| 草モミジに溢れる高原台地を持つ巻機山々塊. 割引岳と巻機山 ・・巻機山.割引岳山塊Top ・・新潟中越地方Top 割引岳天狗尾根から巻機山井戸尾根へ・・何度訪れたことか? 季節それぞれに違った感じの山登りをしていた覚えがある。 巻機山麓キャンプ場を起点に爛漫たる紅葉と紺碧の空を仰ぎ.割引沢から天狗尾根を詰め.割引岳.巻機山から井戸尾根を下る 2014年10月10〜12日 L松村.m見城.滝島.鈴木 割引沢から割引岳天狗尾根・・巻機山麓キャンプ場と割引沢本谷出合と昔春の小休止場 頂稜にでて御機屋の井戸尾根 下山した帰路は湯沢高原と道の駅「たくみの里」 1960年代の後半.巻機山の山麓の清水集落の「雲天」民宿に大変お世話になったことがある。 学生三昧を満喫し巻機山スキーに興じていた。その後OBになり.OB総会が切っ掛けで.3年越しに割引岳スキーも味わっている。 6名が参加.この時は割引沢本谷に大きな雪洞を掘ってベースとした。割引沢を詰め.源流の大斜面を大滑降した。 更に米子沢は晩秋に遡行.入渓してから野宿し.焚火しながら見たユーホーの出現は満月と間違え.2つ並ぶ同じような円形に話は尽きなかった。 その後最近になって竹永先輩が百名山を目指していると知り.このメンバーで共に入山する計画を立てるも.その都度.荒天に見舞われ2度ほど諦めている。 それも一度は現地に入り.金城山に続く翌日の巻機山で荒天に見舞われた。この時は未踏の赤城山に化けている。 今回で巻機山は四度目になる。丁度遡行から40年経ち.巻機山麓キャンプ場に幕営.天狗尾根から巻機山に立ち.井戸尾根を下り周回する。 大型台風19号が日本を縦断.沖縄で足踏み状態でいることをよいことに紅葉真っ盛りの越後の山に籠っていた。 登川左岸尾根上半 左景.キャンプ場から北側の尾根を望む.14:01市界尾根(湯沢町と南魚沼市)ロクロクノ頭1292.4m峰.1220m圏コブと・・1191m峰.1180m圏コブ. 1270m圏コブ東尾根から南面はロクロ沢 10月10日(金).薄曇り後晴 jr御徒町¥65. 7:20=7:35東武東上線池袋.¥520.急行:45=8:28若葉.全員集合. 若葉8:30=9:03東松山IC=9:45駒寄PA=関越トンネル.工事で一車線交通=10:55塩沢・石打IC¥3.540=A-Coop10:32 =「こめ太郎」.昼食12:25=13:45巻機山麓キャンプ場. アプローチ 買出しするため.塩沢のスーパーの開店に合わせ.8時半若葉駅に集合。今年も紅葉の幕営生活を味わおうと何時ものメンバーと胸を膨らましていた。 台風襲来前の前線の動きは鈍く.その束の間を縫っての登山。天空に明るさがあるものの.霞み強く関越道両沿いの山々は眺められなかった。 高崎を過ぎて如何にか山名を呼べることができるようなる。明日は快晴が約束されていた。 今晩はスキヤキ.明日の昼食はカレーきしめん。その食材と酒類を籠にドンドン買い込む。食材を一片に買い込み. 持ち物はシュラフに食器.コップとブキのみを持参。団体装備は今回も滝さんと鈴木が準備して頂いている。 登川左岸尾根下半 右景.14:001191m峰.1180m圏コブと1020m圏コブと無果山1049.7mの肩 1968年04月.巻機山スキーを終え.翌日対岸の西谷後沢に入り.ロクロ沢を分け.牧場上でスキーに興じている。 コシヒカリ 昼食は魚沼米を食べようと滝さんが街道沿いにある米屋「吉兆楽」で食堂を尋ね.塩沢付近まで戻り「こめ太郎」に寄る。 やや味の濃い「けんちん定食」¥860をほうばる。白米は旨みがあり美味い。 店にあったチラシには新米解禁で17号線の国道は南魚沼「コシヒカリ街道」とある。今日.10日は「コシヒカリの日」. 八色の森公園で祝うがあるらしい。チラシの記入番号1が釜炊くきましや「こめ太郎」.「築300年の古民家で味わう極上のコシヒカリ. 湧水を使い釜で炊き上げたその味わい」とある。 1つ先の交差点.関を左折し前回の金城山に入山したルートに入る。登川橋を渡り早川の信号を右折し.国道291号線(米街道.清水街道)を遡る。 都心のJR電力に活用する信濃川送電線が並行して走り.清水峠越えをしていた。そして新たに造られた3つの確りしたスノーシェルターを潜る。 清水の集落の先は清水峠. 国道だが峠越えの最後は踏み跡となり.土合.水上を抜け板東に至っている。 このルートは大源太山の2つの沢を遡行した折.下降路として丸沢から清水に下っていた。 清水集落の手前に.国道から左に折れる道があるものの.道標に従い.民宿「泉屋」前,清水バス停前にでる。 「登山口」と書かれた所を左折し清水林道の起点から2.1kmに入ると集落内の広い三又路を右折して.後は道なりに進むと林道終点. 桜坂駐車場730mに至る。 係員に聞くも「沢沿いにズーと下って.右の橋を渡る!」というが説明が雑すぎるのか.先程の国道にでて堂々巡りをする。 改めて聞き直した巻機山麓キャンプ場にでた。 巻機山井戸尾根末端 キャンプ場から南面を望む.14:17左手が割引沢.右手が米子沢. 沢名はここにきて左下の谷間から登川出合まで二子沢川となっている。登山口は右手上流奥になる。 巻機山麓キャンプ場 谷間には雲が湧き上がり.頂の雄大な姿は望められなかった。ここからは明日登る入山の沢口と下山する井戸尾根末端が開かれている。 頭上の前線は離れだしていた。次第に層雲は切れ.蒼空が望めるだろう。明日の好天は約束されていた。 キャンプ場は丘陵を丁寧に切り開いた平坦地。芝は少し疎らだが野芝が植えられ.展望の優れた素晴らしい絶好のキャンプ地になった。 炊事場は広く照明が付き使い易い。トイレは落とし込みで3ケ所ある中.手前は埋まり気味。ペーパーはない。 又草地での直火可.車の乗り入れもできる。ただ大事な飲水は沸騰せねばならなかった。 欠点もあるがこれ以上の贅沢は云えなかった。清水生産森林組合管理.40張. 米子澤第1号砂防堰堤.14:00上流3つの堰堤先左奥が登山口. 右上が米子沢 薪取りは北側に面する二子沢川の河原に下りる。上流側には堰堤が連なり.下流の向かいには登川左岸尾根が横切っている。 細かい枝木は集まるも.肝心の丸太が見付からず.手に持てぬ丸太はあるものの.なかなか見つからなかった。 その中.割引沢出合付近で2本の倒木を見付け.2度往復した。 割引沢出合Pc.14:29管理人 そう云えば17時頃,駐車場の管理人が天幕代の集金に現れた。1人¥600.計¥2400. 桜坂Pが1台¥500.. 昼から17時まで帰る車の代金を徴収している。車は30台で満車.その下4分の歩けば何処でも無料で停められた。 今日のキャンプ場は我々だけ1張りだけで.文句は云えぬが少し高いのでは。その後にも車1台が幕営したが遅い時間でただになったようだ。 キャンプ場から歩き入山している。そう考えると全て真面目に払っている。何か損をしているような気を起こさせていた。 17:35薪を焚き.傍でテーブル.椅子付きのコンロでスキヤキ鍋をする。買い込んだ牛肉は多い.ネギに白菜も山盛りにした。 たらふく食べ.ビールの後.同期鈴木が持参した飯能の地酒「天覧山」を彼の音頭で乾杯し入山を祝す。 夜が更け.焚火を囲み酒を交わす。空は蒼さを増し.一昨日の中秋の満月も月光を煌めかしている。20時消燈 10月11日快晴 巻機山麓キャンプ場6:00一6:40割引沢出合:45一7:35滝横断:45一7:37滝上一8:00二俣一8:20小:30 一9:08水一9:14尾根取付き一9:40小:50一10:15天狗尾根上一10:48小11:00一11:22割引岳. 割引沢左岸の巻き道.6:183時半.4時半.5時半で出発の予定が6時になる。夜半一時キャンプ場は雲に覆われるも.雲1つない晴天恵まれた。 紺碧の蒼空一杯に聳える割引岳が望まれる。早々に昨夜のスキヤケ汁に南魚沼産コシヒカリ「天地米」を腹に流し込む。 平日にも係らず米子川に架かる橋を渡る前から.車が停められる所は全て車で一杯だった。 百名山の名が示す威力は凄い。桜坂Pで登山届をだすと直ぐ二俣(二合目)になり.井戸尾根への登山道を右に分ける。 それから40分ほどで割引沢左岸の巻き径から沢底に下り立った。 割引沢に入渓.6:40 対岸の旧ルートに入り戻る.6:52大石が転がる沢底は西面でもあり.又沢底を綴るため.尾根に上がるまで日陰になる。休めば肌寒いが汗掻く. 登り始めとしては丁度よい。右岸に渡り歩き始めて直ぐ.古いマーキングを誤認. 藪漕ぎのジャングルに強いられている。 薄く擦れた赤ペンキの印が先を示しているが昔のルート。藪絡む急登で.新たに河原ヘチにザイルで固定されたルートがあった。 ここが最初で最後のルート紛失だった。 吹上ノ滝(ヒロガミノオオタキ) 7:09 右岸を巻き岩盤をトラバース.7:32アイガメノ滝上 7:37改めて沢沿いを登りだすと直ぐ豪快に落ちる吹上ノ滝にルートは閉ざされる。 右岸のガラ状の草付きを高巻き.上流を横切り.間で1本取ってアイガメノ滝も越える。 湿り苔むしる所はやはり滑り易くやばい。危険な所も多いが余所見せず.気を引き締めれば問題はなかった。 登川左岸尾根 割引沢下流を振り返る.7:18奥は七ッ小屋山.大源太山1598m.大具ノ頭.蓬ノ頭.高平ノ頭・・登川 左肩のコブは威守松山・・米子沢 谷間を見下ろすと左肩には威守松山が競り上がり.正面には立派に成長した登川左岸尾根も背を伸ばし望まれる。 その中.ピラミット型に聳える大源太山が顕著な姿を現わしていた。 大源太山を囲む西方の谷間にあるヤスケ沢は昔.見城さんと秋に遡行し.左にくび切る丸沢を下降している。 細かい滝が連続する明るい沢だった。下りは懸垂でドンドン下った憶えがある。 更に二俣で分ける北沢は現役の時に一度訪れているが春の嵐に遭い。土樽で諦め水上の温泉に飛び込んでいる。 そして5.6年後.卒業した後の後輩と再挑戦していた。フランクフルトにクレパスの連続した雪渓を遡っている。 初めてザイルを掴み.目を輝らす女の子が印象的だった。 天狗尾根末端 割引沢二俣.7:50左手が本谷.右手が割引沢 割引沢本谷出合.8:00正面の大岩に二俣.赤ペンキの道標あり 昔の小休止場 この本谷は過って残雪期にスキーを背負い登っている。岩壁と雪壁に挟まれ.残雪の一面広がる世界だった。 五月の連休で丁度今回と同様.雲一つない蒼空を見上げていた。 天狗岩の間で一本取り.後は自由に頂で集合した。ピッケルを持つも者がいれば.前日杖を作りストック替わりにする者もいた。 持ち物からしてバラバラ.頂を目指し.何をしてもよい漫画の山の世界だった。 上越国境と市町界山稜(十日町市と湯沢町)の山々 本谷より.8:10魚野川源流の山々 上の画像アップ奥は上越国境・・万太郎山.カタマタギ.白板山.大峰 手前は登川左岸尾根・・大具ノ頭.蓬ノ頭.高平ノ頭.ロクロクノ頭 谷間 時折下流を見下ろすと谷間からの遠望は広がり.登川左岸尾根は徐々に立体感を生む。 一層だった山波が二層になり.山並が重なりを見上げるようなった。 特に大源太山から続く大具ノ頭.蓬ノ頭.高平ノ頭.ロクロクノ頭は枝尾根を前面に確り現わし.顕著な堂々な輪郭を現わしていた。 二層が望めるようなると三国山稜の国境稜線の万太郎山が鋭く頭をもたげていた。タカマタギの裏側が平標山になる。 平標山の北尾根が延び.驚くに大峰が小さいが頭をだしている。あの下が越後湯沢になる。 そして真近な麓を見下ろすと沢底には聖平.更に清水の集落が伺えた。 この一枚の写真だけでも登り詰めた山々は幾らでもあった。一点の頂を見詰め回想に耽ればドンドン昔を顧みられるのはなぜだろう? 次から次へ昔の山々が湧くよう想い出される。最近のことは直ぐ忘れるものの.歳のせいか昔のことばかり言葉にでる。 ![]() 水汲み.9:08 天狗尾根取付き地点.9:14 天狗尾根への登り.9:16 大石の転がる本谷.9:18下流の丘陵は聖平.遠くは白砂山.左武流山を望む 尾根の取付きからは急登が続いた。取付きだけだと思うもそうではなかった。草付き混ざりの急斜面を四つん這いになり. 這い上がる登りが続く。ザイル.鎖の固定ケ所も多い。馬力だけの登りが続き.見下ろすと高度だけがドンドン深まっていた。 天狗尾根に乗る 天狗の壁とも離れ小尾根へ.9:26 天狗岩.9:43陽と紅葉に焼ける山肌 天狗尾根のツメにでる.9:40〜:50陽が射しだし紅葉に萌える尾根に出て1本取る。本谷対岸の山肌は目一杯の陽射しを浴び.溢れるばかりの紅葉に満ちている。 蘭満たる三色の原色が絡み合い華麗な色合いを見せている。大福をほうばり.難場を乗り越えた安と感に慕っていた。 本谷の谷底を覗き呑むと以外に巨大な雪片がツメに転がるよう雪塊として残されていた。恐らく今週の台風は雨になろうが 次の前線の到来は降雪をもたらすだろう。年越しの残雪になる。 中越から上越へと広がる山並 大源太川源流の懐かしい山々.9:53遠方は三国国境稜線・・万太郎山,仙ノ倉山,平標山,左武流山. 大きく窪んで苗場山.霧ノ塔。 土樽から万太郎山を越え.反対側の赤谷川源流へ下りた時は大クレパスに出偶わし.イイクボ沢から赤谷川を下っている。 明日はこの下流にある旧三国街道「たくみの里」に寄り.渋川へでている。 二層目(登川左岸尾根の上)の山並が見下ろされるようなった。4つのコブの内.中央右が足拍子岳になる。 足拍子川本谷を詰め.あの頂から見下ろした足元の土樽の谷間は素晴らしかった。 左手は天狗岩.右手は黒岩峰1446.3m. 中央の出合の谷間は聖平と清水の集落. 天狗尾根に乗る 天狗岩北面.9:54右奥は上越国境の万太郎山 天狗尾根の2つのコブ 10:23天狗岩を横に見るようなると徒歩だけで進めるようなる。天狗岩と肩を並べ.越えると漸く陽射しを浴びる尾根にでた。 明るさが解放感を与え.灌木が途切れると草付きとススタケの尾根筋に変わり.四方の展望が開かれだす。 足元はもう草モミジに染め始めていた。この辺は紅混ざりも多く.その先は黄金色に変わった黄葉が棚引く.緩やかな起伏の草原が現れる。 天狗ノ池 10:39 ラスト.11:10ペースは戻り.山を終え見上げていた岳は朝方キャンプ場からの眺望の上に立つ。 山の上の紅葉美をそのまま映し出していた。2つのコブを越す頂までの天空にはまだ雲1つない紺碧の空が続いている。 割引沢から割引岳天狗尾根・・巻機山麓キャンプ場と割引沢本谷出合の昔春の小休止場 頂稜から巻機山井戸尾根 湯沢高原と道の駅「たくみの里」 |