| 旧秋山村.端東奥の低山4. 御牧戸山と阿夫利山.金剛山・・旧秋山村の東端周辺Top 神野栗谷林道から秋山川右岸尾根沿いの安寺沢左岸尾根を末端の富岡の棚田まで綴る 御牧戸山北尾根から安寺沢左岸尾根.大タギレを下り返し.山之上・金波美峠・阿夫利山から金剛山北東尾根 2017年04月05日.松村 栗谷.釣場bsから御牧戸山北尾根・・県境越しの2つの「奥牧野」バス停・自衛隊ヘリ軍団・頂は幾つもの電波無線塔 大タギレから金波美峠を経て阿夫利山 井戸沢ノ頭から金剛山北東尾根 武蔵.武甲山のOB山行の延期に伴い.先々月に訪れた高柄山中尾根から左後方に遠望された旧秋山村の低山を改めて綴ることにした。 前回登った高柄山中尾根からは新大地峠へと延びるデン笠・金ピラ山の低尾根が並行し.又そこを越える背には 阿夫利山を擁する尾根が重なるよう望まれていた。 今回はこの尾根伝いに道志の主稜.御牧戸山から安寺沢左岸尾根を綴り.阿夫利山を越え金剛山から富岡の里に下りる。 入山のアプローチとして.バスの車窓からは前景に阿夫利山が.その背には旧秋山村の綱子川両岸の山並が重なり合う姿で眺められていた。 道志川で隔てられた北丹沢山地.県界尾根の山々が堂々とした姿も見上げられている。それが御牧戸山に立つと更に間近になった大室山. 加入道山の雪白き煌きが.怒涛の如く押し寄せた。競り上がる姿を見せつけている。その御牧戸山からの山稜を延々と歩み下ることになる。 旧秋山村 道志山地東側の旧秋山村の流域には奥牧野を起点として.安寺沢川と網子川の出合の秋山川付近から旧秋山村の境界尾根を含め3つの尾根が 並行するが如く起き.まず高柄山中尾根から間近に聳える安寺沢左岸尾根にある阿夫利山を秋山川沿いの御牧戸山から綴る。 前回の登山口の「落合入口」バス停から更に秋山街道を先へ進み.「釣場」バス停まで足を運び.入山は御牧戸山北尾根を選んでいる。 下山は秋山川と安寺沢川に挟まれた尾根から末端に繋がる金剛山北東尾根を下り.東京近郊では珍しい棚田の山村風景を見下すことにした。 「前道志」と呼ばれる山域は道志山地の最東端に位置し.山梨県南東部の県境にも当たっている。上野原市の旧秋山地区に繋がる山並で. 旧秋山村は山梨県上野原市と神奈川県藤野町との境をなす。南都留郡秋山村が上野原市と併合されたのは2005年.僅か12年前のことだった。 取付いた道志主稜に聳える御牧戸山の南面は道志みち側で.道志七里と呼ばれ.東西に細長く広がる道志村が広がっている。 道志川の対岸は甲相尾根が連ね.そこからは真近に北丹沢の雄大に聳える大室山が望まれた。 今回は春雪残る御牧戸山から奥牧野へと主尾根を末端まで綴る。ここは低山を繋げる幾つもの細尾根と絡み合い. 裾野の広がりは分かりずらい丘陵を持つている。下山のアプローチは県道517号から藤野丘陵にでることにした。 釣場バス停から御牧戸山北尾根を目指す jr上野原駅北口の高台ターミナル.8:194月05日(水)快晴.午後風強く曇 jr御徒町6:22=6:26東京.中央特快:32=7:32高尾.河口湖行:47=8:06上野原.富士急山梨バス無生野行¥680. 8:30=9:06釣場bs.490m 今回は路線バスがアプローチ. jr上野原駅北口広場は雲1つない蒼空に恵まれている。ただ朝方から霞みが強く.8時9分発.新井線行バスが 広場を発車した。駅前広場には奥から飯尾線.井戸線に無生野線の路線バスが整然と並び.それぞれが8時30分発を待っていた。 後続のバスも次々と広場の片隅に集まり.数えると10台もの大型バスが駅前広場を埋め尽くしていた。何時も見る風景なのだろう。 時刻に合わせ整然と発つ姿は異様にも思えた。最初に発ったのが無生野行バス線. この線のみ座席は少なく.12名ほどの小型乗合バスに7名が乗り込む。 420m圏コブと鶴島御前山 駒門地区と桂川.桂川橋.8:58秋山街道 秋山街道に入って桂橋を渡ると橋の袂に友鮎の大きな看板と遊漁場があり.上流側には御前山の雄姿が見上げられた。 対岸の鶴島.南区地区を抜けて山間に入ると左側の谷間に土堀場を見て.路線バスは新天神トンネルと分かれ.右脇の狭い旧道を進む。 そして短い天神隧道を潜ると下田野で再び秋山街道に戻っている。道幅は街道を含め.奥牧野に至るまで狭く,超スローで運行されていた。 車の擦れ違いには慣れと要領を要している。ましてバスの擦れ違いは定められた所以外は無理のようだった。 2つの「奥牧野」バス停 今回は落合入口で街道の右山を潜る村内沿いの秋山トンネルへ続く県道を分けている。この車道は先で.落合集落への里道とも分けていた。 前回は落合までタクシーを利用し県道を走っている。又金山川沿いの里道を歩んだことで.この辺の地形は大分詳しくなった。 路線バスはそのまま街道を進み.下田野入に入ると更に狭まった街道は金山川を渡り.県境(神奈川県相模原市)を越え.藤野奥牧野に至る。 左手からやまなみ温泉から綴られた県道517号とぶつかるT字路の角が富士急山梨の「奥牧野」バス停だった。 更に直進して街道を進むと県境手前で大きくカーブするロータリーがあった。ここが神奈川中央バスの終点バス停で,同名の「奥牧野」バス停がある。 ここは富士急山梨の路線バスはバス停はなく通過している。バス停名は同じで.県境を越えれば再び上野原市の一古沢にでていた。 又ここには秋山川と金山川を隔て.金ピラ山から金山峠に至る尾根の登山口があり.左手の秋山大橋を渡れば対岸に下山予定の富岡地区がある。 更に30mほど進めば右手に秋山トンネルの南詰で合わさっている。このルートは越境せず.上野原市内を通過し落合の集落にもでられた。 富士急バスは2つの同名の「奥牧野」バス停を通り無生野へと秋山川沿いの秋山街道を西進した。 御牧戸山と阿夫利山 佐久間東幹線356号鉄塔基部より御牧戸山からの安寺沢左岸尾根. 撮影する手前は綱子川左岸尾根 月末には綱子川を取り囲む尾根を歩む。その時に綱子峠の上部.右岸尾根に乗る佐久間東幹線356号鉄塔の基部から・・同年04.30/10:25 右の谷間を秋山川沿いに路線バスで綴り.釣場バス停に下車し.御牧戸山北尾根に取付いている。主稜から安寺沢左岸尾根を綴っている。 途中の阿夫利山・井戸沢ノ頭・金剛山のカット風景は356号鉄塔基部から望むことができた。展望写真を連載. 送電線の延びる方向の先が御牧戸山(鳥井立).その奥に重なる長尾と赤鞍ケ岳。御牧戸山手前の大きな窪みは大タギレで左方は厳道峠へ。 遠方は赤鞍ケ岳へ.その右奥がに棚ノ入山だとすると更に下って秋山二十六夜山がある。 御牧戸山北尾根と長尾1107m北尾根 秋山街道.神野のバス車窓より.9:10左の尾根末端は高指山から北西に延びる547m点尾根 秋山川沿いの路線バス.中流沿線 以前,穴路峠から無生野に入り.秋山二十六夜山に立ち.寺下峠越えして前道志のコゴマ沢右岸尾根から塩瀬に下りている。 今回は路線バスを使い初めての秋山街道を奥に走る。車窓の流れゆく風景に好奇心と期待を寄せ.車窓に身を寄せていた。 「古福志(こぶくし)」バス停の直ぐ先には金山峠越へと先月登った高柄山へ続く登山口があり.道の反対側には古峯神社の参道がある。 又この先.神田木橋は自由乗降区間で降ろしてもらうと阿夫利山(高見山)北尾根に取り付られる。 「夢の掛橋」(吊橋)を渡り.村営の「緑と太陽の丘キャンプ場」から尾根を詰めるていた。 街道がこの北尾根の裾をを回り込むとバス停「神野」があった.4名のハイカーがここで降りている。 秋山CCを東側から回り込む林道神野栗谷線を辿り.金波美峠を経て阿夫利山にでるのだろう。 峠越えは金波美線を綴り.奥牧野からの林道安寺沢線と結ばれ.裏側は更に厳道峠とも林道で繋がれ,道志に出られる。 乗客は残り3名.ハイカーは私一人になった。ヘリコプターが爆音を巻き響かせ頭上を渡って行く。 更に秋山街道を進み「神野」バス停を過ぎて.「ACC」の大きな看板を見ると秋山カントリークラブ口を通過。左前方に初めて御牧戸山の 北尾根が望まれた。尾根末端は檜林で閉ざされているが麓は秋山CCのグリーンが広がっている。街道はそのグリーンの北側を回り込んでいた。 秋山CC南側の裾野の間には林道神野栗谷線が横切り.御牧戸山はこの林道の栗谷側の起点から入山した。 栗谷地区に落ちる長尾の北尾根末端 バス停前の道を手前の秋山川を渡って栗谷地区へ下る.9:13御牧戸山北尾根 9:12栗谷「釣場」バス停一9:23御牧戸山北尾根取付き一10:17(705m点コブ」一10:44自然林帯一11:25御牧戸山. 秋山街道のT字路が栗谷の「釣場」バス停になり下車した。以前はここから無生野まで延長運転されていたため. ここ秋山釣場で乗り継ぎが行われていたようだ。平日は午後の便はない。休日でも5時間後に一便あるのみ。 バス停前の南側に流れる秋山川を渡り.正面角にあるガソリンスタンドの右角の道を分け.直進して林道分岐に入る。林道入口の脇に 「←長尾・鳥井立コース.所要時間3時間」と登山を示す大きな登山道の案内看板がある。「登山入口」と林道分岐を指していた。 ここが林道神野栗谷線の栗谷側の起点だろう。歩き始めたのが9時と遅い出発. 朝方の冷え込みもなく.うららかな春の陽差しを浴びている。 林道は地形図「大室山」では黒線で記されていた。もう1つの起点が.先ほどバス路線で通過した神野。 改めて鳥井立北尾根のコース図なり.道標はなかった。 市営林道神野栗谷線 栗谷側の林道口より暫くはオビロ沢沿いを歩む.9:15 崩壊土砂流出危険流域図.9:18御牧戸山(鳥井立)北尾根 暫くは尾広(おびろ)沢の左岸沿いを歩き見上げる.9:23林道に入ると左下の渓谷は秋山川のマス釣場. 右岸沿いを少し下り.支流の尾広沢左岸沿いを遡って行く。 崩壊土砂流出危険流域図を見て.樹林帯の中を綴るが周りは殆どが薄暗い樹林に覆われ視界は閉ざされる。 林道が秋山CCの東側を回り込み.植林帯を抜けると空が広く開かれる。檜林の隙間から御牧戸山北尾根を今度は西面から 望められるようなった。末端の茂みは600m圏. 上部は705m点コブで.間にチョコンと頭を出しているのが御牧戸山の頂だろうか? 林道支線十字路 御牧戸山北尾根取付き地点.9:33前棚沢右岸沿いに入る支線の起点.左右が本線で秋山カントリークラブ沿いになる。 林道の十字路にでる。写真の右手は尾広沢を渡り.今登ってきた栗谷側の林道の本線になる。正面の舗装道は尾広沢右岸沿いに延びる林道の支線。 土道の手前に立つ私の背がゴルフ場のフェンスで遮られていた。グリーン越に振り返ると柵越に前道志がの展望が開かれていた。 左手の見えぬ土盛りの裏側は秋山街道神野へ通ずる本林道になる。前棚沢を渡り.ゴルフ場の南側を回り込み.街道の神野と結ばれている。 御牧戸山北尾根は780m圏で2つの尾根に分かれ.西側の支尾根は正面脇の林道支線からになり.左の四ッ角が私がこれから乗る 右支尾根の末端になる。又左の前棚沢を渡り左の支尾根を詰めれば.確りした山径が綴られ尾根の派生する二又へと綴られていた。 十字路手前角の台地には石積みの台に.小さな木祠が十字路に向かい祀られていた。向かい角には「銃猟禁止区域」の赤いプレートがあり分かり易い。 前道志山稜南面の山並 秋山CCの南側柵より.9:36秋山カントリクラブ沿いの林道を歩いていた。 秋山CCからの展望 手前ゴルフ場から右上の谷間を並行する尾根は神田木沢右岸尾根.右に習い金山川右岸尾根と前回登った高柄山東尾根。 左手のコブはその裏陰になり.見定められぬ旧大地峠から南東に派生し.秋山川の支流神田木沢の右岸を走る尾根。 甚之函山810m.三本杉山725mと延び.途中に展望もよく.都留線148号鉄塔を経て.鷲尾沢橋左側の法面に下りている。神野下村バス停200m手前. 又新大地峠越えの丸山が中央になり.東南東に延びる尾根上には金山峠と繋がりるデン笠.金ピラ山へと金山川右岸尾根が延びている。 その先の稜は千足峠越えの高柄山。右岸尾根に重なるよう東(中)尾根が延びている。右手奥にに以外と大きく望めたられたのは2つの御前山だろう? この展望台は林道十字路の南側の突き当たりで.地形図「大室山」の細い破線が始まる地点で.柵越えに遠望している。 秋山CCには春の清々しい快さを感じさせるような明るい芝のグランドとプレイヤーの姿。撮っている間にゴールを決めたところのようだ。 健康そのものの.長閑な明るい風景が広がりを見せていた。 大ビラ 御牧戸山の北麓に.大ビラと呼ばれるテーブル状の台地がある。ゴルフ場はその地形を活かし造成されていた。又鉄柵沿いに巡回道路が設けられていた。 地形図「大室山」の細い破線が北上して右に回り込むよう林道なり.進めば30分ほどでバス停のある秋山釣場にでられる。 都留線 主稜の前道志南面山復を綴る鉄塔群は送電線都留線. 大正2年建設の古い154KVの送電線で元々は甲信幹線の一部。 東山梨変電所から御坂線と一部分併行して分かれ.大幡川を下り.朝日川右岸沿いから雛姫峠を越え.この鉄塔から秋山川沿いを更に進んでいる。 下山予定の奥牧野を抜けて.根小屋地区辺りから平地に入っている。今回は左手の遠望が得られれば常に鉄塔群が望まれていた。 相模川を越え橋本変電所.266基で結ばれる送電線。・・大幡川沿いの鉄塔群 都留線は普通の耐張鉄塔と異なり.ガイシが棒状に下に張っている懸垂鉄塔が多い。147号鉄塔より若番側は 高上げ鉄塔を除き.老番側は建設当時の古い鉄塔も多い。240号鉄塔より老番側は建て替えられていた。 御牧戸山北尾根に乗る 西側の支尾根の末端から取付く.9:43座標点は電柱の所. ただ取付きらしき点は分からず.尾根の反対側の踏み跡らしき所から取り付ている。 十字路に戻り.正面の舗装された支線を分け.左手の本線に入るも林道の取付き末端は高い雍壁に被われ登れず。 左側の途切れた所から取り付いている。緩い傾斜をバランスよく登れば直ぐ尾根末端に乗る。その上にも.「銃猟禁止区域」の赤いプレートがあった。 藪を掻き分けての踏み跡探し.ステップが微かにあるような所.意を決して取り付いた。尾根に立つと「保安林」の標柱が立つ。 又尾根下部には幅広い作業道が併行し.時には尾根筋に乗っている。恐らく林道支線寄りに取り付く巻き道があると思われる。 西側の支尾根 尾根に乗る作業道と.9:46作業道が右肩から登り込み.時には尾根筋まで詰めるも.途中で道自体が失われていた。そして尾根筋には 青頭四角抗「TC3」に細い赤帽黒坑「KO283」があり.青テープも点々と線をなし頂まで示されていた。 605m平坦地辺りでは真横斜め上に2機編隊のヘリコピターが尾根を横切るのを見ている。 真近なせいか空気を割る爆音が大きく響き渡る。又この先を登り詰めた所で熊の大きな糞があった。 表道志山稜 ![]() 山里とヘリコプター.9:56 ブナ林が現れだすと背には秋山CCを足元に.前道志の山稜が扇状に立体感を持ち開かれている。高柄山からの東尾根は常に望まれていた。 漫勉の暖かな春の日差しを浴び.裸木は芽生え始め.裸林も淡々とした冬期の質素な色合いから.幾らか染まり始めていた。 左前方の集落が栗谷あたりだろう。急に救急車のサイレンが響き渡り.探すと赤灯を点滅させながら街道を下る車を見付け.暫くその後を追っている。 探すと直ぐ,尾根末端の集落を通過している車が分かった。小さな小さな豆粒の車体を反射させ煌めき輝いていた。 そう云えば入山時.バス車内で耳にしたヘリの騒音は.ここに来て自衛隊機2機が.カメラで撮る谷間下を横切るのを見ている。 それからはほぼ10〜20分間隔で.2機編隊で現れては消えてゆく。高度で云えば605m前後.平坦地から北側の頭上を横切っている。 2つ目の659m小コブで頭上に1機.真横にも1機が横切っている。こちらが登っているせいか.3つ目のコブ708mでは轟音を響かせ. 煩く足元を抜けていた。更に森林限界手前の急登でも2機。通算7.8度。2機の編隊が秋山川の下流から上流に掛け. 編隊を組み飛行している。総数は多い.何にか訓練か? 池之上北尾根 西側の支尾根(右)より.10:14詰めている尾根の左手の疎林からの展望が一時開かれる。手前は790m圏からの北北東に延びる(左)支尾根. 間の谷間は東支尾根を隔てる前棚沢。2つ目のコブ659m圏を過ぎると左手に池之上北尾根が併行して突き上げているのが見上げられた。 この尾根の末端は丁度.林道神谷栗谷線の支線が金波美峠へ分けている地点に没している。 又尾根の右前方の尾広沢の谷間を樹林の隙間からほぼ水平に見下ろすと.上流対岸の樹海の谷間に白く煌めく. ガードレールと擁壁が覗まれた。強大な堰堤があるのか.林道を守る強大な擁壁のようだった。 入山時,林道の十字路で支線を分けている。そこへ通じる林道だろう。深い樹海の谷間として見下ろされていた。 シオドシチョウ その先で尾根筋中央に残された熊の糞を足元に再び見て.シオドシチョウが舞い踊る姿を見る。翅表がくすんだオレンジ色をした蝶が 日当たりのよい乾いた小石に舞い降りた。峨のような蝶.今回は井戸沢ノ頭からの下り尾根でも遇っている。 2度のチャンスがありながら.写真を撮る間もなく飛び去った。飛ぶ先はやや距離があり諦めている。数年前の3月に 笹子雁腹摺山の山頂で.対で何組か確認し暫く観察していた。又昨年3月には本仁田山の権現尾根分岐でも対面している。 10:153つ目の705m点ピークの左手からは檜の樹林帯が尾根筋を取り囲み被うようなる。 そこに2機のヘリが今までより大きな轟音を撒き散らし.頭上の少し背後を横切り去っている。 ジャングル的様相の樹海に入る.10:27 抜ければ自然林に林層を変える.10:36尾根筋にあった赤色で塗り替えられた角の欠けた大恩賜石標を過ぎると踏み跡は少しゴロ石混ざりになる。 この辺の植林された檜林は鹿害防御のためだろう.3本ほどの細引きで幹に段違いに巻かれていた。 .どれもが垂れ下げられている。かなり古い形式もの? 他に幅広い透明テープや白いテープもあり. 最近では白いプラの幅白いものを幹に巻くものが多く使われるようなった。 檜の植林帯に覆われた斜面。急登になり.樹間の途切れから逆光の光が落ちてきた。そこで更なる轟音が真近で聞こえた。 何度目か忘れたが2機編隊は変わらず.再び横切っている。それから檜林の植林は途切れ.829m地点で明るい自然林に変った。 雑木が尾根全体を覆うようなる。10:44. 池之上850m 右下が深く落ちる大タギレを北尾根筋から.10:53左手の藪絡みの透けた所からは.まだ同等ではないが.対峙した池之上が純三角錐の山容を見せていた。 ここから見る錯覚か?高度差が大きい。大タギレの深い切れ込みが見事に切れ描かれている。 近くからは独立峰に見える岳も遠方からは窪んだ鞍部にしか見られぬが。方向の錯覚かも知れない。 それにしても右肩のクビレは下から見上げると一層の見え応えがある。ここは道志低山の尾根上の鞍部にあたっていた。 御牧戸山(鳥井立) 880m圏より.10:59正面に望む御牧戸山は逆光の中に聳え望まれた。煌めきで残雪の白さは分からぬが.遠方から望めば雪白き斜面を多く占めている。 右手,長尾方面の山腹を見渡すと北面の山肌は雪多き残雪の白さは見る見る増してきた。高度にして後230mほど登り。 残雪を踏むことになろうとは.期待していなかっただけに.春雪を踏む嬉しさが湧き始めていた。 11:09鳥井立(御牧戸山)々頂1047m 別称は鳥井立・降谷沢山のアンテナが見える.11:24ブナにコナラが立つ.斑に雪被る急登を詰めると電波塔が現れ.3等三角点標石.1047mが埋まる御牧戸山に立つ。NHK秋山テレビ中継局 (NAK.YBS)が北側に設けられ.防災行政無線中継局は東側に建てられていた。1047.7m(高度計1054m). 前道志.矢平山の南面山稜 電波塔脇の山頂に立ち.北側の前道志を望む11:28山頂 頂を境に風が強く吹き付ける。それも煌めく雪面に唸る南風。山頂台地は春雪に覆われ.踊る光の粒子と混ざり合い. 眩過ぎる明るさを放している。春と名乗る陽光を授かり幾つもの鉄塔群も煌めき輝いていた。 この頂に歩を向けると北面の樹間の切れ目から.覗き込むよう矢平山の大きな山容で望まれた。 こんなにも大きく見る矢平山の姿は初めてだった。その矢平山さえ.真近に聳え.淡く黄色じみた春の霞みに覆われている。 遠方におぼろな一線を引いている石尾根は更に深い霞みの中だった。 それでいて春特有の状況に何処もが明るい軽やかさえ感じ受けていた。 遠方は霞が強く朧に見る山波は雲取山石尾根。右方に長く延びて鷹ノ巣山へと綴られている。 その手前が百蔵山からの扇山. 間に権現山稜が続き.雨降山.二本杉。離れて更なる奥は笹尾根の生籐山になろう。 真近な秋山川対岸が前道志の主尾根・・寺下峠,丸ツヅク山463m.矢平山860m.旧大地峠.新大地峠.大丸.高柄山。 以外に大きく望めるのが矢平山。前道志に初めて登った山. 改めて南麓の秋山川北岸の秋山街道沿いは 大地.秋山.中野地区が見下ろされている。秋山地区の対岸(南岸)が栗谷地区は今詰めてきた御牧戸山北尾根の取付きになる。 神野栗谷林道から御牧戸山北尾根・・県境の2つの「奥牧野」バス停・頂は幾つもの電波無線塔 大タギレから金波美峠を経て阿夫利山 井戸沢ノ頭から金剛山北東尾根 |