武蔵五日市駅に下車した登山者は久し振り私独りだった。当然.路線バスも私独り.
   沢井橋で降りると云っていた釣師2名の一人は地元の方で.タクシーに乗り換えている。そして出発間際に飛び乗った釣師は西戸倉で降りた。
   今の時期.ポイントはその周辺の河原になるのだろうか? オモチャ博物館バス停から先は乗客は私独りになった。

    野猿
     大型バスが北秋川沿いの都道205号線をうねり遡る。神戸橋(かの)を過ぎた辺りで1匹の野猿と出会った。
   バスを避けるよう路肩側をゆっくり歩き.鉢合せの格好になった。緩い坂道を唸り路線バスはスピードを落さず直進し.野猿と擦れ違う。
   私はフロントガラス越しに猿を見付けていた。

     咄嗟に避けるも.猿の歩むスピードは変わらず。運転者も何時ものことと何も感じず.分かっているのだろう。
   不思議な光景に出偶わした。地元の人に聞くところでは.この辺では猿が頻繁に現れ.互いに気にすることはなくなっているらしい。

     知らぬと云っても相手は猿である。驚きびっくりするのは私だけ。
   過って三頭山御堂指尾根を下った折.奥多摩湖の湖畔で夕陽を浴びる1匹の野猿と出くわした。その時は立木の細枝に背をもたせ.
   足を組み.揺れ動く姿が大人びいた人臭さを感じさせていた。何か1つ異なる猿と出会うとホッとするか? 独りで笑う自分がいた。

    浅間尾根.一本杉北東尾根の末端
   笹久保のバス停は目立つの青い欄干の桟橋上.8:23

    浅間尾根
     甲州古道としての由来は2018年2月の初めての浅間尾根山行で語っているので割愛させて頂きます。現在の甲州街道は小仏峠.
   笹子峠を通るルートになるも.中世の頃は檜原村の時坂.浅間尾根を通り数馬.鞘口峠.旧大菩薩峠を越え甲州に入ったと云わている。

     当時は大変厳しい困難な地形の道で.檜原から甲州への重要な古道であり.中世には足利氏や後の北条氏の命に寄って檜原城が築かれ.
   甲州軍の侵攻にも備えてもいた。・・浅間尾根道

    貴布袮神社
   右にカーブした後の青い欄干が集落への道..8:31
    次のバス停.山王坂下方面に県道を進み.右向いの貴布袮神社を回り込む。桧原村固有のオオカミ像があるとか。

   2つ目の青い欄干を過ぎて.左下の坂道から集落へ。.8:34

     笹久保バス停前にも同じような里道が下りている。集落があるものの里道は北秋川を渡った所で途切れている。
   丁度下車した時にお会いした地元の同輩から教わった話。又.一本杉北東尾根は先の青い欄干から降りると聞く。
   踏み跡は途中でないとも聞いた。

   笹久保集落へ.8:35

    人里峠を挟み883m峰と一本杉北東尾根
   笹久保の集落を抜け北秋川の河原へ.8:36
    北秋川を渡渉し川越沢の谷間を左岸に渡り.北東尾根に取付く。

    浅間尾根
   三頭山東峰展望台からの展望・・2016.03.31/11:51
    登ってきた一本松山を見下ろす.

     浅間尾根・・左角下が奥多摩周遊道路の浅間尾根パーキング. 右寄りに下り.北秋川(北街道)と南秋川(檜原街道)を分ける背稜は御林山.
   道奈良山.内台山。更に一本松山と並ぶ902m点峰から人里峠を越え.淺間嶺.松生山へと東側に延びる尾根。

     中央から下部に掛け一本松山北尾根が下りている。その末端が634m点峰で左端脇にポッコリ聳えている。そこから山に取り付き越えてきた。
   634m点峰の裏側の里が笹久保地区。

   集落の奥.南端の民家の裏に回り込み川越沢出合へ

    長閑な流れの北秋川
   沢の真中に大岩があり.先は渡渉する.8:40
    中洲の大岩まではやや傾く長い丸太が2本跨いでいる。その先は一昨日の大雨のせいか? 水面スレスレに浮石が沈む。

   右前方の上流側.右岸に落ちるのが川越沢出合.

   苔むしる浮石を飛び移る.

   川越沢右岸の作業道へ.8:44

    川越沢
   足場のようなパイプ橋を渡り.左岸から尾根に取付く.

     川越沢の二俣.右俣ヒヤマゴ沢は一本杉の東側鞍部「渕間石宮」に突き上げる。
   左俣の本流は7911m点峰と右コブの鞍部に突き上げ.その東脇が人里峠(へんぼり)の鞍部になる。

   尾根に乗るまで確りした山道が綴られていた。8:48

   見ずらいが正面の頂点に木祠が祀られている。
    左下から回り込む作業道に入る。

   北東尾根に乗り.少し下部にある木祠に寄る.8:55

    愛宕社
   475m.小屋のような囲いの中に木祠が守られていた.8:57

   木祠の中に馬に跨る武士の像が安置されていた
    武士を奉る主は分からず。足元に湯呑が1つころがっていた。社に安置.

    一本松北東尾根
   戻り尾根筋を歩む.9:00
    久の字に窪溝を築く作業道.ジグザグの右端に急斜面の踏み跡を見付け.上へと目指す。

   時には荒れた藪絡みになるも右端を黙々と歩む.

    最高点634m点峰
   何もなく登り返す.黄色いプラ杭と赤帽黒杭を通過.9:24

   平坦な細い尾根の植林帯を抜ける.9:32

   林層の境へ.

   730m圏で極端に傾斜が落ちる.植林帯のでる.9:43

   752m点手前の緩斜面.9:50

    最高点752m
   横に転がる壊れた石祠.9:57

   最高点752mを過ぎて直ぐ.9:59
    足場が滑り易い急登の斜面.何本ものトラロープが繋がるよう綴られ見下ろしている。

   北尾根との合流点まで結ばれたトラロープ.10:24

   900m圏.登ってきた北東尾根と北尾根が合流点.10:25
    正面は北尾根で.足元の印「→」は北東尾根へ

     北尾根
      左手が日向ムコウ沢.その対岸尾根が藤倉分岐尾根。矢印は北東尾根を下る唯一の道標。北尾根を下るのこの分岐からになる。
   真正面に御前山を身ながら次第に傾斜がきつくなり.下端は痩せ尾根に藪絡み.790m辺りの分岐はやや右よりで.780mは左を進む。
   更に760mも左尾根へ。最後は擁壁の上に沿い左へ踏み跡が続いている。北秋川に架かる赤い欄干の下徐毛新橋を渡れば藤倉バス停にでる。

    一本松
   「一本松」の木は既になく.杉の木が立つ.10:31

     北尾根に乗って.距離にして170m.高度差30mを詰めれば一本松の頂に立つ。三等三角点標石が登山道側にあり.標高は930.24m.
   基準点は「石宮」.一本松から人里峠に向かうと.その手前に石宮ノ頭.911m点峰が聳える。それとの関係はないのだろううか?

     笹久保bsから一本松北東尾根・・野猿
     浅間尾根上半と周遊道路.浅間尾根P
     オンバコ平白岩沢左岸尾根から入間白岩林道を横断
     末端の作業道から白岩沢沿いに倉掛〜藤原