| 第三弾.前道志山稜を横切り.高取山稜から大平川へ下り.猿焼山西尾根へ・・前道志越えの山並Top 道志山地Top 前道志からS字状に高取山稜を横切り朝日馬場を抜け猿焼山へ登り.西尾根から富士急赤坂へ 小篠沢から前道志高畑山を越え.朝日川左俣大平沢流域から桂川へ 小篠から高畑山北尾根・雛鶴峠・檜山峠・大ダビ山・高取山・サイマル山を経て朝日馬場―更に双耳の猿焼山北・西尾根と繋げ日陰山 2つの天神峠と戸倉峠を経て赤坂へ 2013年04月01日.松村 jr鳥沢から高畑山北尾根に乗り.檜山峠から高岩・・2つの峠を越えダンコウバイ 大平沢ノ頭から高取山稜からサイマル山を越え朝日馬場 猿焼山北・西尾根から日陰山を経て引与田より直接富士急赤坂駅 前道志の陵と城ケ丸(西峰)西尾根 今倉山.松山北尾根を横切る林道より北面を望む今倉山.松山北尾根の林道菅野盛里線より北方の中道志を望む・・2011.07.09/9:21 檜山峠越えの朝日馬場・・前道志の山並を越え.高取山陵から城ケ丸に立ち.西尾根(朝日川左岸尾根)を綴り道志みちへ 背は前道志で枝陰に隠れる大桑山と高畑山. 倉岳山から矢平山。jr鳥沢駅から高畑山北尾根を越え南方へ雛鶴峠方面へ。 高岩に至る尾根に乗り.中央の中道志に入り.霞み重なるサイマル山から高取山の肩に延びる尾根を折れ西方に進んでいる。 手前は猿焼山(城ケ丸)から尾根末端の富士急線赤岩駅に至る生出山から連なる猿焼山西尾根。窪地が天神峠付近 先月上旬には大桑山北尾根,中旬には穴路峠から前道志の峠路を往復し.秋山二十六夜山周辺の山々を歩き回っている。 今回は2週間前に通ったばかりの穴路峠への径を再び綴り.再び鳥沢駅に下車し入山した。それも今回は前道志から中道志の先.雛鶴峠から檜山峠を越る。. 所謂.再び前道志から中道志へと。檜山峠から棚ノ入山北尾根の西側に位置し.高畑山の裏側にあたる高取山稜からサイマル山稜に入る。 更なる奥山の眺望を愉しみ.後半は朝日川を渡り返し,猿焼山北・西尾根を綴って.2つの天神峠を訪れ,富士急禾生へ直接下ることにした。 猿焼山には一昨年7月に赤岩北尾根から入り.今倉山北尾根を北上し周回している。今回は猿焼山北尾根から西尾根の陵に乗る。 時間的に猿焼山西尾根末端の生出山まで歩むのは時間的に無理. 戸川天神峠から玉川天神峠まで歩んでみる積りでいる。 それ故.中盤の入山は猿焼山東尾根から入る積りが北尾根に変更している。生出山までと励むも気落ちし.結果的には玉川天神峠止まりになった。 4月01日(月).本曇一時霧雨 jr御徒町始発4:36=4:39神田:41=5:44豊田大月行:47=6:30鳥沢. 甲州街道沿いの旧下鳥沢に残る宿場跡の佇まい.6:43jr鳥沢から高畑山越え高岩へ jr鳥沢6:45一7:06林道ゲート一7:35石仏一8:00北尾根に乗る一8:12旧仙人小屋跡一8:41高畑山 一8:45雛鶴峠分岐一9:00檜山峠一9:16大ダビ山一9:27大平沢ノ頭. 下鳥沢の宿 今回も桂川南岸の天空はどんよりした重い雲に覆われ.一面の層雲に覆われた台地からは一度もその切り開きを仰ぐことはできなかった。 前回の前道志の山々は輪郭さえ全く知ることはできなかったがその時に比べれば朝から視界は幾らか開かている。 鳥沢駅に下車し甲州街道に入る。朝方からの日差しもなく.街道を走る車の往来も少ない。閑散としたいにしえの宿場町も重い面影を落していた。 昔の旧甲州街道沿いに残る家屋は庇が長くでている出桁軒裏造りで.風通しや明かり取りのための兜造りの屋根が特徴的に造られていた。 今回もその街道.路地角に「下鳥沢宿」・「高畑山.倉岳山」の道標を見て.右に折れ黒板塀の脇道を抜けて.里道に入っている。 江戸時代.宿場制定の折から道幅を広く取っていたおかげで.街道は400年の流れを経ても残されていた。国道開通後も建物が残る珍しい地区のようだ。 江戸・日本橋から下諏訪を結ぶ甲州街道は大月市を東西に貫き.45の宿場のうち.下鳥沢宿から黒野田宿まで12宿が市内にある。 上鳥沢宿.下鳥沢宿.猿橋宿.駒橋宿.大月宿.上花咲宿.下花咲宿.中初狩宿.下初狩宿.そして難所の笹子峠7kmほどの間には 白野宿・阿弥陀街道宿・黒野田宿と3つの小さな宿場があった。・・旧甲州街道・甲斐の国 紅吹橋から桂川と小篠の集落.6:54桂川虹吹橋へ下ると前回と同じように数人の通勤者と同じ場所で擦れ違っている。遠く離れた場所から同じ感覚で擦れ違うのも不思議な感じ。 周りは厚い層雲に覆われている。予報に反し.晴れる見込みは薄い。今日も平日で鳥沢駅からはただ独り下車.山に入る。 前回から2週間経ち.集落の庭先を飾っていた白梅は散り始め.周りは桜の開花に変わり始めている。 小篠の集落最上部 ![]() 左に山の神神社 集落.最後の民家を過ぎ.林道ゲートを抜ける.7:07 石仏の北尾根と穴路峠への分岐.7:35小篠沢を直進して遡れば穴路峠越えをして秋山地区に入る。 右手に折れれば高畑山の北尾根に回り込む。まだ冬木に覆われた山腹斜面は朝方の強いモヤの中だった。 高畑山.尾根を横断 大きくジグザクに切る北尾根はまだ裸林の世界 朧に霞む北尾根に乗る.8:00淡黄色のダンコウバイが咲き始まる ![]() 石仏分岐より.前回は小篠沢沿いに遡る穴路峠への峠路を分け.右手に折れて高畑山北尾根に回り込む。 戻る気持ちで谷間から離れるとモヤが強くなった。虹吹橋から見上げた雲の中に入ったのだろう。 モヤはやけに強い.霞みは直ぐ先の立木しか臨めない。まだ芽吹かぬ冬木の枝々が幻想的な姿を現していた。 その枝々に混じり.この年初めてのダンコウバイを見る。少し淡橙色の花を咲かせ始めている。 高畑仙人小屋跡.8:17分岐から25分ほどで北尾根720m付近に乗り.西側に尾根を横切り.旧登山道へ。この尾根の末端には大月市の天然記念物に指定された 「小篠のイトヒバ」がある。樹高18mの巨樹で.ひときは目立ち聳え.先程集落を抜ける時も.チラッと遠望されていた。 横切った尾根は傾斜は落ち.緩やかな山腹道から小平地.旧仙人小屋跡にでる。 HPによると昭和30年代のガイドブックには当時.畑が切り開かれ.イチゴ等が植えられていたと云う。 この小平地も朝モヤが淀んでいる。道標に導かれよう左手に折れ.北側の急斜面を詰めれば高畑山にでた。 表道志の背稜にでた高畑山 楢山.981.9m山頂.8:41濃いガスに覆われた秀麗冨獄十二景の1つ 高畑山 倉岳山と大桑山に挟まれた広い台地の平頂に.ただ一人佇む。誰もいな頂。 頂の台地は登山靴で摺り固められた裸土の土壌を現わし.ここは人気の多い山でハイカーが如何に多く通うかを示している。 高畑山の頂の平坦地だけにガスが切れ.すっきりした漂いを現わしていた。周りを取り囲む樹林が壁となっていた。 ガスが頂に舞い上るのを防いでいる。高畑山は昭和の終わり頃までは四方雑木に囲まれた静かな所だったらしい。 それが南面の皆伐によって.今や展望ある山として変貌している。それ故伐採された赤松林の先からはよい眺望が得られる筈だった。 それが今朝はガス濃く丹沢から道志.毛無山に三ッ峠と開かれる大パノラマは見定められず。 秀麗富嶽十二景の1つであると頂に看板が立つも.初めての頂に富嶽もガスに閉ざされていた。 高畑山の山名を知ったのは昨年の3月.1年前だった。倉岳山に初めて訪れている。それから前道志に登ること4度目になる。 「甲斐国志」によると高畑山の山名はない。高畑山の名が定着したのは最近で.以前は「高畑倉山」としてハイカーの間で呼ばれていた。 高畑倉山は「高畑鞍山」が変化したもので.高畑山と倉岳山を一緒にして呼ばれていたようだ。・・「新ハイキング」383号. ![]() 小篠沢側の檜林 表道志.雛鶴峠への分岐.8:45 高畑山から100mほど東側に位置する小コブは上野原市.都留市.道志村の境界点。これから南方に延びる尾根に入り込む。 棚ノ入山と結ばれる主尾根は都留市の朝日川と道志村の秋山川との分水嶺をなし.道志山塊と秋山山塊とを結ぶ唯一の尾根。 最低鞍部は雛鶴峠. 峠下の新姫鶴トンネルには県道四日市場上野原線が潜り.赤坂と上野原.旧秋山村を結んでいる。 高取山稜 待望の高岩からの尾根を初めて望む雛鶴峠への分岐に流れるガスの切り目から南面の高岩から下るべき西側のサイマル山へ陵・高取山陵が見え隠れしていた。 これから目指す山陵を確認し.「楢峠」の道標に従い右手に折れている。 尾根上の登山道とは言え.今までの山道とは少し異にし.荒れた地表を現していた。 落葉が被うだけではなく.靴底に感じる柔らかさままで違っているようだった。 落葉で埋まる檜山峠 下り切った楢峠.9:00最低鞍部.楢山峠810mは枯葉の絨毯で埋め尽くされた気持のよい峠路。地形図を読むと峠越えは破線が記されている。 ただ峠には道標「←赤鞍.雛鶴峠 高畑山.倉岳山→」が立つだけで.峠越えの道標は見当たらなかった。思いの外ハイカーの訪問は少ないようだった。 秋山方面へは峠左の中間尾根に乗り.沢の二俣へと左俣右岸を高巻き.二俣下にでて.右岸沿いから沢身を進めば旧道にでられる。 俣奈良山林道から街道にでれば雛鶴神社前を通り.短距離で無生野にでられる。登り1時間強 ただ峠の両脇のツメは深い落葉に埋まり.道形は定かではないようだった。 前回歩んだタンノイリ沢二俣から延びる棚ノ入山北尾根登り返すと右手の谷間に広がるはゴルフ場からクラブを叩く音が聞こえてきた。言葉にならぬ会話を耳にする。 尾根筋はブリティッシュガーデンクラブの東側縁を回り込んでいる。嫌によくプレーをする仲間達の声が響き聞こえていた。 立ち停まると会話になっていた。少し違和感を持ち.興ざめるが不思議な感覚をも持っている。 昨年6月,白砂山からの帰路.白根山芳ノ平上信自然歩道を歩き.やはり濃いガスの先に.草津ゴルフ場のプレイヤーの声を耳にした。 グリーンはよく分からぬが濃いガスが舞っていた。打ったボールを見定めることができたのだろうか? 大旅山 大旅山.9:16小さな露岩混ざりの小枝が散る急登を15分ほど詰めると.左後方から支尾根が合わさり.その直ぐ先の立木には風変りな 名を抱かす「大ダビ山」の山名標を見る。901m点に当たり.手前肩には左後方(北東)へ支尾根を張りださせていた。 この尾根は楢山峠を囲む秋山川源流の右岸尾根になる。その僅か先にも857.6m点を擁する枝尾根が延び. よく迷うのかロープ止がされている。大旅沢から連想すると藪山のイメージで.山頂らしさはない。 東側が檜の植林帯.西側は雑木でアッと云う間に越えてきた。400mほど下りイヤゲ峠を経てひと登りで大平沢ノ頭に立つ。 西方へ延びる尾根はサイマル山方面で.岩記号のあるのが高岩, リニア実験線の車両基地が見下ろされる。 大平沢ノ頭890m圏 正確には大ダビ山→イヤゲ峠→大平沢ノ頭→高岩になる・・9:27高取山稜取付き 「高岩」から西方に派生する尾根分岐イヤゲ峠850mからひと登りで高岩にでて.大平沢ノ頭の小コブを越えて肩にでる。そしてサイマル山方面へと西方に延びる高取山陵を選んだ。 今日のメーンルートはここから中道志の核心に入り.又後半は道志主稜に繋がる猿焼山の山域を目指すことにした。 大平沢ノ頭の南肩の立木に「高岩」とある。雛鶴神社裏から雛鶴峠方面の登山道に入ると山名に由来する側壁に 円頂の山襞が見られるらしい。高岩の裏側に当たる。今朝は何処を見ても濃いガスが舞い.何も見定められぬ展望だった。 雛鶴峠東バス停から雛鶴峠への登路は新雛鶴トンネル入口の右手前の小沢に沿う旧峠道を利用することができる。 更に峠からの南方は日向舟927m.山名標はない。912m点を経て南東の尾根に乗ればサンショウ平に立つ。 現地では「棚ノ入山」を示し.更に一段高くに奥道志山稜が連ね朝日山に至るルートと繋がっている。 高畑山北尾根に乗り檜山峠から高岩・・2つの峠を越えダンコウバイ 大平ノ頭から高取山稜からサイマル山を越え朝日馬場 猿焼山北西尾根から日陰山を経て引与田より直接富士急赤坂駅 |